keikoba日記

平成16年6月

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2004年6月30日(水)
結果ボーっとする時間

 全く気が乗らない(あ、言っちゃった)会議を午前11時に途中退席し、太陽が照りつける中最寄り駅に走る走る。何とか間に合い、遠州鉄道の赤い電車(地元の民は“赤電(あかでん)”と呼ぶ)の座席でホッと噴出した汗をぬぐう。午後1時から東静岡のグランシップでの会議に出席するためだ。遠鉄新浜松駅からJR浜松駅に走る途中で様子がおかしいことに気付く。何故にすでにホームに新幹線が止まっとる? 改札口まで来て事情把握。静岡周辺で局地的豪雨のため運転を停止しているという。浜松はこんなにピーカンなのに? ほんまに“局地的”な豪雨だこと(^^;)。ホームに止まっているのは何と、朝8時5分発のこだまだという。待っている客の問い合わせに応える駅員の声を盗み聞きすると、新幹線は東京〜新大阪が不通。在来線も上りは掛川までしか運転されていないそうだ。ありゃありゃ。
 さて問題は今後どうするかだ。まぁ昼に近いので少々早飯。運転再開の目処は立たないが、このままあっさり帰るのも芸がないので少し待つことにする。図らずしもボーっとする時間ができたりする。もったいないので読書など。すると午後0時半になって下り線が動き出す。こりゃすぐ動くかな? 期待を込めて「みどりの窓口」で切符購入(自販機は全て止まってた故)。1時過ぎになって上りも運転再開! 諦めて帰ったりUターンしたりしてガラガラになった8時5分発(!)のこだまに乗って一路グランシップへ。着いた時は1時間遅れ。参加者も半分だったとさ。

閑話休題
 大阪近鉄バッファローズを買い取ろうと、とあるベンチャー企業の若手社長が名乗り出たのだが、近鉄本社は全く取り合おうとはしない。何故? かの社長も確かに怪しげだったが、球団を合併せずに済むように助けてくれると言うのだから話しくらい聞いたってええんちゃう? もしかしたら合併にすれば“近鉄”の影響は少しは残せると踏んだのか? だったらマリノスと合併する際にサポーターに何を言われようと、「フリューゲルス」という名を自分の物として渡さなかった全日空とおんなじじゃん!

2004年6月29日(火)
浜松キッド 次回作決定!!

 さてさて浜松キッドの稽古。改めて候補作になった台本を皆で読む。ん?緊迫感がでないぞ? 日曜日は緊迫感があるゆえに凄く面白かったのだが。シチュエーション・コメディはハプニングにハプニングが重なって主人公を始めとする登場人物が右往左往するのがおもしろいのであって、そこに緊迫感はなければハプニングがハプニングになりえない。も少しそのあたりを考えてもらいたいな。まぁ僕としては初見は話しの流れをつかむことを重視して、おもしろおかしく読む必要はないと考えているが、演出の山田さんは初見からおもしろく読むことを求めている。ならばその求めをかなえてみせようよ、ねぇ。

 何はともあれ、次回作変更。いよいよ秋公演に向けて動き出した浜松キッドです。

2004年6月28日(月)
上演することになった台本を読む

 …あ〜、芝居したい…。

2004年6月27日(日)
上演台本変更

 YYアドベンチャー参加者募集チラシの印刷作業。ってみんな欠席かー? 一人寂しく印刷機と格闘…。

 夜浜松キッド団長山田さん家にキッドベテラン&中堅勢が集まる。やはり公演日の仕込み時間の少ないことが問題になり、急遽新たな台本の選定作業を行うためだ。今上演しようとしている台本は実におもしろいしやりがいもあるのだが、如何せん大道具が大掛かり。昨年の『パパ・アイ・ラブ・ユー』をご覧いただいた方はお分かりいただけると思うが、キッド史上最大(おそらく)であったあのセットよりもさらに大掛かりになると予想されるのだ。仕込み時間が昨年の半分程度と考えられる今年の公演、泣く泣くの決断である。小池さんが持参した台本を読む。大道具は実に簡素。今回の公演には実にありがたい。次の稽古日に全員で読み稽古をし、異論が無ければ変更することになった。まだ最終決定したわけではないが、準備作業がずぅっと楽になったと喜ぶ、すっかり制作担当モードのなべである。

2004年6月26日(土)
残念無念

 勝利が絶対条件。その上で横浜が負けるか引き分け。ジュビロ磐田が優勝するための必要要件である。ジュビロ広島に勝つのは絶対条件だから敢えて論じないが、問題は横浜ジュビロ以上にタフなシーズンをこなしてきたが何故か調子がいい。ホームゲームということもあり明らかに横浜優位だが、唯一頼みの綱は横浜の相手が前節ジュビロを破った鹿島だということ。せめて引き分けてくれないかなぁ。

 一路ヤマハスタジアムへ。昨日は天気荒れ模様で心配したが、一転日差し強くて陽に焼けそう。客足は上々、みんな優勝を期待して何とも言えない異様な雰囲気。しかしキックオフ後、期待はため息に変わる。とにかく動きが悪い、パスがつながらない。特にDF14山西は目を覆うような有様。8分にはDF陣崩されて早々の先制点献上。それでもチームは一向にエンジンがかからない。MF11西MF6服部山西に指示(ほとんど怒鳴ってる)するが全くは気は見られない。僕の席の右後方には声援からして山西ファンの女の子いるようで何時もなら気を使うが、今日は我慢しきれず「山西ー! てめー優勝する気あんのかー!!」と叫んでしまう。27分にFW8グラウが頭で決めて同点に追いつくが、そのまま前半終了。このままでは絶対条件すらクリアできないかもしれない。最終節は全ての試合が同時刻に試合が開始されている。横浜vs鹿島も0−0で前半折り返し。スタンドのアチコチで携帯やラジオで横浜国際競技場の状況を把握している。スタジアム全体さらに異様な雰囲気が充満する。
 後半開始。選手交代を期待したが前半そのまま。大丈夫?と思ったが、突如として動きが良くなりボールも回りだした。これが本当に別のチームのよう。一体ハーフタイムの15分間で何があったのか? 後半3分DF2秀人が、同じく8分にはFW18前田が豪快に決めて相手を突き放す。盛り上がるスタジアム!! ところが後半16分、今度は急に静まる。横浜が先制したいうとニュースが飛び込んできたのだ。夜のスポーツニュースでMF7名波が「(横浜が)前半0−0って聞いてたけど、後半途中で客がシーンとしちゃったから…。」と言っていたが、客席は正直この段階で諦めムードになってしまった(鹿島本山退場で1人少なかったこともある)。しかし選手はそんな感じは微塵も見せず攻めに攻める。広島に1点返されたものの、後半25分には再びFW8グラウが決めて4−2! そして試合終了。横浜が1点を守りきったため、勝ち点2差は縮まらず、3ステージ連続横浜に逆転優勝を許してしまった。

 試合後のあいさつ。選手会長のMF6服部が開口一番「すみませんでした。」と誤った。まぁ謝る必要はないと思うが、横浜相手にハードスケジュールを理由にできない。今日の試合後半は全くの別のチームのように動き回り、素晴らしいパスワークを見せたが、この動きを前節鹿島戦、前々節神戸戦で、せめて後半だけでも見せていればこのような結果にはならなかったのではなかろうか。
 FW9中山MF10俊哉MF7名波、そしてDF2秀人DF5田中MF6服部のアトランタ組が未だにレギュラーを張っている。僕としてはファンなので嬉しい限りだが、逆に言えばレギュラー組を脅かす若手が育ってこなかった(他チームへ逃げ出した奴もいたが)ということでもある。2ndに向けて、DF3大海DF4河村MF17太田FW18前田MF19成岡FW22カレンFW26西野MF27菊池の奮起に敢えて期待したい。レギュラー組と比べて「どっち使おうかな〜。」と桑原監督が悩むくらいに…。

閑話休題
 そりゃ優勝逃してがっかりだろうし、相手チームの選手かもしれないが、広島サンパイオが今日を最後に日本を離れると言う。広島サポと一緒に快く送り出してやっても良かったんちゃう? ジュビロサポ同志、いかが?

2004年6月25日(金)
Uの嵐!

 打ち合わせばかりで事務仕事できゃしない。♪仕事がボ〜ン! 疲れが…1日会議録用のメモ取ってりゃ疲れるわいな。机には未処理の書類が山。来週が怖い…。

2004年6月24日(木)
悟り?

 まぁテロリスト相手に「どんな理由があろうとも、人を殺してはいけませんよ。」と説くようなもんだものな。いくら筋道説明したって無理だわな、ウン。

 何だかんだでYYアドベンチャーも形になってきた。とにかく勢いつけにゃ、気持ちじゃ乗り切れんからね。ここで一踏ん張り!!

2004年6月23日(水)
観る側 観られる側

 本日行われたJリーグ・ディビィジョン2川崎フロンターレvsコンサドーレ札幌戦で大敗(6対0らしい)した札幌に激怒したコンササポが試合終了後ピッチに乱入し、不甲斐無いプレーをした選手に飛び蹴りをしたという。危うく避けて実際には危害は無かったそうだが、これは実に大きな問題である。熱烈なサポーターにしてみれば、平日に北海道から等々力までやってきて不甲斐無い試合を観せられたら怒りもするだろうが、ピッチに降りちゃいかんでしょう。つまらない芝居観せられたからと言ってカーテンコールの時に舞台上に乱入するようなもの、って考えると凄いことだな。

 平成9年のJリーグチャンピオンシップ第2戦で我らが中山隊長鹿島GK佐藤洋平(現ジュビロのGK。運命って不思議)がバックパスからキープしていたボールを奪い決勝ゴールを決めて初のJリーグチャンピオンになった時、試合後鹿島サポーターがピッチに乱入したことがあった。後日鹿島の公式HPにこの問題を話し合う鹿島社長とサポ代表の対談が掲載されていたが、呆れ返ったのは「いくら優勝したとは言え、アウェーのスタジアムでいつまでも騒いでいるのは許せない。非常識だ。」とほざくサポ代表と、「クラブ側もサポーターの感情に気をつけなくてはいけない。」と同調する社長のコメントだった。

 特別な許可があった場合以外、どんな理由があろうとも観客が舞台に上がってはならないと思う。観客(サポーター)側も自分たちが舞台(ピッチ)に入ることを許されてはいないことを自覚すべきだし、運営する側も観る側観られる側の線引きをはっきりしなければならない。目立つ場に立つにはそれなりの努力をしてきたはず。努力していない人間に同じ場に立たれてはプライドが許さないなずなのだ。例え不甲斐無いプレーをしていてもだ。今回の一件は、札幌のクラブ側が厳粛に対応してもらいたい。「威力業務妨害」で告発したっていいくらいだ。敢えて言うが鹿島の社長とサポ代表のような考えでは、“Jリーグ100年構想”なんて笑止千万である。

 無論それ以上に入場料を取りながら観客に感動を与えられない選手には反省して欲しいがね。

2004年6月22日(火)
他を探すべき?

 スポーツ紙は1社以外1面トップは佐藤琢磨。…TV中継しといてサンケイスポーツは何考えとんじゃ? 一方TVのニュースはと言えば扱いめちゃ小さい。…分かってない。

 夜はキッドの稽古。今回は裏方として参加する僕はみんなが読み稽古をしている間に方眼紙に予想セット図を描く。ますます大変そうなセットだ。昨年上演したレイ・クーニー作の『パパ・アイ・ラブ・ユー』が好評だったから、今年もこの手の“ファルス”を採用すべきなんだろうけど、とにかく仕込み時間が昨年の半分以下だからなぁ。中途半端なセットにしてせっかくのおもしろい台本を無駄にもしたくない。キッドの公演は来年以降もある訳だし。やっぱり今年は今一度他の台本を当たるべきかなぁ。

2004年6月21日(月)
深夜の熱狂!

 丑三つ時、午前1時50分起床。に「何事?」と怒られるが、無視してTVをつける。F1アメリカGP。ここのとこ予選でめっちゃ早いBARホンダ、No.10佐藤琢磨。日本人初のフロントロウ(レーススタート時に最前列並ぶ2台のことで予選1位と2位のことだが、予選1位は別にポールポジションと呼ばれるので実質予選2位のことを指す)を取ったり絶好調! レース本番ではエンジントラブルでリタイア続きだが、「今日は何かやってくれそう。」と感じて生放送をTV観戦である。ちなみに今日は予選3番手でセカンドロウ(2列目)獲得。フジテレビも期待度満点で煽りまくりである。

 いよいよシグナルブラックアウトでスタート。スタート得意の琢磨を意識しまくってフロントロウのフェラーリ―の2台が琢磨をブロック。天下のミハエル・シューマッハに幅寄せされるなんて、琢磨って凄い(^^)。レース序盤で2度の大きなクラッシュ(ラルフは大丈夫か?)でペースカーが入ってスロー走行。多くのチームがその間にピットインしタイヤ交換&給油を行うが、BARチームはそのまま走行。ペースカーが退いた後、ビュンビュン走るライバルたちを横目に見ながらのピット作業で10位に後退。作戦ミスちゃうんか?BAR! もう寝ようか?とも思ったが、今の琢磨なら何かおもしろいことをやってくれそう…と思い、そのまま観戦。すると期待どおり、天下のミハエル・シューマッハーよりも1秒近く早いタイムで周回。あれよあれよと抜いていき、4位にジャンプアップ。前を走るルノートゥルーリを抜けば表彰台圏内。「行け〜!!抜け〜!!」と寝てる人に木を使って静かに熱狂。無論心の片隅では「前の3台、車壊れろ〜。」と念じたりするが。すると念が通じたか、トュルーリがコースアウトで3位浮上! 前のファラーリ2台とは差がありすぎるので無理はしない。心配なのはエンジン等トラブルである。ラスト10周は両手を合わせて祈るのみ。
 やがてその時はやってくる。またも念が通じたのか無事そのままチェッカーフラッグ! 90年日本GPでの鈴木亜久里以来の表彰台である。あの時は亜久里大嫌いな僕としてはどうでもいいことだったが、今日は違う。ウイニングランの姿に、解説片山右京の言葉にジーンと感動。起きてて良かった〜。表彰台で祝福のシャンパンファイト。またまたジーン。明日のスポーツ紙一面が楽しみだな。メジャーリーガーやサッカー海外組がどーしたこーしたなんかよりもっと凄いことだぞ!!

 午前4時就寝。昼間仕事中めっちゃ後悔…。 

2004年6月20日(日)
熱狂準備

 子安地蔵尊で有名な岩水寺へ安産祈願。朝一とは言え誕生後の成長祈願を含めてもわずか5組。やはり少子化か?
 その後買い物へ。母が選び、僕が支払い、が手渡した父の日のプレゼント。父が最も喜んだのは一番最後だった。フンだ!

 夜は臨時で浜松キッド読み稽古。平日夜ではなかなか最初から最後まで読めないため、午後6時に集合して読み込もうと言うわけ。しかし何やらバタバタしてて1時間ほど遅刻(スンマセン)。会場に着くとぎょーさんメンバー揃ってた。で、最後まで読み上げたが、キッドの読み稽古は台本のト書き(台詞以外の動作や表情を書いたもの。歌舞伎の脚本で「ト言いながら戸口から入ってくる」と始めに「ト」をつけて書いたことによる)を読まないし、気も配ってない感じなので、みんな話しの流れをちゃんと理解できてるのか不安。今回の台本はシチュエーションコメディで、嘘に嘘を重ねてひっちゃかめっちゃかになっていくのが凄くて僕自身もイマイチ把握しきれてないのでエラソーは言えないが。大道具も大掛かりなのでやっぱり不安だなぁ。

 稽古終了後とっとと帰宅して就寝、“深夜”に備える。

2004年6月19日(土)
『ハリー・ポッターとアスカバンの囚人』(ネタバレ有り)

 『ハリー・ポッターとアスカバンの囚人』の先行上映を観にいく。TOHOシネマズ浜松に着いて上映スケジュールを観ると、あら?『キューティーハニー』がすでに土曜日に2回上映されるだけになっとるぞよ? やっぱろ観客動員伸びてないか? 観に行くつのりだったが…、他にも観たいのあるし、どうしよう。

 『ハリー・ポッター』の3作目。2作目の、なぜか中盤まで&ラストしか観たことない(最近こんなんばっか)ので話し通じるか心配だったのだが、何となく「大丈夫だろ〜。」とタカをくくっていたのだが、細かいところで「やはり続き物は順番に観ておくべき。」と実感。2作目でハリーが孤児で意地悪な叔父さん一家に養われていることは押さえていたが、両親が殺されていたとは知らなかったので出だしからアスカバンを脱獄したシリウスがハリーの命を何故狙うのか「???」状態だった。もとよりこの手の、古い言い方だが所謂「幻想映画」は突っ込みどころはいくらでもあるからね。今回の作品だって、「いくらなんでも時間の遡りを許しちゃ、何でもありになっちゃうだろうよ。」だとか。「ご都合主義」とも思えるが、それも許しちゃって“童心”に戻るのが「幻想映画」の楽しみ方の鉄則。キッドの芝居のように難しいことは考えずに単純に楽しむべき。十分楽しめる作品だった。狼人間がごくふつーに登場するあたりは「いいねぇ。」とほくそ笑むなべであった。

閑話休題
 ン? ジュビロ負けた? 横浜と勝ち点差2? やっばいんじゃないかぁ? 最終節は両チームともホームだからその辺のアドバンテージは無し。頼むは今日ジュビロに勝った責任(?)を取って、鹿島には最終節アウェーでもきっちり横浜に勝ってもらいましょ。でも今の調子でジュビロ広島に勝てるかなぁ。昨年2nd最終節みたいなことにならなきゃいいが…。

2004年6月18日(金)
代役

 夕方終業時間近くになって背後に忍び寄る影…。曰く「体調不良でさ〜、今夜の会合代わりに出てくれない?」
 確かに鼻水ズルズルで体調悪そう。代わりに出るのはいいんだけど、も少し早く言ってくれい! 30分前に交わした予定慌ててキャンセル。まぁ気が進まない約束だったのでいいんだけど。

2004年6月17日(木)
『青春』

 YYアドベンチャースタッフ打ち合わせ。とにかく準備を進める。打ち合わせ時はテンション高く、活発な議論がされる。が、終了後にテンションを急落させる所業有り。…とことん物事の本筋が見えていない連中だ。

 ため息混じりに帰宅。道中高橋忠史さんのCDを聞いて気持ちを静める。『青春』は思わず熱唱。
    「青春ってやつは めげないことだぜ
          明日は明日の風が吹き、また日は昇る〜♪」
 

2004年6月16日(水)
大詰め

 Jリーグ ディビィジョン1 1stステージ第13節、ジュビロ磐田vsビィッセル神戸をTV観戦。1stステージの大詰めなのに平日夜開催。アジアカップや五輪の関係があるとは言え、選手にとっては辛い。もう少し何とかならないものか。

 それにしても平日なのにお客さんの入りは上々の様子。大詰めだしね。って、まさかほぼ「ぼったくり」に日本に来たこと確定のイルハン目当てじゃあるまいな?

 さて、キックオフ直後から「あらあら? どしたジュビロ?」と言った感じの試合展開。往年の名優と間違いそうな名前の神戸FWレアンドロンにいいようにかき回されてる。先発ツートップ8グラウ18前田がボールをためることができず、中盤はプレスできず、DF陣の足は止まってる。「こりゃ勝てんわ。」雰囲気充満状態である。案の定神戸の敵ながら綺麗で気持ちの良い連携からFW播戸の敵ながら天晴れなシュートで、2対0のスコアで前半終了。その頃勝ち点差3、得失点差5でジュビロを追う横浜広島相手に2対0でリード。このままでは勝ち点で並ばれ、得失点も1点差。ハーフタイムの15分で如何に立て直すか、桑原監督のマジックに期待である。

 で、後半。FW18前田は五輪代表入りをかける身。是非いいとこを見せて欲しいが、相変わらず持ち味であるはずの“タメ”ができない。後半14分にDF2秀人の折り返しを角度の無いところから決めて1点差に追いついたのが唯一と言っていい見せ場だった。こんなんで五輪大丈夫?

 事態打開のためか、MF23福西がトップ下に上がり、逆にMF7名波がボランチ位置に下がる。ジュビロの中盤と言えば“Nボックス”と呼ばれる、名波を中心にボールをワンタッチ、ツータッチでボールを繋ぐサッカーなのだが、敢えてそれを崩して攻める。29分にはグラウに代えて我らが9中山隊長が登場。意地でも点を取りにいく。そして35分、神戸ゴール前での混戦の中、福西が気合でついに同点! 

 試合はこのまま終わったのだが、完全な負け試合を引き分けに持っていくのはさすが。しかし
横浜には勝ち点差1ににじり寄られた。残り2節、さあどうなる? “貰い物”の今日の「勝ち点1」が意外と物を言うのかも?

 慌てて最終節のチケット入手に勤しむなべであった。

閑話休題
 EURO2004が開幕し、熱戦展開中。僕も楽しんでいるのだが、気になることが一つ。新聞でもスポーツニュースでもアジアカップの話題をほとんど聞かない。こんなんでいいのか?

2004年6月15日(火)
心配し過ぎ?

 浜松キッドの稽古。決定した台本を読み込む。おそらく上演時間は2時間近くなる。と言うことは9時半終了の稽古場では7時半には読み始めないと一通り読めないわけで、出演予定の役者たちにはがんばって集合時間を厳守してもらいたい。
 さてその台本だがセットがかなり大掛かり。公演日は11月14日(日)だが、前日午後には他劇団が公演を行う。つまり小屋入りは前日夜になるわけで、仕込み時間がとても重要な問題。…などと気にしてるのは俺だけか? 心配性なのかなぁ…。

2004年6月14日(月)
も〜いくつ寝ると?

 は〜やく こ〜いこい 給料日〜♪

2004年6月13日(日)
年男

 朝、地元の自警消防隊による防火水槽の清掃作業。消火用ホースを扱いながら、昨夜観た迷子の遊園地の映画を思い出す。元映画研究会の血が騒ぐか?

 午後、雄踏の足立典正さんのアトリエにおじゃま。足立さんの個展『晴耕雨読』を鑑賞する。僕は大きな美術館ならば順路に沿って観ていくが、小さな会場で絵を観る時は一通りまわった後に気に入った絵をじっくり観ることにしているのだが、今日最初に目についた絵は暗い部屋の中から外の明るい庭園が見えるもの。…今の自分の気持ちなのか? マイナス思考になってると気がつき、気分一新してもう一回り。すると目につくのは明るい田園風景の絵。特に小さな三輪軽トラが田んぼの畦道に止まっている絵が甚く気に入り、しばし足を止める。絵に掲げられた題名は『さあ行こう』。…やっぱり前向きな気持ちでいなきゃね、と絵を観ながら自分に言い聞かせる。
 コーヒーやら蕎麦茶やらご馳走になりながら、アトリエに集まった人たちとお話しをする。いろんな所でいろんな“元気人”がいるなぁ。これだけ“元気人”が集まってくるのは足立さんの人柄だなぁ。僕も負けてはいられない。たくさんの“元気”をいただいた個展でした。足立さん、ありがとー!

 3回目の「年男」になった日を記念してとお食事。スープ美味、前菜美味、牛ロース美味、ケーキ美味、何よりパン美味。何はともあれ責任は増えるが、幸も楽しみも増える、有意義な年にしたいな。

2004年6月12日(土)
迷子の遊園地『Black or White』

 以前キッドの元スタッフが勤務する保育園の引越しをお手伝いに。荷物を軽トラの荷台に積み、降ろし、運ぶと言うのは、日常使わない筋肉を使って究極の筋トレである。明日は筋肉痛か?
 ちっちゃい遊具を見ると童心に戻っちゃうなぁ(^^)。

 家に帰ってJリーグジュビロ磐田vsジェフユナイデット市原をTV観戦。寝転んで観てたら疲れからかそのまま爆睡…。フと目覚めると後半20分で2対1でジュビロ勝ってる。おっ?ここ2年半勝ってない苦手ジェフに今日は勝てるか? 軟骨除去手術を受けて代表を辞退し、今日スタメンも外れていたMF11西を投入(無理しなさんなや)し必勝体制。しかしFW3人と前掛かりに攻めてきたジェフが同点に追いつく。これがオシム・マジックか? 認めたくはないが苦手意識って本当にあるもんだ。急遽FW9我らが中山隊長が交代出場。勝ち点3を狙う。するとジェフDFのミスからボールを奪い、MF11西が怪我した右足で放ったミドルシュートがジェフゴールを勝ち越し!! さすが“勝ち方”を知っているジュビロ、いや今日はそれ以上に「勝つんだ。」という意気込みが感じられた1戦だった。1stステージ残り3節。当然2位横浜も必死。こりゃ目が離せませんでぇ!

 夜は迷子の遊園地の映像作品『Black or White』を観にいく。女優になりたいという夢を追う主人公、そしてその周囲の人間たちの夢、悩み、挫折、そして…と描いた作品(だよね?)。「扉が開く」「そして閉じる」 映像の中に出てくる文字が印象的。所々ピントが微妙にボケるのはちと気になったが、主宰で演出(この場合は監督と言うべきか?)の藤田クンの熱い気持ちが伝わってくる作品である。映像の中には共演したことあったり、顔見知りの役者さんが登場。舞台上で演じているのは見慣れているが、スクリーンに映っているのを観ると改めて「巧い!」と思ったり逆に「不自然やな〜。」と思ったりとミョーな感じ。何故か観ている方が照れくさい(TALOHさん、めちゃ怪しい…)。『クロウホーガン』の公演で使用したギャラリーヤサカで撮影が行われたようだが、アングルによりとっても広く、いろいろなスペースに見えてくるから映像ってのは面白い。劇団やり手演出家役のおがじーがかっこつけて部屋を出て左に曲がっていったが「そっちは物置やで〜。」と心の中でツッコミを入れる(^^;)。
 ラストで満開の桜の木の下の一本道を歩く主人公。路肩には「一方通行」の道路標識が見える。果たして主人公はどんな道を歩き出したのだろう? 夢を捨て、満開の桜のような晴れやかな気持ちで新しい道を歩き出したのか? それともいろいろあってもやはり夢に向かって“一方通行”なのか?

 FINAL ACTということでこれを最後に劇団は解散とのこと。結局迷子の遊園地の舞台作品は一回も観れずとっても残念。
藤田クン始め、それぞれの今後の活躍が楽しみである。『クロウホーガン』に続き、是非また一緒に芝居やりましょうね! ただし“坊主頭”抜きで。

2004年6月11日(金)
台本決定!?

 入手できた台本をコピーしてキッドの台本読み。一応台本決定となったが…?。

2004年6月10日(木)
YYアドベンチャースタッフミーティング

 正直行く前はとても憂鬱。事務局代行で会議資料作って会場に向かうのがほとんど義務化でワクワク感はない。されど会場に入って鉄兵ちゃん他スタッフの顔を見ちゃうと急に元気になってしまう、やっちゃろか!と考えてしまう(^^;)。今夜も前回教え賜ったことを踏まえてプログラムを見直す。昨年までのYYとは大きく変化、“リーダー養成”を重視した内容になる。よっしゃノッてきたよ!

 でも家に返って12時近くまでかかって会議録と資料をまとめ、欠席したスタッフに配信してるとまた憂鬱になってくる。一体誰ため?何のため?

閑話休題
 オマーンがシンガポールに7対0で勝利。昨日の大勝の貯金があっという間にチャラである。簡単には楽させてくれんのぉ。

2004年6月9日(水)
7対0!!

 松嶋クン田辺さん順ちゃんのユニット「マウイ興芸舎」(以前の日記にガーデンズと書いちゃった。失礼!)の公開通し稽古を観にいきたかったが、残業で行けず残念無念。ちなみに本番は7月18日(日)夜(時間未定)にクリエート浜松1階ふれあい広場で行われます。皆さん是非観にいってね。

 W杯アジア1次予選日本vsインドをTV観戦。日本馬鹿勝ち。いいぞ!俊輔久保小野福西、えっとそれから…。久々出場のGK川口はあまりTVに映らなかったの。まぁその方がいいが。
 でも“完勝”とは言うまい。1次予選くらい楽に通過できなきゃいかんやろ。でもオマーンって前からそんなに強かったっけ?

2004年6月8日(火)
台本!!

 様々なところに連絡し(中には演劇界ではすっごい有名な方と電話でお話ししちゃった♪)、台本を送ってもらうように手配する。物事は動き出すと転回が早くなるものである。

 台本決定の〆切が迫って尻に火がついた
浜松キッドの稽古。目処がついたことを報告するや、みんな「おおっ!」っといろめきたつ。団長の山田さんに至っては「よし決定! それで行こう!!」と叫ぶ。

 …いくらなんでも読んでもいない台本決めちゃうのも…。

 そんなわけで金曜の夜に集まれる人は集まって読むことになる。今年の公演は諸事情で例年よりも会場を借りられる時間が短い。セットはできるだけ簡略化して仕込み時間を短縮したいし、上演時間が長いのも避けたい。でもやっぱり面白く楽しい芝居をしたい。我儘な要求だけど叶うといいな。

2004年6月7日(月)
スケベ卒業?

 職場で1日パソコンで書類作成。帰ってからもキッドの台本探しやイベントの企画等々でやっぱりパソコンに立ち向かう。目が悪くなるなぁ。高校時代は視力2.0以上(それ以上計測できなかった)で“スケベな目”と称されていた(何でも見えるという意味らしい)が、就職してワープロ、パソコンを扱うようになってからは視力低下が著しく、最近はとうとう1.0を割り込んだ。眼鏡使用の方にすれば「それでもいいじゃん。」と思われるかもしれないが、昔は見えたものがかすれて見えるのはショックである。“スケベな目”も今は昔。もう卒業である。

閑話休題
 キッドの台本に目処。アンテナを高くし、行動力を発揮すれば自ずと何かが動いてくるものだ。ファルスシアターの皆さんに感謝!

2004年6月6日(日)
伽藍博物堂公演『忘れた森』(ネタバレ有り)

 浜松キッドのメンバー、白柳さん畑木クンと一緒に静岡へ。伽藍博物堂の公演『忘れた森』を観に行く。

 とあるアパートに突然現れた少年。アパートの住人に「羊の絵を描いてくれ。」とか「棘のことを話しをしてくれ。」とかお願いする。困るアパートの住人。少年を昔死んだ息子だと勘違いする大家。区画整理で次々と建物が移転して街の様相が変わっていく中、やがてアパートの中に大木が生えてくる。みるみる大きくなる木。それはまだ開発途上だった街の、同じ位置に立っていた大木のようであった。

 『星の王子さま』をモチーフにして書かれた本らしいのだが、不勉強で僕は『星の王子さま』を読んでないので楽しさ半減だったのかもしれないが、それでもとっても楽しめた舞台だったな。平凡で日常的な、ありきたりな部屋で、ありきたりな会話から物語が始まるのは伽藍博物堂の舞台でよく用いられる手法。「あれで幕開けからファンタジーなシーンだったらつまんない芝居だったろう。」と白柳さんが言っていたが、なるほど、日常的な場所の日常的なシーンから始まるから観ている側も構えずに観ることができるのかな。今回は部屋の中に家具が全く無く、机も四角い箱を代用している。簡素なセットゆえ後に出てくる大木が活き活きと観えてくる。途中舞台スペースの天井に緑色の布がスーッと伸びてくるのが、枝が生い茂っていくのを巧く表現されていた。この劇場(伽藍博物堂演劇実験室)は3階建て(だったと思う)のビルの1階にあるので広さにも高さにもスペースに限りがあるのだが、そんなことは感じられない素晴らしいシーンだった。

 役者の皆さんもセットに負けじと自然体の演技である。各所に笑いの要素が散りばめられていたのだが、決してふざけていたり下品だったり、そんな台詞や身体の動きは少ない。どちらかと言えば“間”がおもしろいのだ。これは素晴らしかったな。自然体なのにとてもおもしろい。こんな芝居してみたいなぁ。劇団主宰兼演出の佐藤さんが前説に出ていたが、まさに自然体で世間話をしているような前説でおもしろかったが、演出の醸し出す雰囲気が劇団にいい具合にうつってんだろうな。肩の張らない、とっても楽しい舞台でした。8・10・12日と残り4演あるので都合のつく方は是非ご覧いただきたい。後悔はしない舞台ですぞ!

閑話休題
 何で?????

2004年6月5日(土)
子供たちの楽しげな顔

 今日も天気快晴なれど湿気なし。スポーツ日和での北浜スポーツクラブサッカー教室。動いてもそんなに汗が出ないので気持ちがいい。もっともコーチってのは想像しているよりも運動量は少ないが(駄目じゃん)。ミニゲームは点を取ったり取られたりのシーソーゲームでえらい盛り上がり。3対3で引き分けとなったが、そのうち何点かはパス回しで相手DFを崩しての綺麗な得点。子供たちも楽しげ。
 子供たちの楽しそうな顔を見ていると嫌なことは忘れてしまう。大人の世界のややこしいことや屁理屈はどうでも良くなってしまうな。こういう場を如何に増やし、守っていくのかが僕の役割なんだなぁと思う。

2004年6月4日(金)
欧州?

 久々に仕事で外作業。天気もいいので汗だらだらかきそうと思ったが、空気が乾燥していたので汗は出ない。週始めの蒸し暑さに比べればまるでヨーロッパの気候のようである。う〜ん、気持ちいい〜(^^)。

閑話休題
 民主党岡田代表が「秘策がある。」とか言っていたが、それが副議長の散会宣言と牛歩戦術か?

2004年6月3日(木)
モチベーション

 YYアドベンチャースタッフミーティング。途中から浜北における活動の大先輩が顔を出してくれる。ここまでに立てた企画の駄目出し。はっきり言ってボロカス。曰く「企画に一貫性がない。」「そもそもここ数年の企画に目的が見えてこない。」「これでは小学生の臨海学校と同じ。」 半ば覚悟していたがここまでとは、厳しい。ただ、一つだけ言い訳をさせて貰えばここ数年のスタッフの人数、陣容ではこれが限界だった。

 先輩方にSOSを出して教えを請うのがもう2・3年早かったら、もう少し何とかなったかもしれない。しかし今となっては心静かに、今年の責務を全うするだけ。ただしそのモチベーションが持つかどうかだ。

2004年6月2日(水)
流れ

 活動の先輩が声をかけてくれる。ありがたい。こんな自分でも見捨てないでくれる。何とかご好意に応えたいと思うが、そのエネルギーが沸いてこない。“どうしたらいいのか解らない”のではなく、“どうしたらいいのか考えること”すら身体と頭が拒否してしまっていることが辛い。

 「あまり思いつめるなよ。」とアドバイスされた。そうだよな。物事には流れがある。流れに逆らってはどんなに気張っても想いは達成されないし、逆に流れに乗っていれば特に努力しなくたって自然にそうなっていく。今は“流れ”ではないということ。気張ったところで空回りするだけ。今は心静かに我慢時なのかもしれない。

2004年6月1日(火)
台本探し〜
浜松キッドの稽古。今日も今日とて台本探しのための読み稽古が続く。今年役者として出演可能な人数(男女別に)を確認。って今頃確認してるのも凄い話しだが。劇団の個性が確立しているゆえ何でもいいわけではない。キッドらしくてお客さんに楽しんでもらえ、かつ自分たちも楽しめる台本。…そりゃ難しいけどさ。

閑話休題
 過剰なまでに他人と競争することを避け、過剰なまでに怪我することを恐れて危険を回避する。TVやゲームでは残虐なシーンが溢れている。縫うような怪我をした経験が無ければその痛みは解らない。おそらくカッターで首を切ったって大した怪我はしないと思ったのではなかろうか。頚動脈が切れて血が噴出してびっくりしたんじゃないかな。

閑話休題その2
 被害者遺族に「連絡を受けた時にどう思われました?」と聞くマスコミの非常識さ、無人道さ、無神経さ。新聞記者ということで、「自分が取材する側なら質問してるだろう。」と被害者の父親が気丈にも記者会見に対応した。しかしこれで「被害者家族は記者会見に応じるべき。」ということにならないか心配である。父親には事件に対する心情を吐露すると同時に、マスコミの無神経さによって如何に被害者家族が傷つくかをしっかり伝えて欲しいと思う。