keikoba日記

平成22年5月

<<前のページ | 次のページ>>

2010年5月29日(土)
イベント!!

 国鉄二俣線開業から数えて天竜浜名湖鉄道70周年のイベントを開催する遠江二俣駅にSクンと行ってみる。行きは天浜線に乗っていったので車と電車好きなSクンは大喜び! でも転車台の実演はあまり興味がなさそう。これの凄さはまだ分からんか…。

 元々イベント好きな僕としては、こういうイベントの雰囲気が大好きだ。ことに街起こしを狙ったイベントは味わいがある。決して潤沢とはいえない予算の中でアイディアを絞って集まってきた客を楽しませる。そのネタはふだんではなかなか気づかない、身近なところに隠れていたりする。それに改めてスポットを当ていていたりするとハッとさせられる。実に楽しい。その“心意気”と“アイディア”に感服する。

 家も自分の財布も財政厳しき折、会場でやたらとお金を使うわけにはいかないが、街起こしイベントにはできるだけ参加して「賑わい」のお手伝いをしたいものだ。

2010年5月26日(水)
1市1制度?

 導入前から大騒ぎしていた旧浜松市域のゴミ袋問題。某薬局チェーンがわざわざ店名を入れないまっさらのレジ袋の配布を始めて問題になっているようだ。市側は「ゴミ減量の狙いに反する。」、薬局チェーン側は「お客様のニーズに沿った。」、とのこと。

 ん? ちょっと待って。レジ袋でゴミが出せなくなった後は浜北や天竜、引佐三町のように指定ゴミ袋でしかダメなんじゃないの? 浜北だったらみどりくんがデザインされたやつね。我々はあれを“購入”して使ってる。当然同じようになるもんだと思っていたのだが? 旧浜松市域がレジ袋もどきで出せるのなら、浜北もみどりくんのじゃなくてもいいんだよね? だって1市1制度だもん。
旧浜松市民だけが優遇されるなんてことはないよねぇ?

2010年5月23日(日)
夢の島プロジェクト稽古

 今夜の出席は鉄兵ちゃん他屋さんめめちゃん、僕。で、3人の出演シーンを中心に、休んだ役者の部分は僕が台詞を読むことで対応する。

 現在それぞれの事情により役についてなくて常時稽古に参加できるのは僕だけ。ゆえに本役が欠席してもアンダースタディ(代役)がいない。稽古が遅れ気味なこともありひじょーに厳しい状況だ。…誰か、助けておくれ。いや、稽古時のアンダースタディだけでもとても助かるんです。お願い!m(__)m

 で、稽古の方は、いろいろなことが牛歩なれど少しずつ掘り下げられるようになってきた。ここからが稽古が面白くなってくるところ。これで台詞を暗記して台本を手放せば、台本の文字を追い掛けてた意識を演技に集中させることができる。そうなれば各シーンでの感情等を掴みやすくなる。今回の脚本は登場人物の感情がストレートに表れる、比較的分かりやすいもの。役者に中にはいろいろ悩んでる人もいるが、動いてみればとっかかりが見つかるはずだ。

 やっと本格的な稽古に入れるなぁって感じだ。

 そんなわけで、役者には遅れ気味の台詞暗記を頑張ってもらおう。できれば次回稽古では前半は台本手放しで稽古できると嬉しいなぁ(^^;

2010年5月21日(金)
マナーと言うか

 mixiのコミュニティで募集していたフットサルの集まりに参加させていただく。以前に地元にあるフットサル場の個人フットサルに参加していたが、他の参加者のレベルが高すぎてなかなかついていけない、と言うよりこちらが下手すぎて迷惑をかけること度々で、自然に足が遠のいてしまっていた。このmixiのコミュニティは初心者〜エンジョイクラスでレベル的には合致(それでも一番下手だけど)してるし、時間も夜10〜12時と子供を寝かしつけてからじゃないと出かけられない状況にも合う。こんなおっさんでも仲間に入れてもらえる、ホントにありがたい集まりだ。

 で、こういう集まりがあるということは運営する人間が必ずいる。mixi上のハンドルネームしか知らないが、運営する大変さを知ってる僕としてはホントに頭が下がる思いだ。ところがそんな「大変さ」が分からない連中がいるから困る。今夜も終了後に使っていたビブスを回収してみたら数が足りないんだとか。会場からお借りしたものだから必ず返却しなければならないのだが、着たまま帰った奴がいるということか。

 彼らは単なる「言いだしっぺ」に過ぎず、立場は我々と何ら変わらないのだ。運営する人間の「大変さ」を考えることができれば、その負担をできるだけ少なくしようという想いが起こるはず。それは参加する(させてもらう)者、いや、社会で生きていく者のルール、所謂マナーだ。それができないとすれば社会人として欠落しているということだ。

2010年5月18日(火)
国民一人一人が考えてみなくてはならない

 沖縄・普天間基地移設問題を報じるテレビを観ていると、「今回の問題で国民が沖縄の基地負担や東アジアの防衛問題について身近に考えるようになった。」とコメンテーターが言っていることがある。
 確かに。これまで一般の人がここまで興味を持つことはなかったかもしれないな。でもそれはマスコミの報道のおかげであり、僕から言わせてもらえば「これまで考えたことがないのかよ!」と逆に驚かされてしまう。日本に限らず、一つの国家の国民であればその国の安全保障は常に真剣に考えるべき問題であり、ある程度の教養を持つ(と思われる)コメンテーターが前述のような発言をするあたりは「平和ボケここに極まれり!」と言えなくもない。

 普天間問題で安全保障問題にかすかに目覚めた我々日本人。でも、もしこんなことが起こったら、そんな日本人はどう考えるだろうと思う、仮定の話がある。3月に起こった韓国の哨戒艇沈没事件。最近になって韓国が北朝鮮の魚雷によるものだと発表したが、もし沈没したのが韓国の哨戒艇ではなく、日本の護衛艦だったら…? 40人を超える自衛官が死亡することになったら我々日本人は、政治家は、マスコミは、果たして何を考えるのだろうか?

 国の安全保障とは理想論だけでは片付けられない。顔を背けたくなるほどの現実がある。この仮定の話を現実として捉えて考えてみることは国民の責務だ。その先に普天間や沖縄の問題が存在するのではなかろうか?

2010年5月16日(日)
「プロの仕事」と反面教師

 東京ディズニーランド等の施設に行くと、スタッフの「プロの仕事」に感嘆させられることが多い。規模はかなり違うがイベントに携わることが多い僕としては見ていて実に勉強になる。ただし「プロの仕事」の分、「これは…。」と思ってしまうことが目立ってしまうのは可愛そうな気もする。そういう場面に立ち会うと、その場で周囲の状況を観察しながら「どうすれば回避できたか?」なんて考えてしまう。

 「プロの仕事」、ゆえの「反面教師」。家族で遊びに行った時もアレコレ勉強してしまう。我ながらビョーキだ(^o^)。

2010年5月13日(木)
表現の“義務”

 東京都が過激な性表現がされている漫画の出版を禁止する条例を制定しようとしたところ、漫画家等から「表現の自由」を妨げるとして反対意見が数多く上がっているという。

 僕も表現活動の末端に係わる人間として基本的には行政等が検閲するようなことは反対、ただしこれは表現する側がちゃんと「自主規制」がなされている場合の話だ。
 そもそも過激な性表現や暴力シーンを描かなければ表現したいことが伝わらないならないというのは、表現者としてあまりに稚拙ではないか? 逆に言えば過激な表現をすればパッションはあるわけだから観る側に印象づけやすい。つまり実に安直な表現方法だと言える。漫画を描いて生活の糧とする、プロの表現者であるならば安直な方法に頼らないことに挑戦してみてはどうか。
 青少年に悪い影響を与える可能性が強い以上、その方法に一定の制限が加えられるのは仕方がないし、それが公共の利益になると言える。そこのところは本来表現する側が守るべき“義務”だ。“義務”さえ守られていれば「自由」を叫んでも理解を得られる。“義務”と伴わない「自由」はただのわがままだ。

 「表現の自由」は守られなければならない。ただし、「公共の利益」を侵さぬ範囲でだ。

2010年5月11日(火)
本当に将来のことを考えているのなら

 南アフリカW杯日本代表23人が発表された。予想されていたことではあるが、ジュビロ磐田FW前田は23人には入らず、候補7人のうちの1人ということになった。これは怪我等の理由により23人と交代するバックアップメンバーとなる。
 でも6月1日以降初戦の24時間前まではバックアップメンバー以外からも交代選手を選べるし、岡田監督によれば23人以外に練習のサポート役として若手選手を3・4人を南アに連れて行くらしい。ということは実際に怪我人が出てもその代わりはサポート役の若手から選ばれる可能性の方が強い。

 昨季のJリーグ得点王の前田の他、MVPの鹿島アントラーズMF小笠原もバックアップメンバー。新人王の横浜FマリノスFW渡邊は候補選手でもない。つまり23人の中には得点王もMVPも新人王もいないということだ。これでいいのだろうか? サッカー選手にとって代表入り、そしてW杯出場が最大の目標だ。そのために切磋琢磨する場が基本的にはJリーグとなる。そこで結果を出した選手が代表入りできない。じゃ、何を目標に頑張ればいいのか? 代表監督に気に入られるようにゴマをすれとか? そんなわけはあるまい。例え先発メンバーじゃなくても、結果として出場が無くても、本来なら3人とも、無理ならせめて1人は23人の中に入れるべきではなかったか?

 願わくはせめてサポート役の若手の中に横浜FマリノスFW渡邊を入れて欲しい。4年後のブラジルW杯、そしてもしかしたら開催されるかもしれない2022年の日本W杯のためにも。

2010年5月9日(日)
夢の島プロジェクト稽古

 本日他屋さん鉄兵ちゃんが仕事の都合で欠席。台本の筋書きや展開にもよるけれど、大人数が出演する芝居は稽古になかなか全員が揃わずに苦労するが、少人数の芝居は欠席者がいると稽古が成立しなくなる恐れがある。今日も「どのシーンやろーかなー?」と悩まされた。

 で、ことちゃんめめちゃんの2人が同じ動きを合わせるシーンを集中的に稽古する。が、動きだしのタイミングを探るうちに、キャラクターの心の動きを探ることに熱中しすぎて動きが詰めきれなかった。いかんいかん。
 キャラクターの心の動きを掴むことももちろん重要、それがなくては覚えた台詞をしゃべり台本に指示されたとおりに動くだけで説得力のある演技はできない。が、そのために変にがんじがらめになって動けなくなるようではかえって逆効果と言うか、目的を見失ってしまっている。それに今の段階で心の動きを掴んでいなくても、台詞を覚え台本を手放して動いてみればけっこー見えてくるものなのだ。

 まずは動いてみること。次回からそれを主眼に稽古していこう。

2010年5月5日(水)
寂しく感じてしまう

 本日子供の日。我が家でもこいのぼりが元気に泳いで、Sクンの健やかなる成長を祈念してくれている。

 ところで皆さん、自分たちが子供だった頃に比べてこいのぼりが泳いでいる姿を見るのが少なくなったと思わない?

 僕らが子供の頃は団地に住む友達を除けば、幟が2本にこいのぼりのポールが3本くらいが平均(遠州地方・浜北市近辺)。しかもこいのぼりも最近のように吹流しに黒・赤・青のこいのぼりでセットということはなく、1本のポール(当時はほとんど丸太だったが)に何匹も泳いでいた。色も緑・黄・紫など多彩だった。僕が産まれる前に兄を亡くした我が家ではこいのぼりを全て処分してしまい、僕にはがへそくりで買ってくれた吹流し+赤・黒・赤の1本だけで、友達が羨ましくて仕方がなかった。

 こいのぼりはこの季節の風物詩。確かに毎日上げたり降ろしたりするのは大変だし、そもそも買い揃えるにはかなりの金額がかかることは去年のSクンの初節句で理解しているが、やはり男の子が誕生して、自宅に上げるスペースがある御宅は是非こいのぼりを上げて欲しいなと思う。

2010年5月2日(日)
罪に問われるべき人が他にもまだ

 JR西日本尼崎脱線事故、明石市歩道橋事故、民主党小沢幹事長と、ここんとこ立て続けに検察審査会で起訴相当の判断がなされた。前の2件については2回目ということで初の「強制起訴」ということになった。
 民主党の国会議員が「素人の判断で起訴されるのはおかしい。」などとアホな主張をしているのは放っておくとして、例え「一般国民の意思」とは言え、検察が不起訴、つまり起訴できないと判断したものを覆すだけの証拠、つまり裁判になって有罪に持ち込むだけの証拠を見出した上での結果なのかは疑問が残る。「被害者がかわいそう」とか「政治家が汚い金儲けして!」という感情に流されていないか? いや、僕自身も感情的には審査会と同じ判断をしたいところだが、その後の裁判のことを考えると軽々には判断できないと思うのだが。

 もう一つ。明石市歩道橋事故では警察幹部が警備の不備ということで強制起訴となったのだが、確かに警備の不備はあったのかもしれないが、同時に事故があった時に歩道橋に殺到した多くの市民には「罪」はないのか? 例え強引に前の人を押したり退かしたりしていなくても、身動き取れぬほど混雑している歩道橋で前に進もうという意思を持ったことが原因となったと言えば言いすぎだろうか? 橋中央付近の人たちのことを考えて、後ろにいた人たちが後ろに下がれば回避できた事故なのだ。