keikoba日記

平成25年7月

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2013年7月28日(日)
もっと地元の歴史に興味を持って欲しい!

 市の文化財課と浜北区役所まちづくり推進課主催の『古墳めぐりウォーク』に参加。

 夏休みの真っ最中にタイムリーな企画でさぞかし多くのチビッコが集まってくるかと思いきや、参加した子どもは我が家のHちゃんSクンのみ。他には高校生が2人ほど。

 …何故だ?

 僕自身も遺跡とかに興味を持ち始めたのは夏休みの宿題から。“地元の歴史”に興味を持つってことは引いては“地元”に興味を持つことにつながる。どうして世の親たちはこういうイベントに子どもを参加させないのかなぁ? 子どもたちにはもちろん、この地域に住む全ての人に“地元の歴史”に興味を持って欲しいと思う。地元に興味を持って初めて「地元を何とかせにゃ。」という気持ちが起きてくると思うのだが…。

 担当の市職員の説明だけではさすがにHちゃんSクンには分かりにくいため、僕が補足説明。もっともSクンは初めての場所をアチコチ歩くのが楽しいらしく、古墳には全く興味を示してなかったが(^^;

何がきっかけになるか分からないからね。歴史とか好きになってくれれば一番いいが、今日をきっかけに「郷土」に興味を示してくれたら嬉しいな。

2013年7月26日(金)
伽藍座長の一人芝居

 仕事終わって久々に電車に乗って清水へ。サッカー観に行くんじゃないよ。清水文化会館マリナートに伽藍博物堂座長の佐藤剛史さんの一人芝居を観に行くのだ。珍しく(?)が「観に行ってくれば?」と言ってくれたので2日前に急遽企画。夢の島プロジェクトメンバーを誘うが、元々仕事や家庭が忙しい連中ゆえそう簡単には予定を合わせられない。よって寂しく「一人観劇ツアー」。

 佐藤さんは勝手に「演出の師匠」と考えているお方。夢の島で慣れない(!)演出に行き詰まった時には度々メール等で教えを請い、お忙しい中いつも長文で分かりやすい的確なご指導をいただいた。一人芝居は「観たい!」と思い続けていたが機会に巡り会えず、本日初観劇で感激。演劇活動の末端を汚し演出の真似事をしている以上ホントはコンスタントに芝居を観ていなきゃならないのだろうけど、思うようにならないのがツラいとこ。



 舞台上下手隅に机、椅子が置かれ、鏡やらブラシやらが用意されている。開場時からその辺りを佐藤さんがウロウロ。つまりそのスペースが袖であり楽屋であり、そこから舞台中央に出てきて芝居をするという形。一人芝居はふだん一般のお店等でやっているのだが、その時のイメージをそのまま持ち込んだという。その袖スペースで着替えたり髪を整えたりしながら次の芝居の題名や内容を説明するスタイルは、芝居の公演だけに留まらない「ショウ」になっていて楽しかった。

 芝居は全部で5本。『日吉町原発』は秀逸。原発建設地元説明会で司会進行役になった電力会社社員を佐藤さんが演じていたのだが、原発を推進する側も反対する側も滑稽に見えてきてしまうから不思議。
 『真夜中のセリヌンティウス』太宰治『走れメロス』の中で身代わりになった親友の話。超有名なお話を解釈や視点を変えて表現するのはとっても興味深い。例え親友でも、死刑になる者の身代わりに何故なったのか? 佐藤さんの解釈は「単なるお人好し」。
 最後の『卒塔婆小町』は…。すみません、よく分かりませんでした。国史学専攻の元大学生ですが、原典に当たったことがなく…。不勉強だと楽しみが減ってしまいます。

 久しぶりの観劇ツアー。遊びに行くのに新幹線に乗ったのも久しぶり。楽しく有意義な一夜でした(^^)。

2013年7月21日(日)
国民の義務を果たさぬ者に政治を批判する権利なし

 今日は参議院議員選挙の投票日。いろんな意味で注目を集めている、重要な選挙だ。

 政治に参加する権利(参政権)をしっかり行使しないと国がどっちに行ってしまっても文句は言えない。増税されようが、軍隊作られようが、反対に夢々理想論に走られようが、原発再稼働されようが、参加してなければ文句を言う権利はない。

 急病等真に特別な事情がない限り、投票を棄権する正当な理由はない。それは単なる投票の“棄権”ではなく、“白紙委任”に等しい。勝手に棄権しておいて、後で四の五の文句を言うのは人として見苦しい所業だ。投票は国民の“権利”ではなく、“義務”だと思う。

 皆さん、“義務”を果たしましたか?

2013年7月20日(土)
ホントはこういうハズだったんだけどね

 北スポサッカーの練習日。今日はコーチではなく父兄として参加。

 コーチだと当然全体に目を配らなければならないし、次になにやろーかなーとメニューを考えなきゃならないのだが、今日は気楽なもの。いつもはなかなかメニューについていけないSクン(高学年が多い中での年中児だから仕方なし)に専属でついていられる。おまけにもう1人のコーチは僕と違ってサッカー経験者(!)だから僕自身が勉強なるし、良いことばかり。ミニゲームでもレフェリー役をしなくてもいいのでひたすらボールを追いかけるのみ。Sクンと一緒のチームになったのでしっかりコーチングして優先的にラストパスを出す親バカぶり(^^;

 おかげで最近になく汗だくになり、最近になく息上がった。久々に「サッカーしたーっ!」って感じることができたよ。

 元々北スポサッカーに関わったのは指導者補助として。都合がいい時に顔を出して、メインのコーチのサポートをしながら子どもたちと一緒にサッカーを教えてもらうという条件で参加した。それがいつの間にやら事務の主任になって指導担当になった。はっきり言って「騙された!」感満載なのだが、たまにこういうことがあるから辞められないんだよね。

 楽しかったー!!

2013年7月15日(月)
初盆無事終了

 13日朝、塔婆を受け取りに寺へ。Sクンも連れて行ったのだが、寺の奥さんがSクンに「松明焚いておばあちゃん迎えるでしょ? でもあっちこっちで煙がたってるからおばあちゃんはどの煙か分からないでしょ? だから松明に火がついたらおばあちゃんを一生懸命呼ばなきゃダメだよ。」と冗談半分で言ってくれた。
 そんなわけで家先で迎え火を焚いた途端に「おばあちーゃん! こっちだよー!」と空を見上げながら叫ぶSクン。いい子だねぇ(^^;



 バタバタと過ぎ去った3日間。今日の寺での法要、その後の法事料理が過ぎれば初盆の全日程が終わる。何とか無事に過ごせそうだ。

 忙しない3日間。家族とゆっくり母を偲ぶ時間はなかったなぁ。葬儀の時も疑問に思ったことだが、最も故人の死を悲しみ、偲ぶべき家族が、集まった親族の接待に右往左往する法事のあり方っていかがなものか。



 もう帰っちゃったけど、今夜はゆっくりと母を偲びますか。

2013年7月7日(日)
夢の島プロジェクト稽古

 七夕の夜の稽古。なのに集まったのは男ばかり。寂しい…。


 でも諸事情で現在休団中のがっしーさんが久々に顔を出してくれた。ここんとこ少しばかり活動が停滞気味だったのでテンション上がっちゃうよね(^^)

 来年春には復帰できそうだというがっしーさん。ならばそれに向けて活動のテンションも上げていかねばならん。メンバーが増えればそれだけ活動の選択肢も増える。4th Festaの展望も開いていきたいし、ほかの活動の場も開拓していきたい。やらなきゃならんことはたくさんあるなぁ。ダラけてる暇はない!



 まずは今稽古している芝居を早く形にせねば! それと新規メンバー募集の広報もかけていかんと…。



 そんなわけで夢の島プロジェクトは一緒に楽しみながら活動してくれるメンバーを募集中です。役者、スタッフ、その他活動への関わり方はいろいろ。何より「芝居創りに関わってみたい。」「何か趣味を持ちたい。」と考えている方、僕たちと一緒に楽しみましょう!!

2013年7月6日(土)
少年スポーツ指導者の姿勢

 北浜スポーツクラブサッカー教室の指導担当日ということで、HちゃんSクンと一緒に北浜南小学校へ。昨日からの雨もあって、いくら水はけの良いグランドでも、さすがに今日は外での練習は無理だろーなーと思いながら来てみると、グランドいっぱいに広がって練習するソフトボールの少年たちが。

 ここで説明をしておくと、浜松市内の小中学校のグランド・体育館を使用するためにはあらかじめ使用申請をし許可を得る必要がある。少年団体(北スポ含む)は免除になるが、大人の団体であれば基本的に使用料が発生する。さらに言うと自由使用が許されている運動公園等とは異なり、使用許可を得ていない場合は本来学校敷地への立ち入りも許可されていない。で、仕様区分が午前・午後・夜間と別れている中で今日午後の使用許可を得ているのは我々北スポサッカー

 ソフトボールできるなら大丈夫かな?と思いながらグランド状態を確かめるべく地面を直接触ったりしていたら、ソフトボールのコーチとおぼしき方が近づいてきて「真ん中あたりは大丈夫だと思うよ。」、さらに「邪魔な時は言ってね。どくから。」とおっしゃった。

 そーですか。

 なーんか違う気がしないでもないが、以前はまーたく挨拶もなしに平然と練習を続けていたりしたから、それよりはマシか。でも子供を指導する立場の人間がそこらのルールが守られないというのは如何なものだろう? せめて我々が練習を開始する午後2時の少し前には練習を中断して一旦グランドから撤収するくらいして正式に許可を得ているものに対しての礼儀を示してもらいたいものだ。

2013年7月1日(月)
富士山の世界文化遺産登録

 本日富士山山開き。世界遺産登録と相まって今年は物凄い数の登山者が押し寄せる予想だという。昨年の山頂付近の登山者大渋滞の映像を観て、こりゃ当分近寄らない方がいいなぁと思ったね。

 閑話休題。僕自身は今回の
世界遺産登録には少々、いや、かなりの違和感を持っている。そもそも世界遺産登録ってのは自然や文化を保護していく手法のはずが、登録によって注目を集めて観光に結び付けようということが主目的になってしまっているのだ。今回市民レベルで登録を推進したのが静岡、山梨の観光業者や地元の土産物店関係者というので一目瞭然である。登録地の中に三保の松原が含まれたことに喜んで涙ぐむ地元旅館経営の女性の姿を観て、かなり引いてしまったのは僕だけか…。

 今回の“文化遺産”での登録の趣旨は「富士山山岳信仰」が柱である。つまり宗教とか修行の場としての文化的価値を認められての登録なのだから、俗世間の人間が気楽に登れるような状況は好ましくないはずだ。それは以前に目指していた“自然遺産”しかり。どちらにしても観光客が大量に来るようになるのは登録の趣旨に反すると思うのだが…。本来ならば富士山を信仰の山であると十分に認識し、自らの修行の一つとして登山を目指す者のみ許可すべきだと思う。人数で言えば現状の半分以下、できれば1/4くらいにするべきだと思うけどね。もっともそうなったら観光業者は大打撃を受けるだろうが。

 登録されたがゆえに宗教的位置づけがおかしくなったり、自然環境が悪化したりしたら誰が責任を持つのかね。そこら辺を十分に考える必要があるな。