全員で |
こんにちは、宜しくお願いします |
栗山 |
154キロ・遅かったね、もう少し早いうちに出ないかなと思ったんなだけど。 |
亮太 |
いや、ちょうどよく来ていると思います。 |
栗山 |
(椅子からずっこけながら)丁度よく・・・。 |
亮太 |
僕としては1年目・2年目で、まあまあいいって感じなので。 |
栗山 |
じゃ、いい感じで伸びてるなというイメージで・・・。 |
亮太 |
はい、もう満足って言ったらあれですけど、順調に・・・。 |
女子アナ |
栗山さん154キロの球って打てるもんなんですか。 |
栗山 |
いや打てないです、僕打てないですけど亮太の力からすると、ここでファーンていくかなってイメージあったんですけど。 |
女子アナ |
154キロの剛速球にまつわるエピソードをまとめてみました |
剛速球にまつわるエピソード・ここから |
女子アナ |
入団3年目にして一時は中継ぎながらハーラートップにたつなどして、獅子奮迅の活躍を見せた。
そこにあった五十嵐亮太最大の武器がストレート、昨シーズン松坂大輔が155キロの衝撃デビューを飾る影でプロ2年目五十嵐は、さりげなくセ・リーグ最速の154キロをマークしていた。
その真価は、初めて出場したオールスターゲームでもいかんなく発揮されていた。1塁コーチャーズボックスから怪物松坂大輔が見守る中、五十嵐亮太の豪腕がうなりを上げる。 |
松坂大輔(録画) |
今シーズンは五十嵐さんの方が球のスピード出てるんで、ボールは五十嵐さんに負けないようなスピードを出したいですね。 |
女子アナ |
その五十嵐には、憧れの選手がいた。
メジャーが誇る速球王ランディージョンソン37歳。MAX160キロを超える世界最速の左腕にあこがれていた。そのランディーが10年ぶりに参加、五十嵐に訪れた憧れのランディーに接触のチャンス。そして、その時五十嵐はすごい行動に出た。2000年日米球最終戦、日米のスターがジャンバーを交換する中、五十嵐は憧れのランディージョンソンにダッシュ、ちゃっかりジャンパーを交換すると、なんとサインまでもらってしまったのである。 |
亮太(日米時録画) |
殿堂入り、殿堂入りのランディージョンソン。
うれしい〜〜、狙ってきした速攻ダッシュ・・・たぶん狙ってる人他にもいっぱいいたと思うんですけどね、マジックポケットに潜めて・・・・
絶対いいよう、盗まれないかなあと思うとドキドキして隠しました。 |
女子アナ |
亮太君大成功!!
そこにはメジャーリーガーに憧れる等身大の21歳の素顔がありました。 |
剛速球にまつわるエピソード・終わり |
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五十嵐亮太のお宝だ・ここから |
女子アナ |
や〜狙ってましたね、最後完璧に・・・。 |
亮太 |
(ランディージョンソン直筆サイン入りジャンパーを持っておどける) |
栗山 |
亮太っち、入ってましたね・・・・・・。 |
亮太 |
はい、もうここぞとばかり走っちゃいました。 |
栗山 |
いや〜、でも今日はCUBE視聴者の為にプレゼント? |
亮太 |
(ジャンパーを取られてたまるかと抱えこむ) |
女子アナ |
どうもありがとうございます。 |
栗山 |
そういう訳にはいかないですよね。 |
亮太 |
本当、勘弁してください・・・。 |
女子アナ |
すごい宝物ですか? |
亮太 |
家宝ですね。もう会えないかもしれないですもんね。 |
栗山 |
そうですね?!なかなかチャンスないと思います。 |
女子アナ |
サインを書いてもらっている時の気持ちってどんなもんですか? |
亮太 |
たかぶって何がなんだか・・・・・・・。 |
女子アナ |
その後のコメントも興奮なさってましたもんね。 |
亮太 |
何言ったか覚えてないですね。 |
栗山 |
でもね、みんなランディージョンソンさんの欲しいかったでしょ。よく走れましたね。 |
亮太 |
みんな狙っているのが判るじゃないですか、雰囲気からして・・・・。
古田さんに狙っているんですけど、どうでしょうかねと聞いたら。
行けっと言ったので・・・超ダッシュ。 |
女子アナ |
一番最初に走ってましたもんね。 |
亮太 |
走れって言われたんで。僕若いんで年上の人って走るの恥ずかしいと思うんですよ。若さを生かして・・・・・・。 |
女子アナ |
その辺を狙って? |
栗山 |
じゃ、これは大事に額入れたりして飾って・・・。 |
亮太 |
う〜ん、額には入れないですけど、まあサインが見えるように飾りたいですね。 |
栗山 |
でも、何処に置いてあったんですか? |
亮太 |
車の中に置いてありました。 |
女子アナ |
本当に家宝なんですか? |
亮太 |
家宝なんですけども、ちょっといろいろ・・・。 |
栗山 |
そこが一番安全かも・・・。 |
亮太 |
そうですよ。でも、車上荒らしとかもありますからね?! |
女子アナ |
どっちですか。 |
栗山 |
そうですか。 |
五十嵐亮太のお宝だ・終わり |
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一流に哲学あり・ここから |
『一流に哲学あり』
《成長力@》
・毎年スピードが出るようになる
・安定させるためのクイックモーションでも154キロをマーク。
《成長力A》
・清原にストレートで真っ向勝負を挑む。 |
亮太の球速 |
1997年■■■■■■■■■144キロ
1998年■■■■■■■■■■149キロ
1999年■■■■■■■■■■■154キロ
2000年■■■■■■■■■■■154キロ |
栗山 |
と言う事なんですが、先程成長していくというのは難しいんですが、順調にきている実感はありますか? |
亮太 |
入団した時に、こういう予定で1年目やって2年目やってっていう予定通りに来ているんでいいです。 |
栗山 |
そんな中で清原選手にあそこでホームランを打たれたことが、逆に良いことではないかと思うんですが、もう一度あのケースだったら五十嵐投手は何を投げますか? |
亮太 |
まっすぐを投げます。 |
栗山 |
相手は絶対まっすぐ待ってますよ。 |
亮太 |
投げます(ストレート) |
栗山 |
ただあそこのケースというのは、高目のボールというのはキャッチャーフライとか内野フライぐらいにはしたいですよね。 |
亮太 |
そうですね。あそこのケースではすごい三振狙ってたし、今でも見て納得できるところに投げれたんで、悔いはなかったです。 |
栗山 |
あそこは当てさせてはいけない。 |
亮太 |
2アウトだったし、どうしても三振をほしいところだったんでインハイで空振りを取るつもりだったんですけど打たれちゃいました。 |
栗山 |
あそこは、もっと力の有る球で来年は空振りにしていかなきゃいけないですね。
ただケースによっては、かわさなきゃいけないケースでまっすぐいくのが怖い時はどうですか。 |
亮太 |
やっぱり怖い時は有りますけど、やっぱりある程度ちゃんとコースに投げれたら抑えられるという多少の自信は有るんで、やっぱりコントロールですね。あとはもっとまっすぐを磨くことを課題で・・・・・。 |
栗山 |
ああいう風に打たれて、ピッチングスタイルをもっと考えたりもするっていう所はどうですか? |
亮太 |
やっぱり打たれた時は、あそこでもっと変化球があったらとか、いろんな事を考えたんですけど、ちょうどそんな時高津さんが『亮太・ピッチングスタイルだけは変えるなよ』と言われたので、その一言で今のスタイルのまま頑張ろうという気持ちになれたので・・・。 |
栗山 |
いい先輩を持っているという事なんですが。 |
亮太 |
はい。 |
栗山 |
そんな五十嵐投手なんですが、是非160キロ投げて欲しいのですが、今の段階の野球哲学は? |
亮太 |
野球哲学・・・・・・楽しく、一生懸命に。 |
栗山 |
楽しく・・・どんな瞬間に楽しく感じられますか? |
亮太 |
バッターと勝負して抑えてチームが勝ったときは嬉しいんで、そういう時に喜びを感じます。 |
栗山 |
たた゛、バッターに勝つって色々勝ち方がありますが。やっぱりストレートなんですか? |
亮太 |
・・・・の方が気持ちいいですね。アウトとしては一緒なんですけど、自分の気持ちとしては、まっすぐで空振りを取った時というのは、一番自分の中では嬉しい時です。 |
女子アナ |
速さに対してのこだわりというか、浪漫みたいものはあるんですか。 |
亮太 |
この世界に入って、まっすぐだけではいけないって感じてるんですけど、もっと速い球投げたいし、わかっていても打てないようなまっすぐ投げたいって気持ちも有るんで。 |
栗山 |
(亮太に近寄って)来年は160キロ絶対投げようね。 |
亮太 |
(ちょっと間をおいて)・・・頑張ります。 |
一流に哲学あり・終わり |
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女子アナ |
キャンプとかなさっている所、是非行けたらと思うんですがいいですか? |
亮太 |
はっ、はい。(マジ顔で) |
女子アナ |
じゃ、いいんですね? |
亮太 |
・・・・はっ、はい。(マジ顔+嫌そうな顔で) |
女子アナ |
では行きますので宜しくお願いします。 |
古田選手のお言葉《大魔人になれ》 |
形で言えば、あんな凄いストレートがある訳だし、やっぱりそれこそシアトルに行った佐々木君のような大魔人と言われるようなピッチャーになる事を望んでいると思います。
そうなれるように階段は何段か有ると思いますので、一つづつ登ってって欲しいと思います。 |
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女子アナ |
一つづつ登って大魔人のようになってくれと言う話ですが。 |
亮太 |
はい、なりたいです。 |
栗山 |
結構よくいろんな話をしますか?古田選手と・・・。 |
亮太 |
その日その日の試合で、駄目だった事・良かった事とか丁寧に教えてくれるのですごい有りがたいです。 |
女子アナ |
結構厳しい先輩という感じなんですか? |
亮太 |
厳しい時は厳しいし、優しいときは優しいとはっきりしています。 |
栗山 |
ま、しかし来シーズンは本当是非この五十嵐投手のピッチングを見てくださいね。凄いことやってくれますからね、ね。 |
亮太 |
頑張ります。 |
女子アナ |
全身を使ったあのピッチングですからね。 |
女子アナ |
ゲストは五十嵐亮太投手でした。 |
亮太 |
ありがとうございました。 |
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