4月29日 こないだ中央線のったんですよ、中央線。 いや吉野家コピペじゃなくて。 そしたら中学生と思われるブレザー姿の少年たちが大勢いて。 最近の若いのはどんなことを考えとるのかのう(お前誰だよ) とか思って耳を傾けたんです。 そしたらですね。 少年A「せーラームーンって知ってる?」 少年B「知ってるー。『月にかわっておしおきよー!』とかいう奴だろ?」 増田脳内「違う。発音が違う。『つきにかわってぇ、おーしおきよっ!』だ。見れば分かる。三石さんはすごく声に特徴があって忘れない。なんかいまだにあの人は何をやらせてもあんな感じだ。すごいと思う。もっとも私はセーラームーンてRまでしか見てない。あまり詳しくない(誰も訊いてない)」 少年A「自分で自分のことを美少女戦士とか言うなって感じだよw」 増田脳内「そのツッコミは我々ロートルオタが15年前に通った道だ!(ポワトリンのこと)」 少年A「オタク系とかいうのはああいうのでモエーとかいうのかな?」 増田脳内「オタク系とかオタク族とか妙な呼び方はやめて欲しい。個人的にはアキバ系というのにも違和感が。オタはオタ。 好ましい呼称ランキングはこんな感じ。 オタ>オタク>ヲタ>キモオタ>おたく>アキバ系>(超えられない壁)>オタク族>おたく族」 少年C「そんなことより韓国人ゴッコって知らねえ?」 増田脳内「な、なんだそりゃあ!?」 少年A「知らない。キモチとか食うの?」 少年C「違う、『アイゴー』とか『アニョハセヨー』とか『ハシムニカー』とか会話に混ぜて、語尾には必ずニダーを付けるんだ。ネットですごく流行ってるよ」 増田脳内「ネットのどこだよ!?」 少年C「なんでもかんでも半万年の歴史があることにして、それで怒ったときは『ファビョーン!』て叫ぶんだ」 増田脳内「あんたハングル板いってるだろ? ダメだあんな政治的に偏向したサイトいっちゃ! アジアの人民に謝罪しないと!(←逆方向に偏向してる)」 少年A「へー、こんど母ちゃんに話してみるよ。母ちゃんも韓国好きだから」 増田脳内「なんか大荒れの予感!」 最近の若いのは何を考えているのかわからんのう、なあバアさんや(だから誰だお前) |
4月24日 これ書いてるのは25日朝。 ジャンプ買ってきました。 まえまえからネットで情報が流れていた「武装錬金」打ち切り。 (リンク先ネタバレありまくり。要注意) 最終話読みました。 伏線とか投げまくりなのに、なぜか爽やか。 この漫画の打ち切りは、「ネット上のファン活動がもつ力と、その限界」を示しているものと思われます。 1日何万ヒットのサイトであれだけファン活動やっても、あれだけ宣伝しても。 ただ、この漫画は仮に作品として完全に終わってしまったとしても、どこの雑誌でも復活しなかったとしても、パロディのネタとしてはずっと使われ続ける のではないか、と思います。 民明書房やDIO様に匹敵するパロディの元ネタとして生き続ける武装錬金。 3年たっても5年たっても。 それはそれでひとつの幸せなのかもしれません。 でもヴィクトリアの話とか読みたかったなー。 骨折がぜんぜん治らないのですが、今日は会社に顔を出しました。 お菓子とか差し入れして。 同僚に「休みのうちにアキバとか出かけていろいろやっとかないとダメだよ? ヒマでしょ? メイド喫茶いってる? ちゃんとエロゲーやってる? シャッ フルとかどうよ?」 などと謎なことを言われました。 アキバは行ってないです。神保町ならこないだ行きました。 コミック高岡で漫画の早売りを買いたかったんですが売ってませんでした。くう。 電車の中では「白人萠乃と世界 の危機 メイドinヘヴン」を読んで 「オタクいじりってここまでやらにゃならんのか……まっ負けたー!」と打ちのめされたり、 「優 しい煉獄」を読んで、 「なんとなくとぼけたユーモアのあるヴァーチャルリアリティ世界。魅力的だなあ」とか思いました。 ギャグとユーモアは違う、ということがこの小説読むと分かります。 |
4月22日 これが最新バージョンの「天才! 松戸才子まーち」です。 思うところあって再公開しちゃいます。 ひとまとめ(200キロバイ トあります) 章ごとにわかれてる 未読のかたはぜひ読んでください。 もう読み比べると一目瞭然。 私も、だめてんが上手く書けないので、「まーち」を読み返してみました。 うーん、これはどうやって書いたのだろうと思いながら。 キャラの動きを分析してみたりして。 やはり、「キャラクターの立ちっぷり」がまるで違います。 文章のテンポなんかも違いますね。 まーちが面白いといわれるのは単にギャグだからじゃなくて、 「キャラがたっている」 「各エピソードごとに起承転結がしっかりしている」 「文章のテンポが良い」 この3つが理由と思われます。 いずれもだめてんには欠けています。 ふうむ。 魅力あるキャラクターとはどういうものなんだろう。 考えれば考えるほどわからなくなります。 |
4月20日 骨折治療と称して、家の近くにある温泉に行きました。 褐色のお湯。いかにも効きそう。 しかし飲食コーナーのカツカレーがいまいちです。 なんかカレーが小麦粉の味しかしないんですけど。 そうだ、カレーなんて食べてる場合じゃありません。 きっとカルシウムが足りないんです。だから骨折するんです。チーズ食べましょう。チーズチーズ。あと煮干。 山ほど食べたら気持ち悪くなっちゃいました。 加減を知らない。そういう人が事故る。はい結論でた。 このサイト「トッピーネット」の「名古屋みゃーみゃー通信」が面白いです。 大阪の強烈な個性に嫉妬し、東京に強い対抗意識をもち、見栄っ張りで、『名古屋は田舎じゃないんだー! でもみんなが名古屋を馬鹿にするー!』とコンプ レックスを持ち、でもどこか憎めない…… そんな名古屋人のことが、名古屋のことがよーくわかるサイトです。 「パチンコ発祥の地は名古屋」だとか、「名古屋の地下街は日本一……はウソ」だとか、豆知識も学べます。 ほんわかしたイラストと文章全体のユーモアがほどよくマッチして。 これ読むと名古屋に住みたくなります。 なんとなく、いいひとばっかりいそうに見えるのです。 もちろん愛知万博についても触れてます。 本当はオリンピックがやりたかった名古屋人! 何十年もかけた「世界の人々の注目を名古屋に集めたい!」という計画がやっと結実した! でもどこか妙なイベントになった。それが名古屋クオリティ! みたいな感じです。 ぜんぜん関係ないけどモリゾーはなんであんな怖い眼なんでしょうかね。 作家の風見周さんなんて「モリゾーは暗殺者の目をしている。漢 字で書いたら『森憎』『木ッ殺』に違いない」とか言っちゃってます。 まあ私の生まれた静岡も、いま住んでる町田市も、きっと面白おかしくかけば「ヘンテコなとこ」になります。 町田は東京なんだけど東京だと認識している人が少ない……住人ですらたまに忘れる。小田急線で新宿に行くことを「都内に行く」というんですから。 |
4月19日 またバイクで転びました。 やっと右わき腹の骨折が治ったのに、今度は左わき腹の肋骨を折っちゃいました。 最初は平気だったけど仕事中どんどんいたくなって、夜中に病院行ったら「折れてます」。 まいった。 痛くて寝っころがれず、夜通し椅子に座ってました。 ひと月で2回も事故を……情けない…… 自分の運転が信じられなくなりました。 それはそうと武装錬金まだ終わってませんね。 次号クライマックス? クライマックスと最終回じゃずいぶんニュアンスが違う。 しかしネットではすでに「武装錬金はもう打ち切り」が定説となっているようで。 他人の作品を心配してる場合か、という声が脳内に響いてくるのですが、まあ無視して、「クライマックス」とやらを待ちたいと思います。 |
4月17日 腰痛が悪化してパソコンの前に座ってられない。 やはり、デブは万病の元。 家の近くに温泉があるので、行ってみましたが、やはり一時的にしか回復してません。 こんなときこそPDA。寝ながら書ける。 仰向けに寝ながらノートパソコンで書く人もいるそうですが…… イタイイタイといいつつ原稿原稿。 だめてんについては、友人はじめいろんな方から心強い助言をいただきました。 まずは最後まで書いてみます。 以下雑談。 ネットをうろうろしていたら悲報が飛びこんできました。 わりと好きだったジャンプ漫画「武 装錬金」が打ち切られてしまうというのです。 2ch情報なので確実じゃないですが……デマであることを祈ってます。 仮に事実として。 やっぱり頭脳バトルにしたいのか情念バトルにしたいのかいまいち不明確だったのが問題かな。 でもキャラは突き抜けてて面白かったですよ。 キャラさえ立っていれば話は動く! 一生忘れられないキャラがひとりでもつくれれば勝ち! みたいな。 設定の矛盾など知ったことか! って感じで。 2回あったとされる打ち切りの危機をパピヨンはじめエキセントリックなキャラクターと熱い展開でねじ伏せ、ここまできました。 早坂姉弟の過去話では、黒フルハシならぬ「黒和月」の潜在能力が発揮されてましたし。私あのエピソード大好き。でもあれをジャンプでやっ ちゃうのは勇者杉かも。 せめて単行本ががんがん売れてくれますように、と貼っておきます。 しかし…… 男爵様は打ち切りの合図ですか!? |
4月13日 アマゾンアソシエイトをはじめました。 まずは「ALLYOU」と「このライトノベル作家がすごい!」。 どっちも面白いですよ。 某「なぜ突然……? ま、まさかアソシエイトで1円でも収入があったら『見たか、ボクはプロなんだ!』と眼を血走らせて泣きわめくので は……!?」 そこまで間違った方向に追い詰められてませんw 実験的なものです。 さて、「だめてん」ですが。 しばらく更新が中断しており、心配をかけています。申し訳ありません。 編集さんや2ch増田スレなど多くの方のご意見を総合して考えた結果「プロットを練り直さないとダメだ」という考えに至りました だめてんの簡略プロットは、 慎一(主人公)は片思いの女の子に告白しようとするが、車にひかれて死んでしまう。 ミレイという天使によって天界に連れていかれる。 慎一は「天使になって人間をたすけ修行をつめば地上にまた戻れる、」と知り、天使のお仕事を開始。(プロットポイント1) 天使の仕事をこなし、ミレイをはじめとする仲間たちと仲良くなっていく慎一。 ある日慎一はご褒美として「下界の彼女に会ってきてもいいよ」と言われる。 しかし行ってみれば片思いの相手は彼氏とデート中。しばらく地上を離れているうちに彼氏ができていたのだ。(ミッドポイント) がんばって下界に戻っても彼女と結ばれることはないと思いしり、意欲を失う慎一。 ミレイに説教されるが聞き入れず喧嘩をしてとび出してしまう。 ヤケクソ状態の慎一は天界のはずれのすさんだ町に逃げ込む。そこは彼と同じような「意欲を失ったものたち」のたまり場だった。「意欲を失ったものたち」 にまざって言いわけを並べながら無気力に生きていく慎一。 そんな生活にも慣れきったころ、天界に大争乱発生。ミレイたちも武装集団につかまって大ピンチに。 ミレイたちの危機を知った慎一は激しく葛藤し、「あのひとたちはやっぱり仲間だ、助けにいかなきゃ」と勇気を奮い起こして駆けつける。(プロットポイン ト2) 慎一、ミレイたちがつかまっている建物にこっそり侵入、ミレイたちと力をあわせて武装集団を倒す。 平和になった天界。慎一はミレイたちに逃げたことを謝る。ミレイたちは許して受け入れてくれる。 というものでした。 プロットポイント1は「主人公が基本的な態度を決定する」。 ミッドポイントは「物語が急展開する」。 プロットポイント2は「主人公が最終的な態度を決定する」。 起承転結で整理すると、 起 好きなあの娘に告白するため、天使として修行をはじめる慎一。 承 修行をこなし、仲間と仲良くなる慎一。 転 しかし彼女に彼氏ができてしまった。頑張る意義を見失って、仲間と喧嘩別れして逃げ出す慎一。 結 仲間のピンチに戻ってきて戦い、仲間を救い、絆と自分の居場所を再確認する慎一。 ってな感じです。 主人公は最終的に、「好きな人とは結ばれなかったけど、ぼくには大切な仲間たちがいる」という幸せをつかみます。 そのはずだったんですが、なんか第3章でグロ吉が勝手に動きまわった結果、ぜんぜん違う話になってしまいそうです。 そもそも主人公とヒロインのキャラがぜんぜん立ってない。なんの話だかさっぱりわからん。 第3章のアリスお嬢様うんぬんはプロットポイント1とミッドポイントの間に入る 「天使の仕事をこなし、ミレイをはじめとする仲間たちと仲良くなっていく慎一。」 の一部でしかないはずなのですが……。 大混乱です。 ここしばらく、いままでいただいた意見などをまとめて読み返していました。 やはり「プロットが弱い」「登場人物の動きに筋が通らない」という意見が多いようです。 もちろん、プロットばかりつくっていて小説を書かずにいたら、小説文章の書き方を忘れます。 また、「まーち」はプロットなんか全然作ってないので(考えていたのは終わり方だけ)「ないほうがいい結果が出せるのでは?」と若干の疑問もあります が。 まあとにかく「だめてん」に関しては「行き当たりばったりではダメだった」と。 しばらく話を練り直してみます。 |
4月9日 4月4日あたりからまた働き始めました。バイクも新調。 レントゲンをとったところ骨折は直っているとのこと。でも胸に原因不明の痛みがまだあります。 完治はまだむずかしいようです。 そういわれてみれば歳食ったせいでしょうか、最近やたらと怪我や体調不良が多く、回復が遅いような気も…… などと弱気になってしまいます。 が、約2週間仕事を休んで小説を書いたり読んだりしていたため、いろいろと得られるものがありました。 最大の成果は、「なんで私は小説書くのがこんなに遅いのか?」わかったことです。 てっきり時間がないから、働いてるから遅いんだと思ってました。 しかし違ました。 2週間は休んでいたわけですから、、やろうと思えば1日10時間、合計140時間小説につぎこんで…… 仮に2枚/時間としても300枚くらい書けそう。 だったのですが実際には80枚しか書いてません。 なぜだろう……? じっくり考えてみたら、「ああ、要するに自信がないんだ、失敗や批判が怖くて書けないんだ」と気づきました。 早く書けたときというのは、思い返してみると必ず「自信がある状態」でした。 情けない理由ですが、理由がわかったのは収穫です。 自信をつける方法は、これからいくつか試してみることにします。 プロットをしっかり練ってみるとか。 だめてんのプロットについてもみなさんの意見を募集します。よろしくお願いします。 さて、4月9日はOFF会に行きました。 2chライトノベル板のひとたちが12人くらい集まって、舞い散る桜を見ながら…… 机の上に積んだライトノベル数百冊について、あーでもねー、こーでもねーと激論を。 やっぱりあれですな、「私の傑作は貴方の駄作」。 意見は分かれるもんですし、別れたときこそ面白い。 たとえば、 増田「白人萠乃と世界の危機ってどう思います?」 某1「サムい」 某2「空回りしてる」 増田「えー。あの『あとがき』とか笑いましたよ。あれは反則。メタフィクションすぎ。 ただ2度とできないw 飽きられるのも早いと思ってたけど2巻が出た。 どうなんだろう、ちょっと怖い」 某1「えー。あのあとがきギャグが面白いの? だめだよ先生、それ昭和のセンスだよ」 某2「昭和をばかにするな! あやまれ! 昭和にあやまれ!」 増田「『ALL YOU NEED IS KILL』について」 某1「どうも俺にはわからねー。SFであることは認めてやってもいい」 某3「でた! SF者による俺基準! 『これはSFではない』『SFと認めてもいい』」 某1「でもなー。なんか爽快感がなくてなー、だって同じとこグルグル回ってるだけじゃない」 増田「うーん、でもグルグルの受け止め方が違うんですよ! グルグルという状況をいかにして前向きの力に変えていくかという物語なんです」 某1「ずっと無限ループしてたら強くなって当然だろうって思う。爽快感っていうか達成感がない」 増田「違うんですって。あれは無限のループを経てスーパーマンになっても(ネタバレのため削除)、 そしてあえてその選択をした苦い決意、という物語なんです! ディバイデッドフロントの終わりかたに感動できて、なんでこれはダメなんだ!?」 某1「あんたは作者じゃないだろw」 某3「ところでペンcさんは桜坂先生とはどういう知り合いなんですか? なんであとがきに名前が出てるの?」 増田「桜坂さんとは『眼鏡っ娘居酒屋 委員長』というイベントで知り合いました。あの人は本物です。本物のメガネスキーです」 某2「増田はニセモノ?」 増田「原理主義ではないです。すべてのめがねっこにあまねくハァハァ」 某1「すべてとあまねくって重複してる」 増田「RRですかw」 そしてラ板大賞について。 某3「今回、ラ板大賞は桜坂のALLYOUがとったわけですが」 某1「なんでだ?」 某3「そう、俺も不思議ではある。 現代魔法ならともかく、萌え絵にぜんぜん頼ってない、タイトルが意味わかんない、一般受けするとは思えないわりと小難しいSFがラ板大賞! なんで だ?」 増田「ライトノベル板にいるひとはあんまり一般じゃないかと。売れ行きと板内人気がだいぶ違う」 某1「それいっちゃおしまいだよ増田先生」 某3「それでな、コレは俺の予測つうか妄想なのだが、おそらくALLYOU受賞の裏では闇の勢力が!」 増田「闇!?」 某3「そう! あえていおう! 謎の秘密結社『SF好き』が暗躍した結果であろうと!」 一同w 某3「いままでラ板内でのSF好きはあまりSFの話ができなかった! リミッター外して喋ると板違いとか言われるから。 だけどここで桜坂という、あきらかにライトノベル作家なんだけどSF作家でもある人が現れた! そこでSF好きは考える! ここで桜坂をラノベ作家として賞をとらせれば、SFの話をおおっぴらにできる! 『これもライトノベルですが何か?』と言える!」 某1「でも俺は桜坂ってあんまり……SF好きとして首をかしげる。俺は小川派だ。あと秋山完とか」 某3「あーそのへんはSF好きのなかでも派閥があるってわけ。古い帝国の復活を夢見る原理派と新しい千年帝国を建国しようというリベラル派が……」 増田「どこまで話をでかくするんだ!?」 4時間ほど喋ったあと、モンゴル料理店に移動。 羊肉をむさぼり牛乳酒を杯であおりながらライトノベル話を続けました。 そこそこおいしいのですが、メニューが単調な気がします。 某3「増田先生はやく本出してくださいよー」 増田「むにゅー。だめてんをまずは完成させましょう」 某1「だめてんも何がやりたいのかわかんない」 増田「私もわかんないw」 某3「おいw」 増田「プロットの練り直しが必要かと」 某5「増田先生になにを書いてもらうかってことなんですが、別にSFとかファンタジーの要素を入れることはないと思うんですよ。 現実世界を舞台にしたふつうの恋愛ものだってオッケーなんですよ。無理していれてません?」 某1「うん、でも無理だよ増田には。現実の恋愛とか書けない。ツボが普通の人間と違いすぎる」 増田「でも現実と同じものなんてわざわざライトノベルでは読みたくないじゃないですか? たとえば現実世界では地道な努力をしないと何事も成功しないかもしれない。 でも愛とか約束とかの力で潜在能力がピッカーピキュウンとばかりに覚醒してうまれかわったらなあ、というのは夢なわけです。 人間はそういう願望を充足したいんですよ」 某2「『人間は』じゃないだろ、『増田は』だろ! 勝手に人間を代表するな!」 某1「俺たちに謝罪しろって感じw」 某5「せっかくバイク便をやってるんだからバイク便経験を生かしたものを書いてみるのもいいかも」 増田「うーむ。でもただ主人公がバイク便になって成長するだけだと弱いよな。 SFにしてみる。 西暦2040年! バイクに人工知能が搭載され勝手に荷物を配達するようになったため人間の配送員は不要となった! バイク便存亡の危機! 主人公は伝説のバイク便を父にもつ少年で、バイク乗りの誇りを守るため、伝説マシンの封印をとき、走り屋系ポエムを口ずさみつつ、美少女のサポートを受 けて機械配達と競争だ!!」 某3「なんだそのツッコミどころ満載の設定w」 増田「SFですが何か?」 某1「ウソつけw」 某3「増田先生に書けないのはなんなのか消去法で消していこうぜ。恋愛だめ、SFだめ、ミステリだめ、とくにハードボイルドだめ……」 某2「ハードボイルドは無理だろうなァ」 増田「ハードボイルドで思い出したけど、ハードボイルドって探偵出すとかそういう問題じゃないですよね。 『12月のベロニカ』ってあるじゃないですか。 あれに出てきたハキュリーのことをハードボイルドっていうんですよね。 どんなに誤解されても蔑まれてもまったく弁解せず受け止めて、ただ大切な誓いを守るためにすべてを捨てて!」 某3「うん、あいつはハードボイルドだよ。わかってんじゃん。でも書くのはむりぽ」 増田「そうですか……」 某2「あとヤンキーものも増田先生とは対極にあるよな。もともとライトノベルでヤンキーものないけどさ」 増田「ヤンキーがずっと強かったらつまんないですよね。 たとえばヤンキーの魂がいじめられっこの体に入って……」 某4「いじめられっこから離れろバカ!」 某3「いつの時代のセンスだよ!?」 そんなこんなで2次会もお開き。 某1ことSF好きのおっちゃんに本を手渡されました。 某1「増田先生にはぜひこれを読んで勉強してほしい」 増田「??」 渡されたのは、「風俗がわかる本」。 な、なぜ……? |