2001年 5月
5月31日 今月も終わりだ。 今月は妙に日記の文章量が多いなあ。来月分は別ページにしたほうがいいな。 今日はどこにもいかずに、23区内で仕事していた。 腰が痛い。かなり腰を痛めた。もうわたしゃ年寄りじゃ。 スニーカー大賞にはネット上の小説を送っていいのかどうか、返事が来ない。参った。これでは楽園迷宮を送れない。 どうする? では別のところに送るか? ソノラマ? いや何か違うだろ。 もうあまり時間がない。ソノラマには夢伐戦記のほうが良いと思われる。「まーち」のせいで夢伐戦記の執筆スケジュールが遅れたので、富士見に送って榊一郎に挑戦状を叩きつけるという計画はお流れになった。たぶん間に合わない。 ソノラマに二つ送るってのも手ではあるが……下読みの人は、同じ賞に複数送ったら不利になるとか言ってるしなあ。まいったな。 フルメタのアニメの「キャスト未定」というのは、ドラマCD版とは変わるかもしれないってことだね。 かなめが氷上恭子というのは、なにかが猛烈に違うような気がしていたのだ、私も。氷上恭子はどっちかっていうとテッサだろ? でもドラマCD買ってみなきゃわかんないよな。私は今でもフルメタファンのはしくれだしね。まだ買ってないっつーのはあまり大っぴらには言えない。 |
5月30日 埼玉県の次は千葉県だ。昨日と今日は千葉の市川や松戸、船橋などをウロウロしていた。 雨のせいでいまいち体調が悪い。 ドラマガによるとフルメタがアニメ化されるらしい。GONZOが作ってくれるなら絵のクオリティは保証付きだろう。絵はね。ひとまずはめでたいことだ。 フルメタといえば、三雲さんの新作「ランブルフィッシュ」(スニーカー文庫)だ。いやフルメタと似ているところなんてほとんどないんだが、プロローグが、「現実の湾岸戦争に、突然人型兵器が出現する」というものだから、「おおおおおっ、フルメタのアームスレイブと同じ! フルメタに挑戦状かっ!」(←考えすぎ)と思ったんだ。もちろん私の気のせいだった。 ああ、面白いよ。ゲヘナのロボット描写よりこっちのほうが好き。ゲヘナのデッドリードライブには現実味を感じなくて。いや、科学考証が正確であるかどうかじゃない、リアルっぽい演出がされていればそれでいいんだけど。 あと、人間を描きたいという強い意思を感じた。これだけたくさんいるキャラクターをちゃんと描きわけることができたら、三雲さんは「キャラが薄い」という汚名を返上することができると思う。 面白い部類に入る。 |
5月29日 26日の日記で「ネット上に載せた小説は新人賞に送れない」と書いたが…… 少なくともソノラマと日本SF新人賞はオッケーらしい。問い合わせの返事がきた。 よかったよかった。おどかすなよ…… 富士見ミステリ文庫の「閉鎖のシステム」(秋田禎信)を買ってきたのだが、文章が独特すぎて読めない。本筋とぜんぜん関係ないことがどばーっと書いてある。そのせいで頭が幻惑されて状況が理解できない。小説の地の文=状況のナレーションではないけど、ナレーションとしての一面も要求されると思うぞ。なんでこんなに大げさに、しかもまわりくどく書くんだろう、それが気になって読めない。 悔しい。きっとこういう文章スタイルもあるんだろうな。 「大空に訊け! 戦いに勝つための至言集」(光人社)という本を買った。 日本海軍きっての戦闘機パイロット、故・坂井三郎氏が、雑誌で行った人生相談をまとめたものだ。 すげえ面白い。 昔の日本人、特に軍人というのはこういう考えをするものだ、という固定観念をけっこう覆すことを言う。すごいな。 生まれ変わったら宇宙飛行士になりたいとか、どうせ死ぬんだという考えは間違ってるとか、自分が今までに殺した人間より多くの人間を幸せにしなければ自分は死ねないとか、戦友の霊が出てきたことはないので霊能力はあり得ないとか、失敗する可能性を常に考えて行動するべきだとか、架空戦記がさかんなのは平和になった証拠だから喜ぶべきことだとか…… あと、自分の考えを押しつけるだけの人ではないことがわかって嬉しかった。 中には「こんなことを撃墜王に訊くなよ」という失敬な質問もあった。 「ドイツの撃墜王と坂井さんはどっちが強いですか?」とかそういう質問がなかったのが残念である(失敬なのはお前だ)。 |
5月28日 今日は埼玉県に縁のある日だった。仕事で、川口や大宮あたりをウロウロしていたのだ。 もう大宮とは言わないんだっけな。「さいたま市」だ。 大宮駅のちょっと南、となりの駅あたりに、埼玉県ご自慢の「さいたま新都心」がある。埼玉はそもそも都じゃないだろ、とか言いたくなるが、まあ東京ディズニーランドだって東京にはないしな。 でも東京都民である私は、「千葉を東京だと主張するのは我慢できる。だが埼玉を東京だと言うのはどう考えても嘘だ」などと思う。 かわいそうな埼玉県民。 さいたま新都心の感想。まだまだ作ってる最中という感じだね。ビルじたい作りかけの奴が目立つし、建物は作ったけど人が来てくれない、という印象を受ける。新都心より大宮駅周辺の、以前からある町並みのほうが栄えている。 まあ、横浜のみなとみらいだって最初はそうだったに違いない。いずれあれに迫る日も…… 来ない。 たぶん。 ごめん埼玉県民。 でも渋滞は一人前だよ。それだけは都と名乗る資格があると思った。 |
5月27日 やはり今日も雨が降りやがった。 今日やったこと。PSOの新キャラづくり。レベル上げ。「夢伐戦記」ちょっと書く。本をいろいろ買う。 今日買った本について。 同人誌「バスタード 未使用・改訂版」 バスタード……思いで深い作品だ。私がジャンプを買いはじめたのは、この漫画のためなのだ。もう13年も前のことになるんだなあ。当時はRPG風ファンタジーというものの存在を知って間もなかった。非常に新鮮に感じたものだったなあ。必死になって呪文を暗唱とかしたなあ。今でも大部分は暗唱できるよ。 しかしその後1年でバスタードは週間ジャンプから姿を消し、季刊のジャンプスペシャルに移る。 このへんまでは、まだ面白かった。アンスラサクスと戦っていたあたりは。しかし天使だの神だのアダムだの原罪だのと言い出したあたりで、話がどんどんアレになっていく。ジャンプスペシャル→週間ジャンプ→休載→また週間ジャンプ→ウルトラジャンプと移っていく過程で、話の崩壊具合はどんどん凄くなっていく。 毎回毎回「そうなるの? じゃあ今までの話は一体なんだったの?」と言いたくなる。 前の世界を滅ぼした破壊神が蘇る ↓ 破壊神は旧文明が造り出した生物兵器だった ↓ 実はそうじゃなくて人間に罰を与えるため現れた天使だった ↓ そうでもなくてやっぱり兵器だった ↓ それはどうでもよくて天使と悪魔の戦いが重要 これは「どんでん返し」とかじゃなくて、「設定が途中で変わってる」んじゃないか? いや、前半と後半では世界観が根本的に異なる、というべきだな。 ストーリーも脇道に逸れて逸れてそれまくって、もう何がどうなってんだか。っていうかどれが本筋だ? もう作者にも判ってないんじゃないか? といいつつ、いまでも読んでいる。 腐れ縁だよ。最後までつきあうと思う。 「人間と神の闘い」を描いた作品は収拾がつかなくなることが多い……そうきいた。 そうかもしれない。変な思想に走っちゃったりして、娯楽として成り立たなくなったり。 でも一度は挑戦してみたいネタだよな。 「プラネテス」 完成度が高すぎて溜息が出る。前にも掲示板で書いたけど、これのせいで、「人間は宇宙に進出すべきか、それとも地球にとどまるべきなのか、その対立を描いた物語」が書けなくなった。今書いても、これに遠く及ばない代物しか書けない。だったら書く意味がない。 だが、いずれやってやるぞ。いつかきっとな。 いや、その対立だけを描いているわけじゃないんだよ。もっと多面的な話だ。 「新・旭日の艦隊 9」飯島祐輔 原作はつまんないけど漫画はいい。実にいい。あくまでも「新」の方だけだよ。紺碧・旭日の中で本当に面白いのはこれだけだ。私はそう思う。荒巻氏の説教電波が入ってないし。 戦争ものとしてリアルだとは全然思わないけど、戦いがかっこよく描かれている。とくに今回はよかったな。いままでは、敵であるドイツ軍のメカがスペック的にこっちより弱いのが気に入らなかったのだが、今回は互角の性能だからね。 「謎」も魅力的に演出されている。 ラブコメとしてもよく出来ている(笑)。 まあなんといっても亜由美だね(笑)。 私と同じ性的嗜好の持ち主にはおすすめ。今回は彼女の出番あんまりないんだけど。つまり軍艦燃え・眼鏡萌え漫画。 |
5月26日 今日は休みだったが、大したことはできなかった。 「松戸才子まーち」第2話を完成させる。なんかえらく褒められる。衝撃。 「電撃以外は、ネットで公開した作品を新人賞に送れない」という話をきいて「ええええええっー!」と仰天する。 うそーん。私は確かに「いい」ときいたぞ。もし本当に駄目だったらどうしよう。問い合わせてみたが、また返事は来ない。ビビりながら返事を待っている。 特に総統暦が応募できなくなるのは痛い。どうしようもなく痛い。あれは構想3年執筆1年半だぞ。なにがなんでもあれを本にしたい。 「電撃以外駄目」というのが事実だとしたら……電撃に送るしかなくなるわけだが、枚数オーバーのため総統暦は送れない。しかし楽園迷宮はカテゴリーエラーだろう。だとすれば夢伐戦記か松戸才子ということになる。夢伐戦記が一番近いかな、電撃のカラーには。 よし、たとえそうだったとしても希望がないわけじゃない。頑張ろう。 |
5月25日 雨がやんでくれた……よかったよかった。 でも来週もまた降るらしい。くそう。 仕事のあとは飲み会。 なんか最近呑みに行ってばかりだ。 速攻で潰れる。私に酒なんぞ飲ますから悪いんだ。まあ眠っただけですんで良かった。 給料日だが、チェーンとスプロケットの費用3万5000円が引かれているのでちょっと少な目。しょうがないのだが、今月の生活は少し厳しいものになりそうだ。 うちの会社も参加している「バイク便対抗レース」の結果を見る。 戦慄をおぼえる。 凄い。すごすぎる。なにが凄いって、ナイトホークでNSRに勝ったり、ハーレーでハヤブサに勝っている人がいることだ。信じられない。一体何者だ。 |
5月24日 今日の雨もひどかった。雨で滑って死にそうだというのに、時間的にギリギリな仕事がきて大変だった。首都高をびゅんびゅんずるずる(後輪が滑りまくってる音。継ぎ目を通過するごとにバイクが尻を振る。寿命が縮むよまったく)と走ってどうにか間に合わせたけど。 明日は晴れるという。本当だろうな? 外れたら怒るぞ。 今日は川崎康宏「将軍はやってこない」(富士見ファンタジア)年見悟「アンジュ・ガルディアン 復讐のパリ」(富士見ファンタジア)東野司「鋼鉄の天使」(徳間デュアル文庫)を買ってきた。 「アンジュ・ガルディアン」はファンタジアの賞をとった作品らしいので、とりあえずこれから読んでみよう。 まずは、あとがきだ。 「今回の受賞は、僕はおそらく初めて誰かに自分の存在を認められた、人生における大事件でした。 生きていていいんだよ、そう言われた気がします。 やっと人間になれた、そんな思いすら抱いています」 ……このあとがき、怖い。 いや、嬉しいのはわかるよ。私だって雑誌に載ったときはその場で奇声を上げて踊り出したし(本屋さん、あの時はごめんなさい)、また載ったらやっぱりまた踊ると思う(今のうちにごめんなさい)。 でもさあ……ここまで嬉しがられると、興奮や歓喜が伝わってくるというより、いままで自分を認めなかった世間に対する、怨念や電波のようなものを感じる。 本当にあなたのこれまでの人生は、他人から拒絶されることばかりだったのか? そりゃ、そういう人もまれにいるのかも知れないが…… あとがきをよく読んでみると、「小説を書くのが好きで、これだけが自分のすべてだと思っているから、それ以外自分には何もないから、その小説が認められなければ自分の存在が認められないのと同じ」ということらしい。 そういう生き方は、いろいろと損だし、辛いし、面白い小説を書くためにもマイナスな気がする。 大丈夫かな、この人。 まあパラパラ読んだかぎりでは、肝心の小説の方は面白そうだけど。 |
5月23日 祝・4000ヒットーっ!! 雨がひどい。くそ、タイヤがつるつるだからなー。もうすべりまって大変じゃよー。明日もこんな感じらしい。くそう。みなさん、タイヤは早めに交換しましょうね。 なんか「松戸才子」が好評…… 今までここに載せたあらゆる小説の中でもっとも好評かも。 人生の不条理について深く思い悩む今日この頃です。 会社の人とかわした会話。 「お前の小説すごくよかったよ」 「どれですか? 総統暦? 夢伐戦記?」 「眼鏡っ娘が『ですう』とか言う奴」 言いたいことはよく判りますが、才子は「ですう」とは言いません。「ですよお」です。 うーん微妙微妙。 くそっ、才子のネタが脳内にドバドバ出てくる。やっぱり書きたいと思っているうちに書くのが一番良い。だから、「夢伐戦記」の前に、才子の第二話を書く。このぶんだと夢伐戦記は富士見には間に合わない。 えっ、榊一郎との勝負はどうなるのかって? 岡本賢一「傭兵グランド2 アンデッド・レディ」(ソノラマ文庫)を読む。 1巻「ゴーストエリアQ」が今ひとつだったので買ったきり読んでいなかったのだが、うん、2巻はなかなかお薦め。主人公のグランドを素直に格好良いと思った。暗い話だけどね。人の命について極端な突き放しているし。未来がないことがもう決まっている人達が死に方を探すっつー話なわけだし。しかし、あのラストはほんとに……いや、いいけどさ。 |
5月21日 少しだけカウンタの回り具合が加速した模様。でも、まだまだ。 今日はそれほど面白い出来事は起こらなかった。岡本賢一「ロストガール」(角川スニーカー文庫)がそれなりに面白かったので書いておく。岡本賢一はデビュー作が一番面白くてあとは落ちる一方だ、やれやれだぜ、とか思っていたんだけど、少し評価が上がった。 うーん、ちょっと心理面の書き込みが浅いかな。でもラストは好き。独創性も(キャラ以外は)あるほうだと思う。 「まーち」の第2話にはロボ子さんが出ます。 第3話では生徒会が出ます。ただの生徒会ではない予定です。 第4話では松戸家の両親と宇宙戦艦と宇宙人が出ます。ちなみに全部変です。 こないだ「広場」でこうひんさんが言っていた「まーちの終盤シリアス展開」には大いに心を動かされましたが、ああいうのとは違う方向性のものにすることを誓います。 でも父親が「松戸 博士」っつうのはいいかもしれません。母親はどうすりゃいいんでしょう。 おそらく最終話は「ガラスの封印 前編・後編」というタイトルになると思われます。現時点では。 しかしまあ、「まーち」はそこそこ好評のようですが、「夢伐戦記」と交互に書く予定ですので、次にアップされるのは夢伐戦記第5話です。たぶん今月中にはどうにか。 私は夢伐戦記を8月までに完成させ、富士見に送らなければならないのです。 榊一郎を倒し、奪われたものを奪還するために! 榊×C×ぐりま三角関係という冗談に、さらに秋口ぎぐる×榊一郎の関係まで加えて超複雑な倒錯的4角関係があるものと妄想すると、さらにすごいことになります。私が秋口ぎぐるにやたら対抗意識を燃やしているのも、秋口ぎぐるが一時期「ペンネームG」と名乗っていたのも、すべては……! あ、でも秋口ぎぐる=草野ぐりまでしたっけ。 破綻しちゃいました。はうっ。 「ミスターフルスイング」第3話感想。 もう内輪ネタ系ギャグ全開です。私は笑えるけどさあ。いきなりジャギ様。このまま突っ走ってしまってくださいっ。 内輪ネタで思い出したけど、サンデーの「かってに改蔵」。あれって漫画のネタとかアニメのネタとかエロゲーのネタとかガンダムのネタとかがバンバンでてくるし、しかも「そういうのにはまっちゃってる痛い人」についても知っていないとギャグが理解できないと思うんだけど。 普通の読者は、あれをどう思ってるんだろうね。 え、私? 毎回毎回「俺じゃん!」とか思いながら読んでるよ。 |
5月20日 「うごうご榊くん」の某日記を読んでいて「うーむ」と唸る。 私と草野ぐりまさんのインビな(嘘)関係が暴露されてしまったのじゃよー。 フッ……やはり榊一郎との正面対決は避けられんか…… では「夢伐戦記」はやはり富士見かな……待っていろ榊くっくっく。 なんつー誇大妄想じみたことを書いている場合ではないのである。 今日は、メガネっ娘オンリー同人誌即売会、「めがねっ娘フェスティバル」があったのだーっ! もちろん行きましたとも。そして堪能してきました。会場に満ち溢れる、かぐわしい眼鏡の薫りを胸いっぱいに吸い込んで。 それ変態です。 えーっとねえ、純粋に同人誌即売会として見たぶんには、あんまり高い評価はできないんだよね。単に規模が小さいからなのかも知れないし、こういうジャンル限定のってほとんど行ったことないから(創作限定の「コミティア」「そうさく畑」「オリジナル蘭」には参加したことがあるけど)比較の対象というものが存在せず、大きな事は言えないんだけど。やっつけ仕事というか、中身が手抜き(表紙はそこそこ奇麗だけど、中はトーンも貼ってないベタも塗ってない、明らかに未完成の漫画。場合によっては鉛筆で書き殴ったようなイラスト)というか、そういう同人誌の割合が高かったんだよ。 ただし、文章系の同人誌の中には良いモノもあった。たとえば「このメガネっ娘がすごい!」そして「20世紀最後にして最凶のメガネっ娘本」(全三冊)。あらゆる漫画・アニメ・ゲームに出てくるメガネっ娘を紹介しているメガネっ娘大辞典だ!! 「鉄人28号FX」の双葉について! 「エヴァンゲリオン・セカンドインプレッション」の山岸マユミについて! 「みつめてナイト」のセーラ様について! 「プチカラット」のシストについて! ああああああっ! そうだ、そうなんだよ。彼女たちは魅力的なんだ。今まで誰にもわかってもらえなかったが、ここには理解者がいるっ! しあわせ。 それにしても「ヨガのプリンセス プリティ・ヨーガ」までフォローされているとは…… でも、けっこう事実誤認もあるな。リューナイトのカッツェが乗ってるのは「リューガンナー デリンガー」だよ。 まあこれだけの量になるとしょうがないか。 あと、即売会以上に盛り上がったのは「メガネっ娘萌え萌えコスプレコンテスト」。審査員や司会の人たちが趣味全開。 さらにエントリーしてくれた女の子たちは実際にかなり美人で、しかも楽しそう。この「楽しそう」がポイントだ。 メイドをはじめ、いろいろなタイプのメガネっ娘がいた。私が投票した娘は残念なことに一位にはなれなかったが、それでも楽しいイベントだった。 一位をとったのはメガネウェイトレスだった。他の人より若干美少女度が高かった上に、ステージに上がる時ずっこけるという体を張った萌え演出まで行い、実に総得票数の40パーセントを獲得。まさに独走状態。他の10人の立場がありません。 今日のおすすめ本は伊東京一「バイオーム」。(ファミ通文庫)これはかなり良い。文章に緊迫感があって上手い。しかも、「樹海に埋め尽くされた世界」がすごく上手く描けている。その上、「動物や植物の生態が原因で事件や事故が起きる。それを、同じく動物や植物の知識で解決する」というあたりが意外性と説得力を同時に実現している。これは新人とは思えない筆力だ。 最後に。 「天才! 松戸才子まーち」第1話をアップしたんだけどさ。 難しいねギャグって。 私はいままでギャグ系作家をなめていたのかもしれない。ごめんね阿智太郎。 |
5月19日 池袋にお出かけ。 おおっ、ここがアニメイト本店か。凄いのう。アニメイトタワーじゃのう。 戻ってきて馬車道でスパゲッティ喰う。これから毎日行けるんだな。神よ、私は幸せです。 ってなことをやっていたせいで、原稿の進み具合は今ひとつ。でも新しい国民が来てくれたから、まあいいか。セガセガ教団もそろそろどうにかしないとなあ。 それから、渡瀬草一郎「パラサイトムーン 風見鳥の巣」(電撃文庫)読んだ。うちからもリンクされている創作支援サイト「作家でごはん!」の関係者で、このあいだ電撃ゲーム大賞をとった人だ。つまり「私は作家を目指しています。みなさんもがんばりましょう」と言い続けて、実際に作家になってしまった実例。すごいね。励みになるよな。 うん、文章はかなりうまい。「スピーディな展開」とか「全編がクライマックス」とかそういう類の話ではまったくなく、むしろ展開はトロトロしているのだが、にも関わらず全く「だれる」ことなく読める。これは上手い証拠としかいいようがない。 人間の感情が「色」という形で見える、という主人公の特殊能力もうまく表現されている。 とにかく言葉の選び方が適切で、語彙が豊富で、センスがいい。 これは私には真似できない種類の上手さだと思う。キャラクターの感じているプレッシャーとか不安とか、すれ違う心の悲しさとか、そういうものを書くのもうまい。ただ、カタルシスを期待して読むとがっかりするかも知れないけど。主人公やヒロインも悪くないが、脇キャラのほうがずっとかっこいいってのは、果たして良いことなのか、とも思った。まあいいや、総合評価は「面白い」よ。 問題はイラストかな。かわいいんだけど、このイラストレーターって女の子しか描けないみたいで、ちょっとこの話には向いてない気がする。いや、電撃のイラストレーターってそういう路線の人が多いけどさ。 あと、残念ながら巫女さん萌えにはなりませんでした。 |
5月18日 今日は雨でもないのにやたら事故が多かった。事故の現場に三回も出くわした。なぜだろう。 それにしても今週は妙に長く感じたなあ。雨降ったからかな。これから「まーち」と「夢伐戦記」を一気に書く。書けるだけ書く。がんばるぞーっ。 さて、このサイトにアクセスカウンタ付けてから3ヶ月。人口は3700人。 つまり1日平均40人か。 私は少し不満だ。もう少し宣伝しよう。まあカウンタが回ることより、感想とか批評とかがもらえることのほうが嬉しいんだけど。 |
5月17日 仕事関係のトラブルを処理していて帰りが遅くなった。 不謹慎な話ではあるが、トラブルとかミス、お客さんの苦情、それに対応する人達の姿などは、非常に参考になる。もちろん、自分がその立場に立たされたときも、「これは使える」とか思ってるよ。 私の家のすぐそば、バイクで5分か10分くらいのところに「馬車道」ができた! 馬車道とは何か! イタリアンレストランである! おいしいスパゲッティと独特の制服で知られている! どういう制服かというと、これだ!! ここも貼っておこう。 この制服は良いよ! 私は最初これを見たとき、魂が震えるような感動を覚えた。 いままでこのへんになかったからなあ。わざわざ埼玉県とか、東京は東京でもずいぶん離れた所まで行く必要があったからなあ。でも、これからは、毎週だって行けるんだ。あの制服をおがめるし、スパゲッティを食べられるんだ。 私がこの世で二番目に気に入っている服装である。一番目は眼鏡だ(眼鏡は服とちがうです)。三番目は……うーん……いや、エプロンドレスだったんだけどね……どうも最近は、あの服が好きだっていうとメイド好きだと思われるんだよ。違うんだよ。私は単にあの服装が好きなのであって、メイドは決して好きじゃないし、別に女の子をひざまずかせて喜ぶ趣味はないんだよ。わかんないかなあ。 そりゃわかんねーわ。 店員全員が眼鏡美人というレストランを作ってくれたら、たとえ値段が相場より1.5倍くらい高かったとしても、なおかつ不味かったとしても行くのになあ……もちろん美味しいほうがいいに決まっている……ちなみに馬車道はうまい……なんでないのかなあ…… 「眼鏡レストランを創る会」とか結成するか。 |
5月16日 秋口ぎぐる氏のホームページに眼鏡画像がアップされている……でも私はナタリー描いて欲しかったです。ナタリー描けナタリー。ナタリーに弄ばれたい。そういえばナタリーもマッドサイエンティストですな。あと、ここはドメインからして私のような人間を吸い寄せようという邪悪な陰謀を感じるのだが…… 「天才! 松戸才子まーち」書き始めました。 |
5月15日 「コミックバンチ」買った。 うーん。面白いか否かと言われれば、まあ面白い。 でも「本当に面白い漫画」つーほど偉そうなもんじゃないな。 とりあえず「蒼天の拳」は主人公の拳志郎が二枚目半というあたりがいい。 でも戦前の日本とか満州とかが舞台だなんて想像もつかなかったな。アクションの派手さでは、もう初代北斗の拳にはかなわないと思うから、どういう違いを見せてくれるかだね。 私が一番期待していた北条司の「エンジェルハート」。うーん、あまり面白くない。まあ第1話だしね。設定はショッキングでいいんだけど。特にシティハンター読んでる人にとってはショッキングだよな。ほんとにプロローグだよな、これ。ところで「エンジェルダスト」じゃなかったね、間違えてごめんね。 今泉伸二「リプレイJ」。まあ面白かった。駄目人生を送った男が過去にもどって人生やり直し、というのはすでに山ほどやられている話だけど、別にありきたりだとは感じなかった。「過去に戻りたい!」「やり直したい!」「こんな人生いやだ! 畜生!」という暗い情念の描き方がいい。本来、今泉伸二は浪花節というか人情話を得意とする漫画家だから……鷹城冴貴の仲間だから……その能力を逆方向に使えばこうなる。さて、「歴史は変えられるか」という方向に持っていくのか、それとも「変えるべきなのか」というのを主題にするか……いまんとこ楽しみ。 ほかにも何本か載ってるけど、面白いと思ったのはこの三本。全体的に言うと「確かに豪華な顔ぶれだし、漫画もつまらなくはないけど、なんだかすごく古めかしい」という感じ。とても新しい雑誌とは思えない。スーパージャンプとかヤングサンデーのほうがずっと新風を感じる。 まあ、もうしばらく読んでみるか。 あと、コンバットコミックの最終号も買った。これで休刊だ。 面白い漫画、感動的な漫画、けっこうあったんだがなあ。ああ、もちろん笑える奴もね。どうして「ユタカテレビ」単行本化されないんだろう。あれのせいでバックナンバー処分できないんだよな。あれ、軍事属性を持った人にとってはかなり笑えるって。あとアニメとか特撮とかにも詳しいと、なおいい感じだ。イタリア軍をコケにするネタとかやらせると、もう絶品。 でも最終号が「赤軍特集」って、いいのかよそんな事で。ソ連軍ならまあ判らないこともないが、ここでいう「赤軍」とは日本の革命家のことだ。それって、そもそも軍事か? やっぱり有終の美を飾るためには、ドイツ軍特集しかないと思うんだがなあ。 |
5月14日 ハイパー・ハイブリッド・オーガニゼーションの感想続き。 っていうか、冷静になって考えてみると欠点が見えてきた。 話の展開遅すぎ。というより、これは単行本一冊まるまる使って書いた、「プロローグと第1章」でしかない。ひとつの山場をむかえていない。いや、それを言うならミュートスだって1巻だけでは盛り上がらないんだけど。そんなところは真似しなくていいと思うぞ。 ついに明日「コミックバンチ」とかいう漫画雑誌が創刊されるらしい。 新潮社が最後の賭けに出るか。 「本物の漫画」ねえ……まあ、大口を叩く人間というか、ハッタリ屋は嫌いじゃないよ。実力がともなっていれば、傲慢なくらいのほうがかっこいい。「読者は作家の名前では読んでくれない。作品の内容だけが勝負だ」と言うのも同感。 なんか凄い意気込みを感じはする。なんといっても原哲夫とか北条司とか、ジャンプ黄金時代を築いた漫画家たちだからね。個人的には、北条司の「エンジェルダスト」とかいう女暗殺者の話に興味がある。 とかいいつつ、私は今のジャンプもけっこう好きだったりする。試行錯誤を繰り返している感じで。 そのバンチで連載される原哲夫の漫画が「北斗神拳伝承者の話」(北斗の拳の続編というわけではないらしい)だったり、スーパージャンプで「男塾」の続編がはじまったり(ねえ、民明書房はいつ出てくるの? ねえってば)……あの頃の熱気をもう一度、というのは、あの頃の作品をもう一度、という意味ではないと思うよ。なんだかひどく後ろ向きだ。 ただ、今のジャンプは大人の男があまり読まないことも事実だ。「こち亀しか読んでない」という人が私の周りに何人もいる。私がいくら、封神演技とかHUNTER×HUNTERとかの面白さを力説しても伝わってくれない。いわく「アニメっぽくてよくわかんない」うーん。架空の世界を舞台にしているからか。ファンタジー(まあSFとは言うまい)だからか。だがドラゴンボールだって北斗の拳だって聖矢だって、現実世界を舞台にしているようには見えないが。もともとジャンプの漫画は、マガジンとかに比べて架空世界を舞台にしている率が高いんだよ。 私も「しゅーまっは」の単行本買った。 ふと気づいたのだが、いま私がマッドサイエンティストもののギャグ書いたら、これの亜流というかまがい物にならないか。なる。きっとなる。参った。 「ミスターフルスイング」第2話感想。 笑える。なんだか楽屋ネタが多くて、「幕張」のようですらある。男塾とか新手のスタンドとか、そういうネームよく通すなあ。まあ笑えるからいいや。 いいけど……なんで第2話でいきなり眼鏡とるんだよ! |
5月13日 今日はあまり大したことはやらなかった。ちょっとネットやって、ちょっと原稿書いて。ちょっと本読んで。 高畑京一郎「ハイパー・ハイブリッド・オーガニゼーション(略してH2O)」(電撃文庫)が面白かった。いやあ、これはいいよ。特に麻生俊平の「ミュートスノート戦記」読んで面白いと思った人にはお勧め。同じ変身ヒーローものなんだけど、立場が逆だから。裏返しのミュートス。 悪の秘密組織があって、それと戦っている変身ヒーロー(改造人間)がいて。 「正義の変身ヒーロー」に自分の恋人を殺された男が、ヒーローに復讐する話だ。これはあらすじ紹介に書いてあることだから、ネタバレではないよね。 そうだよな、響たちの戦いの裏では、「その被害者」だって当然いたはずなんだよな。それは響たちもわかっていたし、それを覚悟して戦っていたわけだが、たとえ覚悟しても罪が消えるわけじゃない。自分を納得させることに成功したとしても、それで死んだ人が生き返るわけじゃない。「決して許さない、復讐してやる」と誓った人だっていたにきまってるよな。 そのへんのことがかなり良く書けているぞ。 これから先が楽しみ。なのではあるが、この作家って寡作だからなあ。次はいつ出るのかなあ。1年に1冊以上のペースで出るとは、どうしても思えないんだよな。 さて……「夢伐戦記」が第4章までアップされたわけだが……この先どうしよう。 あと1章ぶんの原稿はすでにある。2年ばかり前に書いた奴が残っているわけだ。それをパソコンに入力すれば済むことだ。その途中で少しいじるけど、まあ大した時間はかからない。今月中にはたぶんどうにかなる。 問題はその先だ。だいたいの展開は考えてある。主人公が暗く悩むような展開は飽きられているのか知れない、と思っているので、バトル中心の内容にしようと思っている。でも書く速度は遅くなると思う。これだけに集中したとしても、8月までに終わるかどうか怪しい。ぎりぎりかな。 で、そのままこの話だけを完成させてしまうべきか、別の奴を書くべきか、ということだ。 掲示板でこうひんひろみ氏に、面白くて笑える、他愛もない話も書いて欲しいと言われた。 確かに、方向性を変えてみるのも重要なことなのかもしれない。 コメディ路線の話はひとつ、短編連作のネタを持っている。ものすごーく昔、同人誌に書いていた話だ。たぶん知っている人は、この日記を読んでいる人の中にはほとんどいないと思う。 マッドサイエンティストの話だ。それを全面改稿して載せる。とりあえず性転換から入ろう。 「天才! 松戸才子まーち」(仮) 主人公はちょっと気弱な男の子。普通の、ちょっとラブラブな高校生活を求めて、舞台となる高校に入学してきた。 部長の眼鏡美人に勧誘され、ふらふらと科学部に入ってしまう。 ところがそこの部長は顔は美人だけど超強引な性格で、次々にトンデモな発明をして世界征服計画を進行中の、めちゃくちゃな女だった! 逃げだそうとするが、気が付いたらもう逃げられなくなっていた。 どうするどうする? こうして主人公の多難な高校生活がはじまった…… 科学部廃部をたくらむ生徒会との戦い! 次々に勝負を挑んでくるライバル・マッドサイエンティスト! 襲い来る巨大ロボ、迎撃する空前絶後の×××ロボ! 普通の高校生活に戻ろうとするが、もう染まりきっちゃってて戻れない主人公! 毎回変な薬とか機械の実験台にされる主人公! なんか……こうして書いてみると……ときメモの紐緒さんだな。 そうならないよう気を付けて書こう。とりあえず、ああいうあからさまに高飛車な感じはやめよう。 読みたいですかみなさん、こういうの? 問題は、いまでもギャグが書けるかどうか、ということ。フルメタの掲示板で私の書いたものが受けていたのは確かだけど、あれはすでにフルメタという作品があって、フルメタのキャラ……宗介、テッサ、クルツ、マオ、マデューカスなどがどういう人間なのかみんな知っていたから。それに寄りかかってた面白さにすぎない。ガチョピンとかジョジョネタとかのパロディも使い放題。あれは普通に考えると反則。私にはギャグの才能なんかないと思うよ。いや、シリアスの才能もないと言われそうだが。 |
5月12日 飲み会から帰ってきて、少しネットをやったあと、死んだように眠る。 起きて、本を読む。頭がすっきりしたらファンタシースターオンラインをやった。 それから月姫。死ぬぞ。バッドエンド多いぞこれ。でも死んだらシエル先輩に教えてもらえるからいいや。 ふと思いついて、「ペンネームC」「LOOP王国」「総統暦111年」「楽園迷宮」などの単語を検索エンジンに放り込んでみた。 おお、10程度はヒットするようだな。ふむふむ。 あれ? 「楽園迷宮」だけ136もヒットしているぞ! どうしてこれだけ? どこか他のサイトで紹介されているのか? そんなに人気があるなんてまったく知らなかったぞ! と思ってのぞいてみたら、こういうものでした。 あと、「楽園迷宮」という名前の詩もいくつか出てきました。 まあ、それほど独創的なタイトルだと思っていたわけじゃないけどさ…… とほほ。 |
5月11日 「NOIR」を観た。記憶を失った少女暗殺者を描いたアニメである。「ファントム・オブ・インフェルノ」と似ているとか、パクリだとか、いやそんなことないとかいろいろ言われている作品だ。 うん、これ、ほとんど似てないよ。本当に基本的な部分の設定が似ているだけだ。そもそもキリカとアインはだいぶキャラが違う。全体としての演出がぜんぜん異なってるし。ファントムの荒々しい部分は削り落とされて、かわりに全体が詩のような雰囲気で統一されている。ファントムには「かっこいいガンアクション」を見せようという娯楽精神が感じられた。一方このアニメにはそういうものはほとんどない。わざと爽快感が排除されている。銃を撃つことなど、ただの人殺しでしかない、という突き放した描き方だ。だからこそ人を殺さざるを得ない人間の心の動きを、できるだけ抑えた筆致で、しかし印象的に描くことが出来た、という感じだ。あと音楽だね、音楽の使い方が美しい。けっこうお薦め。 いや、まだ一つのエピソードを見ただけなんだけど。 そのあと仕事に行って、家に帰らずに飲み会に参加。みんな酒が入ると凄い。それにしてもダイナマンとかギャバンとか、会社の人達の前で歌わされるとは思わなかった。すっかり特撮オタだと思われているな。まあ受けたからなんでもいいや。 男達の集団で、酒が入ると始まるものが二つほどある。職場の愚痴と、猥談だ。今回は前者がなかったのでホッとしたが、そのかわり後者が大変なことになっていた。なにしろ、 「お前が一番興奮するのはどれだ? 巨乳? 微乳?」 「いや、女の子を調教するのが好きだろう? お前はそういう顔だ」(顔かいっ) 「ずばり、メイドだろ?」(私は榊一郎ではありません) 「全裸より裸ワイシャツだろお前は?」 「むしろ、看護婦さんとか好き?」などとさんざん訊かれる。 すごくフェチっぽい嗜好の持ち主に見えるらしい。 お答えします。私が一番興奮するシュチュエーションは、「眼鏡っ娘に叱られる」これだ。 眼鏡をかけた、おっとりした控えめな女性(声・皆口裕子か岩男潤子)。 しかし彼女は実はとても芯が強く、何らかの大ピンチが発生して私が「もう駄目だ」とか泣き言ばかり言っているとき、普段からは考えられない強い意志を発揮して、私のことを思いっきり厳しく叱りつけてくれる。 いや、実にいいね。最高だ。それが私の好みだ。 ……って、どうしてそういう眼で見るんだ、みんな? |
5月10日 フルメタの漫画をもう一度じっくり読んでみた。 すまん、昨日書いた感想は間違いだ。あれは「テッサが学校に来て、宗介があわてふためく話」ではあっても、「女神の来日」(ファンタジアバトルロイヤルで発表された短編)とは全然違う話だ。今回の奴は長編フルメタの一部だね。つまりこれから長編二巻のエピソードがはじまるんだね。少し違う形でテッサとかなめの出会いを書いてみたわけだ。たぶん。 「ペンネームC撲滅委員会」が久々に(実に久々に)私の話をしている。転載しよう。
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5月9日 ふう。昨日、今日と雨が。雨が降ると気が滅入るぞ。まあしょうがないが。 かの北朝鮮のお偉方は何しに日本にきたのだろう。コンピュータに詳しいとか、それ関係の人と会いたかったのではないかと新聞とかに書かれていたが……実は彼はエロゲーマニアで、秋葉原にエロゲー買いにきたのではないか。なにしろ父親がああいう人間なので、彼もオタクである可能性は非常に高いのだ。いや、きっとそうだ。そうに違いない。 じゃあ我々としては、エロゲーをいろいろとプレゼントするかわりにどうこう、という交渉が可能である。おおっ、太陽政策よりすごい日本のエロゲー。いやでもあまり刺激すると原画家とかが拉致されるかも知れないが。それは日本にとって大いなる損失である。突然北朝鮮がエロゲーを発表し、しかもそのキャラクターデザインがCARNELIANそっくりだったりしたら、「すげえ、すげえぞ」とか思うんだが。 まあそんなことより国民に飯を食わせるべきだよなあの国は。 コミックドラゴンを読む。 ヴェドゴニアの漫画、ようやく少しだけ面白くなってきた。相変わらず絵は酷いが。 フルメタの漫画、あれって……いや、キャラ萌え的には大正解だけど、テッサが宗介ラヴになるのは長編2巻以降であって、長編2巻のエピソードをまだやってないのにテッサが学校に来ちゃうのはいろいろとおかしいぞ。例によって時間をシャッフルか。私が言うのも何だが、それはかなり読者が混乱するぞ。私なんか「総統暦」の直しやってて自分が混乱したぞ(駄目じゃん)。 更新履歴に書くほどじゃないけど、総統暦を微妙に修正した。なんか過去のシーンが時期的に矛盾してたんで。エルンストの回想シーンとアルベルトの回想シーンでは、同じ場面を別の視点から見ているだけのはずなのに「何月何日」という表記が異なっている。おいおい。時空のひずみが生じつつあるようです、ってか。みなさん、これはただのミスです。何かの伏線ではありません。 これって書き始めてからもう2年くらいになるぞ。でもまだ完成したとは言い切れないな。ふう……7月までにどうにか。頑張ろう。 ところで楽園迷宮の感想が全くない。もしかして完結した事が知られていないのか。つまんなかったのかな。っていうか、あの終わり方に問題あるのかな。 うん、あれには私も驚いた。(おいおい) 気の早い事に、夢伐戦記の次にどんなのを書くか、いろいろとネタを練っている。 現段階での候補は二つ。 「クリスタル・プリズン」 ちょっとだけ内気な少年が、人の心を読む力を手に入れる。人間の心の中にある欲望や欺瞞を知ってしまい、衝撃を受ける。そこにもう一人のテレパスがあらわれ、「そうだ、人間はこんなに汚い生き物だ。みんな偽善者ばかりだ。さあ、君と僕で人類を滅ぼそう」みたいなことを言う。少年の心は大いに揺れ動くが…… 一人称で、徹底的に心理描写を細かく。学園モノ。 「弱きものたちの方舟」 何万人かの移民を乗せて、太陽系を脱出し第二の地球を目指す船があった。すでに太陽系は大戦争によって壊滅しており、いまやこの船の乗員だけが人類のすべてである。人類の科学力を結集して創られたこの方舟でさえも、目的の星にたどり着くには数百年を要した。だから乗組員たちは宇宙船の中で生涯を終える。子供を残し、その子供がまた子供を残し、世代交代を繰り返して、遠い子孫が目的地に至る。そんな方法しかとれなかったのだ。 ところが出発してわずか20年で、船内の人々のストレスは限界に達する。一生を宇宙船に閉じこめられて過ごすのは、自分が生きているうちには決して目的地に着けないというのは、覚悟していたはずの人々にとってもきわめて辛いことだったのだ。地球に帰りたい、こんな旅はもう嫌だ、彼らはそう思い始める。船内のあちこちで起こる事故や犯罪。いっぽう宇宙船内で生まれ育った少年少女たちは逆の問題を抱えていた。彼らにとっては宇宙船の中こそが世界のすべてであるため、どうして目的地の惑星に向かわなければいけないのか判らないのだ。二つの世代の間で対立は深まり…… 主人公である二人の青年(親友どうし)は、この問題をどうやって解決するかで対立する。 二人の友情と、人間を信じるとはどういうことかを描く。宇宙船内の科学技術的な描写をリアルに。 どっちが面白そうだと思う? この二つはある程度プロットができあがってるから、比較的すぐに書き出せそうなんだけど。 |
5月8日 せっかく印刷して会社に持っていったのに、あまり興味をもってもらえないようだ。 悲しい。 でも撲滅委員会を見た限りでは、2ちゃんねるの名も知らぬ人が「総統暦」読んでくれたらしい。そうか面白かったかあ! ありがとう、ありがとう! 私本人はつまらない人間だそうだが、小説が面白ければ小説家としてはオッケーだな。逆よりはずっとマシだ。 今日は私がよくのぞいているサイトの紹介をしよう。 「戦場には熱い風が吹く。」 熱血ダークと人外ロリが好きな人、ジン・ジャザムさんのホームページ。この人の日記はブラックすぎるかけあいが抱腹絶倒の面白さ。 内容はエロゲーについて40パーセント、小説について20パーセント、漫画について20パーセント、その他20パーセント。 たまに日記の毒が濃すぎて悪口系サイトみたくなっちゃうけどね。私もいつぶった斬られるかとビクビクしてる。特にこの人、「自称小説家」にはすごく厳しいから。 今のところ無事だが。いや……斬るほどの価値もないっつーことかも…… 「変ドラ 何だこりゃ」 私は手塚治虫より藤子不二雄のほうが偉大であったと思う人間である。 いやそんなことは誰よりも藤子不二雄自身が認めないだろうが。 正確には、私が好きなのは故・藤子・F・不二雄さんのほうだ。この人のSF短編は本当に傑作ぞろいだ。どれか一本と言われれば「ミノタウロスの皿」。価値観転倒モノの大傑作。あれが30年以上前に描かれた作品だというのか。すげえぜ。「ポストの中の明日」とか「未来どろぼう」とかもいいぞ。「ふたりぼっち」も少年成長ものの王道だ。 あと「老年期の終わり」。これはかなり泣けるな。「征地球論」も深い。この二つははずせない。いや、「あのバカは荒野をめざす」もいいし、ブラックでグサリと来るなら、「ある日」。これを超えるものはないだろう。 長編でどれか一本と言われれば、私はやはり立場上「21エモン」をお薦めせねばなるまい。「モジャ公」でもいいが。このへんについてなら熱く語れるぞ私は。 ところが、代表作中の代表作である「ドラえもん」については、私はさほど詳しくなかった。映画版ドラだって、「アニマル惑星」までしか見ていないし……正直言って、本当に面白いと感じたのは「鉄人兵団」「竜の騎士」くらいまでだった。やっぱり子供向けということなのかな…… と思っていた。 だが、ここにはある! ドラえもんの知られざるダークサイドが!! おいおい、いいのかよ。そうとしかいいようがない。特に「分かいドライバー」。 |
5月7日 トラブルが発生して更新できなくなった。と思ったら直った。なんだったんだ、一体? 「夢伐戦記」はけっこう好評みたいだ。よかったよかった。 「最初だけだったね」とか言われないよう頑張ろう。 今日、コンビニに入った私は、どこからともなく漂ってくる甘美な眼鏡フェロモンに引き寄せられ、週間少年ジャンプを手に取った。 ほう、新連載か。ミスターフルスイング? 野球もの? ふん、そんなものには興味が…… !!!!!!!!!(ジャンプ的表現。ちなみにマガジン的表現は !? だ。) わかってるじゃないか、ジャンプ! このまま眼鏡ヒロインを誌面いっぱいに増殖させてくれることを願うぞ。まあ問題は中身だ。中身を読んだ。おう、主人公は典型的なアホじゃ。おうおうっ、このヒロインの登場シーンがっ! そうか……ただの眼鏡ではなく、「ずり落ち眼鏡」か……なかなか通だなジャンプ。さすがはスーパーダッシュ文庫を擁する集英社だけのことはある。はっ、「ROD」の読子も「ずり落ち属性」を追加装備した強化型眼鏡っ娘ではないか(小説バージョンの話である)。そして「ハンターハンター」のシズクも「ずり落ち眼鏡っ娘」だ。 まさか集英社はずりおち眼鏡っ娘による世界制覇をたくらんでいるのか。 いや、週間少年チャンピオンも神聖眼鏡っ娘帝国を築きつつあるが……あちらの眼鏡は細めがねである。「ななか」と「しゅーまっは」を見るべし。私は、私はどちらに荷担すべきなのだろう。 「歴史群像」を買ってきた。 歴史群像大賞が発表されている。なんか応募総数が173とかいってるぞ。いまいち盛り上がらない賞だなあ。私もなにか歴史ネタを書いて送るか。いや私の書く奴はSF色が強すぎて送れない。やっぱり私は電撃とかだな。ううむ。でも総統暦書くのに「ナチス親衛隊」とか「SSガイドブック」とか「絶滅収容所の記憶」とか「第三帝国の野望」とかいろいろ買ったんだよ。でもほとんど使ってないんだよね。もったいないよな。 |
5月6日 掲示板に人が来なくなった。どういうことだ。 今日は連休最後の日。大したことはできなかったな。「楽園迷宮」と「総統暦111年」を投稿にそなえて手直ししていた。あと、ネット外の人にも読ませようと思って印刷とかをしていた。 ねえ、楽園迷宮ってどこに送ったらいいと思う? どう考えても富士見じゃないよなあ。 スニーカー? ファミ通? 電撃? まさかコバルト? うーんうーん。今のところ、締め切りが近いのはスニーカーか。うーんなんか、これまでの受賞作とは毛色がぜんぜん違うんだよなあ。 うーむ。 |
5月5日 そうか、今日は子供の日かあ。 ……子供の日じゃ何もギャグができないな。つまらん。 月姫を封印して頑張った結果、「夢伐戦記」の1章と2章をアップすることができた。いや、途中でPSOとかやってたけどさー。 どうですかこうひんさん、これを読んで疑問は解消されましたか? ……え、増えた? うん、それはそうかも。 |
5月4日 くそう! 月姫が面白くて原稿かけねえ! プロでもない人間がこんなに面白いものを作れてしまうなんて、こんなにも胸に訴えてくる文章をかけるなんて、私は一体どうすればいいんだ。 しばらく月姫禁止! でもまあ、いちおう楽園迷宮が完成した。なんか当初の構想とはだいぶ違ってしまったが。 次は「夢伐戦記」だ。 それにしても体が痛い。昨日「シャカッとタンバリン」とかやりすぎたからだ。すっかりジジイの体だな。 |
5月3日 新宿に行った。くそお楽園迷宮かけねえ。詰まってる。気分転換になるかと思っていったのだ。……こうして人は際限なく怠けるものである。たぶんプロの作家だってそういうもんだ。 でも、「ハイパージョイ」というカラオケのシステムは凄いね。あそこでしかお目にかかれない曲がたくさん。ゲキガンガーが3曲入ってるとか、シュラトのエンディングが入ってるとか、そんなのあそこだけだぞ。あと「鏡の中の勇者」とか。あれはいい曲だ。でも「13月の革命」も歌いたかったな。 まあ気分転換にはなったさ。 「なんでこんなに人がいるんだよ、キーッ」とか切れそうになったが。 |
5月2日 掲示板にて、「夢伐戦記」の設定についていろいろと高度なツッコミが入っている。 特に「移動したい」と思った場合にはどうなるのか、というのは考えてもみなかった。それで移動できるとなると、空を飛んだりする能力がほとんど無意味になるな。困った。うーむ。そこまで設定を詰めることができなかったから、つまらなくなっちゃったのかな。 |