子供の矯正
よくあるご質問に「大人になってから矯正治療をはじめてもきれいな歯並びに
なっている人がいっぱいいますね？子供の時に矯正治療は必要なんですか？」
が有りますが、
子供の矯正のメリットは主に次のようなことがあげられます。
１、成長期の顎骨の不調和の改善。（上顎前突・下顎前突・開咬）
２、永久歯の順調な萌出が可能になる。
３、抜歯を回避した治療の可能性が広がる。
４、成長期に咬み合わせの悪さからくる成長への悪影響・虫歯による歯の早期喪失を防ぐことができる。
大人の矯正では、多くの場合、抜歯をして骨格的問題や歯列と顎骨の不調和を解消することが多いです。よって子供のうちに矯正治療をしておけばよかったのにと思うことも多いです。大人になって抜歯をして通常の矯正治療で治療が行えればいいのですが、悪習癖が放置されたままで顎骨のズレが大きくなった場合は外科的な顎骨の改善が必要になる場合もあります。矯正治療が対象にする不正咬合とは歯並びが悪いために正しく咬み合わせができない歯並びですが、この原因は顎の未発育、乳歯の虫歯や早期喪失、日常生活の悪い癖等が有ります。不正咬合には原因が有りますので、原因を知るためにも初診相談を受けることをお勧めします。
相談を受けて治療をしたほうがよいのかどうかを判断されればよいと思います。