燃料の調整
last update 1999/08/07
燃料積載量を決める
どんなに優秀な戦闘機であっても、燃料が満タンであったらその動きは鈍くなってしまいます。
ハリケーンの場合、燃料を満載した状態では、燃料を積んでいない状態に比べ実に1.5倍近い重量があります。
例えば、あなたが自分の体重の50%の荷物を担いだ状態を想像して下さい。荷物を持たないときと同じ速さで走れますか?(できると答えたへそ曲がりのあなた、あなたはいつまでも被撃墜王です、おめでとう)
答えは明白です。
そもそも、あなたはドーバー海峡を渡る爆撃機隊を護衛するわけではないので、燃料を満載する必要などないのです。
マルチプレイではほとんどの場合、ゲーム開始直後に戦闘が始まります。あるいは敵味方に分かれてから戦闘を始める場合もありますが、それでも満タンにする必要はありません。
私の経験上、燃料は10%〜20%もあれば充分です。第一、私の場合、燃料がなくなるまで撃墜されないほど腕は良くありませんし、その前に弾がなくなってしまいます。
では、燃料を調整してみましょう。
まず、マルチプレーヤー待機室の画面左にある『航空機の変更...』ボタンをクリックします。
すると右の図(あるいは右上になってるかも知れませんが)のような『航空機の変更』画面が表示されます。
この画面左下にある『燃料』のところで適切な燃料のパーセンテージを指定します。
後はOKを押すだけ。
これであなたのハリケーンはダイエットに成功し、軽やかに大空を駆けめぐることでしょう(ホントかよ)。
燃料はどの程度持つのか?
で、いったい 10%
の燃料でどの程度飛行できるのか試してみました。
50% の燃料で、巡航速度 250mph 、高度 5,000ft
を飛行した場合、約 50分間飛び続けることができます。
ということは、10%あたり10分という目安でいいでしょう。
もちろん、フルスロットルにした場合はこれとは異なります。
だいたい半分くらいの時間と見た方が無難かも知れません。
プロペラピッチの調整で燃料を節約する
プロペラピッチは自動車でいうギアに相当します。
高いピッチでは馬力が出ますが、燃料の消費も激しくなります。
チーム戦などで、いったん東西に分かれてから対戦する場合、燃料を必要以上に使用しないというのは、大切な要素です。
もちろんスロットルを絞るという方法もあるのですが、燃費という考え方からすればプロペラピッチを変更するのもひとつの手段です。
ちなみに、キー操作は下記の通りです。
動作 キー操作 最小 Ctrl + F1 減少 Ctrl + F2 増加 Ctrl + F3 最大 Ctrl + F4
燃料タンクを切り替える
実は、BearCat
もマルチプレイ中に聞いて知ったのですが、ハリケーンも燃料タンクを切り替えることができます。
ムスタングなどでは当たり前のようにやっていたのですが、ハリケーンでできるとは目からウロコでした。
ハリケーンで燃料タンクを切り替えるには、コックピット表示の左下にある、燃料タンクセレクタ(Fuel
Tank Selector)をマウスでクリックします。
燃料タンクは3段階で切り替え可能です。
PORT 左翼側中央タンク CENTER 胴体内重力タンク STBO 右翼側中央タンク
これを使うことで、燃料をさらに減らして飛ぶことができます。
残念なことに、これを操作するためのキーはありませんし、操作をキーに割り当てることもできません。
従って、燃料タンクを切り替えるためには、コックピット表示に切り替えた上、マウスでセレクタをクリックする必要があります。
格闘戦に入った状態でこの切り替えを行うのは困難です。格闘戦に巻き込まれる前に、燃料が充分に入ったタンクに切り替えておくことをお薦めします。