二日目前半

 

6時頃ハーレーの音で目を覚ます。

うぅむ、早いねぇ。

って言うよりこの場合は私が遅いんだけどね(^^;;

それよりもちゃんと別れを告げることが出来なかったのが心残りだったなぁ。

良い旅を!そしてまた何時か何処かで!

んで、そのまま起き出して朝食を食べる。

朝食が終わればいつまでもキャンプ場にいる理由はなし。

全ての片づけが終わった07:45頃出発。

 

いい天気だなぁ。

う〜む、昨日テレビで見た天気予報は午前中最悪だったのに。

気象庁の嘘つきめ!(爆)

ま、こういう嘘だったら大歓迎だけど(笑)

さて、この日の予定は能登の方に向かうってだけで全く決まって無し。

とりあえず糸魚川まで出たら日本海沿いに走ることだけ決めて出発。

 

昨日に引き続き148号線を走っていったんだけど、この148号線っていうのは

この辺りから姫川沿いを走ってるのね。

いわゆる姫川渓谷を走るんだけど、この姫川渓谷が良いのよ、凄く。

こー、ごつごつした岩がごろごろしてて、そういう景色もかなり好きなうえ道が

かなりいいもんで、気分良く飛ばしたなぁ。

かつて糸魚川から白馬まで行ったとき、やたらと狭い道を走ったんだけど、

あの時工事してたのはこれだったんだね。

もっともそのお陰でそのとき見かけた、いかにも”河原に湧いてるますぜ、ダンナ”

な雰囲気を漂わせてた温泉に行けなかったんだけど。<実際は知らない

(要するにそこは工事のための迂回路沿いにあった)

ま、長野もかなり面白そうなんでまた来る予定だから、そのときにでも探すか。

 

そして糸魚川に近づいた時のこと、ヒスイ峡の看板が目に入る。

実は少年の日の夢の一つに”考古学者”なる物があって、その頃の影響で

石とかって結構好きなのね。

別に”宝石”にはさほどの興味は無いけどさ。

前回こっち来たときは時間が無くて行けなかったんで、そのヒスイ峡に向かった

んだけど。

こ、怖かったんダスよ〜〜(T_T)

1.2車線くらいの道が崖沿いを走ったり、両側に生えてる草のせいでブラインド

コーナーになってたりする。

お陰であるコーナーを抜けた直後トラックと正面衝突しかけたよ(^^;;

そういう道だったんでお互いゆっくり走ってたからなんとも無かったけど、ホント

危なかった。

そうやって苦労しつつ、09:20頃ようやく到着したんだけどその甲斐はあったなぁ。

う〜ん、なんて言ったらいいんだろ。

別にヒスイ峡っていってもヒスイを採らせてくれたり博物館みたのがある訳じゃ

ないのね。

ただ日本で唯一のヒスイ原産地たる小滝川沿いで、ヒスイの原石がごろごろ

してる河原に行けるってだけなんだけどさ。

まず、その小滝川が良いのね。

綺麗な流れだし、とにかくでっかい岩がごろんごろんしてて。

どれがヒスイの原石かはいまいち分からなかったけど、それだけでも自分的には充分。

それなのにそこから見える(多分)明星山っていうのがこれまた凄くて。

山っていうより岩山。

此処は中国か?っていう感じな眺め。

いや、中国行ったことありませんが(笑)

まぁ山裾は広いし木々もちゃんと生えてるんだけど、そんなだったね。

 

しばし景色を堪能してから出発。

次に向かった先はここに来るまでに看板で知った高浪池というところ。

その看板によると”巨大魚が棲む神秘の湖”との事なんで、興味をそそられちゃって(^^;;

しばし走って到着したその高浪池は、ヒスイ峡同様山奥なんで静かで良いところ。

で、巨大魚なんですが。

案内板によると4m級のお魚さんが2匹いるらしい。

ちなみに名前は「波太郎」に「碧」だそーな(笑)

「良く姿を現す場所は管理人に聞いてください」ってその管理人がいないんだけど(^^;;

しばし湖畔を眺めながらぼぇ〜っとしてたけど結局見れませんでした。

機会があったらまた寄って今度こそ見てみたいもんだ(笑)

 

ちょっと雷が鳴ってたんでそこは20分程で出発。

再び148号線に戻って糸魚川に向かった訳なんだけど、ここでもう一つ宿題を

思い出す。

それは”フォッサマグナミュージアム”

実は少年の日の(以下略)

到着したのは10:50頃。

フォッサマグナについて色々あるのかなぁと思って結構期待してたんだけど、いまいち

だったなぁ。

どんなだったかと言うと化石とか展示してる博物館ってあるよね?

それに多少フォッサマグナについての展示が追加してあるっていう程度。

ま、その”化石とか展示してる博物館”自体が好きなんでそれなりに楽しかったけど

ちょっと期待とは違ってたんで、ね。

空模様がちょっと妖しくなってきてたんでそこも20分程で退散。

 

さて、その後日本海にでて今度は比較的海沿いを走る8号線を西に。

フォッサマグナミュージアムを出てからそろそろご飯をと思って飯屋を探してたんだけど

相変わらず適当なのを見つけられない(^^;;

ツーリングに出て食事がファミレスなんてなるべく避けたい。

普通の飯屋も見つけられなくて「こーなったからには富山まで行っちゃるわ!(自棄)」

とか思ってたんだけど、やっぱり駄目。

ふらふらしだしたんで目に付いた”道の駅越後市振の関”に入る。

時はちょうどお昼頃。

水分補給だけすればいーやとか思ってたけど、そこには食堂もあったんで食事にする。

さて、実はここに来るまでの8号線で名物を発見しておりました。

やたらと旗がたってたんで、ね(笑)

それは”タラ汁”

要するにみそ汁みたいなもんだろ?それだけじゃ足りないだろうからいつものアレ

と一緒に食べてみるか。

(組み合わせの変さは理解してるのでツッコミ不可(笑))

そう思って注文したんだけど、受け取った器をみて思わず呻く。

「み、見くびっていたぜ。ヘヘヘ、なかなかやるな(滝汗)」と。

まずはいつものアレからいってみましょう。

器の大きさは普通のどんぶりより1.2〜1.3倍増しといったところ。

高さもどんぶりとほぼ同じくらい。

ご飯の上にキャベツの千切り。その上にカツが乗っていてカレールーがかけてある。

バランスは取れてるんだろうけど、キャベツの千切りのお陰で食べる量が増えてる(^^;;

おっきめな器にたっぷり入ったカツカレー。

これだけでもかなりの戦力。

では次に本命はタラ汁に行きましょうか。

さっき「みそ汁みたいなもん」だろうと予測してたよね?

内容としては間違ってないんだけど、問題は器。

こっちもどんぶりなんだよ〜〜(T_T)

それにタラが丸々一匹。三つにぶつ切りにされて入ってる(^^;;

うん、いかにも冬食べたら暖まりそうな北国の料理だねぇ。

つーか、でかすぎだって(汗)

”タラ汁定食”ってあったのはこういう事だったのね。

確かにこれだったらこれだけで充分おかずになるわな(汗)

思わず写真に撮りたくなるくらいビックな器。

そして覚悟を決めて食べ始めたんだけど、あまりの量に幻聴が(爆)

根所無しD-R.J「ここで負けても(残しても)誰も攻めはしないさ……」

漢なD-R.J「バカ野郎!自ら注文した物はなんであろうと残さず食べる。

     それが漢ってもんだろうが!」

判定:漢なD-R.Jの勝ち(阿呆)

そーゆー訳で何とか残さず食べる事が出来たダス。

(流石にタラそのものにはほとんど手つかずだったけど(^^;;)

ふぅ、辛い闘いだったぜ(爆)

マジで疲れた昼食。

なんで昼食で疲れてるんだろうねぇ?(^^;;

あまりに満腹状態だったのすこし休んでから再び出発と相成りました。

 

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