三日目後半

 

昼食が終わったらいよいよ日本の最北端へ。

ていってもモニュメントがあるってだけだったどね(笑)

で、まぁ記念に写真でもと思ってたんだけど、時は正に昼時。

即ち観光客が一番多い時間帯。

だからひっきりなしに撮影しててモニュメントの前から人がいなくなることはなくて。

仕方なくそのまま撮る。

う〜ん、全く知らないおばちゃんの記念写真みたいになっちまったよ(笑)

 

予定とは全く違った写真を撮り終えた後はいよいよホントの最北端へ。

ていってもモニュメントの裏側に回ったってだけだけどね(笑)

……だから表現がくどいってばさ(自爆)

で、岸辺からさらに海の上まで石がちょっと繋がってたんでそこまでいってから

アイを叫ぶケダモノが一匹出現……の予定だったんだけどね(笑)

流石に人が沢山いるトコでは出来なかったよ(^^;;

だから妥協してココロの内でアイを叫んで来たダス。

って何をやってるだかなぁ(笑)

ま、いつものお約束だし(爆)

 

目的を達したんで再び駐車場の方に戻ってみるとそこにはバス停(豆知識参照)

があってね。

なんとなくヘンな感じがしたんで近寄ってみて驚愕。

なんとバス停の壁や天井、あまつさえ床にまでさっきの展望台にあったノートの

ような書き込みがびっしりと。

すげーなーもう(^^;;

ノートもあったんで壁とかと一緒に見てたんだけど、ホントに色んな人が色んな所から

来て、みんな北海道が好きなんだなぁ……

やっぱり嬉しくなって、壁とかの写真を撮ったり(フィルムはここで補充出来た)ノートに

書き込んだり。

流石に壁とかには書けなかったなぁ(笑)

その後もちょっとした公園のような所があったんでそこを散策してからトイレにごー。

……別に催してしまった訳じゃないぞ(笑)

単に携帯の充電をしたかっただけでさー(爆)

ほら、公衆トイレには必ずと言っていいほど電源あるから、旅人にとっては貴重な

充電場所なんだよ(笑)

で、充電始めたんだけど。

あまりの臭さに5分で脱出(爆)

芳しきかほりがたまらねーっス(T_T)

う〜む、もう少し人がいなければ表で待ってたんだけどなぁ。

 

見るべき所は見たしするべき事も終わったんで、出発すべく停めてあった駐車場に

戻ると、いつの間にか他のライダーが数人来ていてなんだか話をしてる。

仲間に混ぜてもらいたいなぁとは思ったんだけど、既に出来てるグループに入り込む

のって実は苦手なんでそのまま出発。

……しようと思ったらなんと午前中に見かけたなにわナンバーの9Rさんが到着。

どうやら東側の海岸線から来たようだな。(私は西側ね)

前に見かけたときと同じく出発する気満タンになってたんでそのまま出たんだけど、

ホントにタイミングが合わないねぇ(^^;;

まーこればっかりはね。

 

さて、目的の一つである日本最北端の岬で(以下略)は果たしたので今度はもう

一つの方。

すなわち利尻富士を見に稚内に向かったダス。

いや、海岸線にでても見れるとは思ってなかったけど、利尻島に渡れば何とか見える

かなって思ってね。

まだ時間は早いんでひょっとしたら島に渡るフェリーに間に合うかもしれなかったんでね。

で、さっき走ってきた道を今度は逆戻り。

ホントはこう言うのって好きじゃ無いんだけどね。

他のルート回ると間に合うものも間に合わなくなるかも知れなかったんで妥協。

でもその前にイベントが一つ。

そう、今度は「日本最北端の給油所」でガスを入れ、証明書をもらう事!(笑)

普段入れてるトコとは別の系列のGSだったんだけどさ、そんなの(証明書ね)貰える

って知ったら行くしかないでしょ(笑)

ホントに岬のすぐ側にあるGSなんでちょろっと行ってさくっと給油。

で、念願の(笑)「日本最北端給油証明書」なんだけど。

いや、大したこと無いんだよ、全く。

ごく普通のカードみたいなのにそう印刷されてるだけ。

でも大切なのはそういう事じゃないからね。

同時にもらった貝殻のキーホルダーと一緒に大事にとってあるダス。

なまじっか買った物よりよりも遙かにいいお土産になったなぁ。

……大してお土産買ってないけどさ(笑)

お土産をほとんど買わない理由についてはまたの機会に。

 

さて、ようやく宗谷に向かってレッツらごー(爆)

で、その途中での事。

さっきは言わなかったけど実はこの道って稚内空港のすぐ側を走ってるんだけど、

この時たまたま離陸の時間と重なってたのね。

しかも同じ方向に向かって離陸してる飛行機を発見。

そんなの見たら勝負かけるしか無いでしょう、ニンジャ乗りとしては!(意味不明)

と言うわけであくせるわいどお〜ぷん!

ってしようと思ったんだけど、さっき白バイとすれ違ってたんでちょっとだけオープン。

へなちょこだなぁ(笑)

ま、まだ大型二輪に関しては初心運転期間中でこの間捕まったばっかだからね。

一年間は大人しくしてないと(笑)<その後は?

 

宗谷を出たのは13:30頃。

で、稚内に着いたのが14:30.

まず到着してからすぐに港にあるフェリーターミナルへ。

ツーリングマップルによれば一日に2〜4便って事だったけど、間に合ったかな?

……お、15:30に出航のがある。

そういうわけで速攻買いですな。

出航までまだ時間があったから食料とお酒の買いだしに一回市街地を適当に回って

から港にある二輪待機所へ。

すると既に先客が。

メンバーは奈良ナンバーのエストレアさんと地元のZ50J(モンキー)さん。

……アレ?

帰宅後に気付いたけど、私を含めてみんなカワサキ乗りだ(笑)

(実はあともう一人いたんだけど離れたとこにいて、こちらに全くよって来なかったので、

忘れたダス(^^;;)

突堤のような所に地べたに直座りで自分も含めて3人で楽しく話したダス。

するとあっという間に出航時間到来。

そこでフェリー内に駐車して、何故か船員用らしき梯子を登って乗船。

テレビのある席に座れたんで、再び大相撲中継を見ながら(笑)お話を続行したダス。

 

改めて話を聞いてみるとエストレアさんはすぐホテルに泊まって、明日利尻を一周。

で、翌日礼文に渡るらしい。

う〜む、日程に余裕があるようで羨ましいぞ(涙)

んじゃ、モンキーさんの方はというと。

地元で羨ましいなぁとか言ってたら……仕事で利尻に渡るそうな(^^;;

ホテル利尻ゆー所が人手が足りないから来てくれゆーて。

「休みで来てるんですよねぇ。羨ましいです」って言われてしまったよ(笑)

そだね、うらやましがるなんて贅沢だよな(^^;;

ちなみに

「今度稚内に来るときは○○っていうホテルに勤めてるんで泊まってください」

ってな営業もされちまったダス(笑)

でもゴメン、ホテル泊まらないから(^^;;

 

他にも色々と楽しい会話を交わしてるうちに、あっという間に到着。

1時間40分程掛かってたのに、ホントあっという間だったなぁ。

名残を惜しみつつ別れそれぞれの道へ。

また逢えるといいなぁ……

 

私の上陸後の予定は利尻を一周。

明日のフェリーの時間は早いし、まだ一周出来るくらいの時間はあったからね。

さ〜て、利尻富士は見れるかな……?

って天候悪化してる〜〜(涙)

お陰で山裾は見れるけど頂上部分はまったく見れない。

仕方なく諦めて出発。

途中に逆さ富士が見れるという「姫沼」があったので寄ってみる。

見れるとは思ってなかったけど、折角来たんだし行けるトコ行っとこうと思って。

で、それほど大きくは無いものの走りやすい道を走って辿りついた姫沼。

それなりに海岸線から入った所にあるだけあって静かでいいところだったなぁ。

でもやっぱり利尻富士はあまり見えなかったダス。

多分7合目くらいかなって程度までが見れただけで、沼にもほとんど映ってない。

でもまたくれば良いことだしね、大して気にしちゃいないダス。

それよりほぼ同時についた観光バスのおばちゃん達のほうでめげたなぁ(笑)

頼むから静かにしてくれってのよ(T_T)

ま、この辺も次回にじっくり見に来れば良いことか。

 

さて、姫沼を出てから再び島を一周する道に。

さっきも言ったけどホントに走りやすくて良かったんだけど、途中で雨が(T_T)

……ついに来たか。

降ったり止んだりだったから途中までは着ないでいたんだけどさ。

段々本格的に降るようになったんで、レインウェア着てバックに袋被せて、と。

装備をちゃんとしたんで余裕が出てきたんで周囲を見回してみる。

ちょっと話変わるけど、港は島の北の方にあるのね。

で、そこから南の方向に向かって走ってたんだけど、南の方って人家がほとんど

無いのよ。

だから少し淋しい景色ではあるんだけど、その分風景は凄かったなぁ。

この日は風もそれなりに強かったから海が荒れててねぇ。

普段荒れた海なんて生で見ないから結構圧倒されたなぁ。

 

さて、そうやって走っていたんだけど実はこの時ちょっと迷ってたのね。

かなり天候が悪かったからテント張るかホテルに宿をとるか、を。

景色がいいからって事で勧められてたキャンプ場に泊まるつもりだったんだけど、

ツーリングマップルによると「かなり風が強い時がある」ってあったんで怖じ気

づいちゃって(^^;;

そこでとりあえず行ってみて、他にだれもいないようだったら宿をとる事にする。

でも途中のコンビニで食料の買いだしはきっちりと。

やっぱりキャンプ好きだからね。

できればテント張って泊まりたかったんだよ。

 

で、ちょっとだけ迷ってたどり着いたキャンプ場には四人の先客が。

よし、これで踏ん切りがついたっつーことで、ここでキャンプ張ることに決定。

名前は沓形岬公園キャンプ場。

到着時間は18:20頃で、総走行距離は1053qほどだったかな。

ちなみにここはちょっと小高い丘にあるって、海に面してるんで景色がもの凄くいい。

ただし晴れていれば、ね(^^;;

この日は何回もいってるけど天気悪いし、時間が時間だったからろくに見えなかったよ。

(でも礼文の街の明かりは見えた)

まぁ、いずれ利尻にはリベンジに訪れるんで、またそのときの楽しみにしとくか。

 

まずはレインウェア着たままテントを張る。

少しでも風の当たらない場所を選ぼうと思ったけど、そんな場所は無かったんで先客

の隣に張ったダス。

ちなみに全く同じテントを使ってる人の隣を(笑)

居るんだねぇ、同じテント使ってるの。

なんか嬉しかったんだけど、ちょっとアレな情報をこの後聴いたダス(^^;;

ちょっと待ってね、すぐだから。

で、テント張った後はここにくるまでに見つけておいた、近場の温泉に行こうと思って

出かけようとしたら先客のみんなが出てきたんでちょっとお話を。

まぁ、特に大した事を話したわけでも無いし、時間もほんのちょっとだけだけどね。

残念な事に。

でまぁ、この時他のメンバーが私ともう一人が使ってるテントについて教えてくれた

んだけど、これがまた(笑)

なんでもこのテントはあまり良くないらしくて、雨が漏ってくることもあるそーな。

う〜む(^^;;

今まで結構長く使ってるけどそういう事はないけどなぁ?

まぁ、雨が降ってる時ってあまり走りに行かないからかもね。

とまぁ、こんな事をちょっとだけ話した後で温泉へ。

 

向かった先は「ホテル利尻」っつー所。

そう、フェリーで一緒になったモンキーさんの勤務先(笑)

裏手には既にモンキーが置いてあったダス。

きっともう働いてるんだろうなぁ。

私は温泉に入るんで頑張ってください(をひ)

さてここは島民は格安で入れて旅行者(宿泊客以外でも可)はちょっとだけ高い料金を

払って入るという地域密着型(?)の温泉。

こういう雰囲気は結構好きだなぁ(笑)

で、その旅行者用の料金を払って入ったんだけど、カウンターのトコでおっちゃんが

テレビ見てたのね。

つまりコンセントがあるって事。

某アニメキャラのように「ちゃ〜〜んす(ニヤリ)」と呟いて(爆)図々しくも携帯の充電を

お願いしたダス。

こんな事もあろうかと充電用のコードを持ってきてあったのさ(笑)

快くオッケーしてくれてありがとう、おっちゃんm(__)m

 

こうして気がかりだった事を解消していよいよ温泉へごー。

ただしここも露天がなかったから大して銭湯と違わんかったけど(爆)

それでもいくつか種類はあったなぁ。

まず普通の湯船が2つに泡風呂(?)が1つで打たせ湯も1つ。

あとノズルに包囲されてシャワーの一斉放射を全身に喰らう(笑)のがあったっけ。

もちろん全種類制覇(笑)

一日中走り詰めで疲れた体にはやっぱりお風呂だねぇ(^^)

敢えて温泉って言わないあたり「天の邪鬼だなぁ(^^;;

ま、ともあれそうしてゆっくりしてからカウンターのおっちゃんにお礼を言って携帯を

受け取ってから温泉を後にしたダス。

 

その後はキャンプ場に戻って夕飯を食べたんだけど、時間が時間だったし天候も

悪かったから他のメンバーはテントに籠もってて誰も出てこない。

それは夕食後も同じだったんで、ちょっとだけ付近を散歩してからテントの中で酒を

呑みつつ例の曲を聴いてから寝たダス。

時間にして21:30頃。

相も変わらず風が強く吹いていたとさ。

 

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