五日目中盤

 

道央道にのって苫小牧までひた走り。

ホントは室蘭港からのフェリーに乗るんで、そのまま室蘭なり登別まで

乗ってけばいいんだけどね。

そうすりゃもう少し旭川の辺りをうろつけたし。

でもちっと目的があってね。

ま、それはおいおい話す事にして。

しばし高速を飛ばし12:20頃深川のPAにて休憩。

ついでに牛串450円也を買い昼食代わりとする。

や、ホントは他にも食べようと思ってたんだけどね。

これだけで良くなっちゃって(笑)

そしてそこで熊谷ナンバーのCBR900R(通称ファイヤーブレード)さん

と出逢い、しばしお話をする。

楽しく会話交わしてたんだけど、そこで少し……いや、かなりの感銘を

受けた事が一つ。

「北海道良いですよねぇ。出来れば住みたいなぁ」

と私が話したら

「そうだよなぁ。だからさ、こっちでいい仕事がないか探してるんだけど、

なかなか良いのがないんだよなぁ……」

「…………」

ちっと自分が恥ずかしかったなぁ。

「たい」と言ってるだけの私と本当に動いてる彼。

カッコワリィなぁ、オレ……

少し、ホンキで考えてみようかな。

ちょっとした憧れだけで出来る事じゃない。

だからこそホンキで、ね。

時間にしてわずか20分足らず。

しかし非常に中身の濃かった出逢いだった。

彼はこれから長万部で温泉に入って函館から陸送で家まで帰るそうな。

私は長距離フェリー。

う〜〜むむむむむむ、悔しい。

(ま、この辺に関してはまた別の機会に)

挨拶を交わし少し先にでる彼を見送り、私もまた出発。

ウハハハハハ、負けねーぞ!!

なんぞと叫びながら、ね(笑)(何故こう叫んだかはまた(以下略))

再び道央道を走り出し、次に止まったのは苫小牧……ではなかったり。

途中恵庭か千歳で降りて少し東に行き、支笏湖で休憩。

支笏湖自体は実はかつて訪れた事があるし、それなりに時間が迫って

もいたんで常ならば確実に一周するところだったけど止め。

適当に休憩所を探しそこから支笏湖を眺め一休憩。

う〜〜ん、綺麗な水だ。

お?

湖畔にキャンプ場があるぞ。

あそこで泊まったらいい朝が迎えられそうだなぁ……

なんぞと思いながら煙草をくゆらせつつしばしぼんやりと。

ついでにそこで珍しく同僚におみやげなんぞ買ったりも。

いや、面白いモノを発見したんでね(笑)

そうでもなきゃ買わないって。

(前にも同じような事書いたけどやっぱこの辺もまた別に)

充分休憩した後で支笏湖を後にし、苫小牧へと向かう276号線を。

しばし後に苫小牧に到着。

「ここには極マル秘な市場があるぞ」と事前に情報を貰ってはいたん

だけど、地図をみてもよく分からない。

と言うより地図をみるだけだとどーにもそそられる場所が無い。

じっくりみて回るならそんな事も無いだろうし、前述の市場も見つかると

は思うんだけど、他にも行きたい場所があったんで寄るのは止め。

そのまま苫小牧から室蘭までを海岸線で繋ぐ36号線を走る。

そして、実はこの36号線にこのページの頭で言ってた目的があったり

するんだな、これが。

どの辺かは今一よく分からないんだけど、かつてこの道を逆に走った

時に見つけたある建造物(っていうとちょっと大げさなんだけど(笑)

それ故あまり飛ばさずのんびりと海岸線を流す。

まぁ、車が多くなってきてもいたしね。

にしても良い天気だなぁ……

高速から降りてこっち自然と袖まくってしまうってもんだよなぁ(笑)

(これ伏線ね(笑))

そしてあった、あったよ。

探してるモノが見つかったよ。

それはあるお土産屋。

ちょっとした海産物市場ってなトコなんだけど、この建物自体は特に

珍しいものでもなく、ごくありふれたもの。

では何故「目的」と呼び「建造物」と呼んだか。

それはですな。

屋根にあるでっかい熊と鮭の木の置物を見たかったのだ。

置物っつーか、もはや木製の像なんだけど(笑)

しかもマジ巨大な。

どのくらいの大きさかは写真みてもらいましょー。

どう?

わざわざ寄った訳が分かった?

これみるのは二回目なんだけど、これから何回見たって笑っちまう

だろうなぁ(笑)

バカバカしいまでのでかさにさ(笑)

うむ、これでもはや満足。

さー、次に行こうか。

と言うところで後半へ。

 

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