六日目中盤 |
ログキャビンを出てからさほどの間もなく445号線は終了。 ここから218号線を東に向かい高千穂へ。 この道も私が好きな山間の道。 ただ山間とは言え山と山の間隔がそれなりに広いため、この辺りから 風が強く何回か煽られたのには困ったけど(^^;; それでもキツイコーナーは特に無く快適に走って行ったダス。 そして13:15頃、高千穂にある国見ヶ丘という場所に到着。 景色がかなりいいって事だったけど、やっぱりここからもあまり良くは 見えなかったなぁ。 ま、高千穂一帯を見回すには充分だったから問題ないけど(笑) それにしても風が強いしかなり寒いわでもー大変。 くしゃみを連発してたダス(笑) なお、この丘(と言うより山)は神々が最初に降り立った場所で、ここから これから治めるべき国を見回したから国見ヶ丘といーます。 そゆわけで午前中の熊襲穴に引き続き神話の時代に思いを馳せつつ、 景色を眺め辺りを散策。 気の済むまで浸って(笑)ここを出たのは13:40頃。 次の目的地は天岩戸神社。 は?高千穂峡? ん〜、今一行く気になれないなぁ。 だってこんな近くに町があるんだから大したことなさそうだし。 とっとと次に行くダスよ。 とまぁ、こう思ってたんだけどね。 通り道からすぐって看板があったんで、取りあえず行くだけ行ってみよう かと思い直す。 そして行ってみたならば。 いいモノ見れたんだよね、これが(笑) それは真名井の滝という所。 岩壁から水がわき出してるような感じで、それだけでもかなりいいのに すぐ側には水車小屋があり、しかも梅が咲いてる。 いい絵だ……ってなんか写真撮る目で見てるなぁ(^^;; でも実際いい景色ですっかり気に入ったんだけど、難点が一つ。 それは観光客が多い事。 平日だってのに、なんでこんなにいるんだよ(T_T) 特に喧しい人達がいた訳じゃ無いけど、それでも人が少ない状況で見た かったなぁ…… おかげで其処にいれたのはわずかに10数分。 他にも見所があるような感じだったけど、沢山の人がいるって状況が嫌い な性分だからね。 特にこういう所に来るとそれが顕著に現れるし。 我慢が足りないっつーだけかもね(^^;; そんなこんなで出発し、そしてまたすぐに停まる。 高千穂神社って案内があったんで寄ってみたんだよ。 残念ながら特筆すべき物を特には感じられなかったけど、それでも静かで いい感じでした。 ちなみに”静かでいい感じ”って言葉。 私にとっては結構な褒め言葉なんで。 というより静かであればポイントが高くなるって事かな(笑) さて、色々寄り道したけど、高千穂神社を出た後は天の岩戸神社へ。 途中猿田彦尊を奉ってるらしき祠を見かけ、なんとなく感心。 それと当時に高揚しつつも何となく厳粛な気分に。 間違いなくこの辺りには神々の息吹が残っている。 史跡があるとかそういう事じゃなくて、古くから受け継がれた素朴な信仰 の存在(ってのも妙な表現だけど(笑))を感じてね。 いや、ここ1.2年位前からようやく古くから受け継がれた無形の物の良さ が分かるようになって(笑) もちろん変革も必要ではあるけど……って話がずれてる(^^;; ともかくそんな感じで嬉しく走り続け、天の岩戸神社に着いたのは15時頃。 幸いにも人が余りおらずラッキーですな。 ほら、ここも有名だから人が多いと思ってたもんでね。 などと言いつつどんな物かはさっぱり知らなかったり。 ゆー事で早速見てみますか。 と、なにやら看板に「案内を希望される方は社務所までおいで下さい」と書い てあるのを発見。 う〜〜ん、金取られそうだよなぁ…… でも折角だからお願いしてみるかね。 というわけで社務所に行って案内をお願いする。 案内してくれたのは男性の方。 宮司の人かな? ともかくこの人に案内して貰ったんだけど色々と凄かった。 まずいきなり 「この先は神域になりますので清めさせてください」 言われてお払いの様なものを受けたし。 説明はまるで祝詞のような声と、独特の口調でだったし。 そして肝心の天の岩戸。 川の対岸と思しき場所にあって直接見る事は出来なかったけど(というより もうずいぶん長い事誰一人として立ち入った事はないそうな)やはり”何か” を感じたダス。 「神域につき撮影禁止」って看板が出てたけど、言われるまでも無くそういう ことしちゃ駄目だって感じたしね。 案内&説明は約20分ほどで終了。 知らなかった話とかも聞けて頼んで良かったなぁ。 また来るときはお願いしようかな。 なんせこの案内が無ければ天の岩戸は見れないし。 何より無料だったし(笑) ま、寄付金はお願いされるけどね。 ちなみに私は「見つけちまった以上これは買いだろ」と言う事で購入した 御神酒のおつり500円ほどを寄付。 さっきの案内にはそれ以上の価値があるって思ってたからね。 そしたら「こんなに高額を」ってな反応されてとまどったダスよ(笑) まぁ「百円でも結構ですので」ゆーてたトコ見ると全くしない人のが多い んだろうなぁ。 イカンねぇ諸々の人々よ。 お金ってのはこうして遣うモンだと思うんだけどなぁ。<余計なお世話デス ともあれ案内されてる最中は説明に集中してたから出来なかった写真撮影 を開始。 散策を兼ねてフラフラ撮ってただすよ。 もう少しふらついて居たかったけど時間が時間だったので切り上げ、近くに あったスーパーと酒屋で買い出しも済ませ出発したのは16時ころ。 そして出がけに駐車場で隣に停まっていた湘南ナンバーのバンのおっちゃん に話しかけられる。 「ずいぶん遠くから来てるねぇ」 いや、おっちゃんの方が遠くからだって(笑) それにしてもこうして話しかけられるのは初めてじゃないけど、何回目でも 嬉しいものだなぁ(笑) その割に余り自分から話しかけないってのもアレだね。 ちっと反省せにゃ。 という事を話してた訳じゃないけど(笑)会話をしばし楽しんでから別れる。 そして10分ほど走ってから再び停車。 場所は天の岩戸温泉という名の温泉施設。 「施設」の一言で察してもらえると思うけど、ここも露天は無かったダス。 ちっ(爆) いや、私的には温泉ってのは露天があってなんぼだから(笑) まぁ銭湯も好きだから良いんだけどね。 汗を流し充分暖まってから出たのが16:40ころ。 昨日とは違いかなり遅いこの時間になってから今日のキャンプ地に向かった ダスよ、ゆー所で後半へ。 |