三日目(3/5) |
この日起き出したのは07:30頃。 ……遅いなぁ(^^;; 幸いにも晴れていてテント内もそれほど濡れていない。 ともかく起き出して今回旅にでてから初めてメシを作る。 まぁ、暖めるだけのヤツとトーストなんだけどね(^^;; そして食事がすんで一休憩してから荷造り。 ところがこれが時間掛かってねぇ。 なんせ昨日適当に放り込んで風呂にいった後に、さらに適当に濡れない ようにかぶせたからぐちゃぐちゃで。 出る直前になって天気が悪くなってきたんで、そっちの準備も。 結局出発準備完了したのはなんと10時頃ってんだから、いやはや(苦笑) ま、一通り整ったのでキャンピングカーに行って挨拶を。 たまたま選んだキャンプ場で貴方に逢えたのはホント良かったです。 「こういう生活も今年で最後になりそうだよ……」 って寂しそうに言ってたから、ホントにもう逢うことは出来ないかもしれない けど、それでも強く思います。 また逢いたいって。 そしてちっとでも先に進んだ自分を見て貰いたい。 この事を伝えはしなかったけど、そう思ってた。 そして管理事務所に行ってお金を払ってから走り始める。 するとすぐに雨が。 ……昨日に引き続き今日もかい。 おまけにまたしても風が強いし。 勘弁してくれい(T_T) ま、天候はね、どうしようも(以下略) さて、今日の予定はこの辺を適当に見て回ってから桜島にでも行こうかと。 そこでまず目指したのは開聞岳の周囲一周。 それにしても昨日から思ってたんだけど、なんか見たことのあるような形 なんだよなぁ…… と、案内標識があったので見てみて納得。 なるほどね、通称薩摩富士か。 確かに富士山に良く似てるわ。 ほほう、約二時間で登頂可能? 景色、良さそうだよなぁ。 ま、流石にこういう天気じゃ登る気にはなれないけど、次の機会にでも 登ってもいいかもなぁ。 と堪能してはいたんだけど。 かなり怖い所も。 南の方から一周したんだけど、一周道路に入ると途端にトンネルに。 そのトンネルがまた細くて暗くかつ不気味。 時折天井が無い所があるんだけど、そこから見える風景はまるで廃墟。 おまけに長い。 体感でだけど、そんなのが1q以上。 心霊関係苦手な私はかなりびびっておりました(笑) あそこって絶対に肝試しのスポットだよなぁ…… そして開聞岳を一周して満足した後はそのまま北上してイッシーの棲むと いう池田湖へ。 昨日は通り抜けてしまったからね。 改めて行くことに。 到着したのは11:15頃。 生憎の天気だけど、その分切れた雲間から差す光が湖面に映って綺麗 だったなぁ。 ちなみにこの時バイクを停めたのはちょっとしたドライブインと言った所。 だから観光客が山ほど。(何故かこの時外国の旅行客ばかりだった) なのになんでそんな所に停めたかというとひとえに大ウナギの看板に 惹かれたから(笑) とは言ってもね、大して期待してなかったんだよ、ホントは。 だってウナギだし、たかが知れてるって思ってたのね。 ところが、だ。 その大ウナギ、ホントにでかかった。 説明板によれば50年の命脈を保ち最長で2mまで達するとのこと。 まぁ、そこに居たのは1.5mとの事だったんで最初は「なんでー」とか思った けどさ。 考えてみれば1.5mって小柄な成人女性並だよな(汗) なんつーデカさじゃ。 おまけにものすごい太さ。 後で聞いた話から推測するとコイツがイッシーとやらの正体って事らしい けど、さもありなんって感じでしたな。 そこを出たのは11:45頃。 次に向かったのはそこから少し南東にある「山川天然砂むし温泉」 (そういや、ここが天然であると示すかのようにすぐ近くに地熱発電所が あったっなぁ。煙がもくもく出ていて最初は何かと思ったよ(笑)) 到着したのは12:10頃だったんだけど午前中の受付は12時まで。 つまり間に合わなかったんですな。 んじゃってんで昼ご飯を食べれる所を探しに辺りをうろつく。 で、○○ヘルシーランドいうところがあって。(あえて名を秘す(笑)) そこは色々遊べる温泉付きの施設で、レストランもあるってんで行ったん だけど、思わずエキサイトしそうになりましたな。 なんせ席に座って10分くらい注文取りに来ない。 おまけに前の客の食器を片付けにもこない。 ひょっとしたら私が食べた分かと思ったのかも知れないけど、それにした って複数あったんだから分かりそうなもんだけどなぁ…… 頭に来て何も言わずに出てったら 「ありがとうございました」 ……注文してないっちゅーねん!!(T_T) ますます頭に来て、丁度風雨が強くなってた時だけどそのまま出発。 と言ってもね、もう食べる気がしなくなってたから再び砂むし温泉に。 ついてみれば、午後の受付が開始される13時丁度頃。 待つまでもなく開始されたんで入ったダス。 そして脱衣所で浴衣に着替え(下着は無し)砂に埋められる(笑) って重っ! でもいい気分だったなぁ。 こう仰向けで暖かいモノに包まれてるんで、まるで布団で寝てるかのよう。 晴れていれば浜辺で出来るらしいけど、今回は天候の関係で(イベント等 で使う)テントのようなものの下で。 隙間から流れる雲を薄目で眺めながらぼんやりと。 潮騒がまるで子守歌のようで、今にも寝てしまいそうでしたな。 しかし段々踵が熱くなってきて、我慢出来ずに起きあがってしまったダス。 う〜〜む、あまり汗かいてないなぁ。 水分採っておけば良かったよ(^^;; 砂むしが終わったら今度は砂落とし用に体を洗い湯船に。 こちらもいい気分でございました。 砂を落とし、暖まり直してから出て待合室のような所で水分補給。 ついでに昨日つまみにするつもりで買ってあったチーズ竹輪を貪り食らう。 今日の昼飯として、ね(笑) しばらく汗が引くのを待って出発したのは14:00頃だったかな。 さて、とりあえず見て回りたい所は一通り回ったんで、桜島に行くかとフェリー が出ている北の方へ向かったんだけど。 あまりの雲の黒さにびびる。 ……こりゃ向こうは大雨か?(^^;; 今居るところが薩摩半島の南端でその先には海ばかりで、見晴らしがいい からこれから天気がどうなるか何となく分かるんだけど。 これから来る雲は黒いのばかりで、どう考えても天候が回復に向かうとは 思えない。 おまけに相変わらず時折強風が吹いて、何回も持ってかれそうになるし。 そゆ訳で今日は桜島に行くのは止め(笑) 昨日と同じトコに泊まることにして、もう少しこの辺りをうろつく事にしたダス。 や、あれだけきちんと挨拶しておいてまた戻るのも格好悪いとは思ったけど。 自分のたてた予定に捕らわれないってのが今回のコンセプトだし。 何より無理することもないからね(笑) そんなこんなで次に向かったのは鰻池&鰻温泉。 地図を見直したら発見したんだけど、その名前にうけたんで(笑) で、行ってみたんだけど、鰻池の方は特にそそられるモノが感じられなかった んで素通りして、そのちょっと奥にある鰻温泉に直行。 このあたりはちょっとした山村って感じで、しかし確実に違う所があり。 それは硫黄臭と至る所から吹き上げる蒸気。(それほど凄くはないんけど) 道が狭い割に結構ちゃんとした温泉街なんだなぁ…… それでもそれがメインって感じでもなく、野良作業の片手間にってな雰囲気が 良かったですな。 別におろそかにしてるって感じでもなくてね。 昨日入った開門温泉みたいな共同湯がいくつかある感じだったね。 着いたのが14:50頃で30分程過ごしたのかな。 この後は時間が時間だったし、何より天候が悪かったんでキャンプ場に。 途中で酒だの食べ物だのつまみだのを買いだして、着いたのが16:00頃。 「あんまり雨と風が強かったんで予定変更して戻って来ちゃいました(笑)」 ってな感じで挨拶してからテント張り始めたんだけど、まいったまいった。 丁度風がものすごい事になってた時でテント張れないのよ(^^;; そこで、見かねてしてくれたじっちゃんの助言に従って東屋のような所で張る。 「また後で遊びに来なさい」 ゆーてくれたんでメシ喰ってから伺う事にして、とりあえず辺りを散策。 さっきもちょっと言ったけど、ここはまさに薩摩半島の南端。 故に見晴らしが良い……事は良いんだけど。 逆に怖いぞ、あれだけ黒い雲しかないと(^^;; キャンプ場の端はちょっとした崖になっていて、その先は浜辺なんだけど、 (もっとも立ち入り禁止って感じを受けた)波が凄まじいし。 う〜む、まさに嵐を呼ぶ男(自爆) まぁそれでも「自然の持つ力ってホンキで凄いよなぁ」と一日目の夜と同じ様 な事を呟きつつ、しばしぼぇ〜っと眺めてたダス。 (この時雨は小康状態だった) その後ホントは風が止んでから昨日とは違う温泉に行こうと思ってたんだけ ど、止まないどころか再び雨が降り始めたんで行くのは止め。 今日二つ入ってるしね(笑) そんな訳で早速食事にしてからじっちゃんの所に遊びに行く。 しか〜〜し。 既に寝てる(笑) 昨日かなり呑んだてしなぁ…… ま、しょうがないね。 それに私もなんとなく今日は一人で居たい気分でもあったし。 その後で呑んだり例の曲を聴いたりして過ごし、寝たのは、え〜っと。 不明(爆) メモには21:00?とか書いてあります(笑) 明日こそ桜島に行こうと思いつつ、眠りについたダス。 あ、ちなみに総走行距離は約1483q。 100q走ってないけど、まさしく距離は関係ないって感じでしたな。 今日もイロイロ(笑)充実した一日でございました。 |