三日目 |
送信時刻 19:45 タイトル「四国旅日記(三日目)」 本文「今朝のスタートは6:30。 四国カルスト→道後温泉→石鎚スカイラインと朝から夕方まで ほとんどが山狭路。 どうしてこうもキツイ所ばかり走るのか。 運命なのか本能なのか……ま、楽しいからいっか((笑) つーわけで、今日は疲労がハンパじゃないんで簡単日記。 文面を考えてる余裕はねーんだよ!!(逆ギレ) 明日はいよいよ香川のツレと再会する日。 そして実質的な最終日。 どの辺まわろっかなぁー(マジでまだ未定なあたりらしいでしょ?」 |
今日の分はちぃ〜っくと長めなんで覚悟完了のこと。 まずは「四国カルスト」からね。 平尾台(福岡)秋吉台(山口)に並ぶ三大カルストの一つ。 カルストってのは雨水や地下水によって浸食された地形の事。 「高原に白い石灰石が立ち並ぶ風景は普通の高原と違う想像も出来ない 別世界だ」(須藤英一著 「日本百名道」より抜粋) との事です。 文章での表現はこれ以上はちっと出来ないんで略(笑) ただ一点付け加えると、高原は高原でも上の文章とはまた違う意味で 普通の高原路とは違う。 つーか高原路じゃねーの(笑) ずばり「尾根道」 山の一番高いところに道があるんだよ。 距離はさほどないんだけど。 かつて走った乗鞍スカイラインよりよっぽど「空に近い道」だね。 (あそこは単に標高が高いだけって気がしたし) 実際、そこにある駐車場で出逢った福岡からカブで来てたじっちゃんは 「昨日ココ(にあるキャンプ場)で泊まったんだけど、朝は雲海が凄かったよ」 と言ってたダス。 (私はあまり見えなかったんだけど、途中の道で少しだけ雲海を見た) で、その辺の空き地にキャンプしてるヤツらもいてだね。 こう思った訳ですよ。 「しまったー。ここならきっとスゲー星空が見えたかもしれねー!!!」 と。 実は昨日泊まった場所。 「雲の上の」という形容詞がつく場所がいくつもある割に、バリバリに雲の下 (もしくは中かな?)だったんで、星があまり見えなかったんだよ。 真剣に今日ここに泊まる事を検討したダス。 つーか流れ次第ではここに泊まろうと決めたんだけど。 ま、それは追々。 (ちなみに昨日馬鹿話で盛り上がった名古屋のTWさんとここで再会。 昨日は「海の方向に適当に行く」ゆーてたのに(笑) 「折角近くまで来たからさーw」 だって(笑) やっぱ同じ種族だねぇ(笑)) 写真はじきにアップするんで、お待ちアレ。 で、実はここの道(四国カルスト公園縦断線)を二往復したんだけど、その時点で 朝の九時台。 予定ではこのまま少し北上して石鎚スカイラインに行こうと思ってたけど、 早すぎる。 そこで当初はあまり行く気は無かったけど、距離的に近いし。 何人かにメールで「道後温泉も行けば?」と言われてたし。 何より昨日あったTWさんから面白げな話を聞いていたし。 ってんで道後温泉にごー。 ついたのは丁度お昼頃だったかな。 クソ暑ぃわ、松山に近づいてからは渋滞するわで半ばうんざりしながらね。 ところが道後温泉の本館の駐車場はバイクは無料で駐輪できたんで、 機嫌回復。 建物も風情があっていい感じ♪ 二階の休憩室でお茶とお茶菓子が出て、浴衣まで貸してくれるコースもあった けど、入浴のみに比べるとお値段高め。 (んじゃお茶とかなしにすれば?って思うだろうけど、それは不可。 この辺はどうかと思ったな) 故に入浴のみで入場。 幸いにして連日の晴天で、だからこそ激しくかいていた汗を流してサパーリ。 打たせ湯だのサウナだの無い辺り、かなりの高得点。 うんうん、温泉と名乗るのならこうでなくちゃね。 ちなみに風呂場の壁には「坊ちゃん、泳ぐべからず」の張り紙あり。 読んだけど忘れてしまった夏目漱石の「坊ちゃん」にあるらしいね、このくだりは。 で、さっぱりした後は路面電車の「道後温泉駅」で時間つぶし兼昼飯。 それはなぜかと尋ねたら♪ 昨日のTWさんに話を聞いていたからさ♪ いや、実はここの路面電車には「坊ちゃん列車」なるモノがあってね。 SLなんだけど、駅にはターンテーブルが無いんだよ。 んじゃ、どうやって方向転換してるのかなって言うとね。 駅員とかがジャッキアップしておりゃっとかけ声一発ぐるりと回すらしいんだよ。 いや、かけ声一発ってのは誇張だけどさ(笑) そんな話を聞いてしまったら見るしかないでしょ、人として!! そう思って待ってたんだけど、どうもタイミングを外したらしく見れませんでした。 一時間に一本程度の割合なんだけど、このクソ暑ぃ中もう一時間も待って られないんで出発。 向かった先は石鎚スカイライン。 松山市の東に位置する石鎚山(ちなみに西日本最高峰の100名山の1)の 南側を走る、面河渓(四国最大級の渓谷美を誇る、らしい)沿いの道。 この道沿いにキャンプ場もあるし、スカイラインを適当な所で引き返して そこに泊まればいいかなと思ってね。 比較的近くて着いたのは14時過ぎ頃だったかな。 ここの渓流もホントに綺麗でねぇ。 で、しかも普通に河遊びしてるんだよ、みんな。 そういう場所って大概入れないようになってるんだけどね。 みんなマナーがいいのか、それとも恵まれた状況にあるだけあって、 遊び方を心得てるのか。 すばらしいね。 四国は山と河の国なんだなぁってつくづく思ったダス。 とまぁ、こう感動していたんだけど。 肝心のキャンプ場がドコかさっぱりわからんw 看板は出てるんだけど、車が行ける場所より奥にある様子。 どのくらい奥なのかわからないし、人は大勢いるしでここに泊まることを あっさり変更。 石鎚スカイラインをすぎてもツーリングマップルではおすすめマークが ついてるし、その先にはキャンプ場があるしで、そこまで行くことに。 そう思ったのが運の尽き(?) スカイラインを越えた辺りで元々広くなかった道が狭くなり。 果ては車同士のすれ違いが困難な1.5車線道路に。 狭いわ、コーナーはキツイわ、ブラインドコーナーは多いわで もー大変だったさー。 景色がいい分崖沿いの道だしで神経使いまくり。 もちろんそういう道も面白いんだけど、疲れるんだよね、ホントw まぁ、かつて九州で走った五家庄に比べれば楽だけどね (って比較対照にならないか) おかげで広い道に出たときにはかなりの疲労度。 それなのに目的地まで随分距離が残ってる。 いやー、危なかったなぁ、この時は。 何回か意識がとぎれたからね。 何回も何回も休憩とって。 ここにもあった綺麗な渓流で気分を盛り上げて。 高知市の西にある伊野町、仁淀川沿いのキャンプ場に着いたのは夕方 17時過ぎ。 そらもー、ヘロヘロでしたわ。 近くにある温泉に入って、酒と食料をかい出して。 バクバク喰って、グビグビ呑んで。 それでもちっと事情があって22時過ぎまで起きてたんだけど、その辺りで 「もー、アカン」ってんで寝たダス。 夜になっても暑さに悩まされ、何回か起き出しながらねw こんな感じで三日目は終了したのであった、まる。 本日までの総走行距離 約1340q |