仮ナンバー取得・EV車重測定'(1999/04/16)

 市役所で借りナンバーを申請して車重測定に行きました。
またあらかじめ測定してくれる所を見つけておきました。
国一沿い静岡と清水に近い位置にありす。格納場所らは片道5kmほどの距離でしょうか。
 まず、市役所に行って仮ナンバーの申請
余分なことを言うのもどうか、とは思ったものの、やはり完成した電気自動車を知ってもらいたい、と言う気持ちが強かったか、『これこれこう言うわけで・・・車重測定に・・・』といっても、解せない様子。
当然でしょう。『で、車検は取れるのね。保険は?』と聞かれ、とりあえず期間一杯にナンバーをお借りしました。
何はともあれこれで公道を走れます。格納場所急ぎます。はやる心を抑えなければ・・・
今ここで捕まったら、何もならない。

 天気は快晴。気分は高揚。
仮ナンバーを車体にねじ止め、さていよいよ出発です。
そろりそろりと車庫から公道へ。車どころか、人通りすら少ない裏道なのでとりあえずはゆっくり走り出します。
前進ok、後退ok。ブレーキ甘い・・・気を付けなくちゃ。この件はこちらをクリック
広い通りへでました。ブレーキもしっかり踏めば止まります。でも制動距離は長いようです。
ゆっくり加速、しっかり車間。
幹線道路から、国一へ合流。なるべくアップダウンの少ない(ブレーキの負担の少ない)ルートを選びました。なんか、ウインカーの調子が変です。うまく点滅したりしなかったり・・・・なぜだろう。原因は12Vの電圧低下でした。バッテリーを新調したとはいえ、充電はしてありませんでした。その代わり、ボンネットには青いソーラーパネルがきらきら輝いています。ソーラーパネルの効用か、しばらく走るうち、ウインカートラブルは無くなりました。

 国一を走るのは予想以上のストレスでした。
速いスピード。利かないブレーキ。
 『場所だけでも下見して桶は良かった。後悔先に立たず。』
 『行過ぎない様に行き過ぎないように・・・』
目的地を見つけました。新田シャーリング。トラックなどの積載前と後の車重をはかってくれる所です。ここも、実は東海三菱自動車販売の望月さんに調べてもらったのでした。ホントに感謝感謝です。
 軸重を前・後・全体の3つに分けて測ってもらいました。
測定後、『これは電気自動車なの』と聞かれ、自分たちで改造し車検の準備のため車重をはかりに来たことを告げると驚いていました。それでも、
『こういった車が必要になってくるんだろうねぇ。』と言ってくれたときは
『ああ、感じている人はいるんだなぁ』とうれしくなってしまいました。
励まされ、帰宅。これまたプレッシャーです。
今事故を起こすわけには行かない。こんなに緊張したのは若葉マークの頃以来では無いでしょうか。何とか無事に格納場所に帰宅。明日、自宅まで運び、日曜に三菱自動車に持ち込んでブレーキ周りのチェックをしてもらいます。自宅では初充電も控えています。まだまだしばらくは不安と緊張の連続でしょう。