ナイアガラ〜トロント

6月6日(2日目)




6月6日

ナイアガラフォールズ観光に出かけた。
道からトコトコくだり、そこからエレベータで下がって川の乗船場に着くと、ビニールのレインコートを着せられた。
すっぽり引きずるほどのレインコートは、滝からの水しぶきの程が想像できる。「霧の乙女号」で出発だ。
その「霧の乙女号」に皆競うように乗船したが、「こんなに乗せて大丈夫かしら」と思えるほど乗せた。
「霧の乙女号」はお寿司の「いくらの軍艦巻き」の様にすし詰状態である。
船の手すりを確保するのだって大変だった。
霧の乙女号乗船の前にビニールのレインコートを着た。
最初にアメリカ滝に近づいた
霧の乙女号
 「霧の乙女号」は揉まれるように滝壷に近
 づいていった

滝の裏側。滝の爆音が体に響く


アメリカ滝
落差56m 幅320m 水量毎分1.400万リットル 、カナダ滝 落差54m 幅675m 水量毎分1億5.500万リットルだという。

300年程前はカナダ滝は馬蹄形ではなくまっすぐだった様だが、中央がすっぽり落ちてこの様な形にになったようです。
勢いよく落ちる滝に水しぶきは空に向かって、温泉の煙のように立ち上っていった。
船から下りて滝の横をしぶきをあびながら通り過ぎ、暗いトンネルに入っていった。そして滝を裏側あたりから滝を見せる様に窓が開いていたが、轟き落ちる水が爆音と共に圧倒してきた。開いている小窓からも水しぶきが迫ってきた。

この滝を見たとき、「もしもこの滝に飛び込んだら・・・」と頭をかすめる。ある人は死ぬ事を想像する事もあるだろうし、冒険家は生還する為の飛込みをしてみたい衝動にかられるだろう。
実際今までに、その様な人もいたようだ。そしてうそか本当か生還した人も居ると聞いた。