パムッカレ

4日目 3月22日

8:30分ホテルを後にしてパムッカレに向かった。
途中道をそれて、田舎の凸凹道を上下に揺れながら走った。舗装された道ばかり走っていると、昔の道は弱い。
村中を通ると家の石造りの煙突の上にコウノトリの巣が作っているのをを見つけた。コウノトリが巣の中で雛を温めているのを見つけたが、のどかなものだった。
巣立つまで鳥に煙突はゆずって生活してるのだろうか。
262キロバスは走るとパムッカレに着き、ホテルに荷物を置いて昼食をとったが、バスに揺られてきたため、バスから降りると私はへろへろ状態で、昼食を胃は拒絶した。
仕方なくパンを持って食堂から出た。これからまたパムッカレの観光だ。少し休憩を取ったので、吐き気は納まった。

ヒエラポリス


最初に行ったのは古代ローマ時代の遺跡ヒエラポリスを訪ねた。ここは明日行くエフェソスと同じ時代の古代都市だったようです
ヒエラポリスは紀元前二世紀ペルガモン王朝時代きずかれました。その後ローマ帝国時代温泉地として発展した。
しかし、私達の観光したのはその中の一部だけでした。ここを見るのには半日要するということだったが、30分位の通りすがりの観光をしました。




石畳の下を覗くと下水道がとおっていました。





糸杉の近くに羊飼いが群れを連れて歩いていた。羊毛を圧縮した厚いフエルトのガウンを着ていた。
彼はここから出土したコインを買ってくれといって見せたが、べらぼうに高い金額を言ったので私もべらぼうに安い金額を提示した為、粘られなかった。コイン売りは羊飼い達のサイドビジネスで、偽物だと思った。


ネクロポリスという古代墓地の中を歩きました。石棺やら、円形の墓地やら有りました。そこで真っ赤に咲いているアネモネの花は印象的でした。








パムッカレ(綿の城)

パムッカレは来る前からとても楽しみにしていました。石灰を含んだ温泉が流れ落ちながら石灰棚を形成するまさしく、綿の城です。
しかし、近年温泉が枯渇したり、観光客公害と相まって美しい景観は壊れる方向に歩いている様で、制限して景観資源を守ろうとしているようでした。
真っ白な石灰棚は、山口県秋吉洞の「百枚皿」と同じの形状をしていました。


                それ行け!!ハマム

その日の観光はこれで終わりホテルに戻りました。
パムッカレのホテルはとてもリラックスできるホテルで「ハマム」も有りました。
「ハマム」に入って、のんびりしたいと思いました。
「ハマム」は銭湯のようなもので、今でも地方では給湯設備が十分でないので、日常生活で欠かせない存在のようです。
「ハマム」には湯船がなく、その代わり大理石の大きな円形の台があり内部から暖めていて、ここで「ケセジ」と呼ばれるトルコ版三助が垢すりや、マサージをしてくれるのです。もちろん、女性には女性の「ケセジ」です。そのつもりで妹達と「ハマム」に、向かったのですが、終わるまでに時間がかかりそうだとわかったので、急きょ温泉プールに変更しました。

プールは温泉だったのでとても温まり旅の疲れをとるのにもってこいでした。しかし・・・・
足がつかない!!
プールや温泉は足が着くのしか知らなかったので慌てた。相当深かったです。夜にはプールの底からライティングして水がとても綺麗でムードがとても良かったです。



プールから出てホテル内をショッピング。美しいトルコ石が目に入り眺めました。




この日はいままでの疲れを精算するため、9時ごろには床につきました。