本日の一言   

1999/7/4

手作りパソコンに挑戦


 一年程前より、パソコンミュージックのカタログを見ていると「CPUは166MHz以上」等 と書いてあり、自分のが133MHzのためちょっと口惜しい思いをしたことがある。 そこで、この際買い換えようと品調べに入っていたら「自作パソコン」の本が矢鱈と目につ いた。先日まではパソコンといえばNECか富士通、もしくはノート型の場合は東芝かなと 思っていたのに、たまたまパソコンショップの係員から「もう自分で組み立てるべきですよ」 とおだてられ、つい調子に乗ってトライすることにした。

 まずはインターネットで品定めと見積もりチェックを行い、それからパソコンショップで作り 方指導を条件に購入することにし、スペック(仕様)の選定に入った。
CPUはPentiumVの450MHz、メモリーは128MB、HDDは10GB、それにサウンド ボードは出来るだけいいものをつけて、CD-Rもつけて、という具合に夢は広がっていく。 そうだ、今までのパソコンとLANで結び、外部音源やMD、MO、ZIP、VTR、スキャナ ー、CCDカメラ、などのデバイス接続にも神経を使うことにした。

 そして6月末についに完成した。ISDNからDSU、TA、FAX、それにCATVからの配 線、ディスプレーは共用のため切り替え機の設置、−−と、まさにパソコンの一角は蜘蛛 の巣模様となった。マイクも折角の機会だからとSHUREの製品を購入したのだがそれも 置く場所に困る有様となった。フロッピー、CD、MO、それにソフト類も散在し、自分にとっては宝の山、でも他人から見ればゴミの集積場、となった。

 ソフトといえば、オンラインのものも幾つかあるが今度は読み込みが早くとても快適な状 態となった。サウンドもこれがパソコンかと思うばかりに結構いい音がする。だんご3兄弟 もスコア(譜面)を買ってきて打ち込んでみると、わがファミリーが半分冷ややかに、半分 驚きの眼差しで耳をそばだててくれた。囲碁・将棋のソフトは今までパソコン側が遅くて イライラしたが今回は実に早く応手してくれてとても気分よくなった。

 というわけで、本日は気ままに文章を打ち始めた。
 将棋に負けて囲碁に勝った後、こんなことをしていたら「創造性がないな」と思いつつ「そ れではわがホームページに書き込みでもしようかな」とキーを叩き始めた次第でもある。 ディスプレーを見ながら、文章を適当に組み立てている姿勢は半身の構えで足を持ち上 げたりしている。オッ、誰だ!、「その環境、その姿こそまさに粗大ゴミ!だ」と言うのは。

自作パソコン配線図はこちら
(表示に少々時間がかかります)

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