静岡 光の家 HPアーカイブズ

静岡 光の家 アーカイブズ 第31期~40期

平成9年度(1997)年度~平成18(2006)年度







第31期 平成9(1997)年度




第32期 平成10(1998)年度




第33期 平成11(1999)年度




第34期 平成12(2000)年度




第35期 平成13(2001)年度


▼10月10日、大雨の中、皆で七輪でサンマを焼いて食べました。風が強くて火の調節が大変で、サンマが真っ黒になったり、雨のために玄関で焼いたので、煙が部屋の中に入ってしまい、もう大変でした。でも、七輪で焼いたサンマは生臭さも消えていて、大根おろしとスダチで、とてもおいしくいただきました。う~ん、サンマはやっぱり目黒に限る(笑)。しばらくは臭いの消えない光の家です。

▼12月2日、静岡光の家の2階でクリスマス親睦会が開かれました。地域の中田小学校の生徒さんも多数参加してくださり、歌の交流をしたりで、楽しい時間を過ごすことができました。

▼12月13日、静岡視覚障害者福祉推進協議会と協力して、静岡県内の視覚障害関係の施設や団体、活動などを紹介するホームページ ”静岡県視覚障害関係情報” を作成しました。

▼1月7日訓練ホームの初通所の日、昨年暮に大里西小学校よりいただいた新米を炊いて、新年のお祝いをしました。生徒さんたちが学校田で大切に育ててくれたお米は、とても美味しかったです。ごちそうさまでした!

▼2月15日、生活訓練ホームで白杖歩行会をおこないました。今回の目的は、新しい視覚障害者用歩行補助装置 ”エコーカード” と、市内に新しく設置された ”歩車分離式信号” を、業者の方の説明のもと体験使用し、仕組みや機能を理解しようというものでした。セルコ様、日本信号様がご協力くださり、それぞれの設備を理解することができ、とても有意義な白杖歩行会になりました。

▼2月26日、静岡民放クラブの皆さまによる対面朗読会がありました。今回は、”いつもふたりで” ”死ぬまでになすべきこと” ”世界がもし100人の村だったら” の3話と、新聞コラムの朗読などをしてくださいました。プロの朗読ライブはとても聞きやすく、味わい深い話に感動を覚えました。




第36期 平成14(2002)年度


▼4月30日(火)、静岡光の家にて、音訳ボランティアグループ虹の会の朗読発表会が開かれ、メンバー10名の方による対面朗読を聞かせていただきました。今回は、特に千葉さんが郷里の津軽の言葉で朗読された ”瓜姫子と邪気” が、とても印象的でした。また、途中に歌などによる交流の時間もあり、とても楽しい時間を過ごすことができました。

▼5月19日(日)、静岡市駿府公園ヘリポート前広場にて、福祉の集い ”第9回ウエルフェア静岡” が開かれました。今年は、実行委員会の皆さんにより、狭い道や階段、坂道や障害物なども体験できるアイマスク体験コーナーが作られ、静岡光の家もガイドヘルプの説明などで参加させていただきました。若い人を中心に、とてもたくさんの方たちが体験してくれて、とても有意義な1日でした。


▼5月28日(火)、以前から静岡光の家を応援してくださっているギターグループ ”カラージュ” の皆さま方が、開所35周年のお祝いに、施設でライブを開いてくれました。手の届くほどの距離で聞いていた、最近あまり元気のなかったある利用者の方の感想は、「歌と演奏が心にしみわたるようでした。」 やはり、良い音楽には人の心を癒す力があるのですね。

▼6月7日(金)、恒例の日帰り研修旅行へ行ってきました。今年の旅行は、午前中に函南の酪農王国オラッチェへ行ってアイスクリームづくりを体験、午後は大仁にある日本サイクルスポーツセンターで自転車乗車体験、帰路は土肥から清水を結ぶ駿河湾フェリーに乗船という盛りだくさんの体験をしました。なにぶん初めてのことばかりで心配もありましたが、天気にも恵まれ、目の見える人も見えない人も一緒になって、共に充実した1日を過ごすことができました。

▼6月24日(月)、静岡光の家が創立35周年を迎えました。経済的基盤の弱い小さな施設がこれまで事業を継続できたのは、多くの皆様のご支援のおかげです。改めて感謝申し上げます。

▼6月25日(火)、ミュージシャンのToshiさんが、静岡光の家に来て弾き語りのミニライブを開いてくれました。「トシさんて、どこのトシさん?」 「えっ、X‐JAPANのToshiさん?」 「そんな有名な人が光の家に来るの?」 「本当に来るの?」 そんな期待と不安の中、本当にToshiさんはやってきました。一切の飾りを捨て、ギター1本を手に静かに歌いだしたToshiさん。心のヨロイも脱ぎ、だれもが隠したいと思う自分の弱さを、みんなに話してくれました。最後の歌、『愛の詩をうたいたい』 では、なぜかみんな目がウルウル・・・。素顔のToshiさんは、小さな施設に大きな感動を残していってくれました。

▼7月18日(木)、静岡市立中田小学校のフラワー委員の皆さんが、種から育てたサルビアとマリーゴールドを、4つのプランターに植えかえて、雨の中を皆で施設まで持ってきてくれました。そのうえ、生徒さんたちが毎日交代で水かけにも来てくれて、とてもありがたいです。今年の夏は、花いっぱいで、ちょっと華やかな光の家です。

▼7月31日(水)、生活訓練ホームでトコロテンパーティーを開きました。最近の若いモンは、トコロテンを突いた経験がなく、年長者は本領発揮。皆でワイワイと自分の食べるトコロテンを突き、静岡っぽく酢醤油でツルッといただきました。

▼学校の夏休み期間中に、多くの学生さんが点字やアイマスク体験、自由研究などで施設へ来てくれました。物騒な事件が数多く報道される今日この頃ですが、若い皆さんが真剣に視覚障害や福祉の課題に取り組んでくださる姿には、私たちもとても励まされる思いでした。

▼10月14日(月)の体育の日に、地元大浜通り馬渕商店会の ”わくわく祭り” があり、大勢の人で賑わいました。静岡光の家も参加させていただき、点字体験などで地域の皆さんと交流を持つことができて、楽しい1日でした。

▼10月18日(金)、午後1時より静岡光の家の創立35周年記念集会が開かれました。関係者が集い、ささやかな式典と中途視覚障害者の地域リハについての懇談、アトラクションには元浜松盲学校で音楽家養成をされていた島津先生のアコーディオン演奏という内容で、和やかながらも充実した会となりました。ただ、少し心残りなのは、用意した75個の紅白饅頭が足りなくなり、職員には回ってこなかったことです・・・。

▼10月16日には静岡市立大川中学の生徒さんが、25日には東豊田中学の生徒さんが、学校で集めた古切手や使用済みテレホンカードをたくさん届けてくれました。これらは点字図書の充実に使わせていただきます。皆さま、どうもありがとうございました。

▼読書週間の期間中の10月29日(金)、朗読ボランティアグループ虹の会の ”朗読と交流の集い” が開かれました。虹の会の対面朗読も今回で11回目、朗読あり、交流あり、ゲームもあり、今回はなんと浄瑠璃までありの楽しい催しでした。

▼11月14日(木)、バロック音楽国際交流協会よりお招きをいただき、静岡音楽館AOIで開かれた定期演奏会へ有志で出かけました。バロックというと、何となく難しそうなイメージを持っていましたが、会場はとても軟らかな雰囲気で、少し安心(ホッ)。演奏は、皆さん世界的な活躍をされているだけあって、まるで音が生きているよう!。心豊かに時の流れを楽しませていただきました。

▼11月21日(木)、松下電工さんが ”ガイドサポ” という音声ガイド装置のデモンストレーションをしてくれました。ガイドサポは、人の動きに反応して音声のガイドメッセージを流す案内装置で、メッセージを自分で録音することもでき、値段もこの種の装置としては低価格。また、見たり触れたり試したりしながら商品説明をしてくださった同社の部長さんの対応は、とてもありがたいものでした。

▼12月1日(日)は、静岡光の家恒例のクリスマス親睦会でした。クリスマス会も今年で35回目。今回は、絵本 ”クリスマスの物語” を題材に、ハープ奏者の上村京子さんが絵の部分を音楽で表現しながら、虹の会の伊藤眞子さんが文章を朗読するという、とても芸術的なアトラクションがありました。ハープの音色が流れる音のクリスマス会に、心癒される思いでした。

▼12月11日(水)、皆で非常食体験をしました。それぞれ自分のアルファ米とインスタント味噌汁を準備し、カセットコンロで沸かしたお湯で調理。また、鍋で缶詰も温めて食べました。実際の災害時には優雅なことは言えませんが、最近の非常食はなかなかおいしいという感想でした。

▼12月24日(火)、平成14年の締めくくりに、餅つきをしました。なにぶん場所がないので、餅つきといっても電動餅つき機を使ってですが、やはりつきたての餅はおいしい!。皆、自分用の黄粉餅とアンコ餅をつくり、1年間の無事を感謝していただきました。

▼1月4日(土)、 i モードなど携帯電話向けの静岡光の家のホームページ・モバイル版をアップしました。こちらも、徐々に充実していきたいと思いますので、インターネット携帯をお使いの方は時々見てください!

▼1月8日(金)、静岡市立大里西小学校の生徒さんが、学校田で収穫したお米を届けてくれました。5年生の皆さんが、泥だらけになりながら、大切に育ててくれたお米です。調理や行事の時などに、大事に使わせていただきます。どうもありがとうございました。

▼1月14日(火)、浜松市在住で日本盲人会連合・音楽協議会会長の島津成悠先生をお迎えして、新春筝曲演奏会を開きました。今回は、誰でも知っているメロディ-を中心とした演奏会でしたが、先生は自身の失明体験もお話くださり、名曲 ”春の海” を歌を歌いながら演奏されるという妙技なども披露してくださいました。また、先生によれば、琴の余韻は録音では伝わらないとのこと。やはり、生音の響きは素晴らしいものでした。

▼2月22日(土)、グランシップで開催された ”第1回しずおかユニバーサルデザイン大会” に、静岡光の家からも関係有志が参加し、点字名刺を手づくりするコーナーを出させていただきました。県内の小中学生などを中心に500名以上の参加者があり、名刺コーナーも大忙し。でも、多くの皆さまとのふれあいができて、とても充実感のある1日でした。

▼3月6日(木)、静岡市立中島小学校4年の皆さんとの交流会がありました。学校にうかがうと、4年4クラスの生徒さん全員が、自分で作った点字の名刺や紹介カードを用意して自己紹介をしてくれて、とても感心しました。そして、各クラスごとに考えた歌やゲームなどで、楽しい交わりの時間を過ごさせていただきました。

▼3月26日(水)、静岡光の家2階で、民放クラブの有志の皆さま方による対面朗読会がありました。民放クラブの朗読会も今回で15回目。エッセイを中心としたお話ライブは、心に潤いを与えてくれました。



第37期 平成15(2003)年度


▼4月1日(火)、清水・静岡の合併で、新市制による新らしい静岡市が誕生。そして、静岡光の家も特定非営利活動法人の認証をいただき、本日より新たな第一歩が始まりました。今後とも、ご支援ご指導の程、宜しくお願いいたします。
▼4月28日(月)、生活訓練ホームのハイキングで、丸子路を歩きました。丸子の道の駅から旧東海道へ入り、旧跡明治のトンネルを通って岡部木和田川親水公園までの道のりを、皆ほとんど手引き無しで、白杖の感覚を頼りに歩きました。気候も良く、お昼のお弁当がとてもおいしく感じられました。
▼5月2日(金)、八十八夜の日に合わせて新茶を楽しむ会を開きました。お茶は静岡の特産品でもあり、おいしいお茶の入れ方で皆あれやこれやと賑やかに。そして、さわやかな初夏の香りをいただきました。
▼5月14日(水)、生活訓練ホームの調理でおにぎりを作りました。今回は、黒米入りのご飯も炊いて、おかずはゆで卵やえんどう豆など。男性陣の中には、生まれて初めて自分でおにぎりを作る人もいたりで、それはそれは賑やか。でも、全員ちゃんと自分用のお弁当を作り、静かな川辺へ行って、おいしいお昼を食べてきました。
▼5月20日(火)、静岡光の家2階で、朗読ボランティアグループ虹の会の ”第12回朗読と交流の集い” がありました。前日までの雨もあがり爽やかな五月晴れのなか、虹のようにさまざまな声による短編の読み聞かせと、会場の全員での合唱をおりまぜたプログラムで、楽しい一時を過ごさせていただきました。
▼6月10日(火)、恒例の研修旅行に出かけました。今年は、午前中に河口湖ハーブ館でドライフラワーの花かごを作り、午後は南アルプス市のサクランボ園へ行き、旬まっさかりのサクランボ狩りをしてきました。サクランボの木に触れてみると、実は枝分かれの根元のほうに付いていて、高いところにある粒の大きめのものが甘くて美味しかったです。やはり、何事も経験だなと思いながら、楽しい学びの1日を過ごしました。

▼6月24日(火)は、静岡光の家の36回目の創立記念日。そして、午後にはアート de カラージュの皆さま方が、お祝いの演奏会を開いてくださいました。理事長の歌集六星の調べ の短歌を題材にした曲の披露があり、またギターで琵琶の音を奏でたり、語りなども新境地を披露してくださったりで、ますますの芸の深さを感じました。でも、やはりカラージュの一番の魅力はギター3本による絶妙なアンサンブル。今回も素敵な音景色を楽しませていただきました。

▼7月19日(土)、静岡市の駅南西地区の福祉3団体の共催で、静岡介護者きずなの会代表の久保田信義氏を講師にお招きし、福祉講演会 ”あなたは高価で尊い” を、伊河麻神社会館にて開きました。久保田氏の、お母様の介護体験を通して感じられた、人の命の重さや尊さについてのお話は、一同勇気付けられる思いでした。また、パレット、かげんどらの皆さんとも親しくなれて、とても有意義な1日でした。

▼7月22日(火)、恒例の民放クラブの朗読会(第16回)がありました。今回は、都道府県の地域性の話や週刊誌の芸能情報など、誰もが親しめる面白い話題や読物が多くて、さながら朗読ライブといった感じに。理事長曰く、”庶民感覚” の楽しい朗読会でした。

▼7月14日から8月12日までの約1ヶ月間、清水銀行静岡南支店のロビーにて、作品展を開かせていただきました。静岡光の家の仲間たちが、見えない不自由を乗り越え、持てる感覚を高めて作り上げた手芸や陶芸の作品です。多くの方々に見ていただくことができて、とてもうれしかったです。

▼8月1日(金)、学区を花いっぱいにする活動をしている静岡市立中田小学校のフラワー委員の皆さんが、静岡光の家にも寄せ植えのプランターを届けてくれました。

▼8月、日本の語り部アートdeカラージュのシングルCD”神様の涙/六星の詩”が発売されました。この”六星の詩”は、多々良友彦理事長が失明時から点字で書きためた短歌集”六星の調べ”を題材に作られた曲で、しみじみと味わいのある曲です。お申し込みは、アートdeカラージュオフィスまでお願いします。

▼10月1日は、生活訓練ホームの開所記念日でした。早いもので、もう14周年。今年は、特別なお祝いなどはありませんでしたが、お茶とお菓子でささやかに、これまでの施設の継続に感謝をしました。

▼10月16日(木)、音楽療法士の山崎洋子先生が、楽しい音楽の時間を担当してくださいました。音楽とは、その名のとおり”音を楽しむもの”だということを、楽しく歌いながら教えていただきました。

▼10月24日(金)、ケイリン福祉コンサートへのご招待をいただき、きれいに整備されたばかりの静岡駅前を通って静岡音楽館AOIに行ってきました。間近で聞くオーケストラの音には感激!。そして、どの曲も聞き覚えのあるメロディーで、とても楽しいコンサートでした。会場にいた選手の皆さんには、握手もしてもらいました。

▼10月27日(月)、西東京市民生委員会の20名様が来所されました。多くの方の来所に満足に座っていただく場所もなく恐縮でしたが、遠方よりのお越しに、まずは抹茶をたてて皆さんとなごやかに一服。そして、地域福祉や通所施設などについて、貴重な情報交換をさせていただきました。熱い声援も多数いただき、とても励まされました。

▼10月28日(火)、秋の読書週間にちなみ、静岡光の家2階で、朗読ボランティアグループ虹の会の皆さま方による対面朗読会が開かれました。小雨の降るあいにくのお天気でしたが、遠方から白杖で来られた方もあり、一同七色の声による読書を楽しませていただきました。

▼10月29日(水)、30日(木)の2日間、体験学習でみえた静岡市立南中学校1年の皆さんと一緒に、公園とスーパーマーケットへ行きました。秋晴れの空の下、生徒さんたちのガイドにより、楽しく外出することができました。

▼11月1日(土)、日本点字制定記念日にちなみ、”わくわく点字まつり” を開きました。この日は、午後2時間の間に80名ほどの方が来てくださり、点字の体験やアイマスク体験などをとおして、地域の皆さんと楽しい交流をさせていただきました。

▼11月5日(水)、感覚訓練で岡部町の巨石の森公園へ行きました。足裏のつぼを刺激する石畳の道を歩いたり、広いグラウンドをおもいきり走ったりして、久しぶりに良い汗をかいてきました。

▼11月6日(木)、体験学習でみえた静岡市立籠上中学校2年の皆さんと、森下公園まで行きました。生徒さんたちは説明も上手にしてくれて、落ち葉の舞い始めた公園を、気持ちよく歩くことができました。

▼11月10日(月)、静岡県内で視覚障害ボランティア活動をおこなっている団体の連合組織 ”アイボランティアネットワーク静岡” の23名様が見学にみえました。施設紹介のあと、各地の地域事情など貴重な情報交換をさせていただきました。

▼11月25日(火)の午後、民放クラブ静岡支部の皆様方による恒例の朗読会がありました。今回は小雨の降るあいにくのお天気でしたが、新メンバーの吉田さんも加わり、情報誌的な読み物ライブといった感じで、楽しくて役に立つ朗読をしてくれました。

▼11月27日(木)、総合的な学習で視覚障害などについて勉強をしている静岡市立籠上中学校1年の生徒さん13名が、点字の勉強にみえました。皆さん、とても熱心に点字に取り組んでくれました。

▼11月27日より30日までの間、静岡市民ギャラリーで開催されている障害者作品展に、針金画や陶芸の力作を出品。27日には、市民ギャラリーへ展示作品の見学に行きました。

▼11月28日(金)、4年の生徒さんよりご招待いただき、静岡市立中田小学校児童会のイベント ”なかよしフェスティバル” へ行きました。各学年・各クラスごとに、地域や環境などテーマを決めて、いろいろな展示や発表をしていました。そして4年のクラスには、なんと点字やアイマスクのコーナーなどもあり、楽しい交流の時間を過ごさせていただきました。

▼12月4日(木)、静岡市立中田小学校の4年生の皆さんが、カードやマスコットなど、手づくりのクリスマスプレゼントを届けてくれました。それぞれ、手で触れても分かりやすく工夫してあり感激!。どうもありがとうございました。

▼12月7日(日)、午後2時より静岡光の家にて、恒例のクリスマス親睦会がありました。静岡光の家のクリスマスも、今回で36回目。今年は、ハーモニカバンド ”ドレミの会” の皆さんのライブ演奏で盛り上がりました。

▼12月17日(水)、沼津市民文化センターで開かれた第2回しずおかユニバーサルデザイン大会に関係有志も参加。幼稚園児から高齢者まで一同に介する楽しい大会でした。最後のパネルトーク ”ユニバーサルデザインのまちづくり” では、東京電気大学教授の野村みどりさんより中途視覚障害者の歩行訓練の重要性など、パネリストの皆さんからユニバーサル社会実現に向けての見識高い提言がありました。

▼12月22日(月)、七間町の江川ホールでおこなわれたコクーンのコンサートにお招きいただき、生活訓練ホームのメンバーが参加しました。日常の生活をテーマにつくられた、優しさあるれるコクーンの歌。今年は何かと暗い話題が多い1年でしたが、ひととき心安らぐ思いでした。

▼12月24日(水)、生活訓練ホームの終業日、ささやかなクリスマスパーティーを開きました。皆で一年を振り返りながら話をしたり、ゲームをしたり。最後はプレゼント交換で盛り上がりました。

▼1月9日(金)、主要地方道井川湖御幸線(通称御幸通り)の歩道整備のためにおこなわれた実証試験に、静岡光の家からも20名が参加しました。安東の駐車場内に、実際の歩道と同じように作られたモデル案を体験歩行し、視覚障害者にも利用しやすい道路になるよう、おのおの率直な感想や意見を述べてきました。

▼1月13日(火)、成和会の皆様のご協力により静岡光の家で新春箏曲演奏会が開かれました。お正月や故郷など、誰もが知っている曲を中心に演奏してくださり、琴の音に合わせて皆で歌を口ずさみました。

▼1月14日(水)、篭上中学1年生の皆さんが点字の勉強に来てくれました。生徒さんたちはとても熱心で、あっという間に点字の基礎をマスターしてしまいました。

▼1月23日(金)、歩行訓練番外編として今月から新しく始まった ”静岡歴史散歩”。外出の練習をしながら、郷土の歴史も勉強しようという欲張りな企画です。そして、第1回目はやはりここ、静岡を代表する史跡である登呂遺跡と登呂博物館へ行きました。復元家屋は中に入ることもでき、博物館も体験型で、楽しい学びができました。

▼2月2日(月)、小雨の降るあいにくの天気でしたが、白杖歩行会で静岡駅周辺へ行きました。新しくできた地下駐車場 ”エキパ” と、待ち合わせ場所の ”しずマチ” を見学。新しい環境に慣れるにはまだ時間がかかりそうですが、雨に濡れることなく移動ができるのは便利でした。

▼2月5日(木)、駿府公園内紅葉山庭園で開催されている ”風の花園” 展の見学に行きました。園内には約4000本の花の風車が並び、風が吹くととてもかわいらしく回っていました。

▼2月6日(金)、静岡光の家にて静岡市の出張講座 ”賢い消費者になるために” が開かれました。講師の消費生活センターの遠藤さんは、最近の悪質商法の手口や対応などを、とても分かりやすく教えてくれました。そして最後に、もし何かあっても1人で悩まないでとアドバイスをいただきました。

▼2月12日(木)、静岡市立中島小学校4年の皆さんとの交流会がありました。生徒さんたちは、それぞれ点字の名刺を用意してくれていたり、歌やゲームなどのプログラムをすすめてくれて、楽しい交流の時間を持つことができました。

▼2月19日(木)、静岡南郵便局より、パック式の新しい定型小包郵便 ”エクスパック500” の寄贈がありました。贈呈式の後には、使用方法も実物に触れながら詳しく説明してくださり、大変ありがたかったです。ご支援いただきました郵政互助会の皆様に感謝いたします。

▼2月19日(木)、静岡市立籠上中学校生徒会の皆さんが、手作り葉書販売による募金活動で集まった資金を静岡光の家にお寄せくださいました。このご寄付により、新たに点字タイプライター1台を設置させていただきました。皆さんの尊い活動に感謝いたします。

▼3月22日(月)、9月に体験学習にみえた静岡市立一番町小学校の皆さんが、感想文集とお花を届けてくれました。お花を植えてある鉢はペットボトルを再利用した手作り品で、かわいいプレゼントに春の訪れを感じました。皆さん、ありがとうございました。



第38期 平成16(2004)年度


▼4月7日、ホームのメンバーで、日本平山頂へお花見に行きました。ちょうど、花見日和といった天気で、満開の桜の下でお弁当を食べました。そして、その後に散策をしていると、香りの良い花の咲く桜を発見!。皆、桜の花にはほとんど香りがないと思っていただけに、しばし桜の香りに酔いしれました。

▼4月27日(火)、中途失明者日常生活訓練教室の課外授業で、静岡駅南口にオープンした静岡科学館 「る・く・る」 の見学に行きました。あいにくの大雨でしたが、静岡駅からは濡れることなく移動もでき、新しい体験型施設で触れたり聞いたりしながら楽しい科学体験をしてきました。

▼4月30日(金)、訓練ホームのメンバー16名が、JR沼津駅南口のパレットのビルの4階に新しくオープンした視覚障害者支援プラザ ”ティンクル” の見学に行きました。久しぶりに電車に乗る人もいて、自販機で切符を買うときには少々失敗もありましたが、全員無事に沼津に着き、共に静岡県内で頑張るティンクルの皆さんと交流を深めることができました。

▼5月10日(月)、あいにくの雨天でしたが今日はホームの外食の日。より積極的な社会参加のためには、外での食事に慣れておくのも大切なトレーニングです。そして、今回は何かと話題になっている豚丼を食べに行きました。お味のほうは? 「なかなか」 です。

▼5月12日(水)、今日はドレミの会の皆さんによるハーモニカ演奏がありました。施設内も爽やかな5月の風が吹きぬける午後のひととき、心地よいハーモニカの音を楽しませていただきました。

▼5月19日(水)、今年は皆でラッキョウを浸けてみよう!ということで、塩ラッキョウづくりに挑戦。泥付きのラッキョウを洗い、根っこや茎を切ってきれいにして、塩と隠し味少々で漬け込みました。あとは、ラッキョウを漬けたビンをときどき転がすだけ。体験学習で来ていた安東中学校の生徒さんも大活躍してくれました。

▼5月24日(月)、今日は静岡歴史散歩の日。今回は、歴史家の山口篤良先生にもご同行いただき、静岡浅間神社へ行きました。静岡浅間神社は、3つの神社(境内には計七社)の総称ということなど、長年地元で暮らしていてもあまり知らなかった 「せんげんさん」 を、いろいろと勉強できました。

▼5月25日(火)、静岡光の家にてボランティアグループ虹の会の皆さんによる ”朗読と交流の集い” がありました。この会も今回で14回目。31人の参加者は、午後のひととき朗読と交流の時間を楽しみました。

▼6月1日(火)、今日は静岡光の家の研修旅行。今回は移動県民教室ということで、46名と盲導犬1匹が、浜名湖体験学習施設ウォットと花博の見学に行きました。ウォットでは、プールの中を泳ぐ実物の魚や、壁に飾られた魚のレリーフに触れることができて感激!。花博では、世界中の数えきれない種類の植物のなかを散策しながら、さまざまな園芸文化を楽しむことができました。

▼6月17日(木)、ホームで陶芸の時間がありました。今回も陶芸家の山本忠一先生があたたかくご指導くださり、それぞれ個性的な粘土作品が出来上がりました。焼き上がりが楽しみですね。

▼6月21日(月)、ミュージシャンのToshiさんが、静岡光の家で慰問ミニコンサートを開いてくれました。当日は、台風6号の暴風雨が吹き荒れるあいにくのお天気。でも、この日集まることのできた31人の参加者は、ギターを抱えた生Toshiさんの弾き語りに、しばし心を振るわせたのでした。

▼6月22日(火)、リハビリ教室の参加者とボランティア等17人が、焼津市にできた深層水ミュージアムの見学に行きました。はじめに駿河湾や深層水について詳しく説明してくださり、深層水の温度を体感できる装置では、その冷たさにビックリ!。帰りには脱塩した深層水の試飲もして、話題の深層水について楽しく勉強することが出来ました。

▼6月25日(金)、ホームでは27日のヘレンケラーの誕生日(1888)を記念して、盲ろうの疑似体験をしました。コミュニケーションの難しさなどを改めて実感。総合的な学習でみえた静岡市立東中学校の生徒さんも参加し、共にヘレンケラーの偉大さに感心したのでした。

▼6月29日(火)、日頃白杖歩行をしている有志と歩行指導員等が、御幸通りの歩道整備に伴う実地検証に出かけました。実際の現場には難しい問題も多くありますが、命がけで外出をしている白杖歩行者が少しでも安全に歩けるように、そんな街づくりを願いながら現地を歩いてきました。

▼7月2日(金)、ホームの屋外の時間に、岡部町玉取へ行きました。ここは、山から丸い石が生まれる不思議な場所で、日本武尊が東征成就祈願に焼津神社に祭った玉が大津波で流れ着いたといった伝説もあるそうです。そして、実際に訪ねてみると、なんとも不思議な丸い石が本当にあったのでした。

▼7月7日(水)、JR東海道線を利用して、ホームのメンバーが清水の七夕の見学に行きました。新しくなった清水駅はエレベーターも完備されていて、脚の不自由な仲間も移動がラクラク。そして、駅前商店街に入ると、今年もたくさんの七夕飾りが並び、皆それぞれに街の賑わいを楽しみました。

▼7月27日(火)、民放クラブ静岡支部の朗読奉仕グループの皆様方による恒例の対面朗読会がありました。今回は、この時期に聞きたい幽霊の話や、童謡の謎についての話などがあり、毎日の暑さも少し和らぐようでした。

▼8月21日(土)、静岡音楽館AOIよりご招待をいただき、静岡市の県民の日協賛イベント「オルガン福祉コンサート」に出かけました。会場では、本物のパイプオルガンの心を震わすような荘厳な響きに驚きながら、バッハの名曲やディズニーメドレーなどを楽しませていただきました。

▼8月24日(火)、リハビリ教室では、静岡県ユニバーサルデザイン室の出張講座 「ユニバーサルデザイン講座」 が開かれました。講師の八木室長は、ユニバーサルデザインの理念やバリアフリーとの違い、静岡県や地域の取り組みなどについて、聞きやすく分かりやすくお話くださいました。

▼8月25日(水)、今回の静岡歴史散歩は連日の猛暑のため光の家の中でお話。歴史家の山口先生が、静岡の成り立ちについてお話くださいました。駿河の国は、もともとは富士山麓にあり、そのころ今の静岡市周辺は庵原(いほはら)の国といったそうです。知ってました?

▼9月11日(土)、静岡駿府公園で開かれた17時間共生共走リレーマラソンのステージコーナーに、静岡光の家の有志も歌と演奏で参加しました。このような本格的な舞台は初めてでしたが、この日のために練習をしてきた”涙そうそう”など計5曲を、午後6時40分からのステージで、無事に披露することができました。ご声援いただきました皆さま、どうもありがとうございました。

▼9月19日(日)、静岡地域の福祉のお祭り”第25回静岡ふれあい広場が、静岡駿府公園で開かれました。静岡光の家も、点字や視覚障害の体験コーナーで参加。朝のうちは少し雨が降ったりでしたが、お昼頃には青空も広がり人出も増えて、光の家のコーナーにも240人を越える人が立ち寄ってくれました。

▼9月24日(金)、静岡市立中田小学校6年生の皆さんが、マリーゴールドの花をプランターにきれいに植えつけて、静岡光の家にも届けてくれました。輝くように鮮やかな黄色の花が、とてもきれいですね。どうもありがとうございました。

▼10月4日より29日まで、清水銀行駅南支店のロビーにて、目の不自由な方のアート展 ”指先を目にかえて” を開かせていただきました。多くの方にご見学いただき、どうもありがとうございました。

▼10月5日(火)、午後1時より静岡光の家生活訓練ホームの開所15周年記念会がありました。ささやかな記念式のあと、利用者の皆さんとのフリートークがあり、これからのホームへの希望など多くの意見が寄せられました。そして、アトラクションには、謎の奇病を持ちながらも、とても元気に生きるあっ君が来てくれて、ハーモニカ演奏と楽しいトークを披露してくれました。

▼10月12日(火)、リハビリ教室のメンバーが、新しくなった御幸通りとペガサートの見学にいきました。まだ慣れないので少し戸惑いもありましたが、新しくなった静岡市を体感してきました。

▼10月22日(金)は、白杖歩行会でした。今回は、静岡駅からJR電車に乗って新蒲原駅まで行き、蒲原町を散策したあと、イタリアンレストラン”オーリオ”で、ちょっと豪華にランチを頂きました。そして、なんと町長さんにもお会いできて、楽しい思い出づくりになりました。

▼10月26日(火)、静岡光の家にて、朗読ボランティアグループ”虹の会”の皆様方による朗読発表会がありました。

▼10月27日(水)、ホームの静岡歴史散歩の日、焼津市高草山のふもとにある”花沢の里”を訪ねました。今回も歴史家の山口先生にご同行いただき、ここが大昔は東海道であったことや、法華寺にまつわる話など、郷土のおもしろ話をうかがいました。

▼11月2日(火)、県立静岡盲学校の体育館をお借りして、視覚障害リハビリ教室の地域交流イベント「ギターラ・トルバトーレ 音楽講演会(日本財団助成)」を開催しました。施設や盲学校などの視覚に障害を持つ仲間たちと地域の皆さん合わせて95人が、共にギターラトルバトーレの歌と語りの講演会を楽しむことができました。

▼11月12日(金)、静岡市立一番町小学校4年の皆さんが、体験学習にみえました。はじめてのアイマスク体験やガイドヘルプでは、みんなとても緊張しましたが、次第に慣れて会話もはずみ、施設にも楽しい思い出を残していってくれました。

▼11月14日(日)、静岡市中央福祉センターで開かれた静岡地区ボランティア交流集会に、静岡光の家有志の面々も参加しました。視覚障害関係用具の展示をしたり、ステージでは大正琴の演奏も披露。地域の皆さんとの楽しい交流をさせていただきました。

▼11月22日(月)は、白杖歩行会でした。今回は、静岡駅からJR電車を利用して清水港に行き、海づり公園を見学するコースです。この日は天気にも恵まれ、海に浮かぶ公園ってどんなところだろうかと、みんなワクワクしながら渡船に乗船。公園は、まったく揺れず地上にいるようで、しばし心地よい潮風に吹かれてきました。

▼11月24日(水)の静岡歴史散歩は、貞松のお寺として有名な沓谷の蓮永寺にいきました。こちらは、日蓮上人の門弟六老僧の一人である日持上人の開いた日蓮宗の一本山で、紀州徳川家初代頼宣公と水戸家初代頼房公の生母・お万の方(養珠院殿)の供養塔などがあることでも知られています。大イチョウの葉がハラハラと舞い散る境内は、駿河の名刹らしい雰囲気が漂っていました。

▼11月25日(木)、静岡市立籠上中学校の生徒さんたちが、体験学習にみえました。点字や視覚障害体験のあと、施設の仲間と一緒に、近くにある静岡第一テレビのクリスマスツリーの見学にいきました。

▼11月30日(火)、午後1時より静岡光の家にて関東民放クラブ静岡支部ボランティアグループの皆さま方による朗読発表会がありました。今回の朗読会も、喋りのプロとして鍛えた技で、とても興味深いいろいろな話を朗読してくださいました。

▼12月5日(日)は、静岡光の家恒例のクリスマス親睦会でした。この会も今年で37回目。今回は、音楽療法士の山崎先生と有志の皆さん方が、猛練習(?)をしたクリスマスコーラスを披露。また、お楽しみ福引やキャンドルサービスなどで、少し早いクリスマス会を祝いました。

▼12月14日(火)、日産労連NPOセンター「ゆうらいふ21」クリスマスチャリティー公演へのご招待があり、劇団四季の「はだかの王様」の鑑賞に焼津市文化センターへ出かけました。生活訓練ホームでは初めてのミュージカル鑑賞でしたが、点字のパンフレットも用意してくださり、音にも表情や動きがあって、とても楽しいものでした。日産労連の皆様、素敵なクリスマスプレゼントをありがとうございました。

▼12月22日(水)、静岡市立一番町小学校の皆さんが、11月の体験学習のお礼にと、香りのする花束と点字の色紙、そして声のメッセージを届けに来てくれました。皆さん”見えない”ということを、よく勉強してくれました。とてもうれしかったですよ。

▼12月24日(金)、今日は生活訓練ホームの終業日です。今年一年の無事に感謝して、ささやかなクリスマスパーティーを開きました。そして、新年にはみんな元気に揃うことができるように願いました。

▼1月19日(水)、静岡市立森下小学校4年の皆さんとの交流学習会があり、静岡光の家有志が学校にうかがいました。生徒さんたちは、点字やガイド法など、それぞれのテーマで視覚障害のことを熱心に学んでくれました。

▼1月28日(金)、平成17年の新年会がありました。いろいろな体験を積み重ねていくことも、これまた大切な勉強!ということで、今年はちゃんこ鍋にチャレンジです。そして、ワイワイと賑やかに楽しい時間は過ぎていったのでした。

▼2月6日(木)、静岡市立中島小学校4年の皆さんとの学習交流会がありました。4クラス各組の生徒さんたちの企画で、ひととき楽しい交流の時間を持つことができました。

▼2月8日9日の2日間、駿府公園紅葉山庭園”風の花園”の見学に行きました。風の花園とは、花のない冬の日本庭園を花の風車で彩る催しで、今回で2回目。いろいろな花の風車の中で、昨年暮れに私たちが作った紅白の梅の風車も元気に回っていました。

▼2月22日(火)、知っているようで以外に知らない日本の伝統芸能を学ぼうと、長唄の先生をお招きして、”邦楽のひと時”がひらかれました。曲の前には、初心者にも分かりやすいよう、物語のあらすじや演奏の方法などについて説明してくださり、日本の文化にもすこし詳しくなりました。

▼2月28日(月)、羽鳥の洞慶院へ観梅に行きました。今年は寒い日が続いたせいか、梅の花はまだ少し早いような感じでしたが、この日は観光バス何台もで門徒さんがみえていて、境内で梅花流という御詠歌を聞くことができました。

▼3月1日(火)、午後1時より静岡光の家2階で関東民放クラブ静岡支部の皆さま方による朗読発表会がありました。民放クラブの朗読会も今回で20回目。プログラムの途中には交流タイムも入り、和やかに心通い合う対面朗読会でした。

▼3月4日(金)、静岡市立大里西小学校の4年生の皆さんが、点字のことについて勉強にみえました。生徒さんたちは、皆さんとても真剣に、多くの質問をしてくれました。

▼3月15日(火)、静岡市企画部政令指定都市準備課の杉山浩敏参事を講師にお招きして、静岡市の政令指定都市移行に向けての勉強会を開きました。4月1日から設置される行政区や、各種の行政サービス、住所表示変更などについて、皆しっかりと勉強したのでした。

▼平成16年度には、困難な問題もいくつかありましたが、多くの方よりお力添えをいただき、とても充実した活動をおこなうことができました。あらためて感謝申し上げます。



第39期 平成17(2005)年度


▼4月1日より、静岡市の政令指定都市移行に伴い、住所表記が変わりました。新住所には区名が加わり、”静岡市駿河区馬淵四丁目10番18号”となります。郵便番号、電話番号等の変更はありません。

▼4月1日(金)、訓練ホーム有志が、静岡まつり前夜祭の準備でにぎわう駿府公園の見学に行きました。会場には、いろいろな催し物やお店が並び、もうすっかりお祭りの雰囲気でした。

▼4月11日(月)は、訓練ホームのお花見でした。天気はあいにくの雨で、しかも花見予定地の日本平山頂には濃い霧が!。でも、真っ白な霧をモワッとピンク色に染める桜の花々はとても幻想的で、夢の世界に迷い込んだような雰囲気でした。

▼4月26日(火)、リハビリ教室のメンバーは、清水区横砂にある静岡市埋蔵文化財センターでおこなわれた歴史学習会に行きました。今日は、同センターの特別なご配慮により、貴重な土器や石器を蝕察させていただき、また光の家近くのケイセイ遺跡についても学ぶことができ、感激の1日でした。

▼5月2日(月)は、生活訓練ホームのハイキングでした。今回は、安倍川上流にある花木園に、藤の花を見に行きました。五月晴れの空の下、園内にはいろいろな種類の藤が咲き乱れ、周囲に甘い香りをただよわせていました。

▼5月24日(火)、恒例のボランティアグループ虹の会の”朗読と交流の集い”がありました。メンバーの皆さんによる8つのお話と、プログラムの中ごろに入るレクリェーションで、今回も楽しく有意義な時間を過ごさせていただきました。

▼5月31日(金)、リハビリ教室のメンバー24人は、清水区堀込にあるユニバーサルデザインリフォームプラザ静岡の見学に行きました。はじめに、担当の伊藤さんがUDの話や館内の説明をしてくれました。そして、さまざまなUDグッズと住まい関係のUD製品を、自由に体験しながらみてきました。

▼静岡光の家に南京玉簾(なんきんたますだれ)がやってきた!?。6月8日(水)、施設に麻菜ゆうな一座の皆さんが来てくれて、南京玉簾や腹話術など多彩な芸を披露してくれました。玉簾では、できた形の一つ一つを手でも鑑賞させていただき、感激もひとしおでした。

▼6月10日(金)は、恒例の研修旅行でした。今回は話題の愛・地球博の見学です。とにかく広い会場なので、移動には不安もありましたが、お天気には恵まれて、世界各国の文化に触れたり、最先端の技術を体験したり、また珍しい食べ物を味わったりと、それぞれ自分流で地球博を楽しんできました。

▼6月14日(火)、近所にあるグループショップ・パレットの10周年記念会に行きました。会場の伊加麻神社には、施設の販売コーナーなども並び、私たちも地域の仲間として、このイベントに加わらせていただきました。

▼6月22日(水)、ホームの静岡歴史散歩の時間に、平沢観音へ行きました。お寺の正式名は、布袋山自在院平澤寺(ほていさんじざいいんへいたくじ)といい、駿河七観音の一つで、行基上人作と伝わる十一面千手観世音菩薩が祀られています。この日は、境内のアジサイの花が、ちょうど満開でした。

▼6月28日(火)、ドレミの会の皆さんによる”晴ればれハモニカコンサート”がありました。いろいろなハモニカを使いベース・リズム・メロディーの音が絡み合うアンサンブルや、いわゆるハモニカらしいユニゾンでの演奏など、猛暑の日にとても爽やかな音を楽しませていただきました。(静岡光の家創立38周年のお祝いも兼ねての会でした。)

▼7月14日(木)、ホームでは抹茶をたてての茶話会でした。この日は、元メンバーの塩ちゃんも久々に遊びに来てくれて、旧友と共に和やかに懐かしい時間が過ぎていったのでした。

▼7月20日(水)は、ホームの歴史散歩の日でした。今日は、丸子にある柴屋寺へ行きました。こちらは、もとは16世紀の連歌師・宗長法師の草庵だったそうで、お寺の正式名称は天柱山吐月峰柴屋寺(てんちゅうざんとげっぽうさいおくじ)。有名な庭園は月見の名所となっていて、借景の山が月を吐き出すように見えるところから、”吐月峰”と名づけられたという話でした。

▼7月26日(火)、静岡光の家の2階で民放クラブ静岡支部の皆さま方による対面朗読会がありました。この日は、台風5号の上陸でお天気が心配でしたが、昼過ぎには青空も見えはじめ、楽しい朗読の会になりました。

▼8月2日(火)、中途視覚障害者のリハビリ教室”中途失明者日常訓練教室”の30周年の集いが開かれました。懐かしい顔ぶれも多数駆けつけてくださり、先輩たちからは明るく元気に生きようとする姿勢が大事と、貴重なアドバイスをいただきました。

▼8月5日(金)は、訓練ホームの終業の日でした。皆で、ここ数ヶ月の活動を振り返ったり、夏の予定を語り合ったりしたあと、いつもより少し豪華な食事で、前期の終了を祝いました。

▼8月21日(日)、静岡市のグランシップにて静岡視覚障害者福祉推進協議会の30周年記念行事”アイフェスタ2005”が開かれました。会場では、医療講演のほか、県内外の関係施設、団体、業者などのブースが並び、光の家のブースにもいろいろな人が立ち寄ってくれました。

▼9月18日(日)、葵区の駿府公園で、静岡の福祉のお祭り”第26回静岡ふれあい広場”がありました。とても天気がよくなり、日中はかなり気温も上がりましたが、点字や感覚ゲームなどをとおして、地域の皆さんと楽しい交流を持つことができました。

▼9月21日(水)、西豊田小学校の皆さんがみえました。点字や生活に便利な用具のことを学んだり、疑問に思ったことを質問をしてくれたりと、福祉についてのお勉強。そして、最後に皆で、音楽の時間に練習している”エーデルワイス”を歌っていってくれました。

▼9月28日(水)、訓練ホームメンバーは静岡県庁別館21階で開催中の”みんなに使いやすいモノ展2005”の見学に行きました。会場では、展示してあるいろいろな商品を、全て自由に触れて確かめることができて、展示方法もユニバーサルデザイン的でした。

▼10月7日(金)は、白杖歩行会でした。今回は、JR静岡駅から、東海道線、御殿場線、シャトルバスを乗り継いで、ハロウィンムードいっぱいの御殿場プレミアム・アウトレットに出かけました。いろいろなお店をのぞいたり、バラ園を散策したり、カフェでくつろいだりして、ちょっとした異国旅行のようでした。

▼10月25日(火)、読書週間を前に朗読ボランティアグループ虹の会の”朗読と交流の集い”がありました。秋のおだやかな陽の差し込むなか、文字どおり虹のように七色の声の朗読を聞かせていただきました。

▼10月28日(金)は、訓練ホームのハイキングでした。今日は、静岡駅から静鉄バスで宇津の谷入口まで行き、宇津の谷峠を越えて蔦の細道公園へ出るコースです。秋晴れの空の下、江戸時代には参勤交代にも使われていたという峠道を、一歩一歩踏みしめながら歩きました。

▼日本点字制定記念日の11月1日(火)に、静岡市立西豊田小学校4年の皆さんとの交流会がありました。学校の体育館で4年生5クラスの皆さんと点字や視覚障害のことなどを話し合ったり、それぞれ練習している歌を歌い合ったり、楽しく有意義な交わりの時間を持つことができました。

▼11月15日(火)、静岡光の家関係有志が、静岡市の施設見学に行きました。まず、移動の車中で、広報課の方より合併して政令市になり大きく変わった市政の話などをうかがいました。そして、南部給食センターと日本平動物園を見学。普段はあまり知ることのない市の仕事が分かり、よい勉強をさせていただきました。

▼11月16日(水)、生活訓練ホームの静岡歴史散歩の時間に、地元の旧跡登呂遺跡の見学に行きました。この土地で生きた先人たちの知恵や苦労などを、いろいろな展示物と歴史家の山口先生のお話から知ることができました。

▼11月24日(木)、生活訓練ホームで長らく陶芸講師を務めてくださった山本先生のお別れ会がありました。先生には、平成9年10月よりボランティアとして陶芸をご指導いただき、本当に感謝でした。これまで、どうもありがとうございました。

▼11月29日(火)、みずほ福祉助成財団様より、点字文庫の点字プリンター整備に助成をいただけることになりました。予定のプリンターが入ると、点字図書の印刷のほか、点字の読み教材なども作れるため、大助かりです。とてもありがたいご支援に感謝です。

▼12月4日(日)、静岡その枝教会の集会ホールをお借りして、第38回目の静岡光の家クリスマス親睦会が開かれました。今年は、アトラクションに若さあふれる静岡英和学院大学吹奏楽部有志の皆さんの演奏もあり、和やかで楽しい会になりました。

▼12月16日(金)、静岡市役所本館市民ギャラリーで開催中の老人作品展の見学に行きました。障害者コーナーには、静岡光の家r有志の力作も並び、それは見事なものでした。

▼12月22日(木)、生活訓練ホームの修業パーティーがありました。辛いことや大変なこともいろいろありましたが、それでも今年1年何とか暮らせたことに感謝して、いつもより少し豪華な食事で年の終わりを祝いました。

▼1月6日(金)、みずほ福祉助成財団の助成により昨年末に新しく導入された点字プリンターが、操作のテストや練習を無事終えて、今日から本格的に稼動し始めました。日常文書の印刷も手軽にできるようになり、大助かりです。

▼1月24日(火)、葵区篭上の魚武さんで、関係有志の新年会がありました。普段はあまり顔を合わすことのない仲間とも、仲良く賑やかに新しい年の幕開けを祝ったのでした。

▼1月28日(土)、29日(日)の2日間、静岡市葵区のしずぎんホールユーフォニア、静岡グランドホテル中島屋 、青葉イベント広場を会場に、第4回しずおかユニバーサルデザイン大会が開かれ、静岡光の家からも有志が参加。今回は、食のユニバーサルデザインがテーマで、食事に関係するアイデアや用具類の展示や講演など、楽しくためになるイベントでした。

▼2月2日(木)、静岡市駿河区に新しくできたセントラルスクエアの見学に行きました。とても広いのでとにかく驚き!。体験学習で来てくれた篭上中学校の生徒さんも大活躍でした。

▼2月6日(月)、森下小学校4年の皆さんとの福祉交流がありました。点字や移動介助の方法など、皆さんとても熱心に勉強してくれました。

▼今年も、2月3日(金)より12日(日)の間、静岡市葵区の駿府公園紅葉山庭園で、花の風車のイベント”風の花園”が開催されました。静岡光の家の仲間の作った桜の風車も、元気に回っていました。

▼2月28日(火)、静岡新聞社・静岡放送の社会福祉事業”第43回愛の都市訪問”よりNPO静岡光の家へ、重度視覚障害者にも乗り降り容易な福祉車両をご寄贈いただきました。愛の都市訪問関係者とこの事業に善意をお寄せいただきました多くの県民の皆さま、尊いプレゼント本当にありがとうございました。

▼3月4日(土)、静岡市中央福祉センターでボランティアの集い”ボラフェスタ”がありました。静岡光の家からも、点字グループや大正琴バンドなどが参加したのでした。

▼3月7日(火)、静岡光の家2階で、恒例の関東民放クラブ静岡支部の皆様方による対面朗読会がありました。民放クラブの朗読会も、もう21回目。今回もバラエティーに富んだ朗読ライブを楽しませていただきました。

▼3月20日(月)、今日は午前中にそれぞれ自分の好きな具を入れて自分のオムスビをつくりました。お昼にはそれを持って公園に出かけ、ポカポカ暖かい春の日差しの中で昼食です。女性には、カマンベールチーズのオムスビが大好評でした。



第40期 平成18(2006)年度


▼4月3日(月)、今日は生訓ホームのお花見でした。前日の大雨がうその様にカラリと晴れ渡り、ハラハラと花びらの舞い始めた桜の木の下で、いつもより少し豪華な花見弁当を美味しくいただきました。

▼4月12日(水)、生訓ホームの歩行の時間によく行く公園では、散った桜の花びらが地面に積もっていて、フワフワと桜色のじゅうたんのようでした。これも、歩いて感じる春なのですね。

▼4月25日(火)午後、静岡光の家2階で”歌の花束”のお二人によるミニライブコンサートがありました。聞き覚えのある曲や懐かしい曲のメドレーに、会場の皆さんも大きな声で歌い出していました。

▼5月1日(月)、生訓ホームのメンバーは、お弁当を持って海に行きました。天気もよく、潮風にしばらく吹かれていたら、辛いことなどもしばし忘れて、少し頭が軽くなったような感じがしました。

▼5月17日(水)、生訓ホームの歴史散歩の時間に、慈悲尾の増善寺へ行きました。ここは、白鳳21(681)年に開かれた歴史のあるお寺で、今川家中興の祖・七代氏親公の菩提寺なのだそうです。また、静岡では唯一お地蔵さんが本尊のお寺ということでした。

▼5月23日(火)、静岡光の家2階で恒例のボランティアグループ虹の会の”朗読と交流の集い”がありました。今回も、虹の会メンバーによるバラエティーにとんだ朗読を、しばし楽しませていただきました。

▼5月27日(土)、友の会の御前崎交流会がありました。小雨交じりのあいにくのお天気でしたが、御前崎灯台からは太平洋の水平線が丸く見えてオドロキ!。カツオのなぶら料理も美味しかったですよ。

▼5月29日(月)、生訓ホームの調理の時間に、お弁当を作りました。いろいろな冷凍食材を多用して、ヘルシー中華風弁当といった感じのメニューです。そして、このお弁当とペットボトルのお茶を持って近くの川辺へ行き、涼風に吹かれながら食べてきました。

▼6月16日(金)、今日は研修旅行。明け方までの大雨も嘘のようにあがり、午前中はリニューアルした楽器博物館にて、その昔貴族の館にあったチェンバロや初期のピアノの生の音色を聞かせていただきました。午後は、前日の雨の影響で一部予定を変更し、うなぎパイが大漁に?!。そして、山内一豊のいた掛川城の天守閣にも登ってきたのでした。

▼6月27日(火)、静岡光の家に”歌の花束”のお二人が来てくれました。今回は、さまざまなジャンルの歌や多彩な演奏に加えて、キューピーちゃんまで参加して賑やかに、楽しい音楽の時間を過ごさせていただきました。

▼6月30日(金)~7月2日(日)、恵比寿ガーデンプレイス内、恵比寿ガーデンホールにて開催の 「PHOTO IS」 10000人の写真展に、静岡光の家の仲間の写真が展示されました。タイトルも、「PHOTO IS 仲間たち」。(右写真)

▼7月4日(火)、リハビリ教室のメンバーで、静岡盲学校の見学に行きました。盲学校は近頃、在校生以外の地域の視覚障害児者の相談や訓練指導をおこなう視覚障害センターとしての役割も大きくなってきているそうです。そして、その支援ルームや、中途視覚障害者の職業教育のコースなどを見学させていただきました。

▼7月8日(土)、友の会の富士宮交流会がありました。心配されたお天気もくずれることなく、御鎮座千二百年を迎えた浅間神社を前にして、話題の”う宮ぁ”富士宮焼きそばをたらふくいただいたのでした。

▼7月28日(金)、静岡光の家サポーター様のご招待で、生訓ホームのメンバーはブルーベリー狩りに行きました。ほとんどの人が木になっているブルーベリーをみるのは初めて。でも、熟し具合を手で確認しながら、たくさん収穫させていただきました。ご馳走様でした。

▼7月30日(日)、ガイドヘルパー富士宮の研修会に合流させていただき、富士の岩本山公園へ行ってきました。真夏にしては比較的歩きやすい曇り空の下、富士宮の皆さんとの交流レクリェーションや広い園内の散策など、楽しいひとときを過ごすことができました。

▼8月4日(金)は、生訓ホームの修行の日。普段よりも少し豪華なお弁当で、ささやかなパーティーをしました。今年は、おかしな陽気で体調をくずした人も多くいましたが、夏休み明けには皆元気に会いましょう。

▼8月24日(木)、支援者の方の営む梨畑にご招待いただき、生訓ホームメンバーは梨狩り体験をしてきました。もぎたての梨をガブリとかじると果汁が水のように溢れ出てきてオドロキ!。丹精込めて育てられた梨を、たいへん美味しくご馳走になりました。

▼8月29日(火)、世界でも3人という謎の病気と、心身の障害に負けずに、元気に歌やトークで皆を元気にしている ”あっくん” が、久しぶりに静岡光の家に来てくれました。前回よりも芸に磨きがかかって一同ビックリ!。とても、心励まされるひとときでした。

▼9月23日(土・祝)、シティエフエム静岡 FM-Hi!(周波数76.9メガヘルツ)、13時より放送の番組 ”高田薬局ウィンダ-ランド・健康ネットワーク” で、静岡光の家の活動が紹介されました。ありがとう、ウインダー君!

▼9月26日(火)、静岡光の家でキタラ・トルベールのギターライブがありました。ギターを持った吟遊詩人の皆さま方による、ギターと歌とを織り交ぜた、素敵な音楽空間を体験させていただきました。

▼10月1日(日)、静岡光の家友の会の甲府交流会がありました。あいにくの雨模様でしたが、甲斐武田家躑躅ヶ崎館跡、武田神社前に馳せ参じたシズピカ仲間の面々は、山の幸いっぱいのほうとうや、世界のブドウに戦をいどみ、風林火山の旗のもと見事にたいらげたのでした。

▼10月5日(木)、森下小学校4年の皆さんとの交流会がありました。森下小のみんなが、視覚障害のことや点字のことなど熱心に勉強してくれて、とてもうれしかったですよ。

▼目の愛護デーにちなみ、関係各所のご協力のもと、10月9日(月・祝)10日(火)の2日間、静岡光の家で視覚障害者ガイドヘルプ講習会が開かれました。家族や友人、ボランティア関係者のほか、医療、教育、福祉関係のご参加もあり、移動や説明の方法などを分かりやすく実践的に学ぶことができました。

▼10月13日(金)、静岡光の家関係者の研修事業がありました。今回は、チャーターバスで清水区のスポーツ・文化施設の見学です。ナショナルトレーニングセンター、やすらぎの森、坐漁荘など地元の良い施設を、私たちももっと利用していきたいと思いました。

▼10月31日(火)、ボランティアグループ虹の会の皆さま方による、恒例の”朗読と交流の集い”がありました。読書週間のなか、声で聞く読書を楽しませていただいたのでした。

▼11月18日(土)、健康文化交流館来てこで開かれた駿河区福祉団体交流会に、静岡光の家の音楽グループ有志が大正琴の演奏で出演。何百人もの人の前での演奏は、けっこう緊張しました。

▼障害者週間初日の12月3日(日)、恒例の静岡光の家クリスマス親睦会がありました。目の見える人と見えない人との”晴盲交流”をテーマに始められたこの催しも、今回で39回目。時代は大きく変わりましたが、今年も70名近い皆さんと、楽しい交わりのひとときを持つことができて、感謝でした。

▼12月22日(金)は、生訓ホームの修業パーティー。今年も皆いろいろなことがありましたが、まずは1年間それなりに過ごせたことに感謝して、楽しいひと時を過ごしました。

▼白杖歩行会、今年のテーマは電車利用です。1月15日(月)は、JR東海道線と身延線を乗り継いで、富士宮に行きました。ポカポカと天気にも恵まれ、浅間大社と周辺を散策したり、お宮横丁で富士宮焼きそばを食べたり、今日はちょっとしたミニ旅行のよう。「ナンデダロー」のテツ&トモさんたちにも出会って、楽しい思い出もできました。

▼1月30日(火)、静岡光の家利用者の皆さんとの新春顔合わせの会がありました。ささやかな新年会ではありますが、今年も皆元気に集い、楽しいひとときを過ごすことが出来ました。

▼2月16日(金)の白杖歩行会は、伊豆箱根鉄道と東海バスを乗り継いで修善寺梅林に行きました。今年の白杖歩行会のテーマは電車の利用。公共交通機関利用の達人をめざして、今年もがんばるぞ!

▼3月6日(火)、本日は中途視覚障害者の歩行訓練教室がありました。富士宮の盲導犬訓練センターで盲導犬の勉強や体験歩行をさせていただいたり、山本勘助出生地といわれる場所で手引き歩行や白杖歩行をしたり、楽しく学べた1日でした。

▼3月13日(火)、恒例の静岡民放クラブの朗読会がありました。民放クラブの対面朗読会も、もう8年目。長年の地道な活動には本当に頭が下がります。今回も、4人のメンバーの皆さんにより、聞く読書を楽しませていただきました。

▼3月23日(金)、今日は生訓ホームの遠足です。とても柔らかな日差しが降り注ぎ、そよ風に花の香りが漂う春の公園を、思いっきり歩いたあとのお弁当は、とっても美味しかったです。

▼3月28日(水)、今日の静岡歴史散歩は、徳願寺さんに伺いました。こちらは、北条早雲の妹で今川義忠の正室、そして氏親の母であった北川殿の菩提寺とのこと。私たちのすぐ身近にある大きな歴史物語に、少し驚いた1日でした。

▼地元の中田小学校児童会の皆さまより、静岡光の家に素敵なプレゼントをいただきました。外出時にとても助かる軽量の車イスです。中田小の生徒さん一人一人のあたたかい福祉への応援に、とても感謝しています。

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