The Others Story
1 亮太HP 2 房総半島1 3 暴走半島2 4 サントムーン
5 運動会2 6 不死身茶 7 ミスド枕 8 帰国
9 お見舞い 10わざ 114杯半は 12お見舞い2
13いいキャラ 14餅つき 15Lady登場 16風邪引き
17電話機 18亮太誕生日 19通勤途中 20ゴールド


The Others Old Story


亮太HP('97.9.1)
 なんとあの亮太のHPが運営開始された。タイトルも「Ryouta's Homepage」。
 内容としては、亮太のプロフィールと亮太パパの映画紹介・・・
 先頭ページに亮太の顔だと思ったら、ゴリラだった。どうしてゴリラ?
 リクエストとしては、「亮太のダミアン日記」とか「亮太のスーパー試食だより」とか 「亮太のこんな所でストリーキング」とか話題に事欠かなくていいな。

 興味あるかたは、出掛けてみては。

房総半島1('97.9.21)
 千葉の房総半島に行って来ました。
 面子は海君一家、亮太一家、ジージ&バーバの6人と子供2人。
 しかし、亮太は子供3人分、手がかかるので6人と子供4人と考えて下さい。
 会社で疲れ、休日にそれ以上疲れる、過酷な休日の物語です。

 なぜ千葉なのか?
 話はだいぶさかのぼり、ジージが酔っ払って足の骨を折った所から始まる。
 ジージは保険に入っていたため、「骨折って金貯まる」になり、ジージのおごりで旅行に行くことに決定。
 で、ジージが子供のころ疎開していた寺に行くことになった。
 それが千葉の房総半島だったのです、のりは「あなたに逢いたい」だね。

 朝9時、台風20号が房総半島直撃?という状態での出発。
 しかも、横浜から木更津までフェリーの予定なのだ、半信半疑のまま亮パパのイプーに8人乗って横浜へ向かう。
 風、波とも強いがフェリーが運航していて木更津へ到着、雨も降っていない。
 1泊目は、富士通ヴィラ勝浦。景色、建物も奇麗だし、カラオケ、遊戯場もありみな満足。
 特にカラオケルームでは、前半こそ海&亮太の大騒ぎコンビが幅を利かせていたが、 後半には海ママ&亮太ママの尋常でない盛り上がりに、海&亮太も押されぎみであった。母は強し。

 
 次の日は、鴨川シーワールド。
 魚の種類は多くないが、ショーの多さでは海パパが行った中でピカ一。
 三津シーパラダイスでは、何も芸のできないシャチも完璧な演技をしてたし、巨大マンボウはいるし。
 海は「ウーーー、マンボー」を連呼して、放送コードギリギリだったし、楽しかった。

 2泊目の館山へ向かう中、運転手以外は撃沈していた、特に海ママはよそ様に見せられない形相で撃沈していた。
 突然、寝ていた筈の海ママが叫んだ「あ・あ・あれだっ!!!」
 海ママは何を見つけたのか?寝ぼけただけだったのか?「暴走半島2」へ続く


暴走半島2('97.9.22)
 「あ・あ・あれだっ!!!」ビックリマーク3個は新記録でした。
 そこには話題のテレビドラマの収録現場があった。写真を見て「ピン」とくる人も多いのでは?

 わからない&知らない人のため説明すると、フジテレビの「ビーチクボーイズ」の「ダイヤモンドヘッド」 という民宿のセットなのです。
 現在では、全ての撮影が終了したのに、ガードマンによりガードされていた。
 しかし、寝ていたのに見つけるなんて凄いぞ海ママ。
 ママのテンションは上がりっぱなし。

 3日目の予定は、マザー牧場に行くのだ。
 起床すると、海が鼻血を出していて、服も布団にも血が付いてしまっていた。
 全員:「どうした?」海は寝ぼけている。
 一緒に寝ていた亮太も起きた。
 亮ママ:「亮太の足にも血が付いてる」
 全員:「亮太!蹴ったな、かかと落とししたな」
 その後、海ママも亮太のローリングサンダーアタックを2・3回食らったとの報告を受け、 亮太の有罪が確定した。

 これはマザー牧場での乗馬体験なのだ、海は怖がるかと思ったが喜んでいた。
 当初は「海君は、メリーゴーランドがいい」なんて言っていたのに。
 それ以外にも、乳しぼり体験、牛糞落とし場所あてゲーム、子豚レースetc
 海も亮太も子豚レースに参加した、亮太はそのまま子豚だけど、亮太が走る訳じゃない。
 走るブタに追走して、ゴールに早く導くレースなのです。
 亮太は3位入賞、しかしバーバが柵の外からブタの尻を思いっきり叩いていたのを私は見た。

 そんなこんなで帰ってきたよ。もっと面白い事あったんだけど多くて書けない。


サントムーン('97.9.28)
 
 駿東郡清水町にあるサントムーン柿田川店(ジャンボエンチョー、セガワールド、ボウリングetc) のゲームセンターのウルトラマンの遊戯車でのショットです。
 見えずらいかも知れないが、海が持っているオモチャはここでプレゼントされた物です。

 海とパパでウルトラマンに乗っていると、お兄さんがきて。
 「今日は、遊戯車を利用されている男のお子さんにはオモチャをプレゼントしてます」
 海・パパ:「ありがとう」なんか怪しい?と思いながらも、貰えるものは貰うが我が家の家訓なんで。
 店で買うと4・5千円しそうなものでした。
 その後、男の子をマークしていたが、誰一人として貰ってなかった。

 オモチャ貰った訳ではないが、コインゲーム系は充実してます。
 競馬、スロット、ビンゴゲームetc
 海と一緒にやると変なボタンを横から押されて喧嘩になる。
 パパ:「そんな馬、勝たないよ!勝ちそうな馬を選べよ」
 海:「勝つさ」
 で90倍を当てたことがある。


運動会2('97.10.4)
   海・パパ:「どりゃ、ガッハッハッ」
 ママ:「うるさい。じゃまなんだから、どっか出掛けてきな」掃除のじゃまだそうだ。
 ママ:「亮ちゃんが今日、運動会だから応援してくれば」
 海・パパ:「OK」
 パパ:「でも場所知らないよ?」
 海・ママ:「海君が知ってるから大丈夫だよ」確かによく行っているとはいえ、3歳児に道案内ができるか?

 海:「そこをこっちだよ」後部座席から「あっち・こっち」ではわからん。今一つ、「右・左」がわかっていない。
 それにしても、ちゃんと道を覚えているのには驚いた。
 海:「パパ、失敗。今のとこを曲がるんだよ」教えてくれなきゃ曲がれないよ。
 そんなこんなで本当に無事着いた。

 亮ちゃんは「あんぱんマン競争」「あいうえお遊戯」などに出場していたが、機嫌が悪くて珍しく泣いていた。
 お遊戯中も一人泣いていた。
 その分、亮ママが頑張っていた。
 親が出場の「椅子取りゲーム」ならぬ「ボール取りゲーム」でスライディングでボールをGETしていて、 最後の5人まで残って賞品もGETしていた。
 さすが亮太家、だだでは帰らぬ。


不死身茶('97.10.11)
 海とパパでいつも道り公園に出掛けた(掃除のため追い出されている)。
 海:「喉、乾いたよ」ウーロン茶を買い、公園で飲んだ。しかし、半分以上残っていたので持って帰ることにする。
 半分の量で半額の缶ジュースがあればいいのにな。
 その前に、ビデオを返そうと車を走らすと、対向車が物珍しそうに愛車のトゥインゴを見ている。
 珍しい車なのでしょうがない、あまり変な場所には行けないと思っている。

 ビデオ屋に到着。なっなっなんと、飲みかけウーロン茶が車の屋根の上にあるではないか。
 よくぞ無事でいらした。
 でも、考えると恥ずかしいな。
 でも、パパがいかに安全運転かの証だよな。
 でも、パパがいかに物忘れがひどいかの証だよな。
 でも、その話をして「そのウーロン茶汚そうだから、パパは飲んでいいけど、海には飲ましちゃだめだよ」ってどういう意味だ、海ママ?

ミスド枕('97.10.15)
 あと2点なんだよ。あと2点でミスタードーナッツのミスドクッションが貰えるのに。
 パパ:「あと2点だから、600円分ドーナッツ買うか?」
 ママ:「何を馬鹿なこと言ってるの」ごもっともです。でも諦めないぞ。

 欲しいー。どうしても欲しいー。
 あと2点のため、海と再びミスドに向かった。
 600円位買えばokだな。ママへのおみやげも買ったら、ラッキーカードを4枚も貰った。楽勝だぜ。
 合計で16点になり、クッションをゲットすることができた。

 そこに一人の奥さんが「あのー、よろしかったらどうぞ」ラッキーカードを2枚下さった。
 もう十分だったけど、せっかくの好意なので「すいません、ありがとうございます」頂いた。
 これで18点。
 しばらくすると、また奥さんが「うち要らないので、どうぞ」ラッキーカードを2枚下さった。
 どうしてだろ、しかも合計20点でクッションをもう一つゲットしてしまった。
 海:「いつもくれないのに、どうしてだろうね」まったくだ。
 海パパの流し目のおかげということは海にも気が付かれていない。

帰国('97.11.03)
 アメリカに行っていた海パパの妹が無事帰国しました。
 そこで海パパ家も埼玉へ里帰り。
 喜ぶべきニュースのはずが、喜んでばかりいられない状況である。
 予定よりも早く帰国するには、理由があった。
 パパ:「で大丈夫なの?」
 埼玉バーバ:「海君の顔見たら元気になったよ」海パパも海からエネルギーもらってるので気持ちはわかる。
 パパ:「いつ手術なの?」
 埼玉バーバ:「11/6日、8時間もかかるんだって」大手術じゃないか。
 しかも、病名が「脳腫瘍」って言うんだからびっくりするよな。
 それで妹も急いで帰国したんです。

 陽性の腫瘍と言うので、ひとまず安心なのですが、神経が集中している個所なので厳しい手術になるそうです。
 将来、悪性になるかもしれないので、今のうちに摘出しましょう、とのことです。
 命を左右する手術でなないということのなのだが、脳腫瘍なんて聞くとおよびごしになってしまう。
 本人は「大丈夫、大丈夫」と言っていたが・・・心配である。

お見舞い('97.11.09)
 パパ:「オートバイが来たぞ、端に寄って」
 海:「オートバイじゃないよ、郵便屋さんだよ」
 海:「お手紙を配ってるんだよね、海くんもバーバに手紙書こうかな」
 パパ:「なんて書くの?」
 海:「はやく元気になってねって書くんだよ」なんて優しい子供なんだろ、親の育てかたがいいんだな。きっとそうだ。

 次の日、みんなで見舞いに行く予定だったが、「手術は成功したのだが、まだ元気ないので海くんは連れて来なくていい」 との連絡を受けた。
 そこで本当に手紙を書くことにした。
 また、声を録音できるカード(声メール、10秒間)があったので、海にお見舞いの言葉を吹き込むことにする。
 パパ:「このスイッチを押したら、バーバがんばれって言ってね、言える?じゃ練習、スタート」
 海:「バーバ、元気になってね・・・」OK、上手に言えたね。
 パパ:「本番、スタート」録音ボタン・オン
 海:「どりゃ、メガレンジャー、インストール3・3・5。ハッハッハッ」親はメガテンジャー、どこで育てかたを間違ったのか?
 何回もやり直してやっと完成。
 ほとんど解読不能の文字で手紙も書いた。

 上尾市立病院。海パパのおじいちゃんが亡くなった病院でもある、印象はよくない。
 バーバの病室発見。
 パパ:「大丈夫か?」もっと気の効いた台詞が、どうして言えないのだろうか?
 昨日よりは元気になったらしいが、まだ「めまい」と「耳なり」がひどいらしい。
 元気ないバーバに海からの声メール&手紙を渡す。
 パパ:「そこの赤いボタンを押してみて」
 海メール:「バーバ、早く元気になってね、海くん会いに行くからね。だからがんばってね」
 かつ、ボタンの横には解読不能の文字で「げんきになって」と書かれていた。
 バーバ、目頭を押さえ泣いている。どんな薬より、どんな名医より、海の言葉できっと早く治るだろう。
 がんばれバーバ。

わざ('97.11.19)
 めちゃむちゃ寒いな、気が付くと富士山も雪帽子をかぶっているじゃないか。
 いままでなら、会社まで車でスイーと行けたのに、今じゃチャリ15分の電車1時間だもんな。
 寒さもこたえるってもんさ。

 最初は本が読めていいかな、なんて思ってたけど1時間座ってるのってキツイ。
 本代も馬鹿にならなくなってきた、ママにも「図書館で本借りてきたら?」なんて言われる。
 それも来年の3月までの辛抱なのだ。
 が先日会社の同僚から「2年も通うの大変だな」
 パパ:「へっ?2年?なんだそれ?」
 同僚:「会議かなにかで2年って言ってたぞ」
 パパ:「おれは3月までって聞いてるぞ」
 同僚:「再来年の3月なんじゃないの、ハッハッハッ」他人事だと思って楽しそうだな。
 そう言えば「来年の3月」とは言われなかったな、会社によくある「はめられた」って奴かな?

 しかし、楽しいこともある。
 ルーズソックスの女子高生も生で見ることができるし、電車にたまにいる不審者を見てても楽しい。
 あと隠れた楽しみの一つに、毎朝シルバーのおじさん達と戦っている。
 JR三島駅には駐輪場があり、必ずここを利用しなくてはならない掟がある。
 利用することは、いっこうに問題ないのだが「有料(1日100円)」というのがいけない。
 チャリの駐輪場代など合点がいかないパパは払いたくない。
 そこでおじさんとの終わりのない仁義なき戦いが続くのだ。
 最初はおじさんのすきを見て、コソコソ抜けていたのだが、最近は「わざ」を会得した。
 なずけて「電車に間に合わないのでダッシュ攻撃」ただいま連戦連勝中

4杯半は('97.11.22)
 新しい静岡の仕事場で歓迎会を開催していただいた。
 3人で静岡に通っている、今日の主役はその中で1番若いA君である。
 彼とは1ヶ月前に知り合っただけなので、お酒を飲むのも今日が初めてであった。
 それまでの印象は、「おたく」で元気もなく好きになれなかった。
 飲み会に向かいながら、「A君はお酒好きか?」
 A君:「あまり好きじゃないです」
 パパ:「そうか、強い?」
 A君:「強いです。でも2年前に飲んだとき、二日酔いが1週間続きました」それじゃ1週間酔いだろ。

 「乾杯」美味いぜー。
 A君のピッチが異常に速い、中ジョッキを立て続けに飲んでは頼みしている。
 普段の彼とのギャップが大きく、皆あっけに取られている。
 パパ:「強いな」
 A君:「強いんですよ」顔色も変わらず、飛ばしている。

 少したって、A君の目にどっかに行ってしまった。
 パパ:「少し酔ってきただろ、大丈夫か?」
 A君:「全然酔ってませんよ、3杯までは大丈夫なんれす」もう”ろれつ”が回っていない、 ”全然酔ってない”って奴は酔っているのだ。
 かつ、3杯まではって言っているが、7杯は飲んでる。
 かつ、「日本酒飲んだことないんです」なんて言うから、日本酒も飲まされてた。
 どこから見ても完璧な「酔っ払い」だった。

 トイレに行って帰ってこなくなった。
 これから電車で帰らないとならないのに。
 会計を済ませ、ビニール袋をもらい3人で駅に向かった。
 電車に3人で乗り込むと、A君が「だめです、次の電車で行きます」もう一人はこの電車でないと帰れなくので、海パパとA君だけ降りた。
 電車を見送ると、もうビニール袋を口に当てて「ゲー」とやっている。しかも、ちゃんと口に当ててないので服がゲロまみれになった。
 次の次の電車にも乗れなかった、「次に乗らないと帰れないから乗るぞ」
 A君:「はい、ちょっと酔ってしまいました」線路に落とそうかと思った。
 A君:「もう大丈夫です。3杯までは大丈夫なんですが、4杯半はきつかったです」アホ

 大丈夫なんて言っても電車に乗ってもビニール袋とはずーと友達だった。
 最終に近い時間でも電車はけっこう混雑していて、とても座れない。
 A君のおかげで回りに人は近づいてこなくてよかったけど。

 
お見舞い2('97.11.30)
 埼玉のバーバのお見舞いに3人で出掛けた。
 だいぶ良くなって、一人で歩けるまで回復したと言うことなので、海も連れていった。
 朝の10:10分の新幹線に乗り、昼には到着する予定である。
 ママ:「9時までに帰ってこれる?」
 パパ:「帰ってくるさ、海が病院で大人しくしてる筈ないので、長居できないだろうから早く帰ってくるよ」

 お昼前に到着する。
 バーバ:「海くん、来てくれたの、ありがとうね」
 海:「もっと、もっと、もっと元気になってね」
 本当に良くなっていた、来月の頭には退院できるのではないか?との事だった。
 2時間程、お見舞いしてたら海も飽きてきて帰ることにした。
 今度は退院パーティーかな?

 これからどうするか?
 浦和で買い物して帰ることになった、東京発17:10分。
 買い物で歩きつかれたパパは、熟睡モードに入ってしまった。
 パパ:「んー、良く寝た。何処?小田原?もう少し寝れるな、グー」
 パパ:「もう三島?」
 ママ:「小田原だよ」
 パパ:「あれ?さっき小田原じゃなかったっけ?」
 ママ:「さっきから動いてないの」
 大雨のため、三島−新富士間が通行止めになっているらしい、その時点で40分遅れ位だった。
 その後も動いて、止まってで1時間遅れに。
 ママ:「9時までに帰れるかな?」
 パパ:「そう言えば、朝もそんなこと言ってなかったっけ?9時に何かあるの?」
 ママ:「別にいいんだけどね」答えになっていない。

 なんとか1時間15分遅れで到着。1時間以上遅れると、お金返してくれないんだっけ?
 と話ながら改札を通っても、そんな雰囲気じゃないいので帰ってきました。納得いかないぞJR。

 ママ:「よかったキンキのドラマに間に合って」ガクッ
 朝からそれしか頭になかったってことか?

いいキャラ('97.12.15)
 パパ:「なんかシップ臭くないか?」ここに来るといつも匂うんだよな。
 少年A:「私、シップしてます」4杯半はで有名になった彼が言った。
 パパ:「いつもしてない?どっか悪いの?」
 少年A:「スロットのやり過ぎで腱鞘炎なんです」
 パパ:「そんなにやってるの?セミプロ?」
 少年A:「そんなにやってないです」調査した結果。お昼休みに探りを入れて、仕事終わってから本格的にやってるらしい。
 しかも、めっちゃ負けてるらしい。
 その情熱をどうして仕事に生かせないのだろう。

 パパ:「今日も飲み会だ、頼むぜA君。飲みすぎるなよ」この間のことはよく覚えてないらしい。
 少年A:「飲み放題なんですか?」人の言ってることを聞いてるのか?

 飲み会でも海パパは、彼をマークしている、せっかくの飲み会なのに。
 パパ:「大丈夫か?」
 少年A:「大丈夫ですよ」少しきてるけど、まだ大丈夫だ。陽気になりよく喋っている。
 少年A:「怒ってます?飲んだ時だけ、よく喋るので。飲むとよく喋るんですけど、仕事だと駄目なんですよね」
 確かに仕事を教えても何も言わないので、分ってるのか分からないのか判断がつかない。
 プログラマもある程度、体育会系ののりがあったほうがいいと思う。
 「わかったか?」「ウスッ、全然分からないであります」「馬鹿やろ、腕立て100回!」
 おたく、陰気のプログラマなんて通用しないね。

 A君も今日は大丈夫であった。二人で電車に乗り込んだ。
 少年A:「お先に失礼します」まだ降りる駅じゃないぞ。
 少年A:「いやっあ、おしっこ漏れちゃうんで」
 パパ:「おつかれさん」やっぱへんな奴だ。

餅つき('97.12.28)

 これをやらないと新しい年を迎えることができない。
 最近では珍しいかもしれないが、毎年みんなで餅をついている。
 お相撲さんが平気な顔で、餅をついているのはテレビでも見ることができるが、一般人がつくとなると2〜3日の筋肉痛は覚悟しなければならない。

 つき手は海パパと亮パパの二人である、つく餅は10臼(200合)かなりの量だ。
 一人5臼というのは、経験したことのない人はわからんだろうが。並大抵のきつさではない。
 しかし、つき終わってから食べるつきたての餅とビールは最高、これがあるから毎年頑張れる。

 つき手ばかり大変だと書くと、合いの手担当者に怒られてしまうので一言。
 合いの手は海ママと亮ママであり、つき手との息の会ったコンビネーションが求められる。
 海親コンビは、海パパが一人で愚痴ばかり言っている「あと何臼だよ。まだそんなにあるの。もう餅できてるでしょ?まだつかなきゃだめ?」
 亮太親コンビは、お互いに愚痴ってる「もう少し力入れてついてよ。つき易いように合いの手入れろよ」仲がいい。

 今日ばかりは、海と亮太の面倒など見てられない。
 二人へのマークが甘くなった、餅に付けるために敷いてあった取り餅粉で遊びまくって、粉まみれのまっしろけになっていた。
 亮太は遊ぶだけでなく、取り餅粉を食べていた。おいしいのか?

Lady登場('98.1.3)

 ここ数年、12月31日(大晦日)に埼玉の実家に帰るのが定番になっている。
 割と空いてるんです。(上りのみ、下りは混んでる)
 混んでる下りの車線を尻目に、快適な東名高速だ、下りの人には悪いが得した気になる。

 2時間30分で実家に到着。(2時間30分は早い部類、最短2時間、最長5時間)
 病み上がりのバーバが元気に迎えてくれる。
 それと同時に黒い毛糸玉が突進してきた。海が半べそ。
 それが写真の「Lady」我が家の新しい仲間、プードル、♀、生後6ヶ月、御主人はネーネ、ライバルは海。
 小型犬で動きが早い、ジャンプして顔をペロペロなめる。ペロペロ攻撃に海もタジタジ。
 誰かに押さえてもらっていれば、「いい子いい子」位はできる。
 Ladyが部屋をうろうろしている場合には、海はソファの上に逃げる。
 しかも、パパの後ろに隠れて「Ladyこっちおいで」
 2泊したんだけど、結局友達になれなかった。

 1月2日。大学駅伝を見終わってから、静岡に帰る。
 首都高速5号線(池袋〜環状線)サンシャイン60の横から渋滞、まいった。
 その後も3号線(環状線〜用賀)、東名とそこそこ混んで沼津に着いたら4時間30分かかった。
 正月2日から帰省ラッシュ?みなさんのんびりしようよ。
 ついでに本年もよろしくお願いします。
 で思い出したぞ。我が家の今年の年賀状、海ママが「あけましておめでとう」の「とう」を「とら」と直し出した。
 かつ、「ら」の丸い部分にトラの顔描いてる。
 海ママ:「どう?このおめでとらって?」
 海パパ:「くだらねー。でも、2人位は同じことやるんじゃないかな」
 石井家に年賀状の感想を聞いてみた。
 亮太ママ:「そんなことしてたの?気が付かなかったよ」さすがの海ママもショックだったみたいだ。世の中そんなもんだ。

風邪引き('98.1.17)
 海が久々に風邪を引いた。
 3日間連続で39度台の高熱をキープしている。
 見ているほうが辛い、できるものなら代わってやりたい。
 と思ったら、奇麗にうつった。ウギュ辛い。

 パパが会社を休み海の面倒を見る。
 と言ってもパパも病気なので面倒など見れない、海は熱でボーとしているし、パパは頭痛と咳が止まらないし。
 そんな環境で治る訳がない。
 やっと海ママが帰って来ても「うわー、なにこの部屋。こんな部屋にいると風邪引いちゃう」なんて言って看病してくれないし。

 咳をするパパを見てママが笑う。
 パパ:「苦しいんだぞ、何笑ってるんだ」
 ママ:「だって、森進一そっくりなんだも」酒飲めば、大抵の恥ずかしいことでも平気なのだが、モノマネだけはできないんだ。
 人が苦しんでいるのに失礼な奴だ。
 早く歯磨いて寝よ。
 「ゴホン・ゴホン・ゴホン」鏡の中には、確かに森進一がいた。

電話機('98.1.26)
 来月の1日から待ちに待ったサービスが開始となる。
 最近CMもかなり流れるようになったので、ご存知の方が多いと思いますが。
 その名も「ナンバー・ディスプレイサービス」です。知ってますよね。
 何故待っていたかと言うと、我が家には「いたずら」「間違い」電話が多いのです。
 例えば「いたずら電話」や最近では、夜の1時位に電話が鳴って海ママがでる。海パパは起きない。

 海ママ:「もしもし?」
 変な奴:「ヘッへッヘーヘッへッヘーヘッへッヘー」
 海ママ:「・・・・」無視。
 海ママ小声で:「パパ、起きてよ」
 パパ:「どうしたの?」既に受話器が耳にあてがわれている。
 変な奴:「ヘッへッヘーヘッへッヘーヘッへッヘー」
 パパ:「ゴホン」
 変な奴:「すいませんでした。ガチャン」謝るくらいなら、かけてくるな。

 こうゆう奴がいるから、このサービスを待ってたっちゅう訳やね。

 で新しい電話機を先日買ってきました。
 どこのメーカーでも似たり寄ったりなんだが、以下の機能を網羅していたSONYさんに決定した。
 (1) 子機にもディスプレイ機能がある。(割と少ない)
 (2) ディスプレイに電話番号だけでなく、その相手の名前も表示できる。(登録している人のみ)
 (3) 着信をベルのかわりに、あらかじめ録音しておいた相手の名前で知らせる音声呼出し機能。
 (4) イヤな相手からの電話を自動的に拒否するおことわり機能。(公衆電話は除く)

 (3)の機能は楽しいよ。例えば亮太家からの電話だったら「デブ亮太から電話です、デブ亮太から電話ですデブ、亮太から電話です」
 と受話器取るまで鳴ってるんだよね。
 悪戯電話も登録しちゃえば、かからなくもできるが。
 逆に「ぼく変態で−す、ぼく変態で−す、ぼく変態で−す」も可能。
 早く悪戯電話かかってこないかな。

亮太誕生日('98.1.28)
 何がいいかな?
 1月28日は、亮太の3回目の誕生日なのです。
 海が7月28日生まれなので、ちょうど半年違いの同級生になる。
 同級生なのだが、このくらいの歳の半年は非常に大きいため、海と比べられると亮太は可哀相なんだよね。
 海は字が読み書きできるのに、海はカルタ/パズルできるのに、海はチンチン大きいのに等など。
 亮太の頭の中には「食べ物」が大きなウェートを占めているんだ。
 これが基本だよね、何でも食べる、食べれないものでも食べる。
 海を他の子と比べてはいけないと思いながら、「亮チャンは何でも食べてるぞ」なんて言ってします。反省パパママ

 話を戻そう、何がいいかな?海と相談。
 海:「チョコかな?タコの足かな?お刺し身かな?」さすが海だ、食べ物しか挙がらない。亮太を理解しまくっている。
 お刺し身はね、マグロが好きなんだ、スーパーの試食でマグロがあったら両手に持って食べながら歩いてるも。
 マグロだと喜ぶんだろうけど、マグロじゃなー、そこで3人で亮太のプレゼントを買いに行った。

 ママ:「この靴かっこよくない?」FILAのテニスシューズだった、かっこいい。
 パパ:「かっこいいけど、亮太のばんびろ甲高のデブ足にはなー」
 ママ:「だめかな」
 パパ:「FILAってキャラじゃないだろ」我ながら失礼な奴だ。
 ママ:「靴の中におかし入れるってのはどう?」採用。

 当日亮太の反応は、予想どうり靴には興味を示さず、おかしを大変喜んだそうだ。
 このくらいの子供には、かっこいい服とか靴なんて興味ないんだよね、そんなの親のエゴさ。

通勤途中('98.2.6)
 「パパ、あと5分しかないよ」遅刻してしまう、急げ。
 急いで急いだ間に合った。
 電車に乗ったらお腹が痛くなった。
 以前、妻が夫の料理だけ塩分等を多めにして、長い時間をかけて殺すという本を読んだ。
 海パパにも、その毒が徐々に効いてきている。

 静岡(1時間)までもちそうにない。冷や汗が出てきた。
 運良く沼津で10分間停車するので勝負するしかない、遅刻とウンチ漏らすじゃ、考えるまでもない。
 ドアが開くと同時に、内股で急いでトイレに向かった。
 一つしかないトイレが使われている、困った。間に合わない。
 早くしろよ、ウンチくらい家でしてこいよ、ボケ野郎。こういう状態では口が悪くなる。
 「ゲー」と中で音。流した音?もうすぐ出てくるということだ。

 やっと出てきた。何とかお腹も時間も間に会った。
 ズボンを下ろしかけた時、目の前がゲロまみれだった。匂いも凄い。
 あのやろー
 でも、間に合わないので、したさウンコ。
 おれ一人あんな思いをするのは耐えられないので、勇気を出して告白してみた。

ゴールド('98.2.24)
 思い起こせば長い道のりだった。
 これが欲しいために日夜、お巡りさんがいる場所では、法定速度を守り、一方通行を守る。
 突如お巡りさんを発見すれば、シートベルトをしめる、優良ドライバーだったんだ。

 前回の更新を思い出す、窓口のお姉ちゃん「この3年間に違反を犯したことはありますか?」
 警官が見てない所では、死ぬほど違反を犯したけど・・・
 パパ:「いいえ、ないです」きっぱり
 お姉ちゃんが後ろを振り返りパソコンで操作している。
 お姉ちゃん:「XX年XX月XX日に静岡で駐車違反してますね」どうだ参ったか、顔に書いてあった。
 でこんな優良ドライバーにゴールド免許証をくれなかった。

 苦節3年やっとゴールド免許を取得してきました。
 ゴールドのラインが入ってるだけなんだよね、免許証自体を金の延べ棒にでもしたら、違反を犯す人も減ると思うんですが。
 どうでしょうか日本一の交通事故発生件数の静岡県さん。

 ゴールドなので次の更新が「平成15年の誕生日」とある。
 先過ぎてイメージがわかない、39歳になってる、39歳だと?、もうすぐ40じゃねえか。はー(ため息)
 39歳で髪の毛が無くなっていたら、身分証明証として成り立たないかもしれない。
 そればかりか文書偽造の罪で逮捕されたりしないだろうな、心配だ。