タイトル:「夏の庭」
サブタイトル:「The friends」
著者:「湯本 香樹実」
町外れに暮らすひとりの老人をぼくらは「観察」し始めた。
生ける屍のような老人が死ぬ瞬間をこの目で見るために。
夏休みを迎え、ぼくらの好奇心は日ごと高まるけれど、不思議と老人は元気になっていくようだ―。
いつしか少年たちの「観察」は、老人との深い交流へと姿を変え始めていたのだが…。
喪われ逝くものと、決して失われぬものとに触れた少年たちを描く清新な物語。
死ぬとどうなるのだろう?誰でも小学生の時には考えるだろう。
無償にオバケが怖かったりした、今でも怖いことは怖いが、一人でトイレに行けないことはない。
昔のトイレはボッチャンだったし、照明もなんか暗かったんだよな。
「下から手が出てくる」なんて聞いた時なんか…、思い出したら行けなくなりそう。