タイトル:「ハードボイルド・エッグ」
サブタイトル:「硬いゆで卵」
著者:「荻原 浩」
フィリップ・マーロウに憧れ、マーロウのようにいつも他人より損をする道を選ぶことに決めた「私」と、ダイナマイト・ボディ(?)の秘書が巻き込まれた殺人事件。
タフさと優しさを秘めたハードボイルド小説の傑作。
私立探偵フィリップ・マーロウに憧れ探偵になるも、仕事といえば犬探し、猫探しの便利屋。
それでも美人秘書を雇おうと思い広告を出せは、それは美人巨乳秘書でなく80歳のお婆ちゃん綾だった。
その二人が殺人事件に巻き込まれ・・・実際にはハードボイルドとうより、ドタバタ喜劇ですね。
去年当たりから立て続けに読んで8冊目になりまいた、「明日の記憶」のインパクトが強く印象を引きずっています。
「明日の記憶」以降に読んだ本は、面白いが、面白いで終わってしまうところが残念です。