2/21は幼稚園の体験入園でした。
海もやりました。海は散々な結果でしたが・・・そらは?
まだ、風邪が治らず、連れて行けるか?と考えた末に、ママと出かけました。
機嫌は相変わらず悪かったのですが、なんとか親から離れられたそうです。
ホッとしたのも束の間、他の子が泣いて戻るのに釣られたのか、そらも泣いて戻ってきたそうです。
体調が万全なら大丈夫かな?
実はそこから、思いがけない事態がそらを襲った。(ガチンコ風ナレーション)
次の日になっても回復の兆しがないので、ママがそらを再度、病院へ連れて行った。
医者:「検査したほうがいいね、もしかすると入院だな」
うろたえながらママから電話。
ママ:「そらが入院かもしれない。今から市立病院に行くね」
パパ:「・・・」ガ〜ン。急いで病院へ向かう。
そらは相変わらず、とろーんとした虚ろな目をしている。
話かけても返事もしてくれない。
診察・レントゲン・点滴と既に夜の7時を回っている。
点滴を嫌がるそら、泣く元気もあまり無いはずなのに、必死に抵抗する。
看護婦・ママ・パパと押さえても、泣いて抵抗している。辛い。本人はもっと辛いんだよな。
点滴が半分くらい進んだところで、やっと元気になってきた。
先生:「どうしようかな、帰れるかな?」医者に悩まれても困る。
先生:「顔色も悪いし、まだ、ゼイゼイしてるから入院しましょう」
2/22 21時頃、入院決定! 病名:気管支炎
パパは入院の準備をするため一時帰宅。ママは一緒に入院となった。原則はママが同伴でパパではちょっと・・・。なんでダメなんだ。
必要な物は、そらのパジャマ、洗面道具、ティシュ等の雑貨、サンダル・・・ママのパンツ(ブラジャーはもともと必要ない)。
そらは、酸素マスクをした痛々しい姿です。
それに「お家に帰りたい。ニーニは何処?」と泣いています。
そんな時、海は亮太の家で夜遅くまで、ゲームをしていたらしい。
次の日にパパが:「本当は親しかお見舞いできないけど、そらがニーニは?と泣いてるから一緒に行こう!」
海:「えっ〜。行くの?」妹があんなに苦しんでるって言うのに、この野郎!!
パパ:「お前が入院しても、絶対お見舞いになんか行かないからな」渋々付いてきた。
一夜明けてそらは少し元気になっていました。
ママは疲れた顔で「全然寝れなかった」だと。
原因は機械でそらの脈拍は測定している装置が、ある値を切ると「ピー・ピー」と大きい電子音でなるんだと、それを手で止めなければならなくて寝れなかったらしい。
それと、そらの我がままが酷いらしく、くたびれたらしい。
調子がよくないので、少しのことでも我を通そうとするんだよね。
日曜日になっても退院の日は決まらなかった。
家の中も、段々・日増しに・かなり汚くなってきた、パパと海しかいないのだ、綺麗な筈がない。
そらとママの関係も24時間狭いベットで、ずーっと一緒なので険悪なムードが漂っている。
ママ:「それ取っちゃダメって言ってるでしょ」手に止めている、脈を計るセンサーを取ろうとする。
そら:「だって痒いんだも」
ママが何かを失敗すると、そら:「だから言ったじゃない!」お互いに戦っていた。
月曜日になり、ママから電話が。
ママ:「今日、退院していいって」やったー。
パパ:「会社は午後休にして迎えに行くよ、お金が要るんだよね?」
ママ:「そうだね、10万くらい持ってきて」
到着。
廊下を歩いていると。そらが走ってきた「パパ〜」、抱き合う二人。顔も元気そうだ。よかった、よかった。
ママ:「そらはタダなんだって」凄い、医療費負担が3割とか騒いでいるのに、タダとは助かった。
パパ:「看護婦さんにバイバイしてそら」
そら:「バイバイ、またね〜」また来るのかよ。
3日ぶりの帰宅。
早速、そらは家に中を走り回っている。「ダメだよおとなしくしてないと」聞いちゃいない。
健康が一番だね。本当にそう思うよ。