Sora's Story
1 四ヶ月健診 2 五ヶ月 3 歩行器 4 半年
5 ベビーコン 6 七ヶ月 7 八ヶ月 8 九ヶ月
9 歩いた 10十ヶ月 11十一ヶ月 12やきもち
13満1歳 14水疱瘡 15 16頬杖
17冷蔵庫 18いやだ! 191歳6ヶ月健診 20救急車


Sora's Old Story


四ヶ月健診('99.4.21)
 ひと月ごとに近くの病院に健診にいっています。
 今月も行ってきました。
 海の四ヶ月健診の結果と比べてみましょう。
 お兄ちゃんのほうが大きかったですね、身長が平均より5cmも低いというのは多少気になるが、まだ四ヶ月だから問題ないね。
 健診でも首もすわったし、寝返りもできるし問題なし、と先生に言われた。

 また先生に「この人、おとなしいでしょう?」と聞かれた。
 ママ:「すごーく、おとなしいです」すごーくなんて言わなきゃいいのに・・・
 先生:「親がほっぽっとくとおとなしい子になるんですよ」
 ママ:「どきっ」すごーくほっぽっているってことね。
 先生:「あまりかまっても、うるさくなるんですけどね」
 てことは、海はかまい過ぎたってことか。

 一見すると、2子はかわいそうかなと思うけど、多少ほっておいて育てたほうが強くなるんだよな。

五ヶ月('99.5.10)
 今晩は「父親電話相談室」の時間です。
 回答者としては、離婚はしても子煩悩は健在の「郷ぴろみ」さんです。
 郷です、僕が間違っていた許してくれリー。
 今日は相談者でなく回答者ですので、よろしくお願いします。
 それでは早速、1番目の相談者と電話がつながっています、もしもし。

 私は静岡に住んでる35歳のサラリーマンです。
 子供が二人、4歳の息子と今日で5ヶ月になる娘がいます。
 相談したいのは、私が娘と遊んでいると、横から長男がしゃしゃり出てきて邪魔をするのです。
 「兄弟仲が良くていいことじゃありませんか?」
 そうなんですが、娘の反応が私と遊んでいる時と全然違うんです。
 「どう違うんですか?」
 息子と遊んでいる時のほうが、とても楽しそうに「キャキャ」って発狂したように喜んでいるんです。
 「それって、ただのヤキモチじゃないですか」

 悔しいんです、あんなしつこいだけの息子のギャグに喜んでいるなんて、娘ともっと遊びたいんだ・・・ウゥゥゥ。
 「郷さん、泣いてしまいましたよ、どうしたらいいですかね」
 「郷です。貴方奥さんがいるのに、若い子とイチャイチャしたいなんて考えたらダメです。ジャパーン」
 貴方に言われたくないです。

歩行器('99.5.17)
 まだハイハイも上手に出来ないのに、歩行器に乗ってご機嫌の姫です。
 ハイハイもそうだけど最初ってバックしか進まないんだよね。
 うつ伏せでオシリを上げ下げして、バックする姿の大ファンなんです。
 「おいでー」なんて誘っても、だんだん離れていってしまいます。

 海も早いうちから歩行器に乗っていたので、9ヶ月目には歩いていました。
 人によっては早く歩くより、ハイハイを十分にやらせたほうがいいと言うのですが・・・

 最近、そらは人がわかるようになってきたみたいだ。
 こいつは風呂は入れてくれるけど、入れ方も下手だし、チューばかりしてくるからやな奴。
 こいつは小さくてうるさくて、ドタドタ走り回って、オモチャをぶつけたりするやな奴。
 こいつはオッパイはくれるし、オムツもかえてくれるのでいい奴。
 などと優先度がつき始めた。

 海のときもそうだった、2歳くらいまではママが一番なんだよな。
 そして二番がバーバだった、パパは三番。
 そして今度は海がライバルか、四番パパが定着かな。
 一人一人、汚い手を使ってでも這い上がってやる。

半年('99.6.10)
 そう言えば海の時もこんな時期があった。
 気分が悪いとママでなくては、対処不能となる。
 悔しいので、泣いた顔を撮ってみました。

 悔しいけど、一緒にいる時間が違いすぎるため、勝負にならない。
 あんなに可愛いそらでも、いくらあやしても泣き止まないと、「このやろー」と思ってしまう。
 僕がどんなに君のことを愛しているのか、僕の気持ちがわからないのか?
 どうすれば僕のほうを振り向いてくれるんだ?
 僕にはもう、君のいない生活なんて考えられないんだ。
 君が望めば僕は、どんなことでも叶えてあげるのに。
 何?オッパイを出せだって。

 そうなんだよな、自分の腹から分身もだせないし、オッパイも出せないし。
 しかーし、腹は出てきたぞ。

ベビーコン('99.6.27)
 263分の1の栄冠に輝くのは誰だ。
 生後3ヶ月〜1歳までの赤ちゃんの写真コンテストが、長泉町のベルフォーレで開催された。
 そらの写真も飾ってあります、長泉町にあるカメラスタジオで3000円で撮ってくれたのです。
 3位までに入賞すると、このカメラスタジオで7歳になるまで毎年記念写真を撮ってくれるのです。
 審査員は見に来た人全てで、3人の赤ちゃんを選び投票するのです。
 赤ちゃんは全て裸で撮影、アソコは熊のぬいぐるみで隠します。

 実は海が赤ちゃんの時にも、撮ってもらってコンテストに出場しました。
 海は泣き虫だったので、撮影も大変で、泣いた顔でのエントリーでした。

 しかし、そらはニコニコ顔でエントリーできました。
 どう見てもそらがNo1でした、まったく馬鹿だなと言われるだろうが、冷静に見ても1番なんだもしかたがない。
 ママ・パパとも投票してきました、そらと二人の赤ちゃんを選び投票しました。
 そらって名前の子があと2人もいました、一人は「空」、もう一人は「礎良」。
 〜子という名前の女の子がほとんどいなかった、流行りすたりがあるんですね。

 あとは、ジージ・バーバ・おばさん・おじさん・・・などにも投票に行ってもらわないと。
 親戚の多い子が優勝かな、これをご覧になった方は、できれば・ぜひ・必ず見に行って「178」番に投票してね。

7ヶ月('99.7.11)
 ハイハイがとても上手になり、部屋中を我が物顔で動きまわっています。
 下に落ちている物は、全て手にとり、口に入れて確認しています。
 ティッシュの箱がお気に入りで、出す・舐める・出す・・・可愛い小悪戯。

 海:「こら〜、そら何やってるんだよ、そらのバカ〜」
 赤ちゃんに真剣に怒ってどうしたんだよ?
 海:「だって、だって、64のリセットボタンを押しちゃったんだよ」
 どうやら、海が任天堂64のポケモンスタジアム2でバトルしていて、一生懸命頑張って先に進んでいたらしいんですよ。
 それをリセットボタン押されて、チャラになってしまったらしい。
 気持ちはわかる、一生懸命資料を作成していて、ハードディスクに保存する前にハングしたときと同じだよね。

 パパ:「あれっ?モデムが接続されているか確認して下さいだと、どうして?」
 自宅でメールチェックしようとしたが、何故か接続エラー発生。
 再起動してもダメ、モデムを確認してもOKだし、わからん。
 そのとき、よーく耳をすましてみると、パソコンから声が聞こえる。
 「そらちゃん、どうしたの、そ〜ら〜ちゃん」
 どっかで聞き覚えのある声が、パソコンから聞こえる、どうして?
 そらは隣の部屋で一人で寝ている、あれ?泣いてるかな?
 部屋に行くと、やはり泣いていた、ごめんなそら。
 あれ?そらの側に電話がある、しかも、通話中になっている。
 パパ:「もしもし?どちら様ですか?」
 ?:「何言ってるの、そっちからかけてきたでしょうに」その声は上尾のバーバだった。
 パパ:「かけたと言うか、かけてないと言うか」
 バーバ:「何いってるのよ」バーバも、電話がかかってきたが、赤ちゃんの泣き声しか聞こえないので、うろたえていたらしい。
 しかし、ジョグダイヤル(クルクル回して相手を選べるやつ)でかけたのが、バーバ家でよかったよな。

 今度は貴方の家にも、そらの泣き声が届くかもしれません。

八ヶ月('99.8.12)
 見てくれよ、まだ8ヶ月なんだよ、立っちゃったんだよ。
 30秒くらい立ってられるんだよ、うちのお姫様は凄いでしょ。
 まだ、パパに似て足が短いけど、まだ、ママに似て頭が大きいけど、もう立てるんだ。

 海も立つのは早かったが、海の記録を破るのは時間の問題だな。
 来月には、歩いているかもしれない。
 歩いたら可愛いだろうな、でも大変になるんだよな。
 益々、目が離せないな。

 あと最近変わった事といえば、よく「叫ぶ」。
 機嫌が悪いわけではないのだが、「ぎゃー」「きゃー」と大きい高い声で叫ぶので、とてもうるさい。
 すると、海も「うるさいー」と叫ぶので、ダブルでうるさい。

 人生に大切なものは「バランス」、運動選手に大切なものも「バランス」、そらはは両方を兼ね備えている。
 それなのにパパにはお盆休みの「バカンス」さえない。クソォ〜。

九ヶ月('99.9.12)
 歯が生えました上2本、下2本。
 上の歯がすきっ歯なんです。笑ってしまう、どんなに美人でもニコッって笑った時に、スキッ歯じゃがっかりしちゃうでしょ。
 そのスキッ歯の間から、嫌いな離乳食を出します。
 ニコッと微笑まれる、可笑しくて笑ってしまいそうになるが、そんなスキッ歯さえ、愛くるしい、もう彼女の虜。
 歯が生えたことで、ひっかき、ヘディング、よだれに加えて、噛み付き攻撃が加わりました。
 これが結構痛い、「痛い、そらに噛まれた」しかし顔は笑顔だったりします。
 もっと強く噛んでくれ〜、もう彼女の虜。

 NHKの「お母さんといっしょ」が始まると、テレビの画面にかじりつき(本当にブラウン管を舐める)、手をバタバタし踊っている。
 無事に「お母さんといっしょ」デビューを果たしました。

 先月に立ったと騒いだが、進捗なしです。
 一歩が出ません、このまま進捗がない場合には、原因と対策を検討し、最終的には大リーグ歩行ギブスでも着けさせるかな。
 ニコニコして「パパ〜」なんて言いながら、歩いてきて、抱きつかれたら最高だな。

歩いた('99.9.22)
 速報。
 全世界の皆様に声を大きくして、いや字を大きくして言いたいことがある。
 そらがそらが歩いた歩いたぞやったー
 今日で生まれて、9ヶ月と12日です。
 なかなか早いでしょ、しかし海は8ヶ月と20日くらいでした、さすがお兄ちゃん、面目躍如ってとこですか。
 と書いたところでママより「そんなに早くない」とのクレームが上がりました。
 よーく調査した結果、10ヶ月を過ぎていたとの見解に達しました。
 神奈川県警よりいさぎよく、誤りを認めます。
 よって、お兄ちゃんの面目まるつぶれってことになってしまいました。

 本人も歩けたのが嬉しいのか、凄くニコニコして歩いてます。
 2・3歩で倒れてしまうのだが、何度も何度も立ちあがって頑張っています。
 あとは「パパ〜」って喋ってくれたら・・・夢は尽きない。

 早いといえば、朝もはやい、6時まえに一人で起きて、いろいろ物色してます。
 普段はすぐに、取り上げられてしまうのだが、みんな寝ているので天国のようです。
 まずは、朝飯かわりにテレビのリモコンをガブリ、お腹が落ちついたところで、ママをひっかき、海を踏みつけ、パパの大切な髪を引っ張り、次の獲物を狙いに行きます。
 パパが起きて会社に出掛ける時間には、お昼ねタイムみたいです。

十ヶ月('99.10.10)
 なんとか10歩くらいは、歩けるようになりました。
 ハイハイの早さも凄まじい、見ているほうが膝が痛くなってくる。
 パパが朝会社に出勤する時、「バイバイ」と家を出ようとすると、そらが泣きながらハイハイしてくる。
 そらの目が「パパ、いかないで〜」と訴えている、休んじゃおうかな?

 最近、悪いことをするのに、親の注意を引いてからするようになった。
 子悪魔な微笑でこちらを見ている、「食べるよ、舐めちゃうよ、いいのパパ?」と挑戦してくる。
 急いでかけより、取り上げる。これの繰り返しさ。
 油断すると、クチャクチャと何か食べている、先日もポケモンシールを食べてしまい、のどに詰まらせ、食べたご飯ごと吐いてしまった。

 歯はトータルで、7本に増えました。
 そらが何か食べてしまって、口の中を調べようとすると、問答無用で噛まれます、すっごく恐いです。

十一ヶ月('99.11.11)
 もう11ヶ月になりました。
 そらのオッパイ断ちもスムーズに成功しました、ママは1週間ほど「オッパイが爆発する〜」と大騒ぎでしたが。
 爆乳ママと海がお風呂に入った時、ママが飛ばしたオッパイを海が口で受け止めた、との報告を受けました。
 海曰く「まずい」とのことでした。
 その数日後。
 ママ:「ママのオッパイが甘食(微乳)になっちゃった、見る?」”なっちゃった”じゃなく、元の戻ったってことさ。
 パパ:「遠慮しておきます」恐くて見れない。

 その影響なのか、そらが狂ったように食べるようになったのです。
 起きている時には、食べ物を要求してきます。
 そらの食事が終わり「ごちそうさま」しても、まだパパが食べているとそばにきて、食べ物を「よこせ」と泣きます。
 それだけ食べると、出るものも出ます。(ウンチも日に3回くらい出ます)
 家族・親戚そろって「まさしくママの子だ」と満場一致で可決された。

 「喋る」まではいかないが、「う〜」「あ〜」などの単語から「あぃ」「パパ」「マ(ン)マ」など言葉らしきものが現れました。
 目が合うと持っている物を「あぃ」と言いながら渡してくれます、それにパパを呼んでいるのではないんだろうけど「パパ、パパ」なんて言われると、 デレデレモード全開で「ハイ」と話しをしています。
 「パパ」「ママ」とは話すのですが、さすがに「かい」とは喋れなくて、一人悔しがっている奴がいます。

やきもち('99.11.28)
 仲が良い兄弟です。
 写真で二人の後ろに写っているのが、ミッキーのパンチング人形?(そらのお気に入り)、そらが毎日抱きついています。
 そらがくわえているのが、空気ポンプの先っぽで、海がそらに空気を入れて、そらのホッペが膨らんでいます。
 あんまりそらが大喜びして海と遊んで「キャッキャ」しているので、パパも悔しくて、そらを膨らませてたら、怒られてしまいました。クッソォ
 仲のいい兄弟に、「やきもち」を焼くときもある。

 しかし最近、パパがいつものように家でゴロゴロ・ダラダラ横になってテレビなんかを見てると、海が甘えてパパの上の乗っかってくる。
 するとそらが近づいてきて、海をパパからおろそうと引っ張ろうとする時があるんだ。
 パパ:「そらがパパと遊んで欲しくて、ヤキモチやいてる」
 ママ:「違うよ、お兄ちゃんと遊びたくて、ヤキモチやいてるんだよ」
 パパ:「そんな〜、マジですか?クヤシー」

満1歳('99.12.13)
 満1歳を迎えた所で、一升餅(1.8Kg)を担いで、行く末の健康を祈ります。
 海もやりましたが、一人で歩くのもやっとの人間に、こんな大きな餅担げませんって。
 そらも結果は同じ、違うのは餅にかじりついた事かな。(さすがそら、ただでは転ばない)
 「餅は食べるもの、担ぐものじゃないのよ」と言いながら、餅をペタペタ叩くそらであった。

 なんだかんだで無事1歳になりました。
 と同時にママが復職しました。
 今までの生活パターンが変化し、昼間はバーバ家で過すことになったそらは、グズルこともなくおりこうさんだそうです。
 食欲は依然凄く、お腹が減ると騒ぐので、食べ物を上げてしまいます。
 そのわりには顔が細いので「デブ」って感じではないのですが・・・(ママ似)

 1年なんて早いな等と感傷的になっていると、隣の部屋からイビキが・・・
 海のイビキかなと覗いて見ると、小さく丸くなって寝ている海の隣で大の字でイビキをかいているそらの姿があった。
 わんぱくでもいい、逞しく育って欲しい。古〜い。

水疱瘡('00.01.10)
 クリスマスは海でドボン、正月はそらでドボン。計算通りでした。
 1月3日に発病しました。
 海よりも軽症ではあったが、薬を塗る手間は倍以上である。
 薬が乾く前に、背中以外の個所は撤去されてしまいました。

 タイトルと画像がアンマッチになってます、これはそらが治ってから初外出したイチゴ狩の画像です。
 家族4人で4500円(そらはただ、それ以外は1500円)は高い、イチゴが何パック買えるんだよ。
 高いと感じたのはパパだけらしかった、彼ら3人の通った後には、ペンペン草と青いイチゴしか存在しなかった。
 そらなんて、青いイチゴやへたさえ口に運んでいた。
 パパは少し食べただけで、温室の暑さと空気の薄さと生温かいイチゴでダウンぎみ。

 帰りの車中、「パパはもっと食べなきゃダメだ」とダメ出しされました。
 あれじゃあ、もとが取れないじゃないかとのこと。
 しかも来年は「レギュラーから外す」参加させてもらえないってこと。
 しかし、喉に紐を通して、飲み込めないようすれば参加させてくれるとのこと。
 おれは、鵜飼いの鵜ってことか、バカにしやがって。

 最近のそらはですね、話し(言葉)がわかるようになりました。
 「おむつを持ってきて」って言えば、自分のおむつを持ってきてくれるし。
 「ボケお兄ちゃんに、パンチしてきて」と言えば、お兄ちゃんの頭をパンチしてくれます。

 お買い物に行っても、目を離すと一人でヒョコヒョコ歩いていなくなります。
 オモチャ屋などでも、小さい子の輪の中に、自分から突進して行き、みんなの肩とか頭とかをポカポカ叩いてしまいます。
 本人はイーコイーコをしているつもりなんだと思うんですが・・・
 我が家では、女亮太とか呼ばれています、亮太ごめんな。

熊('00.02.21)
 最近はいつも下唇をかんでいます。
 遊ぶときも寝るときもである、寝ている時に口に手を突っ込み、止めさせようとしてもガッチリ噛んでいてダメでした。
 パパとしては、いかりや長介みたいになったら・・と心配です。
 この癖はママと同じ癖なのである。カッパ親子なのだ。
 ちょっと悔しいパパなのであった。
 パパと似てるといえば、一重の目だけ?
 似て欲しくないものが似てしまうなんて・・・
 ママは、二重、三重の時だってあるっていうのに(しわかな?)

 最近のお気に入りは、この「テディ・ベア」です。
 そらとお揃いのオムツで、熊なのでベアルックってとこでしょうか。
 ヌイグルミを抱えて、ニコニコしている姿を見てると「おんなの子なんだな〜」なんて感心してしまう。
 かと思ったら、足を持って振りまわしてブン投げました。
 くまったもんだ。

頬杖('00.03.18)
 何を考えて寝ているのやら。
 偶然、腕がかかったのか、凄い格好でしょう。笑っちゃうでしょう。
 きっとね「お腹空いたな〜、何食べようかな?」って考えてるんだ。
 食欲も相変わらず凄いんだな。
 テレビを見てると、そらが来て、パパの手を引っ張り、冷蔵庫の前まで連れてきて、「開けろ」と指示されます。
 開けると中を物色し、ニコニコして食べ物を取り出します。

 最近、パパがお気に入りの行動がある。
 お風呂に入るとき、パパがそらの服を脱がせています。
 そらは言われるわけでもないのに、自分の服を洗濯カゴまで持って行こうとします。
 しかし、部屋を出る時に一端、服をおろして「バイバイ」とパパに手を振ってから、再び服を持ってお風呂に行きます。
 パパは、塩をかけられたナメクジみたいに、グニャグニャになってしまいます。

 最近、帰りが遅かったため、久しぶりにそらとお風呂に入った。
 今から思うと、なんとなくそらの視線を感じていた。
 不思議そうな視線。
 興味が理性を上まったそらは、とうとう越えてはいけない壁を越えてしまった。
 そう、アダムが禁断のリンゴをかじってしまったように、そらもパパのチンチンをわしづかみにした。
 パパ:「そ・そ・そこはだめだ、そら。僕らは確かに愛し合っている。しかし、それは決して結ばれない愛なのだ」

冷蔵庫('00.04.24)
 最近、冷蔵庫に連れて行かれることがなくなりました。
 決して食欲がなくなってきたからではありません。
 自分で開けれる様になったのです。
 彼女にとっては、人間が二足歩行に進化したと同等の進化なのです。
 これにより、自分で自分の食料が確保できるようになったのです。
 気がつくと冷蔵庫の警告音(開けっ放し)が「ピー・ピー」と鳴っています。
 その冷蔵庫の前には、食べ物を物色する、そらの姿がある。

 言葉らしき物を発するようになりました。
 「パパ」「ママ」「に〜」(海お兄ちゃん)「チ」(チーズ・大好物)「あうっ」(怒った顔をする・ママの真似)
 多少、使うときを間違える場合もある。
 パパに向かって「ママ、ママ」とニコニコしながら話しかける時もある。
 気分のよくないパパは、「そら、ママの作ったご飯は美味しい?」
 そら:「マ〜マ〜」まあまあだってさ。
 この場合の使い方は正しい。

いやだ!('00.06.17)
 1歳半になりましたね。
 言葉のほうもでも感情を表現するようになりました。
 パパ:「そら、こっちおいで」
 そら:「いやっ」がーん。

 パパが食べ物を持っていると、そらが「ちょうだい」って近づいてくる。
 パパ:「パパ好き、チュウ〜。って言わないとあげない」
 そら:「パパ、ちゅ〜き。チュウ」ってキスしてくれます。
 食べ物のためなら、嫌いなパパにもキスしてくれます。
 食べすぎを気にしたママ・パパから、食べ物を取り上げられたり、隠されたりした場合の態度は尋常じゃないです。
 床に倒れこみ、手足をバタバタさせ、大泣きです。

 最近、よく落ちます。
 あるときは、イス、またある時は、階段から落ちています。
 しかも、受け身なし、頭も強打してます。
 体重のある大人だったら死んでるかもしれない。
 気をつけてくれよなって、親が気をつけるんだよな。

 そらと一緒に車に乗っていると、そらが「あ〜あ〜」と一人で唸っている時があった。
 その後、みんなで乗った時にも、そらが「あ〜あ〜」と一人で唸った。
 ママ:「そらちゃん、まだ、あれやってる」
 なんのことか分からないパパは?
 ママ:「昔、我が家の家訓ってあったでしょ。あれをこの間、そらに教えたのさ」思い出しました。
 こちらを参照して。ママの災難('97.8.3)
 家訓その1.「トンネルでは、一息で叫び続けなければならない」
 パパも忘れていたのに、すごいぞそら!。
 でも、ここは立体駐車場だよ。

1歳6ヶ月健診('00.07.21)
 1歳7ヶ月なのですが、保険センターで行う集団健診に行ってきました。
 海の1歳6ヶ月健診の結果と比べてみると...
項目そら
身長79.2cm80.8cm
体重9.08kg9.67kg
頭囲44.5cm49.0cm
胸囲46.5cm47.0cm
 ほぼ同じなんだけど、そらの方がややスマートかな。
 そらなんて、一日中良く食べているのになぁ、燃費が悪いんだ。
 二人共、小ぶりなんだけど、カエルの子はカエルでしょうがないな。
 大きくなってから、大きくなってね。

 保健婦さんに、「どんな言葉を話しますか?」と聞かれ、「いやだ、どうぞ、きれい(正しくは「ちれい」)」と答えた。
 「いやだ」の意思表示は強く、
 食べ物は「どうぞ」と相手に渡す素振りをして、自分で食べる。
 そして、なぜか花を見ると、条件反射的に「ちれい」と言う。
 てことは...ママを見て「ちれい」と言うように仕込んでみようっと。

救急車('00.11.26)
 この話は金曜日の夜、仕事のトラブルからパパが東京から帰れなくなる所から始まります。
 ママ:「明日は蓼科だよ、朝には帰って来れる?」
 そうだったのだ、会社の保養所に杉本家・石川家・我が家(総勢11人)で行く予定になっていた。
 仕事が終わって、神田のホテルに到着し、風呂に入って寝たのが3時くらい、翌日は6時に起床し、7時の新幹線で自宅へ。

 慌しく準備をして出発。
 到着まで約3時間半(150Km)、特に渋滞もないのだが昼食、休憩を取りながら行くと、夕方になってしまう。
 夕食は6時。
 皆で楽しい会食である、その時事故が起こった。
 隣に座っていたそらが、椅子から降りようとテーブルに手をかけようとしたようなのだが、手がかからず額をそのまま痛打した。

 「ギャー!!」
 抱き起こしたそらの額が真っ赤になっていた。
 頭に血がのぼって的確な判断ができなかった。
 少し冷静になってきた時には、応急処置、救急車の手配は完了していた。
 周りの人に感謝。
 混乱したパパへ海の一言が耳に入ってきた。
 「海くんの頭と取り替えてあげたい(泣)」その優しい気持ちを大切にしてね、パパも泣きそうになったよ。

 ママが救急車に同乗し、パパが自分の車で病院へ向かう。
 救急車が到着し、救急隊員のかたから注意を受けた。
 「我々は信号とかは止まりませんので、付いてこないで下さい。お子さん大丈夫ですからゆっくり来てください」
 「はい」と返事はしたが、土地感ないし、病院の簡単な地図しかないし、病院まで距離があるし、はぐれたら病院につけないような気がしたので付いていくつもりだ。

 諏訪中央病院へ出発。
 スタートしてまもなく、救急車はパパの視界から消えていた。
 あんな大きいワンボックス車についていけないなんて、しかも下りのタイトコーナーが続く道なのに。
 「そら〜」と叫んではみたが、いっこうに追いつけなかった。

 その時、救急車の中ではそらは「パパ〜」とずっと泣いていたと聞いた。
 その後、ママも「止めて下さい」と泣いたらしい。(救急車に酔った)
 吐き気はありますか?の問に「あります」といい、その次には吐いていたらしい。
 そらと一緒に介護を受けるママ。

 救急車についていけない父と救急車に酔い吐いた母。
 ごめんなこんな親で。

 だいぶ遅れて病院に到着したパパ。
 パパとママの前で診察が始まった。
 手足を押さえられて泣くそら、縫わなくてもよいとのことだが、消毒とテープを張られ終了。
 若い医師が、「これくらいで大騒ぎするな」というニュアンスで説明を始めた。
 「・・・CTやレントゲンも意味をもたない・・・」素人なので「そうなんだ」と思いながら、割り箸が脳に刺さって死んでしまった子供のニュースを思い出していた。
 医者がそう言えば、その場ではそれを信じるしかない。
 といいつつ、「大丈夫なのですね」と念を押し、睨みつけて帰ってきました。

 結果的には大事に至らなくてよかったです。
 帰りの車中でもすっかり元気を取り戻していました、ただ「ニ〜ニ(兄)は?」「ニ〜ニいない」と気にしてばかりです。
 皆さん助けてもらいました、ありがとうございました。
 ちゃんと見てなくてごめんね、そら。
 傷跡が残りませんように。