菅平ツーリング(2/2)

日時 00年4月28,29日
2日目 (250km)
菅平−真田氏歴史館−佐助(そば屋)−東部湯の丸IC−佐久IC前おぎのや−臼田−清里−須玉IC−甲府南IC−精進湖−道の駅朝霧高原−富士−沼津

6.2日の朝
いつものように6時少し前に目が覚めた。窓を開けて外気に触れるとすごく冷え込んでいる。前日の天気予報では2〜3℃と伝えていたがそれぐらいだろう。もう5月になろうとしているのにこれだけ冷え込むとはさすがに高地である。 朝食を済ませ荷物をフロントまで運んで出発の準備を始めた時、宿のご主人がみえた。私と同年代であろう。今日はえみさんと会うまでは時間があるので、また外は冷え込んでまだ寒いこともあり1時間以上も話しをしてしまった。 こういうのも旅の楽しみなのだろう。ご主人の友人がバイク仲間と泊りに来た話を聞いた。ここでオフ会も夢ではないなあ。

出発前
宿をバックにバイクと揃って記念写真

少し暖かくなったようなのでいよいよ出発である。まず峰の原へ向かった。20年近く前にスキーで来たことがある。一面の雪景色だったので何も覚えていないが泊った宿はいまもあった。
えみさんとの待ち合わせはお勧めのそば屋さんである。多少時間があるので戦国武将真田氏にまつわる場所に行ってみることにした。今回こちらに来た目的の1つでもある。国道144号線から菅平道路に入り押し少し進むと歴史館の案内が見えてきた。 中に入ると入場は有料。せっかくここまで来たのだからと200円を払い展示物を見て歩いた。鎧が展示してあったのでこれはすごいと思ったらNHKドラマ「真田太平記」で使ったものと知りちょっと興ざめした。 ここで時間をつぶしていよいよ待ち合わせ場所のそば屋を目指す。 実はここから目と鼻の先であった。
歴史観
この中が資料館になっている

7.えみさん
佐助は茅葺屋根のそば屋だった。バイクを停める場所に悩んだがホンダライフが駐車してあったのでその後ろに置いた。えみさんはホンダライフで来るとメールで書いていたのでまず間違いなかろうと思った。 店の中に入って見渡すがそれらしい女性が見当たらない。変だなと思っていると厨房の方から1人の女性が出てきた。ヘルメットを持っている私の姿を見て「こんにちは」と挨拶したので私も返礼した。 掲示板やホームページから想像したイメージとだいたい一致していた。
それからそばを食べながら積もる話をした。初対面で積もる話というのも変だが掲示板やメールでお話しているとそういう雰囲気なのである。このような経験はオフ会経験者なら分かってもらえると思う。 2時間ほど話をした。お土産にそばを買い、何年後かの再会を期して出発した。
(追記:その後、03年04年とお会いしました。ご主人も一緒でした。そして、08年に再会しました

そば屋
えみさん写真は公開できませんのでこれでご勘弁を

8.帰途
上信越道を走り、佐久甲州街道(国道141号線)を南下する。県境近くで小休止を取り中央道須玉ICを目指す。 甲府市街を走る気がしなかった。須玉ICから甲府南ICまで中央道を利用した。甲府南ICを下りると甲府精進湖道路(国道358号線)である。 ここから先は何度も走ったことのある道なので心にゆとりが出てきた。道の駅朝霧高原で最後の休憩を取り、家路を急いだ。7時過ぎ、無事到着した。

9.感想
1人で行く1泊ツーリングは2年振りである。行ったことがない所へ行くことができた喜びだけでなくえみさんとお会いできたことも嬉しかった。人との出会いが旅の魅力の1つであるが今回のツーリングでそれを実感した。 また夏も新しい出会いを目指してどこかへ行きたい。でも山の神が何て言うか……。


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