-- 第六話 --
さて、おそらくこれが最後だろう。
前回も言ったと思うが、前回のおさらいなんてやらないぞ。
最後まで貫き通す!
という事で、そろそろ就寝しようとしているところから。
「さあ、亜沙ちゃん。そろそろ寝ましょう」
「ボ、ボクはカレハが寝てから……」
「だめですわ。女の子の肌は、主に10〜2時に生まれ変わるのです。夜更かしは
お肌によくありませんわ」
そういうやり取りをして亜沙先輩はカレハ先輩に布団の中へ強制連行された。
「……亜沙先輩、カレハ先輩と寝るのを嫌がってみたようですけど、どうしたん
でしょう?」
「さあ? でも、いつも一緒にいるし、泊まりで一緒に寝たことあるんじゃあ…
…?」
そんな疑問を浮かべる中、その疑問は早急に解決した。
「ちょっ、カレハ! どこ触ってるの!?」
「亜沙ちゃん、以前にも増して触り心地が……」
「ひゃっ! カ、カレハ、そこは……はぁっ!」
「ままままままああ♪♪♪」
「「「「「「…………」」」」」」
えーっと……なんて言うか……。
「「「「御愁傷様でした」」」」
キキョウと麻弓と紅女史も同じように考えていたんだろう、まったく同じことを
言って、見事にハモった。
「ねぇ、楓お姉ちゃん。二人、なにしてるの?」
「え? あ、あの……その……り、稟く〜ん……」
どうやら、この手の説明は楓にはまだまだ無理なようだ。
「良いか、プリムラ。あの二人は二人だけの世界にトリップしちゃったから、邪
魔しちゃいけないぞ?」
「じゃ、邪魔していいから! だ、誰か―」
「亜沙ちゃん、まだ夜は始まったばかりですわ♪」
「イヤーッ!」
「「「「「「…………」」」」」」
仕方ないな……。
「寝るか」
こういう場合、あまり深く考えないほうがいい。
ここは当初の目的通り、寝るに限る。
「あ、あの……稟様?」
「ネリネ、あまり向こうの世界に足を突っ込んじゃいけないんだ」
「は、はぁ……あの、そうではなくて……」
なんだ?
まだなんか問題あるのか?
「その……麻弓さんが……」
「……」
そうか、こんな面白そうな事、麻弓が放っておくはずもないな。
「早く寝て欲しいと……」
「……は?」
麻弓を見ると、カメラをこちらに向けてスタンバイしている。
「……何の真似だ、麻弓?」
「何って、土見君が寝るのを待っているのですよ♪」
なぜ、俺?
いや、そもそもなんでカメラをスタンバイしてるんだ?
「……俺が寝たら何をするつもりだ?」
「え! そ、そ〜れは……その〜……ほ、ほら! 私、今月ピンチなのよ!」
ここだけ聞いた人には何の事か全然わからないだろう。
詳しくは第一話を見てくれ。
つまりは俺の寝顔を撮るつもりらしい。
「いい加減にしないとそれ、取り上げるぞ?」
「ああ! それだけはお許しを! お代官様!」
……それ、今まで多分全員が忘れていたぞ?
「あ!」
ほら、シアも今頃思い出してる……。
「稟君……」
「……まさか、あれ……本気か?」
「ほら、しっかり帯もつけてるし」
いや、つけてるし、じゃないだろ。
神王のおじさん、この暴走娘を何とか……。
そう思い、おじさんの方を見て見ると、にこやかな顔をして親指を立ててるよ。
それ、了承ですか?
「……」
ネリネも顔を赤らめて俺を見つめている。
もしやと思い、魔王のおじさんを見てみる。
すると、呆れるくらい、神王のおじさんとまったく同じ行動だった。
「土見君、親である二人の許しが出たんだから」
「お前、どうあっても、面白い状況にしようとしてるだろ?」
「とーぜん!」
おいおい……。
「面白い事なら、すぐ目の前にあるじゃないか」
いまだ布団の中でもぞもぞと何かしている亜沙先輩とカレハ先輩のことだ。
ただ、なぜか音が漏れてきていない。
「だって、こういうのは音声だけの方がいいのよ?」
よく見ると、布団の上に録音するためのレコーダーが乗っており、外に音がもれ
ないようにする簡易遮音結界水晶が動いていた。
「……あれで十分だろ?」
「そうはいかないのですよ。土見君、私のお財布とネタ帳を助けると思って!」
「思いたくない」
なんで俺が麻弓を養う様な真似をしなきゃならないんだ?
どうにかして、この危機を回避しなくては……。
……って、そうだ。
こんな時のために、真の保護者を用意しておいたんじゃないのか!?
「紅女史! こいつを何とかしてください!」
「んー? 別に良いんじゃないのか?」
「なっ!?」
まさか、紅女史がそんな事を言うなんて……。
「あの、紅女史? こういう場合、生徒が犯罪を起こさないようにするのが担任
なのでは?」
「ほんとに犯罪を起こす危険性がある奴はな。だが、緑葉じゃあるまいし、つっ
ちーなら見境を無くすなんて事、有り得んからな」
信頼してくれるのはありがたいが、ここはそういうことを言っているんじゃない。
「ほらほら、土見君。なっちゃんのお許しも出たことだし♪」
くそ、これじゃ埒があかない。
「稟君、早く!」
あっちはまだその気だし……。
そうだ!
「シア、帯グルグルをやる場合の帯はそうじゃないぞ?」
「え、そうなの?」
「いいか。この帯をまず、一回体に巻くんだ」
「こう?」
「そう。そして、あまった帯を俺が持つ」
帯の両端を持ち、シアから少し離れる。
そして、その両端を結んで繋げる。
「あ、あの……稟様?」
どうやら、ネリネは気付いたようだ。
だが、世の中そんなに甘くない事を教えないといけない。
だから、ネリネには少し黙っててもらう事にした。
「よし、準備完了だ。シア、覚悟はいいか?」
「大丈夫っす! ……覚悟?」
おっと、完全に気付く前に始めるか。
「そりゃぁぁぁぁっ!」
「わぁー! ぐるぐるぐるー!」
シアが景気良く回り始めた。
「ねえ、楓。あれって、終わらないんじゃないの?」
「はい……端が繋がってますから……」
そう、これぞ名づけて、帯ぐるぐるエンドレスバージョン!
……って、そのまんまか。
「ねぇー、稟くーん! これ、いつ終わるのー?」
「知らん♪」
俺はしばらく、シアを回し続けた。
「はぅー……」
数分後、シアがようやくギブアップした頃、完全に目を回していた。
「ちょっとやりすぎたかな?」
漫画かアニメのように、目が渦を巻いている。
「ネリネ、これでいいならやるが?」
「え、遠慮します……」
うむ、賢明な判断だ。
「麻弓、面白い事はこれで終了だぞ?」
「ほんとにそう思ってる?」
「……ちょっと待て……」
他に何があるんだろうか?
「まぁ、土見君の頭じゃわからないかもね」
「……色々言い返したいが、事実わからんから言い返せない」
なんか、麻弓に負けるのはすごく悔しい。
「とにかく、俺はそろそろ寝る。お休み」
一方的に通告して布団に潜る。
「……土見君、寝た?」
「あぁ、寝た寝た」
俺は今、夢の中にいる。
そういうことにしておこう。
「それじゃあ、皆」
「え、でも……稟様、まだ起きてますよ?」
「本人が寝たって言ってるんだし。シアちゃん……は、まだダウンしてるっぽい
ね」
「うぅ〜、せかいがぁ、まわるぅ……」
「……だめだこりゃ」
……プリムラ、それ、誰に仕込まれた?
「まぁ、シアちゃんはキキョウちゃんと代わってもらうとして、そろそろ良いん
じゃない?」
「あ、あの、やっぱり……本気、ですか?」
「なに言ってるの! これは既に決定事項! 変更不可能! 今すぐ決行!」
随分張りきってるな、麻弓。
……なんか、嫌な予感がしてきたな……。
「それじゃあ、キキョウちゃん、リンちゃん、楓、リムちゃん、準備は良い?」
「もちろん!」
「は、はい!」
「い、良いんでしょうか?」
「良いの良いの♪」
「行くわよ……3、2、1、それ!」
麻弓の掛け声と共に掛け布団は取り除かれた。
それと同時に、4人が俺の上に乗っかってきた。
「ぐはっ! な、何の真似だ……」
「土見君。寝る場所、覚えてるわよね?」
「……忘れさせてくれ」
身動きできないし、麻弓はここぞとばかりに写真を撮りまくってるし……。
「もう勝手にしてくれ……」
今日色々ありすぎてもう何もする気力がない。
このまま寝ることにしよう。
翌朝。
「……重い……」
目が覚めていきなりそれか、といわれても仕方ないのだろうが、事実そうなのだ
から仕方ない。
俺の上にシア(またはキキョウ)、ネリネ、楓、プリムラ、それとなぜか麻弓まで
乗っかっている。
「……さて、どうするべきか……」
このまま起き上がって全員落としても良いんだが、それでは……。
「……麻弓、お前、起きてるだろう?」
「起きてない、起きてない♪」
ほっほう……あくまで起きてない事にするつもりか。
それなら、こっちにも考えがある。
「麻弓……」
「……」
麻弓は比較的俺の顔の近くで寝ていた。
それほど動かずに麻弓の耳元まで来れた。
「……愛してるよ」
「!? は、はぁっ!!??」
麻弓は文字通り飛び起きた。
「な、な、な、な! な、なななに、い、言ってるの!?」
「う、う〜ん……稟君、もう朝?」
「おお! 起きた起きた。シア、もう朝だから皆もついでに起こしてくれ」
「うん……」
まだ半分寝てるな。
頭がメトロノームのように揺れている。
「つ、つ、土、土見君?」
「なんだ?」
言いたいことはわかるのだが、あえてわからないフリをする。
「さ、さっき、言った……こと……」
「何の事だ?」
「だ、だから……あ、愛、アイシ……」
「ああ、そのことか」
「ほ、ほ、本気、な、わけ……」
「あったらどうする?」
「!?」
おお! 更に顔が赤くなったぞ?
あの麻弓がここまで混乱するのも面白いな。
投げキッスやウインクでもしたらもっと混乱するだろうか?
「……ところで土見君」
「あれ?」
一瞬でおさまった?
「私的にはかなり美味しい場面に遭遇しているわけなのですが……気付いてる?」
「……見て見ぬフリできないのか?」
俺の右腕にネリネとプリムラ、左腕にシアと楓がそれぞれの腕を枕代わりに寝て
いる。
ついでに、なぜか亜麻さんは俺の腹の上で寝ている。
「それと、土見君」
「なんだ?」
「私をからかおうとするなんて、10年早いわよ♪」
やっぱり、演技か……。
「お前があそこまで動揺するのはおかしいと思ったよ」
「プリンセス達の前でそういうおふざけはやめておいた方が良いんじゃない?」
「そうだな。それより、なんで皆起きないんだ?」
「起きてるわよ?」
「……は?」
「ね、皆?」
麻弓が皆に呼びかけると全員目をあけた。
「……お前ら……」
「ごめんなさい、稟君」
「なんか面白そうだったし、稟君の寝顔も見れたから」
「俺の寝顔なんか見てどうするんだよ……」
謙遜でもなんでもなく、俺の寝顔なんか大した事ない。
「で、亜麻さんも寝たフリしてるのか?」
「それがね、土見君」
「途中までは私達と同じだったんだけど、お兄ちゃんがなかなか起きないからま
た寝ちゃった」
「……じゃあ、俺いつ動けるんだよ?」
「しばらくそのまま、ということになりますね」
はぁ〜、このまままた寝ようかな?
「あ、そうだ。亜沙先輩とカレハ先輩は?」
昨日、俺が寝る前になんか大変な事になっていたようだけど……。
「稟ちゃ〜ん……」
「わぁっ! ……って、亜沙先輩? 幽霊みたいに出てくるのやめてくださいよ」
俺の目の前にぬっと現れた。
「稟ちゃんのせいだよ……」
「え……?」
なんで俺のせい?
「稟ちゃん、カレハの性格知ってるでしょ?」
「カレハ先輩の性格? ……妄想少女モード?」
「うん……」
「……それだけでしょ?」
「同じ布団に入ると暴走するの……」
それって、妄想が膨らみすぎて……怖いな……。
「まぁ……ご愁傷様でした」
「それ、昨日も聞いた」
確かに、俺も昨日言った記憶がある。
がらっ!
「お、つっちー、やっと起きたか」
「紅女史、どこに行ってたんですか?」
「大浴場だ」
ああ、朝風呂か。
早起きの特権だな。
「さて、これで大体起きた様だし、朝食を持ってきてもらうか」
その前に誰か亜麻さんを起こしてください。
あの後、すぐに亜麻さんは起きてくれた。
おじさんたちはシアの椅子アタックで簡単に起きた。
「だからな、シア。椅子はやめねえか?」
「だって、お父さん全然起きないもん」
「しかし、私まで巻き込まれるのは……」
そのことに関してはノーコメントという事で。
「ところで土見君。私をからかうにしても、なんであんなからかいかたしたの?」
「お前、浮いた話の一つも聞かないからな」
「あ、はははぁ……一応、彼氏募集ではあるのだけれど……」
「麻弓ちゃんならすぐにでもいい人見つかりそうだけど?」
それは無理だな。
この性格だし。
まぁ、はっきりものを言うのは、俺的には好印象だが。
「彼氏募集なら、樹なんかどうだ?」
「ぶんぶんぶんぶん、無理無理無理無理!」
だめ、ではなく、無理という辺り、樹を彼氏にはしたくないという事か。
多分、樹は生理的に受け付けないのだろう。
「どうも緑葉君は生理的に、というより、本能的に受け付けないのよね」
酷い言われようだな。
あいつ、もう少し自分の性格見直したほうが良いんじゃないか?
「なんだか、緑葉君の噂をしているみたいですね」
「かなり悪い噂だけど……」
「お兄ちゃんたちが噂ばっかりしてたら、樹お兄ちゃんがやってきたりして」
「「「「「「「「…………」」」」」」」」
プリムラ、さらりと怖い事言うなよ。
「それはないない♪」
「そうそう。いくら緑葉君が行動力の塊(美少女に対してのみ)でも、こんな温泉
宿にまで来るわけ―」
コンコン。
「?」
扉から一番近かった俺が扉を開ける。
がらっ!
「呼んだかい?」
一同唖然とする。
なんでこいつがここにいる?
「皆どうしたの? そうか、俺様と会えたのがそんなに嬉―」
がらっ! ピシャン!
「……」
「……土見君、今の……なに?」
「……幻覚、ということにしておこう」
そう思いたいものだ。
「稟殿、そういや、土産はまだ買ってなかったんじゃねえか?」
「ああ、そういえば……飯食べてから売店に行きましょうか」
「りっちゃん、ここは温泉饅頭が美味しいんだよ」
「へぇ、そうなんですか」
そういえば、部屋のお茶菓子にもあったな。
結構美味しかったし、少し多めに買っても良いかな?
「魔王のおじさん、チェックアウトは何時頃でした?」
「10時ごろだね」
「そうですか」
そうやって、他愛のない話をして朝食を済ませる。
売店へ寄ってそのまま帰れるように、帰り支度も済ませておく。
「皆、忘れ物無いか?」
「かえちゃん、水着乾いてた?」
「はい。どうにか乾いてます」
「亜沙ちゃん、また旅行に行きましょうね」
「カ、カレハと、同じ布団じゃなければ……」
危ない話題には乗らないとして、皆そろそろよさそうだな。
「それじゃあ、チェックアウトを済ませて売店に行こうか」
「「「「おーっ!」」」」
がらっ!
さっきの出来事は一応頭の中から抹消していた。
だが、万が一、ということもあった。
「シアちゃん! リンちゃん! 楓ちゃん! リムちゃん! 俺様の胸の中へよ
うこ―」
がらっ! ばたん!
「……」
「り、稟君?」
「まずいぞ……入り口は封鎖されてしまった……」
「まさか、こんなところにまで手が回るなんて……」
「そんなことで怯えてどうする! それでも私の生徒か!?」
いや、この際紅女史の生徒であるということは関係ないだろう。
何せ、あいつも紅女史の生徒だもんな。
「それより、どうする?」
「ここには3世界のプリンセス達が揃っている。その扉を開放してしまったら…
…」
「言うな、麻弓。確かに、俺とおじさんたちと紅女史、それとお前は何の被害も
被らないから良いけど……」
「……ねぇ、土見君。男である土見君たちが無事なのはわかるし、なっちゃんも
手を出されないだろうけど……なんで私も?」
いや、言ったら怒るだろ、お前。
「でも、稟ちゃん。ここを開けないとボクたち帰れないよ?」
「かといって、羊の群れに狼を放り込むような真似をしたくないし……」
いや、逆か。
羊の群れが狼に向っていく……。
無謀すぎるな。
「土見君。さっきの発言、聞かなかったことにしてあげるわ」
「そうか。ありがとう」
「ということで、あれ、やってみない?」
「あれ……? ほんとにやるつもりか?」
「仕方ないでしょ? プリンセス達をあの病的色魔の前に軽々と出してしまって
良いと?」
それは……気が引ける。
「あ、あの……稟様? あれ、というのは?」
「緑葉君封縛作戦よ」
いつの間にそんな名前がついたんだ?
「じゃあ、土見君。始めるわよ」
「ああ。ミスるなよ」
「そっちもね」
俺たちはそれぞれ準備に入る。
「あ、あの……稟君。なんだか、良くわかりませんが、気をつけてくださいね」
「ああ。心配するな」
さて、タイミングは一瞬。
これを外せば全てが終わる。
つまり、失敗は許されないのだ!
「なんだかりっちゃんと麻弓ちゃん、ドラマの役者さんみたいだね♪」
……亜麻さん、今はそんな呑気な事を言っている場合じゃないんですよ。
そして、俺たちは無事に帰還するために、入り口を封鎖している奴を撃破するこ
とになる!
俺たちは無事に帰ることができるのか!?
次回を待て!
「ねぇねぇ神ちゃん」
「なんだ、まー坊?」
「これで最後じゃなかったっけ?」
「そういや……」
まぁ、細かいことは気にしない。
亜沙先輩がっ亜沙先輩がっ!
あーえー。麻弓くん、ソレ一本いくらででぃすかー?(マテ
あ、次は是非麻弓を引っ張り込んで……。(マテマテ
さてさてさてさて。遂に真打ちの樹が登場ですね?(ぇ
はたしてどこで聞きつけてやってきたのやら……。
いや、むしろ樹の「プリンセスセンサー」が120%の威力を発揮したんでしょうか。
危うし、プリンセスズっ!
そして危うし?まゆみん。
ひょっとしたら……危うし稟!?(ぇ
魔神樹のターゲットは誰だ!?
一行は無事に帰り着くことができるのか。
次回──最終回。
ところで、亜麻さんの寝起きが良かったのが、ちょろっと残念でした。
暴れてくれるかとおもってたんですが……。(ぉ
Comment by けもりん
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