David Bowie

Discography Part 1(1964 - 1971)

 Pye Records 時代(1964〜66),Deram Records 時代(1966〜68)の作品に関しては,以前はオリジナルはもちろんのこと音源を探すのに苦労したものでしたが,最近は結構編集モノ CD で手に入りやすくなっているみたいです.
 1969年に Marcury に移籍した Bowie さんは "Space Oddity" 以降の一連のアルバムの成功によって,一躍グラム・ロックというお馬鹿さんなムーブメントのスターとなり, '72年にロック史上に残る傑作アルバム Ziggy Stardust(邦題「屈折する星屑の上昇と下降,そして火星から来た蜘蛛の群」直訳するなよ)を発表しました.



1

David Bowie

1967

★★★

 1966年に移籍した Deram Records から翌年発売されたアルバムで,原題は "The World of David Bowie" .このアルバムが一応 David Bowie としての公式のデビュー・アルバムになるらしいです.既にシングルで発表していた "Rubber Band" の別バージョンを含む14曲を収録していますが,全曲オリジナルで,メロディ・メーカーとしての実力はすでに十分なものであった事を感じさせる作品だと思います.

2

 *Images 1966-1967

(1973)

★★★

 ファースト・アルバムの14曲に,アルバム未収録曲等7曲を追加した形の2枚組コンピレーション LP.グラム全盛時に日本盤も出ていた記憶があるのですが,すぐに店頭から姿を消してしまいました.

3

 *Early On (1964-1966)

(1991)

★★★

 Davy Jones with The King Bees (1963-64 Vocalion Pop) , The Manish Boys (1964-65 Parlophone) , Davy Jones/David Bowie with The Lower Third (1965-66 Pye) , David Bowie with The Buzz (1966 Pye) ,そして Pye 時代のソロによるシングル曲中心のコンピレーションで,Davy Jones 時代の Demo 等貴重な音源も収録されています.ここに収められている曲のうち, "Can't Help Thinking About Me" (邦題:考察への陶酔)と "Do Anything You Say" は,日本でもグラム全盛時にシングル盤が発売されていたので入手しましたが,数年前新宿の中古盤専門店で10万円で売られていたのを見つけて爆笑してしまいました.

4

 *The Gospel According to David Bowie

(1993)

★★★

 1993年に発売されたデラム時代の14曲入りコンピレーション CD.全曲 "Images" に含まれています.

5

 *The Deram Anthology 1966-1968

(1997)

★★★

 デラム時代の3枚のシングルと1枚のアルバムの全曲および未発表バージョン6曲(うち一部は "Images" に収録)に "Space Oddity" の原始バージョンまで収録されている,アンソロジー決定版 CD.デラム時代の Bowie さんを知るにはベストの1枚だと思います. 2004年には.オリジナル・ファースト・アルバム(1)仕様で紙ジャケ化,初回生産5,000枚限定リリースされました.

6

 *I Dig Everything : The 1966 Pye Singles

(1999)

★★★

 Pye 時代の3枚のシングルを復刻した Box Set.グラム全盛時に日本で発売されていた2枚のジャケットも何故か復刻されています.CD ミニ・アルバムも出てます.



7

Man of Words/Man of Music

1969

★★★★

 1969年にフィリップス=マーキュリーに移籍した Bowie さんが同年11月に発表したアルバムで,名曲 "Space Oddity" もさることながら, "Cignet Committee" ・ "Memory of a Free Festival" の2曲は聴きごたえある大作だと思います.

8

 *Space Oddity

(1972)

★★★★

 上記7は,'72年に RCA から再発された際にタイトルとジャケットが現在のものに変更されました.当時日本でもこの作品と次の "The Man Who Sold The World" は RCA 盤の物だけが発売されました.

9
10
11

The Man Who Sold the World

1971

★★★★★

 フィリップス=マーキュリーからの2作目にして最後の作品.当初の Bowie さんの女装ジャケット(9)にレコード会社が難色を示し,イラストの物(10)に差し換えられて発売され,また,前作同様 '72年に RCA から再発(11)されたため3種類のジャケットが出回っているので有名なアルバムです.このアルバムに関しては,最もドラッグの影響を受けているという説と,その全く逆の説があって良くわかりませんが,個人的には初めて買った洋楽 LP なので,非常に愛着のあるアルバムです.特にトップを飾る大作 "The Width of a Circle" とタイトル曲は絶品だと思います.

12

Funky Dolly

1971

★★★★

 前作の発表後に移籍した RCA からの第1作.グラムの時代の幕開けを感じさせるアルバムです.シングル・カットされた "Changes" はその後目まぐるしいまでの変容を見せた Bowie さんの代名詞として使われたりもしましたが...名曲だと思います.また Bowie さんにとって影響大だった Andy Worhol 氏と Bob Dylan 氏に捧げられた作品も収録されています.