David Bowie

Discography Part 2(1972 - 1978)

 グラム・ロック・ムーブメントのヒーローとして姿をあらわした Bowie さんですが,グラム・ロック衰退後もひとり優れた作品を発表し,評価され続けていきました.結局一番トクをしたのは,今になってはこの人だったよ〜な.実はあたし日本の RCA 公認 Bowie Fan Club の No.93 でしたの.
 その後ステージからの引退を表明したり,“プラスティック・ソウル”を標榜した2作品であめりかしてた Bowie さんは突然ヨーロッパにわたり Brian Eno とつるんで傑作アルバムをつくり出しました.個人的には "HEROES" より "Low" の方が好きです.



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The Rise and Fall of Ziggy Stardust and The Spiders from Mars

1972

★★★★★

 グラム・ロックのみならず,ロックの歴史に残る名盤です.トップの "Five Years" からラストの "Rock'N'Roll Suicide" まで,(曲によって好き嫌いはありますが)一切ムダのない構成の劇的なコンセプト・アルバムでこれ1枚発表して死ぬか引退するかしてしまえば, Bowie さんは老醜をさらすことなく伝説になれたのに...たいへん残念なことでした.Dylan・Bowie は長生きしてしまったばかりに Lennon・Bolan のような伝説にはなれませんでした.

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Aladdin Sane

1973

★★★★

 最もグラムの時代を感じさせる Bowie さん絶頂期の作品です.このアルバムの発売と前後して初来日を果たしていたこともあって,日本では最も派手に取り上げられた作品でもあります.音的には,最初に聴いたときはかなり The Rolling Stones を意識しすぎているような感じもして,すこ〜し残念だったような気がしたこともありましたが,やはり良くできたアルバムだと思います. Bowie さんのファンクラブでは "Drive in Saturday" がやたら評判良かったような記憶がありますが,私は "Time" と "Cracked Acter" が当時は好きでした.

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Pin-Ups

1973

★★

 突然地球人に戻ってしまった Bowie さん.ま,ちょっと休憩といったところか? それなりに面白いアルバムではありますが...

16

Diamond Dogs

1974

★★★★

 前作 "Aladdin Sane" にくらべて("Pin-Ups" は問題外)発売当時 Bowie さんのファンには評判の悪かった作品です.あの大袈裟なステージ引退表明と“やっぱりや〜めた”というあまりに安易なステージ復帰に対する非難の眼もあったことだし...しかし良くできたアルバムだと私は思うよ... 個人的には "Aladdin Sane" より好きです.

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David Live

1974

★★

 実は Bowie さん初のライブ・アルバムということで期待し過ぎていたこともあって,最初に聴いたときはガッカリしたというのが正直な感想です.ホーン・セクション多用のアレンジがせっかくの名曲の数々を台無しにしているような感じで... 選曲にも大いに不満があったし...

18

Young Americans

1975

★★★★

 最初に聴いたときは『何じゃこりゃ〜』と思いましたが,何度も聴いていくうちにだんだん許せる気になってきたという不思議なアルバム.でも本当に最初は「これで Bowie さんも終わりだ〜っ」て思ったんですよ〜.シングル・カットされて初の全米No.1に輝いた "Fame" は John Lennon さんとの共作で,レコーディングにも参加していることで有名ですが,ただバックで「ふぇ〜いむ」とわめいているだけらしいです.



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20

Station to Station

1976

★★★★

 こっちのアルバムは前作ほどの違和感はありませんでしたが,やっぱりソウル・ミュージックを意識した作品です....が,そんな事よりも,このアルバムに関してはただタイトル曲であり大作の "Station To Station" の素晴らしさが全てと言っても過言ではないと思います.久々に Bowie さんの音楽性の高さを立証した大傑作だと思います.再発 CD は何故かジャケットが違ってました(20).

21

 *ChangesOneBowie

1976

★★★

 RCA から発売された初のベスト・アルバムで, "Space Oddity" 以降の代表曲を中心に構成されていますが,大ヒットした "Starman" を意識して外すなど,選曲に少々クセのあるコンピレーションです.シングル "The Jean Genie" のB面曲でそれまでアルバム未収録だった "John, I'm Only Dancing" が収録されているので,ファンには受けの良かったアルバムでもあります.

22

Low

1976

★★★★★

 前2作("Young American"・"Station to Station")のプラスチック・ソウル大会で“何をやってんだか?”と思わせた Bowie さんでしたが,突然ヨーロッパに渡り,Eno と組んでとんでもないアルバムを作りました.半分以上がインストのこの作品を最初に聴いたときの衝撃は忘れられません.個人的には "Ziggy Stardust" と双璧をなすBowie さんの Best です.

23

"Heroes"

1977

★★★★★

 前作 "Low" の延長線上にあるアルバムですが,"Beauty And Beast" ・ "Heroes" 等一般受けする曲がおおいためか,世間一般ではこの作品の方が評判が良いようで, "Ziggy Stardust" と並ぶ Bowie さんの代表作に挙げられています.この路線は次の "Lodger" ・ "Scary Monsters" まで続きますが, "Scary Monsters" の中の "Ashes To Ashes" でトム少佐の正体を明かした後,Bowie さんは急速に堕落します.

24

 *Peter And The Wolf - Narr.

1978

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 『ピーターと狼』のナレーションを Bowie さんが担当? 「息子のためにやった」と Bowie さんが言ったとかって話ですが,本当だか?