David Bowie

Discography Part 3(1978 - 1984)

 1975年に「地球に落ちて来た男」,'77年に「ジャスト・ア・ジゴロ」に出演した Bowie さんはますます演劇・映画・ビデオに関わり続けるようになり,'80年にはブロードウェイで「エレファント・マン」を演じ,'81〜'82年には「クリスチーネ・F」・「バール」・「キャット・ピープル」・「ハンガー」・「戦場のメリークリスマス」等の作品に出演もしくは作曲等で参加していました.また,少し後になりますが,映画「ジギー・スターダスト・ザ・モーション・ピクチャー」が制作され,'84年に公開されました.



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 *An Evening With David Bowie - Interview

1978

-

 RCA から出されたプロモーション用非売品インタビュー・アルバム.

26

Stage

1978

★★★★

 前の "David Live" が少々期待外れのモノだっただけに,このライブ・アルバムの発表は嬉しかったです.また,アナログ盤ではA面が "Ziggy Stardust" ,B面が "Young American" ・ "Station To Station" ,C・D面が "Low" ・ "Heroes" とそれぞれの時代を代表するアルバムからの選曲となっていて,この構成も良かったと思います.

27

Lodger

1979

★★★

 "Low" ・ "Heroes" に続く『ベルリン3部作』最後の作品ですが,前2作に比べてやや明るく軽い音作りになっています.で...少々モノたりなさを感じてしまったのでした.

28

Scary Monsters

1980

★★★★

 '71年 "Funky Dolly" 以来の RCA 時代最後のアルバムであると同時に,私にとってはビッグ・アーティスト・ David Bowie の事実上のラスト・アルバムでもあるのです.事実 Bowie さんが偉大なロック界のカリスマだったのはこの作品までで,以降の Bowie さんはただの1ミュージシャンにすぎなくなってしまいました.作品について... 1曲目の "It's No Game" の日本語によるアジテーションについてはビックリさせられました.前作 "Lodger" には何とはなく物足りなさを感じていただけに,刺激が大きかったです.そして問題の "Ashes to Ashes" ですが,Bowie さんのキャリアの最後を飾るにふさわしい名曲だと思います. "Space Oddity" の主人公・トム少佐が実はただのジャンキーだったという内容も衝撃でした.しかしそれは同時に Bowie さん自身が演じ続けてきたヒーローの死をも意味していたのでした,ご冥福をお祈りいたします...

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30

 *Christine F. - Oliginal Soundtrack

1981

★★★

 音楽を担当し,また自分の役で出演(笑)している映画「クリスチーネ・F」のサウンドトラック.ドイツ語の "Heroes/Helden" 収録. 2001年に再発された CD はジャケットが違ってました(30).



31

 *David Bowie in Bertolt Brecht's Baal

1981

★★★

 Bowie さん主演の BBC のベルトルト・ブレヒト作『バール』のサウンドトラック.

32

 *From The Oliginal Soundtrack Cat People

1982

★★★

 映画「キャット・ピープル」のサウンドトラック. Bowie さんはテーマ・ソングの作詞と歌を担当しています.

33

 *ChangesTwoBowie

1982

★★★

 "ChangesOneBowie" に続く RCA からの公式ベスト・アルバム第2弾.

34

Let's Dance

1983

★★★

 1983年1月に長年在籍した RCA から離れ EMI と契約した Bowie さんが,同年4月に発表した移籍第1作.このアルバム及びシングルの大ヒットによって,世界的なビッグ・ネームと地位を確立したということになっていますが,それはアーティストとしての堕落以外の何ものでもなかったと私は思います(ごめんなさい).内容的には,これが Bowie さんじゃなかったら,良く出来た作品だと思うのですが... 良くできているけど面白くない作品だと思います.

35

 *Ziggy Stardust The Motion Picture

1983

★★★★

 同名映画サウンドトラックですが, Bowie さんのライブとしてやはり最高です.

36

Tonight

1984

★★★

 移籍第2弾.1曲目の "Loving the Alien" にかつての Bowie さんらしさの片鱗を感じることができますが,あとは Beach Boys のカヴァー "God Only Knows" にしても, Tina Turner さんとデュエットの "Tonight" にしても, Iggy Pop さんとの "Dancing with the Big Boys" にしてもなんか迷走している感がして,前作同様個人的にはあまり高く評価できません.