DISCOGRAPHY Part 02 (1971 - 1979) |
13 |
BOB DYLAN'S GREATEST HITS VOL. 2 |
1971 |
- |
Dylan 先生が再び活動を停止してしまったために(?)発売されたコンピレーション第2弾で今回は2枚組でした.何といっても名曲 "I Shall Be Released" が初収録されていたのが一番の目玉だったと思われます. |
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14 |
THE CONCERT FOR BANGLA DESH |
1971 |
- |
あまりにも有名な George Harrison 氏主催のチャリティー・コンサートのライヴ・アルバム. Dylan 先生のステージからは5曲収録されていますが,バックを固めるのは George Harrison (G), Leon Russell (B), Ringo Starr (Perc) の面々です. |
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15 |
PAT GARRETT & BILLY THE KID |
1973 |
★★★ |
3年間の沈黙を破ってリリースされた新譜は何と Dylan 先生本人が出演もしている映画のサウンドトラックでした. "Knockin' on The Heaven's Door" は確かに名曲だとは思いますが,アルバム全体として聴いた場合,やはり他の作品群と比較するのは辛いモノがあります... |
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16 |
DYLAN |
1973 |
★★★ |
問題作 "Self Portrait" 録音時のスタジオでウォーム・アップとしてプレイされたものをリリースしたという『超問題作』で,はっきり『駄作以前のクズ』という人もいるらしいです.でも例によって私,特に嫌いでも好きでもないんですよね...この作品.とりあえずこの作品を最後に Dylan 先生は10年以上在籍してきた Columbia を離れ,新レーベルの Asylum に移ることになります. |
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17 |
PLANET WAVES |
1974 |
★★★★ |
1972年で Columbia/CBS との契約が切れるため,当時 Dylan 先生が George Harrison ・ Paul Simon ・ Joan Baez 等と新レーベルを発足するという噂が流れたらしいですが,結局設立まもない Asylum に引き抜かれる形でレーベルを移籍.2度目の沈黙の後に Columbia/CBS からリリースされた作品が,サウンドトラックと旧録音の編集だったこともあって,この移籍第1弾こそ『Dylan 復活』そして『 '70年代の Dylan』のスタートを告げる作品でした. |
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18 |
Before The Flood |
1974 |
★★★★ |
Asylum レーベルからの第2弾にして最後の作品は初の2枚組ライブ,しかもクレジットは BOB DYLAN / THE BAND ...とゆ〜ことで,この後何回かライブ・アルバム出してますが,個人的にはやはりこれが一番好きです.'60年代の名曲の数々が最強の THE BAND との共演で蘇っているのです. |
19 |
BLOOD ON THE TRACKS |
1975 |
★★★★★ |
Asylum から古巣 Columbia/CBS に戻ってリリースされた Dylan 先生苦悩の時期の作品.やはり芸術家は苦悩が大きい時期ほど優れた作品を創り出せるものなのでしょ〜か? 私個人としては,吉田拓郎氏の影響で Dylan 先生の作品を聴きはじめたのですが,この作品で完全に Dylan 先生にはまってしまいました. |
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20 |
THE BASEMENT TAPES |
1975 |
★★★ |
このアルバム発売された当時は Dylan & The Band の秘蔵テープがついに...みたいな感じで大騒ぎされていたのですが,私の場合はっきり言ってこの前後の Dylan 先生が最高に好きだったためか,この作品あまりピンとくるものなかったです.何で今更 ...みたいな...? えらいすんません. |
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21 |
DESIRE |
1976 |
★★★★★ |
個人的には Dylan 先生の作品の中で1番好きな作品です.8分以上にわたる大作 "Harricane" をはじめ,シングル・ヒットで有名な "One More Cup of Coffee", "Oh Sister","Joey",そして夫人に捧げた美しい "Sara" と名曲がめじろ押しですが,この後 Dylan 先生はサラ夫人と離婚,ドツボの宗教地獄に入っていってしまうのでした. |
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22 |
Hard Rain |
1976 |
★★★ |
"Before The Flood" に続くライブ2作目.そんなに悪い出来ではないと思うんですが,ど〜しても前作と比較して聴いてしまうもんで... |
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23 |
MASTERPIECES |
1978 |
- |
来日記念特別限定盤としてリリースされた,未発表曲を含む3枚組コンピレーション.全39曲収録. |
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24 |
STREET REGAL |
1978 |
★★★★ |
離婚とフィルム編集に追われた '77年をはさんで2年振りにリリースされた新作ですが,私 "Blood on The Tracks" と "Desire" の印象が強烈すぎて,あまりにもこの2枚にハマってしまっていたもんで,このアルバム最初に聴いたときあまりピンとくるものなくて,比較的印象の薄いアルバムなんです.今聴きなおして見るとサウンドも割と好みだし,結構良く出来ている作品だとは思うんですが,やはり先の2枚に比べるのは酷のよ〜な気がします. |