外 道 / 加納 秀人


DISCOGRAPHY Part 2 (1994 - 2003)



13

疾風伝説 特攻の拓〜野生の天使たち
/ 加納秀人 with 外道

1995

★★

 『週刊少年マガジン』に連載されていたコミックの『加納秀人 with 外道』によるサウンドトラックらしいですが,私自身,'80・'90年代の『外道』には全く関心がなかったモノで,この作品がそういう経緯で創られたモノなのか全く知りませんし,原作も読んでません.また,この時期の一連のアルバムについても,21世紀に入って始めて入手して聴いたばかりです.というわけで,詳しいコメントは控えさせていただきます.

14

SWEET MISERY / HIDETO KANOH

1996

★★★

 加納秀人さん16年ぶり4枚目のソロ・アルバム.『"Back To The 70's"〜外道メドレー』として『龍神参上』,『コウモリ男の夢』,『イエローモンキーの反撃』,『香りの香り』,『完了するまで』の外道時代の名曲を揶揄ったような5曲が収録されていますが,これってセルフ・パロディ?
15

外道 SINGLES 1973-1975

1998

-

 外道が最初の(!)解散までに残した4枚のシングルの計8曲を収録.2枚目のシングル『ビュンビュン』は,ファースト・アルバムを聴いて,アルバムを買う前に何となく買ってみたところ,アルバムにはない妙なホーン・セクションがかぶせてあって,ヘンにイモっぽくて笑えましたが,それもまた良かったのです.その頃高校生だった私は,この曲を口ずさんでは友人と夜遊びしてました.もちろんバイクで....3枚目のシングル『ハイビスカス・レディ』については,『Just Gedo』(3)の項をご参照くださいな.

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意識の彼方へ / 加納 秀人

1999

★★★★★

 ソロ名義 5th Album.失礼ながら外道サウンドからは想像もつかない,作曲・プログラミング・演奏の全てを加納さんが手がけた全編インストゥルメンタルのプログレッシブなギター・アルバム.ギタリスト・コンポーザー両方の実力を最大限に発揮した,超傑作だと思います.

17

水金地火木土天回明 外道秘蔵音源集 その壱

2002

★★★

 加納秀人氏所有のマスター・テープからデジタル・リマスタリングされた未発表音源集.2枚組22曲中, Disc 1 の5曲がライヴ,9曲がスタジオ録音, Disc 2 の8曲はすべて再結成後の1981年のスタジオ録音.

18

水金地火木土天回明 外道秘蔵音源集 その弐

2002

★★★★

 同上.こちらは2枚組22曲すべてが1974〜75年のライヴ録音.その壱・その弐と聴き比べてみるとやはり,ライヴ・バンドとしての彼等の破壊力が実感できるのです.




19

加納秀人 LIVE 1979

2002

★★★

 1976年の外道解散後,1978年『地球の夜明け』(5),1979年『IN THE HEAT』(6)の2枚のソロ・アルバムをリリースした加納さんの同年6月21日久保講堂におけるライヴ音源を収録.バッキング・ヴォーカルに KAORU さん,金子マリさん,亀渕友香さん等を起用し,かなりポップな音作りとなっています.この翌年,3枚目のソロ・アルバム『ELECTRIC UZU』リリース後,外道再結成となりました.

20

ベスト外道

2003

-

 生誕30周年記念,初のベスト・アルバム.『初版』は, CD+DVD の豪華2枚組.

21

狂熱の町田ポリス '74

2003

★★★

 加納秀人氏本人所有の秘蔵音源から厳選したライヴ CD シリーズ第1弾. DISC-1 が1974年2月23日町田市営体育館, DISC-2 が1974年9月8日町田祭<24万人の個展>警察署横特設やぐらステージ,ボーナス・トラックとして1973年12月10日島根県民会館における『ぶっこんでやれ』を収録.

22

京都拾得 完全版

2003

★★★★

 同シリーズ第2弾.1975年5月16・17日京都拾得における『拾得 LIVE』(4)の完全版.ボーナス・トラックとして『悪魔のベイビー』の NG テイクを収録.

23

1975 野音狂のアロハ

2003

★★★

 同シリーズ第3弾. DISC-1 が1975年6月8日 "カラスの羽根" 横浜野音, DISC-2 が1975年3月21日 "Gedo Rock Party!" 豊田勤労福祉会館 昼の部を収録.

24

TRIBUTE -ゲゲゲの外道伝説-

2003

-

 忌野清志郎さんをはじめとする14組のアーティストによる『外道讃歌』.今回このアルバムを聴いて,あらためて加納氏のソング・ライターとしての力量を感じさせられました.