Frank Zappa

Discography Part 02(1971 - 1978)

 "Mothers" とバンド名が省略された時代ですが, "One Size Fits All" では久々に "Mothers of Invention" のクレジットが見られます. "Zoot Allures" 以降アルバムはすべて Zappa 名義で発表されるようになります.傑作がめじろ押しで新譜が出るのが待ち遠しかった,個人的には1番好きな時代です.



13

Filmole East - June 1971 / The Mothers

1971

★★★★★

 Mark Volman ・ Howard Kaylan (Flo & Eddie)在籍時の楽しい楽しいライブ ・アルバム.同時期録音の "Just Another Band from L.A." もありますが,個人的には "Burnt Weeny Sandwich" の "Little House I Used Live in" から始まり "まっどしゃ〜く" へ続くこちらの方が好みなのです.

14

Frank Zappa's 200 Motels / Frank Zappa

1971

★★★

 Ringo Starr 氏が Zappa さんに扮した映画 "200 Motels" のサウンドトラックとして作られたアルバムで,Zappa さんが生存中に権利を買い取れなかった唯一のアルバムらしいです.そのため CD 化も遅れました.また,昔アナログ盤も手に入りにくくて,私の持ってるのは西ドイツ盤です.

15

Just Another Band from L.A. / The Mothers

1972

★★★★

 "Filmore East - June 1971" と同じ時期のライブ・アルバムですが,何故2枚別々に出されたのかその意図は不明です.甲乙つけがたい出来ですが,何といってもこのアルバムでのハイライトはアナログではA面全部を費やしていた25分におよぶ大作 "Billy The Mountain" ,あと "Absolutery Free" に収録されていた "Call Any Vagetable" と "Uncle Meat" に収録されていた "Dog Breath" のライブ・バージョンの出来も最高です!

16

Waka/Jawaka Hot Rats / Frank Zappa

1972

★★★

 名作 "Hot Rats" の陰に隠れてしまうかわいそうなアルバム... 決して出来の悪いアルバムではないのですが,どうしても "Hot Rats" と比較されてしまうという... 別のタイトルにすれば良かったのにね... アナログではA面全部を費やしていた大作 "Big Swifty" が素晴らしいです.

17

Grand Wazoo / The Mothers

1972

★★★★★

 このアルバムも凄い作品だと思います.音楽性の高さなんてものがホントにあるとは思いませんがあるとしたら(支離滅裂ですな)Zappa さんの作品の中では "Hot Rats" かこのアルバムが甲乙つけがたく最高なのでは(日本語になっていないよう).アナログ国内盤は発売後信じられないほどの早さで廃盤になったため,現在一部で信じられないほどのお高い値段がついています.

18

Over Nite Sensation / The Mothers

1973

★★★★★

 このアルバムは Zappa さんにとって一種のターニング・ポイントだったと言えると思います.自ら前面で Vocal をとるようになり,曲作りもかなりポップになりました.私個人としてはこのアルバムが "Freak Out!" ・ "Hot Rats" ・ "Grand Wazoo" などと並んで Zappa さんの Best です.



19

Apostrophe(') / Frank Zappa

1974

★★★★

 "Over Nite Sensation" の延長線上にあるアルバムで,質の高いロック・ミュージックを提供しています.聴きやすい曲が揃っているのが特徴ですが,特にトップの "Don't Eat The Yellow Snow" とラストの "Stink Foot" が素晴らしいと思います.最初のCD化の際, "Over Nite Sensation" とのカップリングで発売されました(おまけの項参照).

20

Roxy & Elsewhere / The Mothers

1974

★★★★

 旧邦題『10年目のマザース』.アナログでは2枚組で,各面の最初に "Preamble" というタイトルで Zappa さんの演説が入っているのが特徴となっていましたが,各面とも曲の収録が短めで少々物足りない気がしておりました.CD化で1枚に収録されるようになったのは正解だったような気がいたします.

21

One Size Fits All / The Mothers Of Invention

1975

★★★★★

 聴きやすさから言って Zappa 初心者(こーゆー失礼な言い方ってイケナイ?)にまずおススメしたい1枚です.こんなこと言うと Zappa フリークの皆様に「わかってない!」と叱られるかもしれませんが,個人的には1973〜76 年の Zappa さんの作品(Overnite Sensation 〜 Zoot Allures)が最も好みではあります.

22

Bongo Fury / Zappa/Beefheart/Mothers

1975

★★★★

 旧友 Captain Beefheart さんとのライブ・アルバムですが,何と言っても素晴らしいのはラストの "Muffin Man" .Zappa さんのギターが縦横無尽に飛び交います.

23

Zoot Allures / Frank Zappa

1976

★★★★★

 この頃 Zappa さん来日されまして,浅草松葉屋でおいらんショーなどに出演したりしておりました(ニューミュージックマガジン1976年4月号に来日時の様子が詳しく載ってます).来日公演の名演(大阪)"Black Napkin" を含む Zappa さん黄金期(かってに決めるな)最後の作品.名曲 "Tortune Never Stops" (邦題『拷問は限りなく』-S.E.に本番の女性の声を使用しているとゆ〜ので話題になりました)収録.このアルバム以降,アルバム・クレジットはすべて "Frank Zappa" 名義になります.

24

Zappa in New York

1978

★★★★

 本来 "Lather" として発表される予定でしたが,ワーナーとの契約にまつわるゴタゴタのため, "Studio Tan" ・ "Sleep Dirt" ・ "Orchestral Favorites" と4分割されて発表されたいわく付きの作品.でもこのアルバム自体は出来のいいライブ・アルバムだと思います.Zappa んの意向には反しますがこの4分割,結構正解だったような気がする...なんて言ったらおこられますか...