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 順次更新しますので、おたのしみに!

■第2回 2005/1/11
  惚れ込んだ仕事・・・


前回、起業までの経緯についての中で、「パソコンバンキングの導入や保守サービスの仕事をしていました。」とお話しました。「パソコンバンキングって何?」という方のために、今回は私が金融機関に在籍していた18年間の中で、最も力を入れた仕事をご紹介しましょう。

パソコンバンキングとは、自宅や会社のパソコンから金融機関のコンピュータにアクセスして、預金口座の動きを見たり、振込をするサービスのことです。もちろんこのサービスは金融機関との間で、利用する口座や暗証番号の登録などの手続きが必要ですが、これさえ済めば金融機関の窓口やATMに行くことなく、その場でさまざまな取引をすることができるのです。

金融機関を利用するお客さまの立場から見れば、@振込依頼書を手で書く必要がない。A書いた依頼書を金融機関に持ち込む必要がない。B振込をするために現金や小切手、預金払出伝票などを用意しなくてもよい。Cその場で預金の動きがわかるため、通帳を記帳する必要がない。また、資金の効率的な管理ができる。Dパソコンソフトから連動して振込データを作ることができるので、間違いがほとんどない。Eほとんどの場合、振込手数料が窓口より安いなどのメリットがあります。

逆に金融機関から見た場合は、@店舗を通り越してコンピュータ同士でやりとりするため店内の事務が効率化できる。A効率化とともに振込先や振込金額などの入力ミスがないため、リスクが少ない。Bサービスの月額契約料金などの収入源となる。Cパソコンバンキングは解約がほとんどないため、一度契約すれば、長期にわたってお取引いただけ、振込にかかる資金が口座に残るなどのメリットがあります。

1995年頃から、私はこのバンキングのプログラムの担当になり、それまで主流だったプッシュホン電話やファクシミリ、振込端末でのバンキングに代わる、パソコンバンキングの開発を行いながら、お客さまと金融機関、それぞれに多くのメリットがあるこのサービスは、いずれヒットするに間違いないと確信するとともに、このすばらしいサービスを(・・・自画自賛 ^^というのかこの仕事にすっかり惚れ込んでしまった・・・)、どうしたらセールスできるのか、毎日考えていました。1998年にはインターネットバンキングが、1999年には携帯電話から取引を行う、モバイルバンキングがそれぞれスタート。これらの開発を終えた2000年4月、ついにセールスを行う営業推進部門に転属となりました。

次回第3回目(2005/1/24予定)
「パソコン・・・百社百様の使い方」をお届けします。





■お借りすることができた
島田商工会議所会館第5会議室
(2004/7/6撮影




■まずはオフィスチェアーとデスク(17,500円)でスタート。折りたたみ椅子は980円。
後ろに、暑がりには必需品の冷蔵庫(11,500円)が見えます。(2004/8/11撮影)

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