心に風がふくたび
目に映るすべてのもの
銀色の針、ひび割れたフレーズ
人より感じることが多くて
奴らは ひとつの病名をつけた
寂しさの雨に濡れた夜
オレンジ色の時間 、動き出した川
瞳の色はこんなにも変わり
自分の一番嫌いな大人になっていた
大切な忘れ物は
雪の美しさ 、星の輝きにも
時は 夢を描くスペースもくれない
今日もひとの群が落ちてゆく
こんなにも汚れた僕の手に