〜LUNA〜

君の名前を呼んで、思わず はっ とする。
君のいない この風景に まだ慣れることが出来ない。
広すぎる部屋。「リン」も寂しがっています。
君の存在の大きさに、今さらながら気付いた僕は
この冷たく 暗い 壁に負けてしまいそうです。

電話もできない僕らが 交わした ひとつの約束
12時になったら月を見よう
どんなに忙しくても
雨や 天井に 邪魔されることがあっても
僕らには 輝き続ける月が見える

ひとりじゃないんだ!
がんばらなくっちゃ

約束の時
12時のベルが鳴り、見上げた空に 細い月

流れゆくときの中で、今この時 君と僕は同じ光を見つめてる。
遠く 遠く 離れているけれど、月が僕らをつなげてくれる。

星々の音色が聞こえてきます。
「会いたい」・・・想うほど 胸がせつなくなります。
静かに澄み渡る 夜の闇に、月明かりをあびて
夢がおどりだす。

あと3ヶ月

2人の想いがとどきますように。