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The school Shida farm branch school of medaka

めだかの学校 志田ファーム分校 もくじ
メダカのオスとメス
 めだか知識(飼育法・繁殖)もくじ  めだか 気まぐれ誌
飼うだけで満足しているド素人
 本人は大真面目ですが、素人でメダカ飼育の知識は皆無に等しい。
 エラーとヒットをかさねながらめだかに癒されています。
 セーフな話もズッコケた話もあろうかと思います。

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分類   動物界 脊椎動物門 硬骨魚綱  ダツ目 メダカ科
名前   目高 Oryzias latipes
地方名  アビラコ、ウキス、カンコロ、コメンジャコ、ザコ、ジャコ、メンパチ   その他多数
メダカは日本に生息する魚の中でも、もっとも小さな淡水魚。

自然界でのめだかは、もともと暑いところに住む魚で、熱帯魚の仲間なんだよね。
ニホンメダカだけが寒さに強くて、一番北に暮らしています。
めだかは、「米の魚」と云う国もあり「米」と同じ意図から、水田とそれにつながる土水路の環境に棲むことに由来しているのですよね。

 平野部の池、沼、水田やそれにつながる土水路の環境の水面近くに群をつくっている。

 ときには土水路環境がある河口の汽水域でも群れを見つけられる。海水域でも生きられる。

めだかは1匹だど弱虫 1匹だけの学校にしないで

ぼくらは群れで生活しているから1匹だけだと弱虫なんだよ。

だから、ボクらを飼うときは4〜5匹以上の仲間と一緒に飼ってほしいんだ。

仲間がいたほうがエサもいっぱい食べられるし、元気にお遊戯して遊べるんだ。

ぼくらの得意なのはスーイスーイ泳ぐことだけではないんだ。ジャンプも得意だよ。

注意して欲しいこと:水槽からピョンと飛び出すことがあるから気をつけてね。

◆めだかの学校◆
めだかの学校は 川のなか

そっとのぞいて みてごらん

そっとのぞいて みてごらん

みんなで おゆうぎ しているよ

めだかの学校の めだかたち

だれが生徒か 先生か

だれが生徒か 先生か

みんなで げんきに あそんでる

めだかの学校は うれしそう

水にながれて つーいつい

水にながれて つーいつい

みんなが そろって つーいつい


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ヒメダカ(緋目高)登場!! めだかの学校志田ファーム分校 開校  (2001年8月)

我が家に飼育種のヒメダカ(緋目高)が出現したのは2001年。この年のメダカは全滅。
2002年8月に再登場した。


2002年8月 第1教室・第2教室

めだかは、止水状態の生息場所を好むし、屋外なのでエアーポンプ・ろ過器・ライトは未使用。
鉢の中には田んぼの土を入れてあります。
見えているうき草は小さなホテイアオイとサンショウモ。
オモダカは、根だけの状態。。
右のこねり鉢(第2教室)には水草を移動したら孵っていた子メダカ。水道水でパイロゲン2000倍液に泳がしてある。
 メダカの稚魚を飼ってみて気がついたのですが、極端に成長が不揃いになんだよね。何故だろう。

 ヒメダカが増えたからとて放流は厳禁。ヒメダカは繁殖力が強く、在来のクロメダカの卵や稚魚を食べてしまう。
 生態系を守りクロメダカを大切にするのなら放流すべきではない


              水草は、ホテイ草(布袋葵・ホテイアオイ)。酸素既供給力は高く、子供の頃からの定番。
              水質浄化作用のあるホテイ草が,卵床やメダカの隠れ家として、夏の強い日差しからも守ることからも最適と聞かされてきた。

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クロメダカの教室 増設 『富士浮島めだか』2003年8月

黒めだかは我が家の近くにはいないと想ったら浮島地区(静岡県東部地区・沼津市〜富士市)にいる。
富士市でもみどりの課が中心になって保護していて、公民館(特に富士南公民館)などでも観察できるようになっている。
いろんな公民館でブームに乗ってピオトープを創っても管理できず空池になっている。

            2003年8月25日、富士市浮島地区の水路で黒めだかを20匹ほど採集した。
            水田が多く、土水路で草も豊富だ。
            工業都市とはいえこんな田園地帯は、残したい。
            黒めだは、田の土(4cm赤玉土でもよい)と砂利が入った(水の浄化作用がはたらく)発泡スチロールのトロ箱にいれた。

浮島メダカ保護池に危機!!

  カダヤシの大群


保護池には、タモやモジリを持っていくとむきになって怒鳴り監視している人たちが多くいる。
この人たちが保護?をすればするほどカダヤシが増えていく。
ただ闇雲の保護ではなく、生態調査もして保護活動をした方が良い。
保護池を監視していると自負し自慢している人たちにめだかとカダヤシの見分けが付かないばかりかカダヤシもめだかと思っている人が多い。
カダヤシもめだかを絶やす一因であることを知るべきだ。
ある人達が、カダヤシだけを捕獲していたらひどく罵られた。それも『めだか』だという。
一緒にいた人がとって帰ってヒメダカをもってきて、これを変わりに放すと申し入れたら「めだかならいいであろう。許す」という。
勿論放さなかったが、ヒメダカを放すリスクを説明し、カダヤシの悪影響を説いたら納得された。
傲慢で無知な人の集まりでは保護活動は出来ない。
富士市みどりの課でも知識情報を提供して教示教宣活動も積極的に行うべきだ。
このままだとカダヤシ保護池になるのは時間の問題?だ。

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めだかの教室

     野生メダカ(クロメダカ)はすばしっこい泳ぎをして、警戒心が強く動きも鋭敏だ。
          なかなか姿を見せてくれない。姿を見せてくれても、天然メダカは保護色があって見つけにくい。

めだか分校全景

 2003年7月


第3教室

ペットポトル梅酒用ビンのタワー(^^ゞ

第3教室 ペットポトルビンタワー 第4教室 梅酒用ビンタワー
 
下に入り口を開けてある
中にカモンバとレンキーをいれた
たまに遊びに来てくれる
水槽の中はボタンウキグサ
(ウォーターレタス)とホテイアオイ
角材の上に乗せてある。
タワーの中に水草のカモンバとカーナミンを入れた。酸素を盛んに放出しているので、酸素不足にはなるまい。
設置当初はた〜まにしか遊びに来てくれなかったがここで群がっていることが多くなった。
これで真横からの姿・形がみられる。

水草とタワー内の水の比率によるが、水草から出る酸素によってか、タワー内の水面が下がる(空気層が増える)。
ペットポトルなら栓が緩んで空気が漏れるということもあろうが、ビンでも同じ現象がおきる。
2004年3月、種もみの塩水・消毒選別用や育苗箱の消毒水洗に使う350リットル入れの古いタンク(上部サイズ108×74×53・底部サイズ93×60×53)がクロメダカのメイン水槽になった。
水深は24〜25cm程度(140リットルほど)にして使っています。

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本分校水草たち

水生植物は水をきれいにする浄化作用がある

水草が必要・・・水の中の酸素供給のため、たまごをくっつけてもらうため、魚どうしがけんかしないため。

屋外では「ホテイ草」が一番いい。日光が大好きで酸素既供給力は高い。

室内では「カモンパ(キンギョソウ)」を推奨する。日光は強いて必要なく酸素既供給力が高い。

ホテイ草(布袋葵) 当分校の主力水草です。冬季に枯れやすいが、滅多に霜がおりない当地では、夜間簡単な霜よけをしておけば繁殖を続ける。
@日光が好き:日の当るところに置かなければ腐ってしまいます。
   冬は、屋内に入れないと寒さには弱いです。(当分校では霜が当たらない日当たりの良い軒下、冬季でも繁殖中)
        7〜10日ごとに水槽のホテイ草と日なたのホテイ草と交換すればいいです。
   アオミドロ・バクテリア・ヒルガタワムシなどの微生物は、きれいな水にはすまない。ホテイ草は、水の酸素供給・浄化能力が強い。
   増えすぎたホテイ草は捨てず枯らして堆肥の一部にしている。
   移動を激しくすると葉が大きくなる。
A土が必要:田んぼの土。
  水に浮かべるホテイ草は、土から栄養を吸収するので根っこが土に触れていることが大事。
  ホテイ草の根が土に触れる程度の水を入れておきましょう。 
サンショウモ サンショウモは水田の雑草でシダ植物。花は咲かせずに胞子で増えていきます。
   一面にあっという間に繁茂し大群落を形成してしまう。私は嫌いになりました。
   2枚の葉が対生しているが、実は3枚輪生で1枚は根状になっている。
ウオーターレタス

 和名 ボタンウキクサ(サトイモ科)

 浮遊性の水草で、涼感を呼ぶ夏向きの植物。室内ではきれいな器で観賞するのも一趣です。夜になると葉は閉じ気味になります。水の浄化能力は高いようです。
夏に子株で増殖し、生育・繁殖力はホテイアオイより旺盛です。在来種植物の生息域を奪うなどの被害が及んでいるほど雑草化するので河川に捨てないのがマナーです。

 かなり強光を好みます。日当たりのよいところに置きます。冬は室内に取り込む。原産地が熱帯、亜熱帯各地なので氷点下にすると枯れます。熱帯植物の中では寒さに強いが10℃ぐらいで保つと良いでしょう。肥料は必要ありません。
ボタンウキグサ(ウォーターレタス)、カモンバ、レインキー、カーナミンは2003・8月に登場。

ホテイアオイ

サンショウモ

オモダカ

ウオーターレタス

カモンバ

レインキー

カーナミン
ヨシ・セリ・睡蓮・クレソン(ウォータークレス)を小鉢に植えておくのも浄化作用があり効果的です。
根や根についている微生物が窒素やリンなどを養分にして成長する。
クレソンは香草で、ハーブの仲間でもあり肉料理に使う食材です。
水耕植物による浄化効果はCOD(化学的酸素要求量)、SS(浮遊物質)、T−N(全窒素)、T−P(全りん)、野菜大腸菌、カドミウム、シアン化合物などに有効。

我が家ではホテイアオイ、サンショウモ、ボタンウキグサ、オモダカが猛烈に繁殖している。

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 緊急事態だよ〜ん 黒メダカが病気2003/8/28 (>_<)

8/28                                                                 
陽が当たる田んぼや小川では病気はない。                            
屋外で飼う場合でも、日光にあたっていれば病気はほとんどないと聞いていたのだが。
黒メダカに白い綿のような、カビのようなものがついて、つぎつぎ死んでい         
水カビ病(水性細菌)といわれるものか。                              
とりあえず、自然塩(海水より薄く2%)を入れ、グリーンF・メチレンブルーという薬を買ってき
て薬浴しました。                                              

9/7                                                                 
薬浴し始めて10日経つが伝染が止まらない。水カビ病は薬浴ですぐ治るというのですが・・・。(~~;)
毎日、何回も気になって覗き込むので回復するどころでないみたい。
ストレスを与えたようで?悪化の一途・・・・・・。
そこで、(>ロ<o)
再度3%自然塩を思い切って加えて(海水・・・塩分濃度3.5%)、
思いっきり日光浴させて水温を28〜29度から36〜39度に上げてみる。
加えて、農業で予防に使っているトウガラシ(0.06%程度)も入れてみた。
やりすぎかな?

9/14                                                                 
1週間経って様子を見たら伝染は止まったようで、細菌をつけているめだかは見当たらない。
最終的には5尾犠牲にしたが、でもよか〜った。(^^;)
今日から水を3分の1づつ1週間おきに入れ替える(非常識だろうがカルキ抜きしない水道水・・・水カビ予防)。
エサも少しづつ与えていく。

9/4                                                                 
おまけ (^^)
薬浴するためにホテイアオイを2箇所に非難移動したが、
4〜5尾づつ孵っている。
陽が昇るときから沈むまで、1日中真っ向から陽があたる無防備なところで、
40度にもなろうかというのに無邪気にスーイスーイやっている。
このまま放置してみる。

ヒメダカが消えちゃった?2003/9/14 (T▽T)(^:_^;)

敬老の日を前にして、2002年のヒメダカの親と子が1尾づつ2尾残ったきりで、1週間ご無沙汰している間に全て消えてしまった。
死骸も無い。悪戯された様子も無い。何でだろ〜う、何でだろ〜う。
今年の子めだかは5尾残して全て里子にだしてしまったばかり。もう少し残しておけばよかった。
猫の害かと思っていたら鳥の害ではないかといわれた。秋に入ると昆虫(バッタ)が水草の葉を食べにくる。
鳥避け・トンボ避け・バッタ避けネットも必要となるのかなぁ。

9/21

目撃:子ヒメダカの水槽の水がこぼれている。そこに茶色の猫が・・・。こちらを横顔で伺いながらそそくさと逃げ申した。
    めだかは無事。猫寄せのキャトニップ、マタタビはあるんだけれど・・・。猫除けも考えなくちゃ・・・。
    ハーブのレモングラス、ルー、ランタナレモン、コリアンダー、ユーカリ、ペパーミントなどは猫は好きでないようだ。
    ススキのようなイネ科のレモングラスがメダカ水槽にいいみたいだが家に無い。
    とりあえず家にあるレモン、ペパーミントの鉢を置いて、犬も寄せつけないトウガラシを撒いてみる。


番外

番外 メダカに似ているがメダカではない魚
カダヤシ(蚊絶) カダヤシ目カダヤシ科カダヤシ属(グッピー科ともいう人があるのだが?違うと思うが詳しいことは調べて、卵胎生は同じ)
原産 アメリカ東南部で、1916年蚊の幼虫ボウフラに駆除用に台湾経由で移入された魚です。
生息地 福島県以南の各地。
名前の由来 漢字そのままで「蚊を絶やす」。
メダカと違い 稚魚を産む卵胎生の魚で繁殖力も旺盛。メダカとよく似ているが体の青みが強く、尾ビレが丸い。
繁 殖 産卵期は5〜10月。1腹の産卵数は200〜300程度。
その他 ボウフラを積極的に食べますが、気が強く小さな魚まで食べてしまい、同じようなところに棲み、止水域ではメダカとの競合があるとされて、在来の黒メダカも駆逐する例が多く知られています。また水の汚れにも強く、繁殖力も高いようです。だが、メダカの減少は、本種の侵入による駆逐よりも、本質的には生息環境の変化が大きく関わっているとされています。

 


安易なメダカの放流はナンセンス

放流行為は美化されて取り上げられているが、「安易な」放流は自然保護に荷担しないばかりか、自然環境、生態系を破壊しかけない。ある意味で自然、文化の破壊行為である。

なぜならば「遺伝学的地域変異」があるからです。

遊泳力が小さく淡水の連続がないと移動できない淡水魚、とくに食用にならないメダカは生物地理学的に本来の分布が乱されていないと考えられます。その「地域変異」に日本の地理的特徴(地域差、地域の特徴)を反映されます。
美化された「メダカの保護」の名のもとに、他の水系のメダカが放流されると,メダカは増えても「○○川水系のメダカ」「△△川水系のメダカ」はなくなってしまいます。
同じ名前の生物といえども「地域的変異」をもついじょう、生息場所を移動させることは決して自然環境、生態系保護とはいえない。自然、文化の破壊行為のなにものでもない。

メダカの存在は、よりよい環境を示す指標生物であるといわれ、人間と自然の比較的調和した状態がそこにあるといわれるため放流が安易になされている。しかし、安易にメダカを放流して環境が改善されたというのはナンセンスである。

水産資源利用の魚族については改めて論じてもらうとして、自然保護,環境教育を目的として行う放流の是非を真剣に考えるべきで、環境復元に取り組んで自然発生的に繁殖させる道を探るべきである。

「めだかの学校」は庭池や水槽ケースではない、土水路と田んぼであることも知るべきである。そして尚一層効果的なのは、冬も水を張っておく「耕さない田んぼが環境を復元できる」もっと、元をたどれば里山にある。
稲株に何かがありそう。長年耕起せずにおいた田んぼには、有機物が表層に堆積し続けていて、いろんな微小生物、動植物が雑多にたくさんいる。それはメダカのエサと天敵から守る隠れるところが豊富にあるということだ。

子メダカは天敵も多いが、全部親に食われてしまう運命にもある。運よく逃げおおせて大きくなれたメダカだけが、次世代として育つのだ。不耕起田は、ソウ類が全面を覆い尽くし、前年の稲株まで残っていて、中はとても複雑だ。天敵や親に見つからずに隠れ通せる環境も整っており、生き延びられるメダカがたくさんいる。

その証拠に土水路があっても普通田より不耕起田のほうが数百倍繁殖力がある。10aの不耕起田に500匹飼育すれば5千、1万匹以上の繁殖が期待できる。
逆を言えば、安易なメダカの放流だけでは多くの繁殖力は期待できない。
でも、メダカが生息可能な草の生えた土水路、土の岸、水草の多い静水、田んぼがあれば、あえて飼育しなくてもいずれ自然繁殖する。
浮島地区は土水路がある普通田だが冬でも富士山の伏流水があるところが多いので越冬できるメダカも多い。


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