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めだかの学校 志田ファーム分校
 
The school Shida farm branch school of medaka

飼うだけで満足しているど素人の
メダカの飼ってかって薄知識

ズッコケた話もあろうかと思いますが、本人は大真面目です。
素人でメダカ飼育の知識は皆無に等しい。
たどたどしくも試行錯誤で体験しながら、経験者、ベテラン先輩たちの教えを得て進んで行きたい。

メダカのハク知識 もくじ
飼育
メダカの天敵
水深
水面が凍っても
病気予防
 
 
めだかの色素
水草の役割
繁殖
めだか 気まぐれ誌

up

分類   動物界 脊椎動物門 硬骨魚綱  ダツ目 メダカ科
名前   目高 Oryzias latipes
地方名  アビラコ、ウキス、カンコロ、コメンジャコ、ザコ、ジャコ、メンパチ   その他多数
 

メダカの呼び方

メダカの属名はオリジアス(Oryzias)というらしく、これはギリシャ語のOryza(米)という意味からきたようです。めだかは水田が育てるなんていいますが、水田やそれにつながる土水路の環境にすむことに由来しているのですね。

英名でもライスフィッシュricefishで、他の国にも「米の魚」「米」と同じ意図からつけられた呼び方があるようです。

メダカのつかまえ方 公民館職員からの伝授

◎めだかは草がある水のきれいな土土手の小川にいます。

◎めだかは流れとは逆の方向を向いて泳いでいる。

   アミですくうときは脅かさないように川下からそおっと入れる。

◎アミがセットされたら上流から棒などでたたいてくる。

◎アミの下からすくうように取り出す。

水を入れたバケツに携帯用のポンプを用意しておく。

◎ヤナを掛けるときは川上に入り口を川下に向けておく。

※自分が飼育するのに必要な量だけにして、採取しすぎないようにしましょう!

 単なる興味や観賞だけの採取はやめるべきで、「採集して売るなんて言語道断」、と怒っています。

追加:採取したメダカを、2%程度の塩浴と0.10.05ぐらいのトウガレシ浴の消毒?を1週間程度しておくのも悪くはない、と痛感した。
 0.1%以上の安全濃度許容範囲確認していない。5%ぐらいまでは大丈夫ではないかと思う・・・植物の予防には5〜10%のものを使っている。

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メダカの食べ物 雑食性でミジンコ、ボウフラ、藻類などのプランクトンや小さな水生昆虫、蚊などなんでも食べます

 生まれたばかりの稚魚(赤ちゃんめだか)のえさは:孵化3〜4日はいらない。植物性プランク

トンを食べています。

その後は、金魚のえさ・かつおぶし・卵黄を粉のように細かくつぶした物、ベビーフード、などをすり鉢

などで細かく擂って与えます。

だが、生まれたばかりの子メダカには自然のエサ(ミジンコなど)を与えるほうががベターです。

ある程度成長してから配合エサに変えます。   理由/丈夫なメダカに育ちます

 親のえさは:めだか(金魚)のえさ。卵黄、煮干を砕いたもの、豆腐、かつお節、クッキーなど。

生きたエサは、赤虫、水ミミズ(糸みみず)、ミジンコ、ブラインシュリンプ、ぼうふら、子めだか・・・。

かなりおなかが減っているときはプランクトンも食べるみたいです。

生きたミジンコが黒メダカの稚魚にも最高で、冬に田の土を5cm程掘って集めて置き それを水槽

にばらまくとミジンコが発生?するそうです。

 

 ☆プランクトン【plankton】

  浮遊生物。遊泳能力がほとんどなく、水中または水面を浮遊している生物の総称。

  動物プランクトンには原生動物・クラゲ類・貝類・甲殻類やそれらの幼生、

  植物プランクトンには珪藻(けいそう)類・藍藻(らんそう)類など、多くのものが含まれる。

  量的に多産するので、水生動物の餌として重要であるが、赤潮の原因となるものもある。

エサの量

食べる量は、日照(照明)時間と水温で変わります。

18〜20匹程度で、一つまみを一日2〜3回(朝〜昼〜午後2、3時頃)が標準です。

生まれたばかりの子メダカについては自然のエサ(ミジンコなど)を与えるのがベターです。

成長したら配合エサに変えます。   理由/丈夫なメダカに育ちます

  メダカは水温によって臓器(おなか 消化管)の活動が変わります。

  水温15℃以下→あまり食べない。水温23℃→たくさん食べる。

 

めだかは小さいので思うほど食べません。

量については意見がいろいろ有り、

 20〜30分ぐらいで食べきれる量、

 1〜2時間ほどで食べきる量

と、極端に大きく分かれる。ともあれ体験を重ね、食べ残しで水質を汚染しないように与えたい。

  (配合エサの食べ残しは富養化などで水質汚染の原因になります)。

  (配合エサのやりすぎがメダカの減少や病気の原因なります)

午後遅くのエサやりは避けたい。

(水糟への光がまもなく消え 、水温は低下するため消化不良をおこす)。

どうしても夜に餌を与えなければならない事情があるのなら、エサを与えた後2時間くらい永く照明

をつけてあげるとよいです。

普通の飼育なら、水槽内のバクテリア、プランクトンを餌にしますので3日に一度でも充分です。

 旅行などで家を空けても心配ありません。

 

春、水温が上がってきたら良く食べるようになります。産卵時期(4〜9月)はよく食べるようになる。

徐々にエサの量を増やしてもよい時期です。

盆過ぎは減量。

水温が下がり餌の腐敗の心配のない10・11月は冬期に備えて与える量(回数)を若干増量する。

数10分ほどで食べきる量を1日数回。

冬季は水温10℃以下になったら餌を与えなくても心配はない。冬季の餌やりに気を付けたい。

 

  メダカには胃袋も腸もありません。体長の1.5倍の消化管が胃と腸の変わりをするので、食いだめができないのです。

  だから、エサは何回かに分けて少しずつ与える必要があるのです。

  食べ過ぎて死ぬ場合がありますが、エサが少なくて痩せて死ぬことはほとんどありません

 

メダカの天敵 コイ、コサギ、金魚、やご、カダヤシ、ブラックバス、ザリガニ、メダカ(メダカはともぐいをするから)。
水温

めだかは熱帯性ですので高い分には構わない。

飼育水温・・・13℃以上。   飼育良好水温・・・15〜29℃以下。   快適水温・・・20〜26℃。

生存できる温度は1.5〜42度。   産卵開始水温・・・18〜20℃以上になると卵を産み始める。

自然界でのめだかは、もともと暑いところに住む魚で、熱帯魚の仲間であって、ニホンメダカだけが

寒さに強く、一番北に暮らしています。太陽の紫外線をたっぷり吸収した40℃近い水温でもたえら

れる。煮えたぎって38℃前後もある水田の中でも、日向を選んでス〜イ、ス〜イ泳いでいる。

30℃以上では暑さでやられると言う人がいるが、チョッと信じられない。過保護ではなのかな?

でも、快適水温・・・20〜26℃であることには変わりない。

屋外で水温が上がるのがどうしても気になるようでしたら、西日を当てず、水草のほかに底のほうに

も陰になる避難所を造っておいてやるといい。寒さにも対応できる。

メダカは変温動物で、体温は水温と対応する。13℃以下で動きが鈍くなる。

冬は5度前後の水の中でじっとして動かず、3〜2℃で弱り、1℃以下(槽全体)で死ぬ。

屋外水槽でも表面が凍っても、底部3℃以上を保てれば大丈夫でしょう。

表面が凍結してもメダカは水底でじっとして寒さを凌ぐ力を持っています。

水深 浅め。自然界では深いところ浅いところがあるが20〜25cmが適といわれる。
我が分校は12cm〜25cm。













水質

水道水を使う場合はカルキを抜くのですが、@薬剤を使わずカルキを抜くためには1日、A底に田

の土か小石を敷き詰めて、バクテリア(植物性プランクトン)発生まで3日は溜め置きします。

底に田の土か小石を敷き詰めて、数日おくと澄んだ水となるようならOK。

1週間から10日溜め置きすると理想的です。その折、日光が必要です。

この環境で、めだかを入れて1ヶ月ほどたっても澄んでいるようなら安定している水ができている。


水がきれい過ぎても死んでしまう事があります。めだかにとって水がきれいか否かは、水質汚染が

有るか無いかであり、渓流の清水のようなきれいさではない。自然の生育環境に近い方がすごし

やすいようだ。

・水が緑色になるのは「アオコ」の増えすぎ、プランクトンなどが発生するためです。

 それは水が健全であるということで、めだかにとっては良い環境です。

・反面、ろ過力の低下や光の当てすぎでなることがあります。

・水が白く濁る・・・ろ過能力の低下

・ドブ臭い・・・酸素不足

田の土、石(砂利)などを底に入れると水が濁らない。バクテリア、プランクトンの発生のせいかな。
水変え 

基本的には週に一回で、夏場はそれよりも多く、冬場はそれよりも少なく、というのが一般的です。

汲み置き水で半分から3分の1位の水を替えます。水が減った分つぎ足す人もあります。

適度の足し水は水道水でも構わない。

めだか、魚は人間と異なり、自分たちの体温は無く、棲息水温と大体同じです。

そのためか、急激な水温変化は魚の体温も急変させることになり、変調、病気を引き起こしやすい

と言われ2℃以上の変化は避けたいようです。

また、プロなどは砂の上にサンゴなどを撒き水質の酸性に傾くのを防ぎ、1〜2月に一回水変えをします。

飼育数と水量の安全目安:

経験者、ベテラン先輩たちの意見では・・・・

   親・生後90日後は、濾過器か空気挿入器が付いていれば親1尾/1g、

                    何も付けない場合は親1尾/3g。

   たとえば、濾過器か空気挿入器が付けて90cm水槽(90×60×60)

          ・・・300匹以上。大理想はこの半分程度のようです。

   孵化新生児(体長約3mm程度)〜生後30日迄なら、この3倍、浴槽・・1000匹はくらいは余裕。

目安

水槽サイズ

濾過器か空気挿入器無使用

濾過器か空気挿入器使用

幅cm

横cm

水深cm

31

18

20

4匹

11匹

45

30

25

11匹

34匹

60

40

30

24匹

72匹

90

60

60

108匹

324匹


 私の場合  

   

使用容器
ぷら舟 発泡スチロールのトロ箱
(広く平たい形状のもの)
衣装ケース
(冬支度時に新容器に交換)
厳寒期=超低温・凍結対策(1.5℃以上)、盛夏=遮光対策(藻過剰繁殖対策) 必要

濾過器か空気挿入器無しで、水草使用(酸素多放出水草類)

   

       (めだかのためにも、狭いところで、眼に見える水流は与えたくありません.
        酸素供給は出来るだけ水草でカバーします。)

     1匹の水面表面積    35〜70cm2/1匹 

                                  1匹の水量    1.5リットル/1匹

     を目安にしていますが、水面表面積を優先してゆったりと飼育。

    ※  私の基準  1匹の水面表面積  50cm2 /1匹 にしています。

     但し稚魚密度は3倍程度に低くします。

 

容器は、水面は広く平たい形状のもので、水深よりも水面の広さを優先させます。

 水面が広いく、水深が深い形状のもの、を使いたいが、

 それが許されない場合は、水面は広く水深が浅い形状のもの、にします。

    (水面表面積 : 水に溶け込む酸素量に深く関係します。)

  

  水面は狭く水深が深い形状のものは、特例(採卵など)しか使わず、飼育用には使わない。

水槽サイズ 1匹の水面表面積 70cm 1匹の水量 1.5リットル
幅cm 横cm 水深cm
31 18 20 8匹 7匹
45 30 25 19匹 23匹
52 32 18 24匹 20匹
60 40 30 34匹 48匹
63 37 12 33匹 19匹
90 60 60 77匹 216匹

  52×32×23(水深18〜20)の発泡スチロールトロ箱で24〜33匹程度飼えます。

  大きければ大きいほど飼育は楽です。
    30cm*30cm、水面面積90cm2 以上のものが理想かな!!

  30〜45cmのアクリル・ガラス水槽はゆとりのある飼育をすすめます。 

私の飼育数 2005・5月
幅cm 横cm 水深cm 親めだか飼育数
30 18 20 8匹 採卵用水槽
45 27 20 0匹 子めだか用水槽 40匹
108 74 30 26匹 親めだかと子めだか?0 匹
52 32 18 0匹 発泡のトロ箱3個 子めだか用 各?0 匹
69 65 30 0匹 子めだか?0 匹

  子めだか用の発泡のトロ箱は、生後60日頃から密度を24〜33匹に落とす予定。

      我が家で越冬予定数は100〜250匹程度にする。

   露天飼育では、越冬中の事故は数割覚悟しなければならない。

 

太陽の光 室内の場合でも、できれば太陽の光が水槽に1日2〜3時間ぐらい当てるのが良い。

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残りエサの処理:
土壌を入れて底に沈んだ残りエサを食べてくれる。砂利に入ったエサは、ミナミヌマエビを入れると砂利の間まで器用に手足を入れて綺麗にするらしい。

水面が凍っても:
外気温が零下5度迄下がり氷る所では深さ60cm程のものが理想のようです。水面が凍つても底部の水温は3度程あるようです。
暖地(無氷地、たまに水面が凍る程度)の屋外飼育はプランタでも大丈夫。底部の水温が1.5℃以下にならない深さがあればいい。

水温が1.5℃以下にならない対策

病気予防
日光浴が最良。紫外線をあてて水温を上げてやることだ。水と水温の急激な変化にも弱いから気をつけたい。

白点病:
白い小さなポツポツがでる。水温が急激に下がったときにかかりやすい。エラに進行すると呼吸困難で死んでしまいます。紫外線をあてて32度まで水温を上げると治ります。薬は、メチレンブルーなどの色素系殺菌剤がよく効くそうです。

海水の中にメダカ

 メダカは塩分に強いです。河口の汽水域だけではなく、海水域の中でも群を見つけることができます。

淡水で飼っていても、水槽に毎日少しづつ 自然塩を混ぜていくと海水(塩分濃度3.5%)の中でも生活できるよう

になります。

あるパワー水を入れた、ひらめ水槽に仕切りをしてメダカを入れて自慢している人がいる。

彼はパワー水を入れたからというが、何も入れなくても海水魚の水槽で生活できるのです。

ただ、水草には気を付けてね。淡水水草は塩分に弱く枯れることもあります。

塩浴:
体調がおかしい時(体のすぐれない時、エサ食いの悪い時、皮膚の状態が悪い時など)薬と共に塩浴はする。身体を引き締め、傷口をふさぐ。

天然酸素計:
貝類が水面下にいる場合は○で、水面上にいる場合は酸素不足で×。
田の土を入れると巻貝類が何故か発生してくる。それらの貝が、水面上に集まっている時たまたまホテイアオイを追加した。すると貝たちは水中に入った。へエーっと思いホテイアオイを抜いてみた。翌日貝たちはまた水面上に集まっている。
そして、次の日にはメダカまでパクパクしはじめた。

めだかの色素

田土・砂利の槽から採卵槽に移したおり黄色い砂?を入れた。めだかも黄色になり黄めだかになってしまった? 保護色を持っているだろうか。

いろいろ聞いてみたら、天然にもメダカは保護色があり、メダカは諸条件により体の色を変える事が出来るようだ。目の神経と皮膚の色素胞との関わりによる。体色を決める大きな要素の一つに色素細胞があり、メダカの皮膚には色素細胞が4種類あるらしい。

野生メダカ(クロメダカ)は、全国各地域の環境の中で永年にわたる継承による、独自固有の遺伝子・ミトコンドリアDNA等の特性(色・形態も微妙に異なる)もあります。

 黒色色素細胞・・メラニン色素を合成している。

 橙色色素細胞・・・赤橙黄色のカロテノイドを含む色素。

 白色色素細胞・・・白色のプテリンを含む色素。

 虹色色素細胞・・・銀色のグアリンを含む色素。


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水草の役割

 水草を入れると見た目が良くなります。

 めだかの隠れ家(逃げ場所)や 遊び場が出来ます。

 水草は水中に酸素をだし良い水の環境を作ってくれます。

  (注意:日中は酸素を作ってくれますが、夜は二酸化炭素を出しますので、入れすぎは酸欠の元になったり、枯れ

   たり腐ったりして水質悪化の原因になりますので注意してください。)

 めだかが出す二酸化炭素(炭酸ガス)を吸うことができます。

 水草は、めだかのフンやエサの食べ残しから発生するアンモニアや硝酸塩(しょうさんえん)も養分として取り入れるの

 で水をきれいに保たれます。

 産卵時には卵をくっつける場所にもなり便利です。


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繁殖方法

めだかの産卵条件

めだかは光りと水温で季節を感じて産卵を始めます。産卵時期は、4月〜10月ごろまで

 ・日照時間:太陽〈光〉の当たる時間が1日12〜13時間以上。 春分の日頃に日照12時間になる

 ・水温:18℃〜20℃以上。 地方によってかなり時期がずれよう

 ・水質:澄んだ水を望むが、水がどんな色でもめだかが素早く動けば良い水で元気印となる。

 ・期 間:上記の条件を持続して、2日ぐらいから1週間以内

      これらの飼育環境条件が安定してすれば、早くて2日、1週間以内に産卵行動を始めます。

 冬場でもヒーターと蛍光灯で調整すれば産卵します。

日光にあたらない室内飼育では,ビタミンAやDが不足するようで、数世代累代繁殖は難しくなります。

 ・PH:約8〜9程度といわれています。

 ・雌と雄:雌メダカは,産卵のために雄の交尾刺激を要求しますので、複数の雄がよいです。

 雄の個体数は雌の個体数の1/3程度を目安。

めだかが卵を産んだら:卵と稚魚の保護

産卵した♀は抱卵したまま数時間泳ぎ、その間に♂が卵に放精→その後卵は水草に付けられます。

タマゴは小さな容器で大丈夫です。

卵は一つずつばらばらにした方がいいです。小筆などで卵を採り手でバラバラに分けます。

空気挿入器は必要ない。この場合、水はカルキ抜きせずに水道水で毎日取り換える・・・卵のミズカビ防止のため(止水にしておくと水カビがでやすい)。水を換えると刺激になり、孵化する率が高くなることがあります。

でも生まれたら、カルキ抜きした水にします。

受精に成功した卵は正常に育てば3〜4日で目となる黒い点が2つ見えるようになります。

(無精卵or水質が悪いと卵は白濁したり水カビが発生したりします)

産卵から7日〜2週間ほどで孵化します。(ふ化に必要な条件)

生まれたての稚魚(体長約3mm程度)は親魚にエサと間違われて食べられてしまいます。

それを防ぐ方法として

1.(親と一緒の水槽)水草を増やして稚魚が隠れやすいようにしてやりましょう。

2.(別の容器1)卵を産みつけた水草を別の容器に移してやります。この場合エアーポンプなどは要らないです。

3(別の容器2).筆を使い水草についた卵をとり別の容器に移してやる。

4.(別の容器3)卵をつけためだかをアミですくい、卵を小筆にからめてとり、めだかだけ水槽に戻し、卵を別の容器に移す。

1.5cm以上になったら成魚(親)と一緒にしてもいいが、2cm以上なら安心して成魚(親)と一緒にしていい。

ぶくぶく(空気挿入器)必要意見者言い分は、酸素不足が心配。

水の流れがまったく無いのと、あるのとでは、水カビの発生する確率が変わってくる。水の流れが、卵に新鮮な水や酸素が多くいきわたるようになり、止水よりは水カビが少なくなる。

・・・稚魚が生まれたら、ぶくぶくの流れは強いのではないか?と思うのだが。私は酸素供給度の高い水草を使います。

ふ化に必要な日数は水温によってもちがう

積算温度で「240℃」前後のようです。240度(積算温度(1日の平均)水温()=日数。

水温とふ化の日数は:

10度・・・活動が停止、

14度・・・ほとんど変化しない、

19度・・・13〜14日間、

24度・・・10〜11日間、

28度・・・8〜9日間、

30度・・・8〜9日間らしい。

このなかでも「20度前後」がふ化率が高いそうです。ということは、「12日前後」でふ化させるということになります。

露天飼育の〜最終採卵

採卵してから一人前まで最短130日後と設定し、冬到来まで一人前にしておきたい。

昨今の我々の地域は11月でもわりかし暖かいので(20度〜16度の気温)末日と設定しています。

      (飼育水温は13度以上、快適水温は20度〜26度)

最終採卵は逆算すると、最短設定で7月23日頃まで、最長設定だと5月24日まで、となりなす。

  参考:盆以後孵化したものは、盆めだか(季節はずれに孵化した子めだか)といい越冬しにくい。

              盆めだかでも一人前まで加温すれば越冬飼育できます。

逆を言えば、採卵を強制終了するわけです。

      一人前まで4ヶ月最短設定

最終採卵日

孵化

45日目

90日目

一人前120日

7月23日 8月2日頃 9月16日頃 10月31日頃 11月30日頃
      
      一人前まで6ヶ月最長設定なら

最終採卵日

孵化

45日目

90日目

一人前180日

5月24日 6月3日頃 7月18日頃 9月1日頃 11月30日頃

寒冷地では1〜2ヶ月早めに加温器を使い産卵を早めるか、晩秋,冬季の加温器使用飼育を考える。

子めだか:

  水変え・・・子めだかは水質の変化に弱いので、あまり換えなくてもいいと思う。水換えより活
        性炭・竹炭を入れて汚れを吸い取らせるといいです。

  稚魚の密度・・・あまり気を使わなくてもいいようだが、1ケ月過ぎたら水面表面積を優先してゆったり
        と飼育。
        密度が低ければ低いほど 『稚魚の成長が早まる』 効果があります。
        餌の与えすぎによる水質汚染に注意する。子めだかは食べる量は少ない。

  水温・・・高い分は構わない。気を使わなくてもよく、13〜35℃の範囲は大丈夫だと思います。

  水面の広さ優先・・・水深よりも水面の広さを優先させます。(水に溶け込む酸素量に深く関係しま
        す。)水深・・・少なくても5〜10cmくらいを目安。

  成魚水槽デビューサイズ・・・2p→安全。1p→食べられる、1.5cm→食べられるかも?。
     卵が孵化したメダカは、45日ぐらいで1.5cm、90日ぐらいで2p、4〜6ヶ月で一人前になり、
     寿命は1〜3年ぐらいです。

  ただし大きい子めだかでも小さいめだかをつついたりするので、
   @生まれたて ・ A子めだかサイズ ・ B親めだかサイズ、
  などと体格別に容器を分けると理想的かもしれません。

  ペットボトルを利用する場合は、ミネラルウォーターが入っていたものだけをご利用ください。
  お茶系とジュース系のボトルを使用しますと、その成分がどんなに洗っても残っていることがあり、
  子めだかにとって危険なようです。

   水草(ホテイアオイなど)・・・めだかの成長に効果的です。

稚魚の成長と日光

稚魚の置く場所と成長は関係があるようです。日当たりが良いところの稚魚は成長が早いみたい。

金魚や鯉などは水面の表面積・水量が多いと成長が早いともいいます。めだかの稚魚も水面表面積が広いと成長が早い。
冬到来まで一人前にするように孵化計画をたてています。

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