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The school Shida farm branch school of medaka
めだか 気まぐれ誌
めだかの学校 志田ファーム分校 めだか知識(飼育法・繁殖)もくじ

2005

今年は、100匹はいためだかも知人や訪問客に、4月上旬から分け与え25〜26匹になってしまった。

昨年にも分けてやった人からも引き合いがあった。夏の日差しを避けるために、発泡スチロール槽の水面が見えないほ
ホテイアオイとサンショウモをはびこらせておいた。10月の末、知らない間に20匹ほどいためだかが全て消えていたと言う。
やりすぎだよ。水面を水草(メダカのハク知識水草の役割)ですべて覆い尽くすのは良くないと思う。ほどほどにして空気が触れる面を充分残すべきだ。

 

5月27日 ジャンボプラで、クロ子めだか13匹採取。子めだかの大きさからすると4月下旬の初め頃から産卵していたと思われる

5月29日 孵化して間もない子めだかを5匹採取、チョッと大きめの子めだかを3匹採取。

昨年に比べると、2週間遅いがこの日から採卵する。採卵用くろめだか2尾。

6月8日 水温24℃前後の採卵水槽に午後孵化を確認。予定通り10日目だ。

途中脱落数を入れ250匹ほど孵化させたいが無理かもしれない。150匹は頑張りたい。

5月31日に採卵した緋めだかは、水温19℃前後なので孵化はまだ。3〜4日遅れるだろう。

6月13日 緋めだかがようやく孵化した。採卵から13日目になる。

親黒めだかのジャンボプラの中でも、産卵数に比べ非常に少ないが、わずかだが孵化し、子めだかが泳ぎまわるのが目に

付くようになった。

6月23日で採卵の打ち止め。

採卵をするのが楽しみだし、孵化していくのが癒されるのだが今日で打ち切ることにする。

孵化予定が7月4〜6日、90日目が10月2〜4日頃、一人前になる頃が11月1〜3日。

もう一ヶ月後の予定だったが、親水槽の中で自然孵化しているのがかなりあり、これ以上効率よく採卵孵化させるとチョッと

多すぎてしまう。寂しいが思い切って止めます。

6月30日

350リットル入れの古いジャンボタンク(108*72)。産卵数、孵化数から見ると爆発的に子めだかがいてもおかしくはないが

そうでもない。ほとんどが親のえさとなっているのであろう。

それでも、よく見ると孵化して間もないものもちらほら泳いでいる。

1ヶ月以上経ったものから産まれたてまで、渾然とお遊戯している。

こんな様子は発泡トロ箱や普通の水槽ではみられない。大きい入れ物ほど親めだかから逃れやすいのかもしれない。

7月6日

水草のウィローモスにアオミドロが着いてしまった。

細長く緑色の糸状というか、とろろ昆布のようなコケです。原因は富栄養の明るい水槽です。

エサのやりすぎかな。水替えで富栄養の解消で対応できるようです。エビがある程度食べるようですが数が必要です。

密集

子めだかをサッカーのサポーターのように密集させて入れてある槽と、子めだかを探すようにしなければならい69*65の

槽では成長が全然違う。2週間遅れで孵化しても追いついて追い越してしまう。

親めだか(23尾)の中で(108*72の槽)孵化した子めだかも成長が早い。運動量も違うだろうがストレスがないのかな?

7月9日

産卵のためか猛烈な食欲で餌を沢山食べるので多く与えています。そのせいか排泄物も食べ残しも多くなって槽の中が

汚れがすすみます。5〜8月はこんな状態でしょう。


2004/07

昨年からのめだかを何人かに分けてやり、黒めだか10尾(メス2尾)、ヒメダカ4尾(メス2尾)残してある。

知らぬ間に孵っていた黒めだかのうち4月下旬から5月上旬分が85尾ばかり、6月中旬分も26尾、6月下旬以降採卵して孵ったのも50尾はくだらない。7月の産卵は少なくなっているので無理かもしれないが、これから60〜70尾以上、少なくてもこの半分の孵化を予定している。8月は採卵せず自然孵化にする。

ヒメダカの稚魚も20〜30尾はいるようだ。

子メダカは原則に別にしてあるが親めだかと同居しているものもいる。

25日頃まで採卵して以後は自然孵化に戻そうかと思う。ヒメダカは自然孵化に戻している。

このうち来年までどれだけ残せるだろうか。できれば150尾は残したい。

メダカの分校は教室を増やさなくてはならない。

カダヤシは4つの睡蓮鉢に分散した。フナっ子も睡蓮の中。

採卵時期

採卵・孵化の期間は5月上旬より(今年の場合実際には4月下旬から始まっていた)7月下旬までとしました。

理由は、昨年の体験から、水温23度から26度ぐらいが産卵に適しているようで、順調に産卵させることと、高すぎると産卵率が低下するみたいからです。

それと、8月以降孵化した稚魚は成長が未熟らしく秋から冬期の寒さに耐えられないのが多いみたいです。

今年の7月は26度以下を保つのに難しく28度になってしまう。予想通り産卵が激減してしまい、採卵は7月13日にあきらめました。

角型大型タンクピオトープ

3月、種もみの塩水・消毒選別用や育苗箱の消毒水洗に使う350リットル入れの古いタンク(上部サイズ108×72×53・底部サイズ93×60)が、農機具屋に放置されていたので貰ってきた。

真ん中に78×18×14のプランターを置き、3分の2にミニイグサ、セリなどの湿地植物を植え、3分の1に砂利を入れた。ウオーターガーデンと回廊水路をイメージしてみた。めだかが思い切り泳いでいる。ビンタワーも設置したらすぐに遊びに来た。
いずれ花しょうぶやカキツバタなども鉢のまま置き、箱庭風のウオーターガーデンに。

念願のピオトープらしきものができた。水深は取り合えず20cm。

子めだか槽の水変えに思う

発泡スチロール槽の水は濁らないがゴミが溜って気になり、水槽もガラス面が汚れてきて気になり、

水替えをしたくなってしまう。

放置しておいても稚魚の犠牲は出るが、水替えをするといっそう犠牲になりやすい。箱入りで放置しておいたほうが犠牲が

少なくてすむようだ。我慢して槽の清掃はもう少し大きくなるまで控えておく。