バイエルン〜チロル〜ザルツカンマーグート・5

Koenigssee〜Kehlsteinhaus
ここからは持参のカメラを壊してしまい、Fujiの使い捨てカメラで撮りました

ザルツブルクに宿を取り近くのKoenigsseeケーニヒス湖(ドイツ)に出かける。
ここは険しい山に囲まれた静かな湖。
遊覧船で行くと見えてくる赤い屋根の聖バルトロメーの姿が有名。
私達は朝の早い時間の出発のだった為、待ち時間無しに乗れたが
ここに昼頃着くと混み合って希望の時間には乗れないだろうな。
アルプスのお出かけは早いうちから行動するのが吉!今回の旅行の教訓。


St.Bartholomae

遊覧船に揺られて湖の中程にくるとモーターを止め、おじさんがトランペットを演奏してくれる。
シ〜ンとした中で、その音色だけが岩壁にこだましてとても神秘的な雰囲気が出る。
この時ばかりは海南がしゃべり出しませんように・・と真剣に願ってた。
ちょっと冷や汗ものの神聖なひとときだったな。
だんだんと近づいてくるバルトロメーの姿も美しい。
ここは1134年に建てられた僧院だとか。

バルトロメー僧院で降りて付近を散策。
水遊びも楽しい。
小さな魚がたくさん群れているのがよくわかる澄んだ水がうれしい。


ケーニヒス湖の奥の船着き場付近

Obersee

僧院からさらに奥まで船に乗る。
一番奥の船着き場で下船して10分程歩くとさらにひっそりとしたOberseeに出る。
ここまで来ると人もまばらでよけいのんびりしてしまう。

帰りにヒトラーの山荘Kehlsteinhausケールシュタインハウスを見る。
ケールシュタインの中腹までは自家用車で来られるが、ここからは専用バスに乗り換えなくてはならない。
30分おきの出発で5台のバスが連なり険しくて細い山道を登ってゆく。
窓から下を見るだけで正直とっても恐かった。
今まで無事故なんだろうか・・・その方が不思議なくらいすごい迫力。
山荘の入り口広場に着いたら、まず帰りのバスを予約してチケットに判を押してもらうこと。
私達は17:30発の終バスにした。
広場から続くトンネルを抜けると、そこは金ピカエレベーターの乗り場だった。


エレベーター内部

右上葉書が示すように下の建物まで専用バスで行き124mをエレベーターで昇る。
思ったより早く昇ってゆく。
かなり大きいのでたくさんの人が乗れる。


外はカフェテリア。いい天気だったので冷たい飲み物が美味しい。
中のレストランとして使われている部屋には
ヒトラーが50歳の誕生日にムッソリーニから贈られたという大きな大理石の暖炉が置いてある。
この暖炉がある部屋からの眺めもまたよい。
眼下に広がるベルヒテスガーデンの町も美しい。
少し外を歩くと・・・ケールシュタインの山頂を示す(1,834m)十字にはエーデルワイスが付いていた。