その4その他いろいろ

ご存じの通りオランダはネーデルランド、低い土地と呼ばれています。
国中に張り巡らされた運河の調節によって大半の人工的な国土が守られているのです。
でもたまに南部ではライン河の洪水にみまわれることがあります。
たしか洪水保険もあった?はず。
 左上の写真はそんなオランダの運河の方が家の前の地面より高いところにあるという典型的な風景です。

運河の水は実際あんまりきれいではありません。実はとても濁っています。
子供が落ちたら
すぐ僕の所へ連れてきなさいとホームドクターから言われた知り合いもいるほどですから。
子供達が時々ここでパンを餌にして釣り遊びのようなことをしています。つり上げたところは見たことありませんが、小魚が釣れるかな?
何せ聞いても、返ってくるオランダ語の魚名はピンとこなくてさっぱりわからないもので。

ほとんど流れは無きに等しい所では、
もよく発生します。
日本のヤブ蚊のような強烈なのは記憶にないですが夏は時々寝室に入り込まれて安眠を妨げられますので 我が家ではいつもコンセント口に直接差し込むコードレス型とでもいいましょうか、そんな
ベープマットもどきを使ってました。
案外効きましたよ。
 
左下の写真はたまたま運河が凍ったところです。
毎年、2回くらいは、あったでしょうか。
零下の日が何日か続いてようやく凍ります。
私がいた頃はいつも11月に一回くらいありました。
おかげで11月はとても寒いイメージが・・。
そして凍り付いたこんな日はそりを引いて幼稚園に迎えに来るお母さんがいます。
さすがにどこにも運河網が広がっていると こういうときに便利です。
もちろん雪が降り積もった日もソリでお迎えは見られるのでした。


ロッテルダム港にそそぐ大河マース河にかかる橋が上がったところです。
大きな船が通りますので待ち時間は長いです。
通勤時間でも平気で上がるそうです。
でもみんな「いつものことさ」じっと我慢でありました。

私は全然詳しくはありませんが、夫が大のスポーツ好きでしてロッテルダムのチーム、フェイエノールトを熱狂的に応援しておりました。
これはスタジアムに連れて行ってもらったとき写した写真です。

オランダ語など全く出来ない彼でしたが熱狂的なファンである隣家に時々遊びに行ってはサッカー談義をしてくるのがとても楽しい時間だったようです。
実際サッカー選手の名前だけで会話が盛り上がって弾んでいく不思議な光景が展開されていました。

私達がいた頃のJSTV日本語放送は夜7時から早朝までが放送時間でした。
最初は夫が導入したくて入れたのですが、そのうち彼はユーロスポーツさえあれば満足するようになってしまい、子供はキッズチャンネルでOKでして、結局導入に大反対していた私が日本の連ドラを見るという始末でした。



こうのとりがたくさん来る村
ヨーロッパといえば私の頭の中にはコウノトリが浮かびます。
でもオランダではあまり見かけなかったので近所の人に聞いてみたら教えてくれました、コウノトリがたくさん来る村を。
巣を作りやすくしてあげたり保護区のようなところをこしらえていたりと、ここでは、たくさんのこうのとりに出会うことが出来ました
これは、2月の写真です。
確かいかにも、というかズバリそのものと言うような名前の場所でした。
アイントホーヘン近郊のコウノトリの巣という名前の
Ooievaarsnestのあたりかな?
と地図を見て思い出そうとしているのですが、全然自信ないです。
ご存じの方教えて下さると有難いです。
「コウノトリはヨーロッパ東部,小アジア,イベリア半島,北アフリカの4つの地域で生息している。
このうち,スペインのコウノトリはまず移住することはなく,それどころか北からやって来るコウノトリを受け入れたりする。
このほかのヨーロッパに生息するコウノトリの越冬地とそのルートは大きく2つに分けられる。。
その
東西分割線は,オランダのツヴーダーゼー(Zwidersee)の東あたりから,バイエルン地方のウルム(Ulm)とミュンヘン(Munchen)の間あたりを結ぶもので,この線より西側のコウノトリはスペイン,ジブラルタル海峡を経て西アフリカへ,東側のコウノトリはボスフォラス海峡,レバノンやイスラエル沿岸,エジプトを経てスーダンやケニアさらにアフリカの南の地方へと越冬に行く。 アルザス成城学園のHPより



運河の国オランダでは着衣のスイミング練習もします。
落ちる時はたいてい服を着てますものね。
オランダは水泳が盛んなんですよ、オリンピックも強いでしょ?

落ち葉を踏みしめて歩く森の道はなかなか良い気分。
平坦だから息が切れないの。

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