艶っぽい魚たち 2001年12月28日

年末で大忙しの時期、家事を一切投げ出して箱根へ2泊3日の旅行に出かけました。
家を出たのは10時半過ぎ。でもお昼には箱根プリンスホテルにおりました。むむ、近い。
泊まったわけではありませんが、ここには楽しい
箱根園水族館が併設されているのです。
お昼を食べて早速見物にGo!

大きなアマゾンのお魚たちに対面する。
大河を悠々と泳いでいたであろう彼らが3秒もしないうちにガラスにぶつかってしまうような狭いところに押し込められて退屈そうに暇そうに生息していた。
迷惑だろうが彼らに無理言って被写体になってもらう。遠い河を一緒に想うことにするから許して。



トップバッターは日本の魚、イトウくん。
北海道代表。日本最大の淡水魚だとか。東北地方からは姿を消し今では北海道で見られるのみ。
写真の新井くん(私が命名)は体長が1m近くあった。元気な彼はひたすら回遊。無表情。自分は人間と同じ姿だと思っているかもしれない。四方ガラス張りというのは、こちらには都合がよいものだけれど魚には落ち着かないものだろうな。
見られ続けて20年も生きながらえるのはしんどいだろうか。

今日テレビでイトウを釣るのを見た。場所はモンゴル。大平原を一本の河がうねっていた。
きみたちもあんな河を泳いでみたいだろう?

イトウ 学名Hucho perryi英名 Sakhalin Taimenサケ科イトウ属

アロワナ。調べてみるといろいろ詳しいサイトがあるのに驚く。
下のピラルクーと同様に稚魚がある程度大きくなるまで面倒を見る感心な魚だそう。
昔国語の教科書で、深海魚のリュウグウノツカイなんて魚を見たことを思い出す。

きみの目はマジックで描かれたピンポン玉のようだね。

シルバーアロワナ  学名:Osteoglossum Bicirrhosum 英名:Silver Arowana

ピラルクー。これは1mちょっとしか無かったけれど、大物は2mを超えるとか。遇いたいなあ。
アマゾンでは、うろこはお土産の靴べらに、舌はヤスリに使われたりと肉以外も用途が多いお役立ち魚。
圧巻である。私は何分この巨大魚漕の前にいただろうか。
太古の昔からこの姿をしていたのか。そして・・・どうぞこのままでいて

ピラルクー Arapaima Gigas 英名:Pirarucu,Arapaima


注)本当はオレンジ色をしています。そして同居していたのはアジア産のナマズでした。

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嘘八百気まぐれ日記でごめんなさい