・・・そうだ、京都、行こう。
ちょっと神秘的なJRのCMに乗せられたわけではないが、まさにそんな気分で懐かしい京都へ行ってきた。
サキとななみを連れていこうかとも思ったのだが、「京都」といってもピンと来ないみたいだし、「修学旅行で行くからいい。」などと言うし(何年先の話だ)、夏の京都はなんといっても暑いので、やはりひとりで気楽に行くことにした。――行かせてもらることにした、だね。
12年ぶりでした。
12年前の夏だ。当時通信教育を受けていて、最後の過程であるスクーリングの授業を受けるために、一週間京都に滞在した。
岡崎公園のそばにあったビジネスホテルに泊まり、バスで大学まで通った。朝から夕方まで授業がぎっしり。ハードで充実した一週間だった。私の人生で、間違いなく”ベスト10”の中にはいる一週間だ。(一週間のベスト10ね。)なにしろ妊娠8ヶ月、サキがおなかにいた時だったので忘れようとしても忘れられない。――あれから12年。
8月26日の朝。
近づきつつあった台風4号の影響か、出かける直前に雷とどしゃ降りの雨に見舞われる。9:39静岡発のこだまに乗り、京都駅に着いたのが12:04。(ひかりに乗れば1時間40分足らずで着いてしまうのだが、なんとなくゆっくり行きたかったのだ。) 京都は曇っていたが、それでも空は明るかった。
京都駅が新しくなったということも知らずに、学生時代の友人・あけみと待ち合わせをした伊勢丹、アクセサリー売り場へ。新幹線の改札を出てから伊勢丹まではスムーズに行けたので、駅と伊勢丹が一緒になったんだな、くらいにしか考えてなかった。
ところが・・・!
□■巨大な駅ビル「CUBE」□■
待ちあわせの12時半を少しまわって、あけみがやってきた。
普段はコンタクト、でもこの日はめがねをかけていて、電話でそれは聞いていたので、すぐにわかった。
え〜!! すごくやせたんじゃない?! ――そんなことないよー。 …そんなことあるよ。私の結婚式に来てくれて以来だった。
昔からきれいだったけど、ますますスリムになって磨きがかかったと言うか…。彼女のファミリーなホームページに載っている写真よりも、もっと大人っぽいよ。(あの写真は少し修正したんだよ、だって)――これで3人の男の子の母親なんだから、いやー、授業参観の時など自慢の母ではないだろうか?なんてことをつい思ってしまった。
お昼を軽く食べよう、とすぐに伊勢丹を出る。あけみのあとをついていくと、エスカレータが。それに乗って初めて私はその巨大な空間に気づいた! へえっ? これが京都駅? スゴイ!!
大きな吹き抜け。そこを下へ向かって降りていくので、ますます天井が高く、広くなっていく。その周りをぐるーっと囲むように駅ビルができていて、たくさんのお店が。空間を楽しむようなテラス風の喫茶店も。伊勢丹はその駅ビルの一角だったんですね。
この駅ビルの中だけでも半日はゆうに過ごせそう。『CUBE』という名前でした。入り口に大きな立方体のオブジェがありました。
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