前代未聞の雷被害…庭に落ちた?!　
　　（２０００．７．６）

　おとといの夕方はすごかった。
　雷と突然のどしゃ降りの雨。昼頃熱が出て、早退してきたななみを小児科へ連れて行き（混んでいて２時間くらいかかってしまった）、やっと処方された薬をもらって帰る時だった。
　稲光が空からビビビーっと、突き刺すようにあちこち降りてきて、車を運転しながらも家にたどり着くまで、まさに恐怖!!　こわかった！
　６時をとっくに過ぎていたと思うが、ななみの担任のM先生が電話をくださって（なにしろ、翌日から楽しみにしていたキャンプだったので）話していた真っ最中のできごとだった。
　庭でバ〜ン！！！と何かが爆発したような、ものすごい音がして、その瞬間に電話も不通に！

　「いったい何が起こったのか？！」

　サキが「ブランコに落ちたんじゃないの?!」と言ったほど、――隣のMさんもその音がしたとき、我が家の庭がオレンジ色に光った！と言うのだ。――すぐ近くで爆音がしたので、もうパニック状態。
　私は電話が使えなくなってしまったので、この大事な時に…!　と大慌て!!
　しばらくすると、ピー―っと音が聞こえてきたので、どこから？と思ったら、トイレの中。なんと、シャワートイレのノズルが勝手に出てきて、シャワーが吹き出していたのである。フタをしてあったものの、勢いが強くて、トイレは水浸しになっていた。あわてて電源を抜く。

　お隣さんちに走って行って聞くと、やはり電話が通じなくなっているというので、私は近くのセブンイレブンまで走り、公衆電話から「１１３」へ連絡した。 （この緊急事態に、営業時間外で留守電に録音だ!!　もう絶望感におそわれた）――ケータイからはNTTの１１３へはつながらなかったのである。
　帰ってきて気づいたのだが、テレビもビデオも使えない。パソコンも電源がはいらない。１日たって、エアコンも使えなくなっていることがわかり、もうボ〜ゼン。
　…電源を抜いておけばこんなことにはならなかった、と実家の父に言われたのだが、しっかり後の祭り。あ〜、パソコンは無事直るのかとか、修理代はいったいいくらかかるのか…とんでもないことになってしまった。
　８月には私のライフの車検もあるし、実を言うと先週仕事の時にうしろのドアを低いブロック塀でガガっとこすってしまって、その修理代だっていくらかかるか・・・・・。まったく泣けるよ。

　どうも、このひどい落雷被害は、うちの近辺だけだったらしいのだ（１０数軒）。それに、我が家が一番被害が大きかったのでは？やっぱり庭に落ちたのか？　まさかこんな目に遭うなんて、想像もしなかったことで、保険も何も入ってなかったし…。なんだか悔しい。どーしてくれる!!
（＊後日、アンテナが半分ふっとんでいることがわかった。なんとなんと、うちのアンテナに雷は落ちてきたのだ!!　そんなのあり？！すぐそばに小学校もあるというのに）

　その後、アンテナやエアコンなど、建物にくっついて設置してあるものについては、火災保険から修理代などが出ることがわかって、ほ・・・。よかった。それだけでも助かります。
　

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