おはなし会日記
月1回の小学校でのおはなし会。
ふだんは朝8時5分から15分くらい、各教室へ出向いていって絵本を読んだりお話をしたりしています。
冬のあいだ(12月〜3月まで)は、昼休みに30分間、図書室でおはなし会を開いています。
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2001年2月15日(木)
今月は、2月。
ということで、テーマは「雪」かな? そして、春に向かう季節。
先日海辺のディスカバリ―・パークで、「星空コンサート」が開かれた。(焼津市にある天文のテーマパークなのだ。漫画家の松本零児さんが名誉館長。エレベータの中には松本さんの神秘的な絵が描かれている。これに乗るのが楽しみのひとつ)
これは、詩人のくどうなおこさん、歌手の新沢としひこさん、そしてヴァイオリニストの斎藤ネコさんの異色(?)の組み合わせで、星空の投影を交えながら行われたコンサート。
星空とネコさんのヴァイオリン、新沢さんの歌声。
すてきでしたー。
…というわけで、くどうなおこさんの詩集『のはらうた』をぜひ紹介しようということになりました。
『のはら』という言葉がすでに春の雰囲気。もちろん春の詩も夏の詩も秋の詩も冬の詩もあるのだけど、そのなかから春らしいものを選んで。
さて当日のプログラム。
1.『ゆき』 ユリ・シュルヴィッツ作 さくまゆみこ訳
情景描写が上手なシュルヴィッツの作品。
いまにも雪が舞い降りてきそうな重たい灰色の空。
やがてひとひら、またひとひら…ふわ〜っと、やがて街が真っ白になるほどに
降ってくる雪の様子を情感たっぷりに描いています。
焼津はなかなか雪が降らなくて、こんな景色にはお目にかかれないね。
―と話しましたが、今朝!(2/16です)
なんと、雪が積もって子どもたちは大騒ぎしながら学校へかけていきました。
2.『のはらうた』 工藤直子作(担当:Oさん)
最初に「『のはらうた』のできたわけ」(『のはらうた』T)を読みました。
次に、 「し」をかくひ かぜみつる
あいさつ へびいちのすけ
ぽいぽい・たいそう こいぬけんきち
こころ からすえいぞう
おにあい いしころかずお
版画の「のはらうた」の絵をカラーコピーし、それを子どもたちに見せながら朗読。
子どもたちに特に人気だったのは、こいぬけんきちくんの「ぽいぽいたいそう」。
―おいっちに、はいはい
さんし、ほいほい
ごーろく、ふっふっ
ななはち、ひっひっ
こういうリズムにのった楽しいのが好きですね!
3.まっくろけの中になにがある(ミニ・ブラックパネル)(担当:Tさん)
ブラックパネルをやろうと思うと大事になってしまいますが、
これは黒い画用紙を使って膝のうえでできるもの。
メンバーのTさんが作って、うたいながらやってくれました。
たとえば、くろい画用紙の上にもくもくけむりのようなものをのせます。
「これ、なーんだ?」
子どもたちからいろんな答えがあがります。くも!けむり!…機関車!
と正解が出たところで「機関車」の絵を見せます。
4.『そりすべり』(「ふたりはいつも」より アーノルド・ローベル作 三木卓訳)
時間がすこし余ったので、がまくんとかえるくんのおはなしをひとつ。
かえるくんが、ねてばかりいるがまくんを起こしてむりやりそりすべりに連れていく。
がまくんがおもしろい。
このかえるくんとがまくんのシリーズも人気です。
終わったあとは、この日読んだ絵本、そして『のはらうた』のカラーコピーを取り囲み、
「これがおもしろい!」などとひとしきり見入っている子どもたちでした。
(参加人数は40名くらい)