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ゆう子 後援会だより    No.2  

 

はじめに
今年は例年にない長雨となり、各地で被害が相次ぐ中、東海地震の現実化が心配となります。
後援会の皆様におかれましては、日頃仲田ゆう子を御支援くださり厚く感謝申し上げます。
 

すでに新聞報道などで御存知かとは思いますが、もう一度振り返ってみましょう。わたしは、常に住民の方々の生活の安定を考えています。町長は町の首長ですから政策を 自ら打ち出す権限があるわけです。議会はその政策に対して議決権があるのですが、金谷町では議員一人は全体の十五分の一です。 議員の責任は重いものがあります。
町議会議員になって、いろいろなことを学びました。
とかく、町長派? とか反町長派? などの言葉を耳にしますが、わたしは「住民派」です。住民が安心して暮らす事が出来る事へは、賛成ですし、「いや、おかしいのでは」と思う事には反対をします。そして、首長の好き・嫌いで物事を考えてはいけないと注意しています。新聞などで島田市長が・・・また川根町長が金谷町長が・・・と報道された時、つい、首長に対する個人的感情が先立ってしまうことがありますが、これは危険です。議員として首長だけを見つめるのではなく。

 金谷町の合併特別委員会は、15名の議員全員で構成されております。一年生議員のわたしとしては大いに満足しております。昨年より、平成の合併論議は、国からのアメとムチを考慮しつつ必要性・枠組み等、15名の議員全員が真剣に議論してきました。それぞれの信念は微妙に違っていても、金谷町の将来と住民に対する行政サービスの低下を少しでもくい止めるためにも、合併は避けては通れないとの意見は議員全員が一致しておりました。
 わたし自信、枠組みはより広い範囲での広域合併を目指してほしいと行政側に働きかけてきましたが、しかし市町村合併は金谷町だけで枠組みを決める事は不可能です。
 又、広い広域合併だけが金谷町の将来のためになり、出来る範囲の合併(一市二町)では金谷の未来は絶望的なのでしょうか?
 
 各町にはその町の住民が選んだ首町(町長・市長)がいて、またその町の住民が選んだ議員により構成されている議会があります。金谷町はもちろん各市町村は、それぞれに将来を見据えたうえで結論を出す時期にきていると、わたしは思います。
 わたしは、合併をしたからといって金谷町民の生活が今より素晴らしく良くなり行政サービスが向上するとは思いません。ただ合併を否定したとき(前ページ参照)確実に財政面では行政サービスの低下は避けられないと思います。 合併について最近不安に思うことがあります。合併すれば「地方交付税が10年間担保」そして「合併特例債の発行」本当にそうでしょうか?との考えもあります。しかしながら今は、政府を信じて、私たちの生活の安定を図ることが求められていると思います。
 では各榛原郡の町をのぞいてみましょう。

(県市町村財務室資料・議長会資料参照・数値などは流動的)

本川根町:人口 3,313 自主財源 36% 地方交付税 37.5%
一人当りの予算 986,719円 目で見える範囲の合併が望ましい、井川を視て広域では心配!中川根と二町で合併を進めたい。

三町は、かそ地域に指定され現時点では、かそ債を受けています。
今度、かそ債は?

中川根町:人口 6,591 自主財源 30.9% 地方交付税 41.8%
一人当りの予算 536,793円  川根三町は分断すべきではない、三川根で合併を、しかし水面下では、一市二町へ の住民運動が展開されているらしい。現時点では本川根と二町で進んでいる 
川根町:人口 6,649 自主財源 30.9% 地方交付税 46.5%
一人当りの予算 508,046円 川根三町のみでの合併はあり得ない。一市二町(島田・金谷・川根)へ加わり一市四町で、又それ以上の広域合併を望む。7月時点では、合併準備会 一市二町(金谷町・川根町・島田市)で進んでいる。
金谷町:人口 21,196 自主財源 53.0%  地方交付税 15.7%
一人当りの予算 350,632 円 合併はするべき。一市四町(金谷・三川根・島田)が望ましい、またそれ以上でまとまる努力はした。特例債が無くなった広域合併連合は近い将来やってくると思う。しかし、7月時点では合併準備会一市二町(金谷町・川根町・島田市)で進んでいる。
榛原町:人口 25,156 自主財源 57.4% 地方交付税11.1%
一人当りの予算 358,602 円 選挙公約で、広域合併(榛原7町島田市)を掲げたので、一市二町(金谷・川 根・島田)の準備会への申し込れた。しかし「広域施設組合(榛原病院・ゴミ 処理・火葬場・し尿処理・消防・給食)などの榛南の広域問題を解決してから 再度申し出を」と、ことわりをうけた。やはり榛南を分断すべきではないの多 くの議員の意見を尊重し、現在水面下で榛南(相良・吉田)へ働き賭けをしているらしい。

ゴミ処理施設
火葬場
し尿処理場
消防所
給食施設管理費は榛原町・吉田町の広域組合



















吉田町: 人口27,730 自主財源 68.5% 地方交付税 1.8% 
一人当りの予算 304,868 円 合併はしない。ここ十年ぐらいは地方交付税に頼らなくてもやっていける。榛原郡の中では一番財源が安定しているので、吉田町は単独で進めたい。
相良町:人口 26,667 自主財源 59.1% 地方交付税 10.2% 
一人当りの予算 367,308円選挙公約で何としても、新市・御前崎市へと掲げたし相良町民も願ってはいるらしいが、しかしながら、現実には非常に困難である事から、議会は榛原町と二町または吉田町と 榛原町三町での意見が大半をしめ水面下で働き賭けているらしい。

 相良・御前崎・浜岡による広域組合もあり、今後どのように解決するのか?見守りたいです

御前崎町:すでに浜岡町と協議は進んでおり、平成16年3月までには合併、新市・御前崎市としてスタートすることがすでに決まっております。相良町からの申し出はあるが受け入れる可能性はきわめてうすい。 榛原病院の負担金については、建設費は負担するが、合併後の運営費などは負担しない。 (このことから御前崎の運営負担金一億円は榛原・相良・吉田の三町で負担する事となる)

 全国的に市町村合併が問題となっている背景・理由として、次のようなものが挙げられています。

 1・地方分権の推進 
  地方分権一括法の施行に伴い、市町村が自らの責任と判断で処理する事務が増えつつあり、小さな自治体では人的にも財政的にも対応が困難になることが予想されます。 
 2・日常生活圏の拡大 
  交通・通信手段の著しい発達により、通勤・通学をはじめ、買い物やレジャーなどあらゆる面で、住民の日常生活圏がますます拡大しています。
 3・行政ニーズの多様化 
  女性の社会進出、さまざまな生活文化情報の増大などにより、住民の生活サービス需要は多様化・細分化しつつあります。また、介護保険制度への対応、ダイオキシン対策のためのゴミ処理の広域化等、新たな行政需要への適切な対応も迫られており、行政主体である市町村には、地域の行政ニーズに適切に対応しうる体制整備が求められる。  
 4・厳しい財政状況 
  わが国の財政は、やりくりが大変なほど悪化を続けています。将来、次代を担う世代のためには、財政の健全化を図ることがなにより急務です。 市町村においても限られた財源の中で、行政サービスの提供を、いかに効率的な財政運営を行っていくかが大きな課題となっています。
 5・少子高齢化の進行 
  現在、日本では少子・高齢化が急速に進行しています。
近い将来には、4人に1人が六十五歳以上という状態(現在は6人に1人)になると予測されています。
  少子・高齢化の進行は、人口の減少に伴う財政規模の縮小と高齢者の増加に伴う医療や福祉サービス需要の増大等により市町村の行財政能力を低下させるとともに、少子化に伴う生産年齢人口の減少により地域産業の活力を失わせる結果を招きます。

 合併しなかったら、どうなるのか?

合併に期限はあるの?

 国から交付される地方交付税は、一般会計において欠くことのできない財源となっています。最近、国では財政難のため、この地方交付税の仕組みを見直そうとしています。 このように財源の見通しが不透明な中、現在でも財政の苦しい中で合併をしないで市町村の存続を目指すには、これまでどおりの行政サービスを維持することが難しくなると予想されます。  期限はありません。 ただし、国の手厚い財政支援などのある現在の合併特例法(市町村の合併の特例に関する法律)の有効期限は、平成17年3月31日までとなっています。つまり、合併するのであれば、特例措置のある期限までにすることが、住民利益につながることになります。
 合併特例法の期限(平成17年3月31日)内に合併すれば、国の財政支援が受けられます。
まちづくりのための合併特例債、合併の行われた年度とそれに続く10年間に限り、市町村建設計画に基づく建設事業や基金の積立に必要な経費に対して、地方債(合併特例債)を充てることができます。この合併特例債は、事業費の95%を借入でき、その元利償還金の70%が地方交付税という形で、国が肩代わりをしてくれます。 普通交付税は、一般的に合併した場合、合併前の各市町村の積算額を合算した額に比べ、合併後の市町村の算定額が少なくなりますが、この特例によって、合併年度と続く10年間は、合併しなかった額の合計額が交付されます。さらに、その後5年間は段階的に本来の額に縮減していきます。
 

 榛原町が申し出たのなら受け入れてほしい、島田市長がだめでも川根と金谷で説得したら?の問に行政側より、仲田議員は勉強不足との指摘あり! 
 そこで調べました。(上図参照)榛南地域の広域問題は何とかなるだろう!では片づかない課題があります。
 具体的に榛原町と吉田町のゴミ処理施設・火葬場・し尿処理場・消防所・給食施設・管理費等、また榛南4町での、榛原総合病院組合・養老施設組合の問題を解決する事は容易ではありません。
 榛原町だけでどうにかなる問題ではないのです。たしかに勉強不足でした。
 また、島田・榛原警察両所管の問題もあります。

 どうせ、専門業者によるプロポーザルでやるんだから、時間はまだたっぷりある?のでしょうか?わたしとしては新市の建設計画は十分に時間をかけて慎重に協議してもらいたいです。住民の将来がかかっているのですから、子供たちの将来のためにもしっかりと協議をしてほしいです。

 合併の枠組みについては、理想の広域はかならず出来ると思いますが時期はもっと先でしょう。現実に出来る枠組みで進まないと金谷町の将来は心配です。現在の合併準備会一市二町(金谷・川根・島田)を法定協議会への時期はもう来ているのでは?

 確かに、住民の声を無視した合併はあり得無いでしょう。しかし、ここで注意したい事は、安易に住民投票してもし合併が出来なくなった時、誰がどう責任を取るかです。議会を解散して議員が入れ替わり首長が変わっても、金谷町の将来への選択を取り戻せなくなるのでは、その時、辞めさえすればいいのでしょうか? 合併のことは面倒だ!と思った方もいるかもしれません。
 だから、住民投票は注意深くしてほしいです。
 住民一人一人がしっかりと勉強して、近隣のまちの財政面・教育・環境・建設計画等を把握した上でなら良いでしょうが、ただ感情や首長に対する好き嫌いで投じた結果、後で、こうゆうつもりではなかった! では金谷町の将来に大きな悔いを残す事になります。  わたしたち議員は、真剣に合併を考えていますが、考え方は異なります。
 後援会の皆様にも一緒に考えてほしいので!
 わたしは、今回のゆう子だよりを長い時間を掛け一生懸命書きました。
 榛原町・吉田町の二町での広域問題や榛南四町の榛原総合病院組合などの負担金や維持管理費等々を解決してから、来てほしいと「断った」理由や、解決出来ず再度申し出がない榛原町の事情も理解できるように思います。心情的には、一緒に合併したいのですが榛原町自信も、海に近い住民はやはり榛南同士の合併を望んでいるように聞いております。枠組みは難しい要素がいっぱいあります。
 合併の枠組み、 完璧なものは無いのでは? 
 本来なら従来通りの金谷町でいいのですが、前段で述べたように合併を避けては通れない現実があります。どんな枠組みでも住民の不安はあります。財政面ばかり考えての枠組みは良くないでしょうが、また合併したことで今迄以上に財政が苦しくなったのではこれも合併の意味が薄れます。
 行政側も・議会側も、金谷町民の安定を考える 
 とかく行政批判に走りがちですが、行政も真剣だと思います。批判は痛快ですし、今の不況や不安をどこかへぶつけたい! しかし、過激過ぎないよう注意したいものです。わたし自信、感情が激しい時があります。一度口から出たことばは、なかなか元へは戻りません。そのうち自分の意ではないことばがひとり歩きしてしまい後から後悔しても、それでは良い結果にはなりません。自分自信に反省・反省です。
 少しでも安定させるためには 
 消防・ゴミ処理・し尿処理そして、島田警察署管内などを考えたとき、合併の枠組みは、一市二町で進んでも良いのではとこの頃思います。確かに理想は一市七町ですが、現実的には足並みはそろいません。理想を追い続けて金谷町が取り残される事のないようにしたいものです。
 まだまだ意は尽くせませんが 
 本来なら、後援会の皆様と合併問題を直接お話をしたいのですが、現実的には難しく申し訳ありません。
 後援会の皆様、いかがでしたでしょうか?わたしなりにまとめたつもりですが、「いや、それはおかしい?」「自分はこう思う」 などご意見やご指導を頂くためにハガキを同封しようとも考えましたが、今回はわたしからの一報的な合併の考えを送らせて頂きました失礼をお許しください。私達金谷町の住民のために、より安心して暮らせる新市が誕生することを願っています。
 


 

議員活動も忙しくなり、わたしの父ちゃん役をときめき女性の紅林千春さんにバトンタッチしましたが、彼女が都合が付かないときはまた復帰しております。
 記念すべき三十回目が金谷での披露となりました。そこでわたしも、久しぶりに朝市の朝子役で出演しました。
 私は平成二年 農業簿記講座受講し、この時の仲間と「農業を考える女性会・アグリレディース」を結成しました。
 平成7年初代静岡県農村漁村ときめき女性に石川知事より認定をうけました。(金谷町では同年3名が認定された)その後の仲間の輪が広がりヒョンな事から、夢芝居が出来ました。農村女性の「男女共同参画社会」の実現を農林水産省は「家族経営協定書」の推進で図ったのです。
 当初から議員になるまでずっと仲間と劇を通じて、農業経営での女性の関わりを訴えてきました。

わたしの大切な友、夢芝居の仲間達です

 最後の最後まで予備選挙の立候補の選考方法が検討されました。そのため数回にわたり県議会議員が中心となり選挙区支部役員会を開き、全員一致で予備選の手順を決定したようです。結果今回の予備選に応募したのは原田令嗣氏の他には誰も出ませんでした。いくら予備選挙とはいえ、少し残念な気がします。
 その後、党本部に地元の結果を報告し、今回正式に、原田令嗣氏が第二選挙区支部町に決定しました。  
世襲制(その家庭の中で代々受け継ぐ事)を疑問視する人もいますが、わたしは、結局は本人がどんな人物か? だと思います。原田令嗣氏がどのような人物か皆さんも自分の目で確かめてください。 そして「うん!」と納得したら、わたしと一緒に応援してください。金谷町議会議員十五名のうち十一名が自民党員であり役員です。衆議院選が始まれば金谷町自民党として各議員が運動にかり出されるでしょう。その節はよろしくお願いします。 

    原田令嗣氏の簡単なプフィール

 現住所 静岡県焼津市
 生年月日  昭和27年2月2日
 昭和45年 武蔵高校卒業 
 昭和49年 慶応義塾大学法学部政治学科卒業
 昭和49年 NHK名古屋放送局報道部ディレクター
 平成13年  報道局衛星放送部長
 平成15年  (現)アジア放送制作者フォーラム実行委員
 本年5月より 原田事務所・秘書

    

http://www.yoshi-harada.jp

 仲田ゆう子後援会をいつも見守って頂きありがとうございます。 議員生活に入るや地元では、他の町内には無い中電対策や悪臭問題等の難問が続き、又町には合併という大きな課題も抱え、新人議員にはさぞ、大変厳しい毎日だったろうと思います。しかし、彼女ならではの機敏さと後援会の皆様に背中を押していただき、立ち向かってまいりました。少し、頼れる女性になってきたように思います。
 合併問題は金谷町の未来がかかっています。町民から寄せられる期待も大きく簡単に片づく問題ではありません。
 
 その為にも少し自分の体の事には過信せず、自己管理に気を付け「丈夫なゆう子」で戦ってもらいたいものです。1人の体ではないのですから。
 8月に入り暑い日が続きます。皆様も体調には十分お気付けくださいませ。

後援会会長
  五條圭子


後援会だよりNo.1
 

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