12月25日(水)メリークリスマス お久しぶりな。今夜も毒舌絶好調
(1)今まで更新できなかったわけ
はあーーーーー本当に久しぶりに高熱を出してしまいました。もう12/22から今まで、全く死人のようでありました。人間体調が悪くて寝込んでいると、どんどん弱気になっていきます。我輩も、思わず自分の葬式のことを考えてしまいました。さて弔辞は誰が読むのだろうとか、友人代表といっても実は誰もいないではないかとか、まあ、心配事は尽きない物です。そして、もう一つ我輩の死後に関する重大な心配事にも気づいてしまったのです。というのは、死後、このHPを誰が更新するのかというものです。読者の皆さんは、HPの管理人が生きていてただ更新を怠けているだけなのか、本当に死んでしまったのか判断できません。とりあえず、妻には言伝を言っておきましたが、やはり、既存の大手メディアの手も借りなければなりません。我輩が死んだら是非、Aなどの大新聞は全国的に報じるべきです。
とは言いながら、だんだん体調も回復し、何とか明日からのリゾートには間に合いそうです。今年も家族で志賀高原へ行ってまいります。ですから、帰宅後は「甘口日記」もどんどん更新でそうです。
では、毒舌的に近頃の話題を斬っていきましょう。
(2)豊郷小学校問題から日本の地方自治を斬る
東日本ではいち早くこの「毒舌日記」で取り上げた、滋賀県の豊郷小学校保存問題がとうとう全国的に知られるようになりました。それも、裁判所の工事中止の仮処分申請を無視してまで解体工事を強行したことによってです。あの時に映し出された大野何とかという町長の仏頂面が忘れられません。こう何か自分以外の何者かによって顔の皮膚を摘み上げられているような無表情。何かを言いたいのに言えない、この無念さを悟られるまいと一生懸命作っている無表情。とにかくあの奇怪とも形容される無表情には、ある種の哀れみさえ感じます。
ではその時の大野町長の気持ちを我輩が代弁してあげましょう。
ハイスタート(元ボクサー・輪島こういちの口調で)
「僕ね、本当は住民のみんなの母校である豊郷小学校を壊したくなかったのよ、だってあんなに美しく歴史のある小学校なんて日本には珍しい物なのよ。でもね、今、世の中大不況でしょ。僕が御世話になっている土建業界のためには、ここで解体して新築してあげなければ、土建屋さんたちが困っちゃうのよ。もう本当に選挙の時には御世話になっているのよね。
いい、私達、町の仕事って、学校と保健所以外はほとんど土木工事なのよ。もし、町が緊縮財政なんていったらすぐに土建屋さんが倒産してしまうの…。そして農村部だと、農家の人って、冬の農閑期には、土建屋の日雇いをするでしょ、だから土建屋に仕事がないと農家も大変なのよ
だから、この解体問題も、世間的には耐震性に問題ありなんて発表したけど、あれはいい加減なものよ。本当は、単に解体屋と土木屋さんと建築屋に仕事をあげたいだけ。
でもね、こんなに住民運動が大きくなるとは予想外だったわ。昨日、土建屋さん達に、土下座して謝ったわ。「このままでは我々の仲間は全国的に悪者になってしまいます。どうかここは工事中止でご勘弁を」ってね。その後に文化庁に行って、工事中止を勧告してもらう形にして収めたって感じかな。もう困っちゃう。
そうなんです。自治体の財政支出は、件費以外はほとんど工事関係費として支出されます。
地方自治体の首長選挙に出る場合、ほとんどの場合、土建屋さんに資金援助と票集めをしてもらう変わりに多くの工事の約束をさせられます。今今、「無駄遣い大王」として全国的にも有名な我が静岡県の知事、石川嘉延にも同じことがあてはまります。彼は、国家公務員のキャリアでした。ということは地方では100年に一度でるかでないかというくらいの大秀才です。しかし、その肩書きだけで選挙はのりきれません。彼を担ぎ上げた人々はこぞって、彼にある約束を誓わせました。それは、「今後とも県議会の決定に反対しない」ということです。もちろん県議会の与党連中は土建屋連合です。したがって、石川知事はどんなに財政状況が逼迫しようとも公共事業を削ろうとしません。だから、静岡には無駄使いが蔓延するのです。静岡空港・グランシップ・静岡文化芸術大学・太田川ダム・花の博覧会・国体とそれはもう見事なものです。地方に関しては、「県民の声」とか「市民の声」などは、ほとんどが「土建屋の声」なのです。もちろん
そこで越冬する農家の声も含まれます。
(3)ここで思い出したぞ、来年の静岡国体。
先日、静岡県のある職員から聞き捨てならない噂を耳にした。来年、我が静岡県は国体を開催する。前回の開催から46年振りのことだ。我輩の地元富士市では、バレーボールと水泳が開催される。まあ、国体のメイン競技と言えば陸上競技と水泳だろう。陸上競技の方は、W杯の舞台となった「静岡スタジアムエコパ」で開催されるであろう。何せ建設費166憶、毎年の運営費での赤字が8憶円という、空前の無駄使いスタジアムである。国体くらい使わなければ。
水泳種目に関しては、我が富士市がメイン会場である。競泳も飛び込みも水球もすべて一つの巨大な水泳場で行われる。富士市総合運公園の一角富士常葉大学に隣接する静岡県富士水泳場だ。この水泳場にまつわる変な噂がある。
その噂を披露する前に、そもそもこの「静岡県富士水泳場」というネーミングがちっと変だ。静岡県立でもないし、富士市立でもない。なんとなく生立ちに不憫さを感じないわけにはいかない。この水泳場が、開催後には取り壊されると言うのだ。
これこそ壮大な無駄使いだぞ、静岡県には国際大会が開催できる規模の県立水泳場がすでにある。それを使わずに、だだ、開催地を振り分けるためだけ百数十億円という金が使われた。こんなことをやっている国が健全な財政を築き上げていけるわけないだろう。そもそも国体の目的は、全国的に運動施設を建設し、その地方のスポーツの発展に寄与するというものであったはずだ。その国体のために施設を建設し、国体後に取り壊すとなれば、それこそ本末転倒だ。
責任者出て来い。
そういえば、今回のかるた競技の練習試合に富士市地区選出の斉藤としつぐ代議士がお見えになり、開会式で挨拶をしてくださった。そもそも、代議士がかるたの会場に来るというきっかけも
「水泳場の文化的利用を考えている」とか「冬に活用できるイベント」とかでたまたま「かるた競技」に白羽の矢があたったのだった。
何か繋がる気がするな。
こんなことばかりやっているから我輩が富士市長になりたくなるのだ。もしよければ静岡県知事でもいいよ。
(4)朝日に物申す。
29日を御楽しみに
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12/20(金) 12月祭雑感(大人も読むべし)
下の文章は、HPの掲示板に載った某F高3年生の書き込みの一部抜粋です。
一般の方には読みにくいかもしれませんが、この文章にとっても共感してしまいましたので引用させていただきます。文中の「カオス」というのは某F高の自主漫画雑誌です。
「舞魂の何か」は物理部マイコン班発行の雑誌、「四季彩」は某F高生の自主文芸誌です。
<はりつけ始め>
さて、「カオス」「舞魂の何か」を拝読致しました(すみません、「四季彩」は読み切るのに時間掛かりそうです、も一寸)。補講やら何やらで入手出来るか非常に心配で、昨日の午前中は気もそぞろでしたが、Get出来て良かったです。……俺って受験生? まァ世の中には強者も居るもので、冬コミの心配してる奴もおりますが(彼曰く「Chaos」は冬○ミに参加しないの?)。でもトーン貼りしててカッターの刃指に突き刺してる小生も同類項、か。
……って何故か恥曝しになってしまった。感想だよ感想。―――えー、素晴らしい出来。例えば「カオス」について述べますと、小生は昔(中学生の頃。'97)創刊号を読み「すごい」と思いましたのが最初の印象でして。そして富士高入学より3年間、毎回毎回そのクオリティーには驚かされています。
何よりみんな楽しみながらやっているなぁ、と羨ましいです。「自分で楽しむこと」―――どんな物事であれこれこそが最も重要なことだと思います。小生は基本的にお祭り人間なので。――ああっ、英語が(数学その他も)出来ない……。小生が受験勉強楽しんでやるには、もっと努力が必要、か……
それでは数学やらなきゃイカンので、乱文ですがそのままに退散します。
<貼りつけ終わり>
何が共感したかと言うと、中学生の頃に「カオス」で出会ったという箇所です。 僕は、富士第一小学校卒業、富士中卒業、と某F高の極々近所に住んでおりました。実は富嶽祭には小学校のころから出入りしていたのです。小学校にとって、大人(高校生でも十分大人)たち大勢が晴れがましそうな顔をして楽しんでいる光景は、すべて大好きなのです。
文化祭も、米の宮神社のお祭りや、実相寺(全国の方に説明しておきますと、かの日蓮上人が論文執筆のために3年間滞在したという由緒正しい名刹)のお祭りや、甲子神社のお祭りと同じノリで遊びに行ったものです。
その中でも、某F高の文化祭はとりわけ大好きだったのですが、その理由の一つは、高校生の御兄ちゃんや御姉ちゃんが、真面目に子供達の相手をしてくれたことでした。化学部に行っても、生物部に行っても、白衣を着込んだ高校生の皆様が、我々小学生のガキを前にして、模造誌に書いた良くわからないグラフの説明を一生懸命してくれたのです。そして、栞や部活本(カオスみたいなもの)を只で御土産に持たせてくれました。 小学生ですから、詳しい内容は全くわかりません。しかし、クオリティが高いことだけは理解できました。小学生にとって、高校の文化祭は、1年で一度だけ、「高校生が本気になって僕達子供達と遊んでくれる特別な日」なのです。
何も、期末テスト後に保育実習などといって保育園や幼稚園に行って保母さんごっこをする必要などないのです。文化祭に子供たちを大勢呼び、相手をしてやればよいのです。
さて、そんな某F高の文化祭へ友達と出かけたある年のことです。たぶん小学校6年生だと記憶しています。小学校6年生ともなると歴史や科学に興味が出始めます。僕は運動の苦手なオタクでしたから、小学校6年生の時の愛読書は地図帳や歴史ものの類でした。当然、歴史研究部なる部屋に足が向きます。その年の歴史研究部の発表は、「黄金の国、インか帝国」でして、縄の結び目によって言葉や数字をあらわす「キープ」のことを高校生の御兄ちゃんが説明してくれた記憶があります。そして、その「歴史研究部」の壁に、「売ります、パネル 100円」と広告があり、インか帝国の壷の写真をパネル仕立てにしたものを100円で販売していたのです。全くその壷の意味が判らない当時の小学生は、「高校生が100円で売っている物だからさぞかし貴重な壷の写真に違いない、もしかしたら宝物になるかも知れない」と騙され、恥ずかしそうに、小声で「これ、下さい」と100円を差し出しました。そしたら、歴史研究部の御兄ちゃんたちは、それこそ蜂の巣をつついたような大騒ぎになり、最終的には、只でそのパネルを僕にくれたのでした。今考えると、「売ります
パネル 100円」というのは、完全なジョークであったと思いますが、小学生にとっては、
本当に宝物にみえたのです。 そのパネルは、我が家に、僕が大学生になるまで飾って有りました。母親も、同じように
「某F高生が撮影した壷なのだから、さぞかし貴重な壷の写真に違いない」と勘違いしたようです。
某F高の文化は継承されているのです。
これからは、静岡県でも学区制度が緩和され、某F高は、清水東高や沼津東、はたまた静岡高と覇権を争う時代がくるでしょう。簡単に言えば、小学生や中学生たちに「僕はどうしても某F高に行きたい」と思わせる戦略が必要なのです。ライバル清水東はサッカー、静高は野球と運動での目玉がある高校がライバルです。某F高の生徒諸君、「僕はどうしても、某F高のロケット班に入りたい」「僕はどうしても某F高の生物部に入りたい」「私は、某F高の漫研よ(美術部)」「私は、何と言っても舞魂だわ?!?!?!?!?!」
という子供たちを育てようではありませんか。
元生物部部長、勉強頑張れ!
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12/19(木) 「間違えだらけの車選び」を読む。
昨日、12月祭が終わった。この毒舌の関係者諸君は生徒会長をはじめ、ロケット班なり、美術部なり、文芸部なり、演劇部なりで本当に活躍しておられた。ご苦労様です。これからしばらくは、赤点補講や赤点課題に力をいれてくださいませ。…・・○○君
いずれ、「某F高新時代」にこの12月祭関係の感想を書きつけるつもりです。また、当日の様子はばるちゃんのHPの写真館で、
今日は、最近発売の徳大寺有恒の「間違えだらけの車選び2003年版上期」のお話。
日本が石油ショックで沈みかけていた頃、僕ら少年達を勇気づけてくれたものは、「サーキットの狼」だった。この本で少年達は、世の中に「フェラーリ」「ランボルギーニ」「ロータスヨーロッパ」「デトマソパンテーラ」なるいわゆるスーパーカーなる怪物自動車が存在する事を知った。その当時の日本の自動車シーンとまったく異質な、ハイクラスの実態を見てしまった我々は、いつかはスーパーカーなる御金持ち車を所有したいなという憧れを抱き続けた。
「サーキットの狼」と「スーパーカーブーム」は石油危機後の閉塞感にさいなまれた日本人の若者の心を豊かに変え、購買意欲をあおり、日本の技術立国への道を、漫画という文化面から後押ししたのである。(その登場人物の一人の日系人が、TOYOTA2000GTに乗っていて良い味をだしていたが、今のTOYOTAの隆盛を予言していた気がする)
何と言っても、日本は全世界の工業製品の70%を生産できてしまう国である。その中でもやはり自動車なのだ。ハイテク産業うんぬん言うよりも自動車産業が元気になることが日本再生の一番の近道である。何せ、自動車産業界は日本での一番の競争市場である。
国内に9社も自動車メーカーが存在する国など他にない。また、この自動車業界は裾野産業がとてつもなく広い。静岡県は東海道メガロポリス上に位置する工業県であるが、金属関係の中小企業の70%くらいは自動車関連部品業ではあるまいか。自動車が売れれば、日本は復活するのである。
さて、この「間違えだらけの車選び」であるが、現時点で一番優れた日本文化を語る本である。本の名前や評判にだと、著者の徳大寺有恒さんの独断と偏見に満ちた自動車批評という認識を持つと思うが、徳大寺さんは日本人としてまれな世界基準の価値観、世界基準のニュートラル性を持っておられるので、日本人からしてみれば偏見だと見られても、まさしくグローバルな視線でここ20年来この本を出版してきた。
僕は政治経済の教師の義務としてこの本を読む(趣味が80%)。以前勤務していた長泉高校で出会ったM先生は、僕がよんでいたこの「間違えだらけの車選び」を一日借りて、次の日に「この本は、自動車批評本というより文化論だね」とすぐに看破された。当然のごとくこのM先生を僕は尊敬している。それ以来、毎回買っておられるようだ。(M先生は国語の先生である)
しかし、まだ、僕がこの本を読んでいると「おっ 車 換えるの いつ? 今度何?」と聞いてくる人がいるが、この本の凄さを半分しか理解していない証拠だ。
例えば、日産のエルグランドの大ヒットをどう説明するのか?ここ数年来のホンダの躍進をどう説明するのか?、今後の軽自動車の未来はどうなるのか(日本人のなかには軽自動車が日本独自のものであることも知らない人も多い)、なぜ、日産はトヨタに負けたのか、これらは
すべて、自動車産業内の問題で片付くわけがないのである。大雑把に「これが日本の文化なのだ」としか、説明できない。それを徳大寺先生は僕達にそれとなく伝えてくれる。
ぜひ、ご一読を。
そして、今度日産エルグランドを見たときに、フロントマスクが、お祭りの夜叉面に似ていると感じたら、あなたも一人前。
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12/16(月)国民の怒り(皆は国会の中身を知っているか)
今日は、さらにもう一つのコラムを載せます。
しかし、このコラムの作成には全く労力がかかっていません。私の尊敬べき先輩が、臨時国会を傍聴しましてその感想がとあるメーリングリストに掲載されました。それを、コピー&ペーストします。酷い、とにかく酷い。醜い。とにかく醜い。
国民はもっと怒れ。
H先輩、これからも頑張ってください。
<貼りつけはじめ。>
昨日、臨時国会が終わった!
しかし、大多数が欠席!
今回の臨時国会は「有事法制」「個人情報保護法案」etc//
など、早急に可決しなければ成らない、国民にとって重要な問題ばかりだ!
綿貫委員長は、審議を一つ残して終わろうとするし、塩ジイまで席を立って
帰ろうとする始末!
審議中、
ある議員は「私語を謹んで下さい!」の注意に逆ギレして「何で私ばかり注意するんだ!」といい直り、
ある者は、自分の席を移動して他の議員と井戸端会議!
ある議員は、お昼ね中!
ある議員は、携帯メールで愛人?とメール交換!
議員席は空席だらけ!
呆れる!
また、自分達の政策失敗で膨れ上がった国の借金を『増税』と言う形で、国民にそのつけをはらわせておいて誰ひとり、責任を取ろうともしない!
こんな、馬鹿議員に給料やボーナスを払っているのだ!
しかも、拘置所にいて国会に出てきて居ない、あの「鈴木宗男」までにいまだに、給料もボーナスも払っているのだ!
ふざけるな!
名ばかりの国会議員よ!国民を愚弄にするのも、いい加減にしろ!
マスコミも、誰と誰が出席していて、誰と誰が欠席したか報道しろ!
くだらん番組と日頃、政治家批判ばかりしているのなら
欠席者の名前をかたぱっしに、名指しで読み上げてみろ!
それも出来ないのか?そんなに怖いか!
お前らマスコミも同罪だ!
聞け! 国賊議員どもよ!
怒りを超えた神の声!
これから、新宿に○○演説にでる!
今日の私は、怒り狂っている!
当分治まりそうにない!
<貼りつけ終わり>
<貼りつけ第2弾はじめ>
それでは、さらに・・・・
この日は、臨時国会の他に「北朝鮮・拉致問題」に関しての審議会もやっていたが
会場は、ガラガラで特に与党の議員が全然出席しておらず、とりあえず
出席できる議員を、電話などで集めまくっていたらしい!
会場に同席していた「蓮池」さんのお兄さんは、呆れかえって居たと言う!
この様子を見れば、「拉致問題」ひとつとっても真剣に対応していないと言う事は公然たる事実だ!
しかし、これが「道路」となるとガラッと一転する。
高速道路の問題になると、会議の行われている会場は「活気」にあふれ空いている席などほとんど無い!
こいつらは、「拉致事件」よりも「道路」にしか頭に無い!
小泉首相も「臨時国会」の冒頭に「有事法制」「個人情報保護法案」の成立を今国会で目指すと表明していたではないか!
テレビに出てペラペラしゃべり捲くる議員に限って「国民の生命・財産」を守る為なんて話しているが、言ってるだけだろ!
いつまでも、言いたいだけ言っていろ!
国民は、そんなに馬鹿では無い!
自国の国民すらも守れない国は、もはや「国家」とは言わない!
もうすぐ、議員は冬休みか?
また、「外遊」字の如く、外に遊びに行くのだろう!
税金をたっぷり使って、「ファーストクラス」の飛行機で・・・
国の最高機関たる「国会崩壊」
私は、体を掛ける心構えはいつでも出来ている。
心から国を憂いでいる。
維新の時きたるのか!
補足
まじめな国会議員も沢山いる。是非、この方達には頑張って貰いたい。
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12/16(月)
ハリーポッター雑感
ということで、昨日は、ハリーポッター2秘密の部屋を家族4人で観劇です。社会科の教材的には、イギリスの貴族の御坊ちゃんが通う寄宿舎の様子が良くわかって面白かったです。
ああ、イギリスの金持ち貴族ってこうやって子供たちを教育しているのですね。これでは、外国からきた何も知らないボンボンなどはすぐに洗脳され、イギリスの貴族に頭が上がらないわけだ。
アメリカの前大統領ビルクリントンは、「ローズ奨学生」という洗脳機関の招きでイギリスに留学していた。このクリントンは父親がいない。ブラックな情報によると、ニューヨークの有名財界人の落し子だそうである。そして、この「ローズ奨学生」によってイギリス留学し、ロスチャイルド財閥の肝いりで優雅な留学生活を送った。したがって、大統領時代はニューヨーク財界の操り人形として大活躍だ。これを、民主党リベラル派と呼ぶ。
が、クリントンを批判していけない。日本だって、ロスチャイルド家には伊藤博文時代から十分過ぎるほどお世話になっている。明治維新で、武器輸入や資金調達で力になってくれたのもロスチャイルド家だ。
ということで、やはり、イギリスの貴族は、イギリスの貴族である。世界中に頭の上がらない人々が大勢いるってことだ。
しかし、娯楽映画も変わった。スピルバーグなどが登場してから、まったく画面構成が変化したようだ。ファンタジーものとしては、「ネバーエンディングストーリー」以後、映画作りが変化したのではないかと思う。(僕は、これには相当日本アニメの影響があると見ている)
恐るべし個人データ
さて、話は変わり、先週の金曜日のこと、
出張で静岡に出かけた折、某有名デパート(M坂屋)で御歳暮の発送をしてきた。
今年は、僕にとって結婚以来の大きな変化のあった年だ。今年お世話になった方々に本当につまらないものであるけど送った。(この「つまらないものですが」というフレーズはいろいろな意味に使えて面白い)。
そこでの話。
まずは、いろいろな店頭の展示品を試食し、気に入った物のカードをもらう。そして、配送コーナーのお姉さんが、5人くらいパソコンを横において、待機している。
「いらっしゃいませ、こちらにおかけください」
と、言われ、御歳暮の品物のカードを渡す。
「失礼ですが、お客様の電話番号を御教え下さい」
「はい。「0545-62-………・・」
「はい、では外山様が送り主ということでよろしいですか」
「送り先のお相手の電話番号を御教え下さい」
「はい、0……・・」
「では、○○様にこの御品でよろしいですか」
「ええ、何で電話番号だけで、全部解かるの?」
「はい、NTTの電話番号サービスのデータを使っておりますので……」
「ぎょえー」
ということは、今年1年、個人情報やらプライバシーやら住民基本台帳とやら、真剣に議論していたのははたして何だったの?
それより、ずーーと以前にNTTには完全な個人情報が蓄積されていたのではないか。
恐るべしは、電信電話公社であり、NTTである。この会社はもう日本のデータの中心なのだな。変に分割させたり赤字にさせたりで、決して外国の資本に売り渡してはいけないのだな。ここには、日本のすべての個人データベースが存在していると思ってよい。
国民総背番号制の是非がうんぬんされていたが、自分が電話を所有する事は、この電話の9桁で、背番号を登録している事に他ならない。携帯でも同じことだ。
我々は、何も考えずに、
「では、お客様、ここに電話番号をお書き下さい」といわれて
すぐに、へらへらと電話番号を書いてしまうが、あれはすべて、全国共通の身分紹介であったのだ。
現代人って電話を持ったとたんに、プライバシーはなくなるわけね。
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12/15(日) ハリーポッターなど・・・・・・
ということで、今、12/15(日)午前11:00です。
朝、地元富士駅前の「パピー」と言う名のデパート(?)の5階にある。複合型映画館に「ハリーポッター2」の整理券を取りに行ってきました。相変わらずの大人気で、寒風吹きすさぶ中、30分ほど並んでやっとこさ手に入れたのです。午後1時15分からの上映分ですので、当然まだ見ておりません。だいたい、ハリーポッターなる物語、本も何も読んでおりません。さて、どんな映画なのでしょう。(少し楽しみ)
そう言えば、地元の映画館で映画を見るのは、「日本沈没」以来のことです。たぶん今から28年前のことでしょう。当時は、富士地区にも3件ほどの映画館がありました。しかし、今はいずれも駐車場になったり、マンションになったり、雑居ビルになったりで、斜陽の映画界を象徴しております。しかしながら、今日行った限りでは、映画産業もなかなか頑張っております。やはり、良いものを作ればみんな見るのですね。
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12/12(木) これも言い訳かな?(tommyの世界情勢分析)
実のところ、我輩は12/10にアメリカ軍のイラク攻撃がはじまると発表していた。
授業中に、「僕の世界中の情報網を駆使してやっと、イラク攻撃の日付の極秘情報を入手した。それは12/10だ」といってしまった。それなりの、根拠はあるのだけれど…・・
もっと、以前には「11月中にイラク攻撃は必ず起きる」「起きなければ学校を休む」とも言い張った。
こもままでは、狼少年になってしまう。おっと狼教員になってしまう。
言い訳ではないが、
イラク攻撃に関しては、バリ島やケニアのテロ事件が、かなりアメリカ中枢部の政策立案に影響しているようだ。やはりこのままいくと「文明の衝突」になりかねない。イスラム世界すべてを相手にしなければならなくなるという危機感が、出てきたのだろう。
そして、だんだんと、攻撃シフトを北朝鮮にむけつつある。昨日も、北朝鮮発の不審船がアラビア方面で拿捕されるという事件が起こった。状況証拠作りにやっきになっている気がする。
しかし、不審船というのは、まったく正体不明の船のはずなのに、この頃は、不審船といえば、北朝鮮と思われているのがおかしい。
さて、アメリカが北朝鮮とターゲットに絞った場合、日本への影響が懸念されるが、実際にアメリカが一番心配しているのは、当然のごとくソウル近郊に駐留している在韓アメリカ軍のことである。アメリカにとって北朝鮮の核開発が怖い理由は、この在韓アメリカ軍基地にミサイルが跳んでくる可能性があるからである。
アメリカは、現在日本より深刻な不況の真っ最中だ。もうアメリカ国内の景気は全く期待できない。したがって、アメリカの金融界は、日本にどんどん不良債権処理を行わせ、どんどん倒産させて、どんどん乗っ取ってしまおうとしている。何せ倒産させれば、20分の1の値段で、日本の会社を買うことが出来る。はやくしないと、アメリカ国内の景気がもたないからだ。
また、これを、とにかく戦争景気で回復させようとする政策が一方で実行されているのである。イラクにしかけようとしたら、テロの反撃にあった。ならば北朝鮮か、
今後は、在韓アメリカ軍の動向や、アメリカの沖縄基地の動向に注目だ。
もし、沖縄でアメリカ兵が起こした暴行事件などが、すんなり解決し始めたら、これは、アメリカの沖縄融和政策だとみていい。そして、在韓アメリカ軍をどんどん沖縄に移転さてていくだろう。(沖縄の人口がどっと増える)
となると、注目すべきは、韓国の動きである。
と、ここまでは、素人(自称専門家)の我輩でもラクチンにわかることである。ならば、今韓国で何が起きているのか?これがさっぱり報道されていない。何故だ!!!!!!
だいたい、お隣の国であるのに、しかも、世界で一番ホットな地帯にあるというのに、
なぜ、韓国の情勢を報道しないのだ。日本人は、北朝鮮だけでなく韓国に関しても報道管制を引かれているのかも知れない。
さて、日本のこれからの対処であるが、
絶対に、朝鮮半島で戦争を起こしてはだめだ。北が勝とうが南が勝とうが、朝鮮半島が西洋人の餌食になってしまう。だとしたら、今まで100年間くらいの日本の存在意義がどこかへいってしまう。今のうちに、北朝鮮の難民を受け入れる方策を考えておくべきだ。北朝鮮の再開発のプランと財力を貯めておくのだ。いずれ、北朝鮮は崩壊するだろう。
このときこそ、西ドイツを例にとって、どんなに支出がかさばろうとも、韓国と共同して
北朝鮮をソフトランディングさせ、上手に吸収させる戦略が必要なのだ。
賢者は、北を敵視しているこのご時世のときこそ、北を救う対策を考えておくのである。
先日来、手をつけよう(書き始めよう)としている、「各県教育事情格差」に関しては、
また次回ということで、……
今回は、「TOMMYのニュース解説」になってしまった。
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12/11(水) 言い訳
寒い!!!!!! とにかく寒い。特に我輩の部屋は吉田兼好法師の意見を取り入れて、夏向きに造ったので物凄く寒い。
暖房に関しては、火災が怖いから、石油ストーブや石油ヒーターを置いていない。これまた、寒い。
とにかく、書くネタはたくさんあり、資料も揃えてあるのだけれど、パソコンの前が寒くてダメ、今日も本格執筆は休業。
読まなければいけない本も溜まっているし・・・・・・・・・
採点もしなければ・・・・・・・・・・
子供の相手もしなければ(ジグソー)・・・・・・・・ |
12/10(火) 教育事情を斬る
ということで、この毒舌日記の読者は静岡県の関係者が多いと思われるが、この静岡県の教育関係者諸氏も、他県の教育事情に関しては
意外と知らないのではなかろうか。ましてや、教育に関係のない御仕事をしている方々にとっては、教育事情が全国の都道府県でそれぞれ
全く違っているなんてこともご存知ないでしょう。
これが、違うのですね。本当に、
我々教員は他の県の教員を話をする機会などほとんどないが、時々めぐってくるそのようなチャンスの時には必ず「その県の特殊事情」から
説明する。そうでなければ、理解してもらえないのだ。
例えば、「静岡県には100近い県立高校が存在する」というのも他の県にとっては驚異的なことなのです。高校生諸君に関して言うと、
「部活の大会は地区大会と県大会がある」なんていうのも実は特殊事情だったりします。
静岡県は横に長い県ゆえ、お隣の町との交通事情が意外と悪く、高校教育界は、10学区制をとってきました。これが、県下に10程度の有名
進学校を生みだした理由です。
時間がないので、。続きは明日 |
12/9(月) お詫び
ということで、先週の学校視察の旅のあと、このページの更新を完全に怠けてしまいました。言い訳ではないのですが、天気も悪くて、活動的にはなれなかったのです。
しかし、学校訪問によってネタは仕入れてきました。これからは真面目に更新します。
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12/4(水) 視察の旅
といことで、今日から2日間、学校を留守にしまして、日本の先進進学校に伺い、進路指導などを勉強してくる旅にでます。パートナーは男のS先生です。(独身)
視察に行く場所はというと、福井県のF島高校、京都のF川高校です。
解かりますか?我輩の裏の使命を、 密命を帯びた我輩の行く末を。
そうです、我輩は、全国に某F高ネットワークを作り上げるために立ち上がったのです。
今までは、自虐的に使っていた某F高。 しかし、今後は全国の某F高ネットを作り、
全国に君臨するのです。
さて、降臨せよ!「Fリスクの天空竜」 出でよ!「Fリスの巨神兵」(ある読者からご指摘を頂きました、Fリスクが巨神兵でFリスが天空竜だそうです)
高校ヴァーチャル世界を制圧するのだ・・・・・・・・・・・!!!!!!!!
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12/3(火) そもそも、政党とは(やはりTommyは政経の先生だったのですね・自画自賛)
世の中、鳩山問題で揺れている。(揺れているように報道されている)が、要するに、民主党内で別れ話が持ちあがったのだ。だいたい民主党は成り立ちからして不思議な政党である。
1955年の保守大合同で自由民主党が結成され。日本社会党が左右統一した。この政治体制を55年体制と呼ぶ。しかし、1992年、平成の貴族、細川護煕が日本新党なると立ち上げてから政局は、ごろごろ変わっていく。
自民党から新生党とさきがけが分派し、その新生党と日本新党と社会党から1960年代に枝分かれした民社党が、1994年に改進党なるを作った。これが、小沢一郎の一番輝いていた時期である。
また、日本社会党は1996年に社民党と名称を変えたが、その時分裂したのが民主党である。
小沢の権力が失われると、この改進党は、太陽党・国民の声・改革クラブ・新党平和・自由党・改進友愛・黎明クラブと分裂していく。この混乱の中で1998年に結成されたのが、現民主党である。(ああ、めんどくさい、あと30年したら大学入試にでるかもよ)
よく言われる事だが、民主党は右から左までイデオロギーとしてはかなり遠い人達が集まっている。したがって、党の組織や団結力は脆いとも言われる。でもイデオロギーときたら、自民党の中も、右から左まで博覧会的に存在する
そもそも。政党とは何か、
エドマンド・バーク(1729〜1797、イギリスの大政治家、世界の保守派の思想的源流をなす人、この人を紹介しない倫理の教科書なぞくそくらえだ)の言葉に
「政党とは、ある特定の主義または原則において一致している人々が、その主義または原則に基づいて国民的利益を増進せんがために協力すべく結合した団体である」とある。
どうですかこれなら明確に判るでしょ。まずは、主義や原則に一致していなければ政党とは言えないのです。次に、国民的利益を増進するための団体でなければいけないのです。
日本の場合、後の方の「国民的利益の増進」というのは、比較的よく騒がれています。国民的利益のためではない政策などありえなせん。
しかし、バークの言葉の前段部分は、全く無視されています。「主義や原則に一致」の部分です。
1991年ソ連が崩壊して以来、この主義や原則の根底も崩れました。日本の政界再編が1992年から始まったのも、偶然の一致ではありません。ソ連崩壊以前は、主義や原則が単純な構図で理解できました。自民党⇒資本主義体制の維持(親アメリカ)、社会党⇒社会主義政策の導入(親ソ連)だけです。
しかし、このイデオロギー、主義、原則(言葉はなんでもよい)の対立軸が全くなくなった今、バークの定義を借りるなら、国民(有権者)をどこで、特定の主義・原則で一致させるかの問題なのです。
大雑把にいうと、政党の使命は、主義・主張をもって、国民を大きくカテゴライズさせることです。国民を分類する事になります。
最終的には国民の利益のために政策をつくるのですが、まずは、国民を分類させ、強引にでも「主義や原則において一致している」ことで分けなければならないのです。現在の経済理論では、どんな改革を用いようとも理論的には国民すべての利益になるのです。最初のとりかかりが、大企業優先なのか、弱者優先なのかの違いだけです。
今、政党に必要なのは、大きく国民を2つに分類するような主義や主張なのです。この2つに分類することができれば、2大政党制が実現されます。
現実のところ、民主党は前回の選挙で大躍進を遂げました。民主党の若い新人議員がどんどん当選したのです。この新人議員の当選の理由を鳩山君は読み違えたのでしょう。
このとき、民主党は自分たちが誰の利益代表なのか、どうすれば国民を大きく分類する事ができるのかを気づいたはずです。それは、都市部の生活者の農村部の生活者との違いでした。現実に民主党の躍進の理由は、首都圏などの大都市圏で若い新人議員が数多く当選したからなのです。
ここでこそ、今の日本に必要なカテゴライズが存在したのです。農村部の利益代表が自民党であることは明白です。農村部に無党派層は存在しません。(選挙の際に出席確認をしている村落は静岡県にもあります。)しかし、都市の居住者は無党派層の塊です。でも、彼等は自分を分類させてくれる人を知らないのです。
民主党は素直に自分たちは都市生活者の見方ですと大きくカミングアウトしればよかったのです。敢然と都市住民のための政策を立ち上げればよかったのです。ここの戦略に大きな誤りがあったと僕は見ている。
今年、国会議員の統一補欠選挙がありました。ここで民主党は惨敗したのです。しかし、民主党が都市生活者の見方である限り、惨敗はしかたのないことです。この時の統一補欠選挙はすべて地方で行われたのですから。
僕は、日本人の欠陥の一つが、このようにカミングアウトできない人間性だと思っております。新聞や言論誌上で、よく無党派層の拡大が重大視されますが、これは、建前では「国民の皆様のための政党」と言いながら、本音の部分で「自分たちは本当は誰の味方かなのか」をカミングアウトできない政党の存在こそが問題なのです。
民主党は、この2年間ほど、日本人を大きく2つに分ける大チャンスを逃してしまったのです。道路・福祉・地方分権・などなど、農村部生活者と都市生活者によって支持する政策が全く違う問題が何回もクローズアップしてきました。だけど、大きく言えなかったのですね。
これで、ますます今後の政局は判らなくなってきた。
さーて、これだけ真剣に、参考文献なども活用しながら日記を書いたのに、某F高はテスト前だから、誰もよんでくれないだろうな。
こんな事書く前に、早くテスト作れよ。(誰かの弁)
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12/2(月) 何やら、不思議な政治情勢
政治経済の教員として、我輩は、ずっとアメリカのイラク開戦がいつになるのかをずっと追いかけてきた。不謹慎な言動ではあるが、イラクがアメリカに負けて、占領されてしまうと、このアメリカの占領政策中に、約50年前の日本で何が起こったのかがわかるはずだ。アメリカの日本に対する占領政策の縮図か見られると思い、ついついウヲッチしてしまった。
その結果、アメリカの対イラク戦争開始は12月10日と判明した。しかし、このネタを仕入れたとたんにケニアでアルカイーダが犯人とみられるホテル爆破自爆テロと、民間機に地対空ミサイル発射テロ未遂事件が起きた。これで、12/10イラク進行日程は狂ったかもしれない。
それに比べて、どうも日本の政治情勢は、見ていて判りにくい。
大雑把にいうと、小泉総理は、アメリカの要求を竹中大臣一人に押し付けて竹中が非難の集中放火を浴びるように自民党内を誘導し、結果的に日本の金融システムを守ろうとしている。
アメリカに対して「あなた方が、言いつけた、不良債権処理⇒銀行国有化⇒銀行の外資買取、簡単に言えば第2第3の長銀作り、のシナリオは自民党の長老達の大反対にあって実現できませんでした。この責任をとって竹中を辞任させます。これで許してください」と言っているようだ。
アメリカの言いなりになったふりをして、最終的には日本の銀行を死守している。これならば評価しよう。
というように、日本の政治ウォッチングは、アメリカが・・・・・・という主語がマスコミと政治家の口から欠落しているために、本当にわかりにくい。したがって、日本のトップの政治家達は、常に本当のことを言えない苦しさで顔が歪んでいる。この苦しさを隠すために常に眉間に皺を作って難しい顔をしている。したがって、表情が豊かでない。見ていても面白くない。
毎週日曜日、午前中のテレビはすべて政治討論番組だ。いくら我輩が政治経済の教員といえども、この類の政治番組は見る気がしない。
だって、いつも怒っているか、困っているかどちらかの政治家の顔しか見えない。全くエンターテイメント性を無視している。何でもっと楽しいにこやかな政治番組が作れないのかね。
「ぎゃやはは、好い所ををついているな、この司会者は、バカヤロー、、、、、そこをズバットと言えれば俺も楽になるんだけどよう。ここで、しゃべっちゃうと、命がいくらあっても足りないんだ。」
「本当に言えないの、じゃーわきの下でもくすぐっちゃうよ」「いくぞー」
「あっ、いやーーーーん、そこやめて、そこ弱いの、ダメダメ、ばかーん」
とは行かないものかね。
とはいえ、この週末に民主党内で大きな動きがあったことは承知している。鳩山さんが辞任する方向だ。この民主党の迷走であるが、もともと成り立ちが間違ってるからしょうがない。
明日あたり、「そもそも政党とは何か」という講義をやろう。
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