LEAF13 「神鍋汁 & KCBM in 神鍋
(副題:実は僕”みそ汁”なんです。)」

1日目(10月26日)
明日神鍋で開かれるKCBMの前夜祭、つまり裏汁(神鍋汁)に行ってきました。
場所はKCBMの会場である「アップかんなべ」に程近い”アカシヤキャンプ場”というところです。
この時期は日が暮れるのが早いのでなるべく早く、16時位には現地に着きたいと思ってしました。
しかし、例のごとく家を出る時間が遅くなってしまったのと、これも例の如くパッキングがうまくいかず途中の高速で2度ほどやり直したりしているうちに遅くなってしまいました。
それでも暗くなる前には日高町内には入れました。

当初は途中のコンビニで今晩のおかずを買っていくつもりでしたが、暗くなる前にキャンプ場に着いてテントを張りたかったので後回しにする事にして、まずはキャンプ場探し。
”アカシヤキャンプ場”自体は国道沿いという事もありすぐに見つかりました。
入ってみると地面がぬかるんでいる。
まるで湿地帯のようでした。
スタンド出したらそのまま潜ってしまいそう。
「こんな所でやるの嫌だなぁ・・・」
と思いながらもよく考えてみたら誰も居ない!!
場所はあっている筈だし、時間的にみてもほとんどが到着している筈。
「もしや、僕は騙された?」
「実は嫌がらせ?」
「それとも、夢か?」
等と疑念が渦巻きました。
とりあえず携帯で裏汁BBS(通称”鉄斧”)を見てみると・・・、
『場所変更。神鍋高原キャンプ場 』
とあります。 ちょっとホッとしてそちらへ向かう事にしました。
この”神鍋高原キャンプ場”はBBSによるとKCBM会場の奥と書かれていました。
なのでまずKCBM会場を探すことに。
で、会場はすぐに分かりました。
会場には既にKBMやKAZEのテントや車両が置いてあり、そして数台のバイクも有りました。
前日からの会場への乗り入れは禁止されているのでこの時僕は、スタッフのバイクだと思いました。
で、肝心のキャンプ場ですが、”奥”の意味を”この先”と勘違いした僕はそのまま直進してしまいました。
でも、それらしいキャンプ場はありません。
一旦引き返し会場を見ながら走ると、”神鍋高原キャンプ場”の立て看板が有りました。
この時になってようやく”奥”の意味がわかった僕はもう一度引き返し(立て看板は隅にあったので気づいたときには通り過ぎていた)ました。
しかし、会場にはテープがはってあって入れそうも無い。
「どうやって入ればいいんだよう」
と思っていると一個所だけテープが無い所が。
「ここだ!!」
とは思いましたが、またも通り過ぎてしまったのでもう一度引き返すはめに・・・。
結局会場の前を2往復してしまいました。
ちなみにこの様子を一部始終見ていた怪走紳士さんは案の定、
「何やってるんだろう?あのバイク。」
と思ったそうです。ちょっと恥ずかしい。
そうそう、僕がスタッフのバイクと思っていたのは裏汁の方々のでした。

というわけでどうにかキャンプ場に到着し、テントを張ろうとしたときにそれまでもっていた雨がポツポツと。
急いでテントの設営。この時点で買い出しは諦めました。
その後裏汁の方たちに混ぜてもらい、食ったり飲んだり(はあまり無いか)喋ったりと楽しませてもらいました。
この間の天気は、雨が降ったり星が見えるほど晴れたりの繰り返しではっきりしませんでした。
ただはっきりしているのは”寒い”!!

尚、今回は裏汁・総長の誕生日(正確には前夜祭)でもあって各自ろうそく持参が義務づけられていました。
と言う事で総長が到着してからは「総長お誕生日おめでとう宴会」に変わりました。
ちなみに12時にはカウントダウンもやったりしました。
裏汁ハウス""
<<裏汁ハウス(と僕が勝手に言っていいのか分かりませんが便宜上命名)>>
この画像は勿論翌朝に撮ったものです。
この角度では分かりませんが向う側にも続いています。
そして木の影になっている部分にも。
雨混じりの寒風の中この下で宴が繰り広げられたのでした。

12時半頃テントに戻りました。
このあと突撃隊BBSに書き込んだり、マット&シュラフを広げたりと結局寝付いたのは1時過ぎていたと思う。

2日目(10月27日)
寒さで目が覚めたのは5時過ぎ。
その後もシュラフの中でグタグタしていたのでテントから出たのが6時位と思う。
会場から近いこともあるのでもっとのんびりしていても良かったのだけれど、訳あって早めにテントを撤収しなくてはならないので起き出す事にする。
外に出てみると寒いながらもいい天気。
「この分なら昼は暖かくなるかなぁ」
とこの時は思ったのですが、見事に期待を裏切られます。
天気は昨夜と同じく、”晴れ”と”雨”の繰り返し。
しかもこの”晴れ”ってのはしっかり太陽が出ている”晴れ”です。
30分おきくらいにこの繰り替えしでした(ちょっと大袈裟かも。でもそんな感じ)。
なのでこんな風景も。
会場に虹
<<見え難いかもですが会場に虹が>>

テント撤収し裏汁の方たちとダベッているうちに会場にはスタッフの方たちが準備を始めました。
そんな中参加者が集まりだしてきましたので、僕らもバイクを所定の位置へ移動しました。
最前列に並べるのってちょっと気分いいね。

それにしても会場は寒い。
スキー場という事で標高もそれなりにあるだろうし、山から冷たい風が吹き降ろしてくるしで寒かったです。
ホントの話僕は昨夜より厚着しました。

キャンプ場が会場より少し下がった所にある&木に囲まれているという事もあったのでまだ会場よりは寒くなかったです。
なので7割位はキャンプ場の裏汁ハウスにいました。
(ちなみにキャンプ場と会場の距離は徒歩30秒位)

肝心のKCBMですが、今回のゲストは”清原”さんと”塚本昭一”さんです。
塚本昭一さん""
<<塚本昭一さん>> ”清原さん”は残念ながら撮れませんでした。

さらにZX−6RとZ1000の展示もありました。
ZX−6R"" Z1000""
<<ZX−6R&Z1000>>
なんかうわさに依ると塚本さんはこのどれかに乗って来たらしいです。
勿論この2台(というかほとんどZ1000ですが)に観察はもちろん跨っちゃいました。

雨のせいかジャンケン大会が遅くなりましたが、KCBMは無事終了。
と同時に裏汁ベースも撤収し、会場が空くのを待って家路につきました。

今年のKCBMはあと沖縄がありますが、それはちょっと行けないので僕のKCBMはこれでお終いです。
来年は本州会場制覇(さすがに全会場制覇の自信は無い)を密かに目指しています。
(↑ついポロっと書いちゃいましたが大丈夫なのかな?自分)

(※副題の”みそ汁”とは”三十路過ぎの汁員”の略です)

2日間の全走行距離=1052km(位)
ちっちゃい裏話。

  1. キャンプ場変更になった理由はやはり”湿地帯”だったせいとの事

  2. 各自持参が義務づけられていたろうそくですが、僕は途中で買って行こうと思っていたのですが、 結局買えなかったので持参できませんでした(爆)。

  3. 会場へ行く途中に「植村直巳記念館」があります。
    そう、未だ”行方不明”の植村直巳さんが使っていた道具などが展示してある所です。
    当初は帰りに寄ろうかと思っていました。
    でも意外にツマラないという話と時間も無いと言う事で今回は止めました。

  4. 会場に来ていたバイクを見ていたときに神戸ナンバーや姫路ナンバーを見て
    「結構遠くから来ているなぁ。凄いなぁ。」
    と思っていました。
    しかし良く考えたらここって兵庫県なんだよね。
    30秒位気づかなかった。
    逆に言えば僕が”遠くから来た”んだよね(笑)。

  5. 会場内を歩いていたらこんな会話が聞こえてきました。
    「ゆうべの雨の中テント張って泊まった奴等がいるらしいよ。」
    「ホントに?馬鹿じゃん。」
    すみません、その”馬鹿”の内の一人はあなた方の後ろに居ます(笑)。
    この会話を聞いた時にある種の優越感に浸ってしまいました(←ホントに馬鹿かも)。

  6. 夜中寝てる時寒かったです。特に足元が。
    朝起きてから気がついたのですが、足元の方にあるメッシュパネルが全開でした。
    全開といっても30cm辺の三角なんですがね。
    どうりで寒いわけでした。

  7. 裏話と言っていいかわからないけれど、ZX−6RとZ1000を見た感想。
    <<ZX−6R>>
    軽いです。当然ですが軽いです。
    シートが高い。
    近くに居た人の話ではZX−12Rより高いかもとのこと。
    正確に言うと、サスが固めの為1Gでの沈み込みが少なく結果として高くなってしまうとの事らしい。
    ところでこういう顔をした蛙って居たよね(笑)

    <<Z1000>>
    軽いです。(こればっか)
    それと重心が低そうです。ただ、タンク形状からして満タンにしたときは違った印象になりそう(完全推測)。
    タンクの形状ついでに書いちゃいますが、タンクバッグの取り付けは無理がありそう。
    今回来た車体はテスト車両の様でエキパイ途中にセンサー取り付け用の穴らしきものがあったり、数値の書き込みがあったりしました(下の画像参照)。
    センサー取り付け用の穴?"" 何かの数値の書き込みが""
    ライポジは結構楽で、取り回しとかは楽じゃないかな。
    あと、これは裏汁・ヂロちゃんと話ししたのですが、Z1000の特徴とも言うべき低い位置のライトは車体単体で見ると結構かっこいい のですが人が跨った状態では仇になっているような気がします。

  8. このZ1000を熱心に観察していたせいか、後でヂャンキーさんに
    「いなちゃん、Z1000を穴が開くほど見ていたそうですね」
    と言われてしまった(笑)

  9. 帰りの東名の何処かのSAで休憩している時の事。もう日は暮れて寒くなっていました。
    あまりに寒そうにしていたせいか隣に座っていたトラックの運転手に
    「今日は寒いねぇ」
    と声をかけられました。
    僕も
    「ホント寒いですよね」
    と返し少し話をしました。
    その中で
    「お兄さんは学生さん?」
    と聞かれたんです!!。
    俺ってまだイケルかも(笑)
    (副題の伏線はこれか?)

  10. 実を言うと今回はレポート書こうかどうか迷っていました。
    「とりあえず書いてみようかなぁ?」
    と始めたら勢いで最後まで書けてしまいました。
    いつもは一度に最後まで書けないんですよ。
    大概は途中で詰まってしまうものなんです。
    あまりあっさりに書けちゃったんでUPしちゃいます。

2002/11/03