その前に”ポンポン”の説明をしないといけないですね。
これは静岡県中部及び西部を中心とした方言で、バイクの事言います。
昔のバイクの音からこういう呼び名がついたと思います。
さて、何が”是か非か”というとですね、どの範囲までのバイクを”ポンポン”と呼ぶかです。
30代前後の間では一般的にスーパーカブ等のビジネスバイクを指します。
でもですね、僕は排気量・車種関係無く自動二輪車全般を”ポンポン”と呼んでいます。
(”呼ぶ”と言っても紛らわしいのであまり口にはしませんが。)
何故か?
それは二つ理由がります。
一つは60代以上の方達がそう言っているからです。
例えば近所のオジさん・オバさんが僕のZZ−Rを見て
「いーかい(”大きい”の意)ポンポンやなぁ」
と実際言ったりします。
この年代の方というのはバイク黎明期(というと大袈裟かな?)からの人達ですよね。
その人達がそう呼んでいるんだからある意味正しいのでは?と言う事です。
もう一つは個人的にこの呼び方が好きだから。
何だかんだ理屈をこねてもこれにつきちゃうんですけどね(笑)。
この呼び方の方が人間臭い感じしませんか?
言い方を変えれば「力が抜けている」というか。
と言う事で、僕はバイク全般を”ポンポン”と呼んでいます。
僕みたいなのはごく少数派です。
というか5人もいません。
現に突撃隊内でこれの議論が起き、
「バイクをバカにしている感じがして嫌だ」
という意見も出た位です。
ということで、僕がつい口にしてしまっても
「年寄りか一部の人間が言っているだけの方言」
と思って下さい。
2003/06/13
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