LEAF18 「蛍見酒」
(副題:と書くと風流に感じるが、正式名称は「蛍汁」)

はい、蛍を見に行ってきました。二晩も(笑)。
(今回の日程は6/27〜29。)
その前に”汁”絡みですが、今回はキャンプでは無く宿です。
こちらの貸民家です→「貸民家”みらい”

汁御用達の宿ですがマジで良いです。
何と言っても囲炉裏があります。
ホントに日本家屋です。
まぁ、この辺の話しは後ほど。

さて蛍ですが、この貸民家の管理人さんのご厚意で穴場を案内してもらいました。
もうね、凄いのよ。蛍が。
僕は蛍を見るのは初めてじゃないけれど、今までは部活の帰りに田んぼの近くを通ったときに2・3匹見る程度っだんです。
多くても10匹位。
今回のはそんなものじゃないんです。
見渡す限り蛍が見えるんです。
すぐ目の前を飛んだりしてるんです!。
何処を向いても蛍が舞っているんです!!。
ただ、聞く所によると実はピークはちょっと過ぎているらしいんですね。
ピークを過ぎててもこれだけ居るってのは凄いなぁ。

これが一日目の晩で、二日目から参加する人が何人かいました。
なので、
「明日さぁ、○○さんもこれ見たら感動するよねぇ」
なんて話してました。
1時間程眺めた後、感動そのまま宿に戻りました。

ここまでは良かったんです。

そして翌日。
二日目組も交えて再び蛍を見に行きました。
道中昨夜見てなかった人に
「もう凄い数なんだよ!」
「マジ奇麗だったよ!!」
と説明しながら現地に到着。

しかし、何やらクルマが数台停まっている。
さらに、観光バスも見える。
そして、沢山の人の気配。

嫌ぁーな予感がして・・・、的中してしまいした。
十何組もの家族連れが手網を持って蛍を”乱獲”してました。
ある者は草むらを箒で払い潜んでいた蛍まで捕まえていました。
子供等の手には30匹以上の蛍が入った虫籠や袋がありました。
大人達はそれ以上の蛍を捕まえ子供等に分けています。

・・・・・・・

僕らは言葉を失いました。

彼らが去った後は前日とは全く違う景色。
舞っている蛍の数が全然違います。
それでも30分程様子を見ていたら少しは増えてきました。
高い所等や林に逃げていたのが戻ってきたようです。
でも、それでも数が明らかに違います。

前日とは打って変わって暗い気持ちで宿に戻りました。

思うに蛍は捕まえるものでしょうか?
数が減ってきている生き物です。
昔は捕まえる程生息していたかもですが、今は違う筈です。
大人は子供にそういった生き物を”大切にする”事を教えるべきと思います。
どうなのでしょう?

後日判った事ですが、この場所は”みらい”管理人さんが見つけ、ほとんど人に教えていないそうです。
理由はまだ蛍を見るマナーが出来ていない為です。
ただし、町役場の助役等には教えていたそうです。
どうも”乱獲”の集団を案内していたのはこの役場の人達のようでした。

”みらい”管理人さんは町を盛り上げていこうと尽力しています。
それを無にするような、そしてマナー関係無しの行動を取る役人。
困ったものです。

来年はマトモになっている事を祈っています。

えー、ちょっと気を取り直して”みらい”を軽く紹介します。
昔ながらの日本家屋を一軒丸ごと貸してくれます。
<<外観>>

やはり”昔ながら”だけあって、
囲炉裏を囲んで食事したり

縁側で三線を弾いたり、

同じく縁側でスイカを食べたりもできます(注:スイカは持ち込みです(笑)。

詳しくは”みらい”HPをどうぞ。
http://www.dab.hi-ho.ne.jp/wakaikyh/

【ちっちゃい裏話】
(今回は僕自信に絡んだ事だけで、完全に”汁”関係のは書きませんよ。
ネタは”汁”だけあって沢山あるんですけどね。)

  1. 今回は家を8時に出る予定でした。
    が、布団から出たのが8時でした。
    ダメ人間の悲しい習性。

  2. もぐら”ってそれの事なんだぁ・・・。
    美味しいけどさ・・・。
    ふーーーーん・・・。
    (今回のレポートのメインネタでしたが、途中まで書いてあまりにも僕自身がイタイので止めました。
    何の事かわからない人はゴメンナサイ。)

  3. この夏僕が北海道に上陸しない事を言うと怒られちゃいました。
    「えぇ!!”ぷぅ”のクセに北海道行かないの!?」
    「何の為の”ぷぅ”なの!!」
    「おまえなんか”ぷぅ”以下だ!!!」
    「全ぷ連の資格返せ!!」
    もうね、事あるごとにね、皆に囲まれてね・・・。
    だってさぁ、言わせてもらうけれど
    北海道にハマッちゃったらどうするよ!?

  4. この春僕が沖縄に行っていないのが知られました。
    ・・・以下略・・・。

  5. とあるバイクチームの人が今回参加してくれました。
    (名前及びチーム名は本人の安全(笑)の為伏せます)
    しかも、汁Tを着て
    「脱・”×××××(そのバイクチームの名前)”宣言!!」
    などと叫びました。
    それに対して皆で
    「ええ?、いいのぉ?そんな事言って」
    「○○(そのチームの代表)さんに言っちゃうよう??」
    とツッコんで&からかっていた所、行き詰まった彼は僕に
    「そういういなちゃんはどうなの?突撃隊なのに!?」
    と矛先を向けました。そして皆も。
    急な展開に僕は焦りながら
    「い、いや、ウチはいいんだよ。ウチは!!」
    と、しどろもどろになりながら返したのですが・・・。
    えーと、あのぉ・・・・、いいよね?突撃隊の皆(上目づかい)。

  6. 汁関係のレポートを書くのは”神鍋”以来です。
    その間にも”汁”には参加してましたが書いていませんでした。
    というのは僕の中でゲスト参加的な気持ちがなくなったからです。
    でも今回こうして書いたのは”乱獲”に憤りを感じたのと、”もぐら”をネタにしたかったからです。

2003/07/03