第22号:2000年3月18日(土)

3月議会
予算審議終了
(福祉厚生委員会)


福祉予算の減額は、いけません。
補正をすべきです

この号の主なお知らせ
予算審査より
なんでこうなの?また天下り
3月分議員報酬期末手当がでました

新年度の福祉予算についてはここをクリック


予算審査より

成果


障害者へのガイドヘルプサービスが
視覚障害者から全身性障害者に拡大されました。

学校の余裕教室(西小学校)を利用して
高齢者のデイサービスが行われます。

ダイオキシン類の調査にコプラナーPCBを
加えることになった。
(まあ、当たり前か?)


課題・問題

高齢者福祉のこと
栗原の質疑
答え
備考
敬老祝い金(約5000万円)の支給の廃止についての議論はどうなっているのか?老人クラブを通じて当事者に打診しているが、「支給を希望する」のが多くの意見であった。支給は継続する。
当事者の意志の意志を問えば、おおかたの意見として「継続してほしい」ということになるだろう。しかし、それで良いのか?
市の政策が問われているのではないか?
財政が厳しい中、福祉事業の財源の確保などの必要性から判断すべきではないのか?
(答弁なし)
介護保険に言う「自立該当者」へのホームヘルパー派遣事業(一般会計による)の利用料金はどうなる?介護保険によるサービスの給付にあわせ、適正な料金の徴収を考える。
その場合、条例に定める必要が生じないか?
どのようになっているか?
「ホームヘルパー派遣制度」とは異なるので、条例に定める必要はないと認識してる。 この場合でも
条例化が必要ではないか
自立者ショートステイ事業だが、床数を介護保険と共有しなければならないので、不足するのではないか?
不足しないと考えている。
減額分については、適宜、補正をする必要があるのでは?
(答弁なし)


障害者福祉のこと
栗原の質疑
答え
備考
介護保険への移行により、一般会計の予算は減額とのことだが、減額の理由はそれだけではないのでは?実績に応じての減額もある。
それでは、サービス水準が低下するのでは
ないか?
低下しないと考えている。事業量はここをクリック。
障害者に対するホームヘルパー派遣の総量はどのくらいか?平均的に週当たりの回数、時間など示してほしい。(答えず)
厚生省は、障害者に対するホームヘルパーの派遣について「長時間の派遣」「障害の特殊性から、介護者とのコニュニケーションの重視」「同性ヘルパーの確保」などを指示している。市はこの点どう受け止めているか?いずれも必要と考えている。以前、「同性ヘルパー」を社会福祉協議会に依頼した経過もあるが、採用が難しいとのことであった。再度、検討したい。
障害者に対するヘルパー派遣は、委託する事業者は決定しているか?社会福祉協議会には委託しないのか?社会福祉協議会に委託していく予定。

社会福祉協議会のあり方について
栗原の質疑
答え
備考
社会福祉協議会が、介護保険の一事業者となると、営利性が高まり、市との関係において問題が生じないか?たとえば、福祉会館を使っている現状など、行政財産を営利団体が使うこととなり、問題ではないか?問題が生じないように、介護保険事業者として福祉会館を使用するについては、フロアや区画を区別するなどして、所定の使用料金を徴収する。
全体として、社会福祉協議会が介護保険の一事業者としての性格が強まる程、問題が発生する。したがって、この意味からも、社会福祉協議会の本来の性格である「公共性」を拡大しなければいけないのではないか?そのように認識する。


ダイオキシン問題・清掃センター改修工事など
栗原の質疑
答え
備考
改修工事はいつ頃からやる?秋を予定。
事業者選定は、まさか随意契約ではないでしょう?契約の担当課は管財課である。管財課に「指名競争入札」「制限付き一般競争入札」の全国の資料を提示している。
改修工事に向けた手続きはどうなっている?環境影響調査を3月31日までに終了し、その後は縦覧、意見書の受け付けなど進める
環境影響調査の土壌調査はどのようにやっている?清掃センター敷地内と、排ガスの最大着地点である山田地域で一か所ずつサンプリングした。
2か所のサンプリングでは、調査をしたことにならない。環境庁の示している調査マニュアルでは、9カ所が必要だ。生活環境課としては、今年度(99年度)の予算で、2カ所の実施。来年度予算で環境企画課が予算計上しているので、実施方法については協議したい。
ダイオキシン特別措置法の成立によって、コプラナーPCBを新たにダイオキシン類の評価に加えることとなった。市が行うダイオキシンの調査は、この点を含めているか?
改修後の焼却施設は、基準を維持できるのか?
コプラナーPCBを含めることを前提としている。


(もどる)


なんでこうなの?また天下り

社会福祉協議会を、市の天下り・下請け機関にしてはならない!

ことのきっかけは
下山委員の質問から、社会福祉協議会に「館長」が置かれようとしていることが判明。
栗原は、
「そりゃ、天下りポストじゃないのか?」「もうやめてほしいよな〜そいうの」「誰が行くの?」
などとヤジで。
「なぜ館長が必要なのか」という両委員の質問に、
部長が答えて曰く
社会福祉協議会としての意志決定もできることから、「館長」はゼッタイ必要です

と、その時・・・・
当の本人が現れた。
この人


委員会にやってきた





市の幹部職員が、退職後に関係機関などに天下って
いくことは、今に始まったことではありません。
でも、これはもうやめるべきなのです。その分、民間雇用
を圧迫するし、何よりもあり方として間違っています。
社会福祉協議会は、市の下請けではなく、市民がつくり
あげていくものなのです。(市民ひとりあたり100円ずつ
会費を払っているんです)
こうした天下りが、社会福祉協議会のあるべき姿を歪めて
いるんです。






(もどる)


3月分議員報酬です
3月分議員報酬
410,000円
控除共済掛金45,100円

所得税12,060円

市県民税12,600円

議員団会費
2,000円
差し引き支給額
338,240円

手取り 33,8240円の使い途
(平均的なあり方です)
分類
内容
金額
生活費家賃
80,000円
電気代・ガス・水道料など
19,000円
電話・パソコン
20,000円
国民健康保険(平均月額)
26,000円
国民年金
20,000円
ガソリン代
9,000円
車の保険料
3,000円
子どもの教育費
20,000円
新聞・雑誌
4,000円
活動費政策ネット・虹と緑(全国)会費
4,100円
政策ネット・虹と緑(静岡)会費
4,100円
印刷代など
20,000円
交通費など
20,000円
事務所会費
4,000円
錦田地区議員団会費
3,000円
その他会費など
2,000円
合計
258,200円

手取り 338,240円 − 生活費(食費等を除く) 258,200円=80,040円
これが食費などその他の生活費となります。
不足するので、期末手当から補います。


期末手当です
議員の期末手当は、年間で3回(3月・6月・12月)支給されます。
これは、その3月の分です。
期末手当
123、000円
共済掛金
615円
所得税
7,343円
手取り115,042円